音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

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ドビュッシーのFis-Dur嬰ヘ長調「貴女の声は海の上をゆく春のよう」〜オペラ《ペレアスとメリザンド》より

2018年11月12日 | ドビュッシー Claude Debussy
ドビュッシー《ペレアスとメリザンド》第4幕第4場…


ペレアスの愛の告白「Je t'aime.私は君を愛している」に対して

メリザンドがすぐさま「Je t'aime aussi.私も貴方を愛している」と答える…



ペレアスは、我が耳を疑う…



「いつから僕のことが好き?」と問い、

メリザンドは「ずっと、初めて貴方を見たときから」と答える…


…すると音楽が、


突然、明瞭になる調性はFis-Dur嬰ヘ長調…

ペレアス「君の声はまるで海の上をゆく春のよう」と…

これが、ドビュッシーにとっての「Fis-Dur嬰ヘ長調」という調性の持つ性格!?

春、

そして海?
いや、正確には「春の海」?






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