
ベートーヴェンの死後、
秘密裏に大事にしまっていた引き出しの中からは、今日
「不滅の恋人への手紙」と称される
熱烈な恋文が残されていました。
これはまぎれもない事実。
ゆえに、
ベートーヴェンが終生、この手紙を大事に
手元に置いていたということに疑いの余地はありません。
(追記しますと、今日「ハイリゲンシュタットの遺言」と呼ばれる書もそこにあったそうです)
この恋人が誰であるか!?
この疑問に、
数百年の時を経て、今なお、
その確たる証拠をつかむには至っていないのだそうです・・・とはいえ、
研究は進み、だいぶ絞られつつはある・・・
これは、
単なる「スキャンダル探し」ではないと、強く思います。
人間ベートーヴェン・同時に作曲家・音楽家ベートーヴェン、
その根底に流れる、彼の人間としての生き様、
男としての、ゆえに異性を求めるという健全な人間としての
大いなる「力」のありかを見出すことの出来る貴重な資料、
それが、
「不滅の恋人への手紙」だと思うのです。
そして、
そうした彼の人生・生き様は
作曲家ベートーヴェンが生涯をかけてやり遂げた音楽作品の数々に
反映されていると考えるのは、芸術家として・創作家としての自然な行為といって
間違いはないと思われます。
私なりに、その人物が誰であるか、手応えは感じておりますが・・・
いやはや、どうやら。
♪
追記:
先ほど、この「不滅の恋人」と思われる人物と、
彼女の家族を通じて、なんとモーツァルトにつながる線があったことを発見し、
多少、興奮気味ではあります。


・・・なんという人間の縁のつながり・・・