ピアノ調律師(滋賀県、京都市)の独り言

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脳と戦うのは誰だろう?

2012-09-28 18:36:11 | Weblog
Pink Floyd - Brain Damage/Studio Discussion


曲はピンクフロイドのブレインダメージ
邦題では「狂人は心に」

最近ではTVの「ほんまでっか」の影響もあってか
人間というのは脳に左右されると考える人が増えているかも知れない

元々、その人にあるDNA的な傾向性も脳に刻まれており
更に産まれた時から
容姿の良し悪し、家庭環境などもろもろの
経験的学習傾向

そういったものが何かを判断する時
自分に「ああしろ、こうしろ」と囁いてくる

頑固であったりいい加減などうしようもない自分と
対じしなくちゃならないのも
脳に刻まれてるものとの格闘だろう

また今ある自分に理想があるのも脳に刻まれてるもので
その理想との差異に悩んだりする

もし、脳が忘れ去ってくれるなら
そのときの判断というのは
フラットに近い状態で判断できるかも知れない

人がそれぞれ同じ事に出くわしても
判断が違う、その多くの原因は脳の仕業だろう

となると、脳と戦おうとする自分は何者なんだろう?
それも含めて脳と言ってしまえるのだが

で、何を言いたいかというと
要は脳に支配されてるのか
自分が脳を支配しているのか
これは実に微妙な関係のように思う

更にいうと
運命などというが
結局はナントカミンに左右され易い
脳の判断だったりする

という事は
我々の人生というものは非常に危うい

結論として
いかに自由に生きるか
いかに自分を解放してやるか

それが人生の肝なのかも知れないな~というお話でした。


フロイドの「狂人は心に」の歌詞の内容は

狂人は芝生の上で花を編み笑っている
いかれた魂が留まるように遊ぶ

ついには鍵を掛けられ閉じ込められた
でも僕の脳の中に居るのは、僕であって僕じゃないんだ

っていう内容