今回のマンドリン・リサイタルにて、
自分にとって非常に新しい試みがいくつかあります。
ひとつは、
マンドリンという楽器との初めてのアンサンブル。
前の記事にも書きましたように、
小柄な楽器ながらもピアノと対等に渡り合える
楽器のキャパシティーの広さに驚かされました。
初練習の時には、
周囲の助言、先生からの忠告などにより、
ひたすら「音量を抑える」よう、言われました。
楽器の大きさ、そして、
アンサンブルにおけるピアニストとしてあるべきバランス感覚より、
当然、ピアノの音量を抑えてこそ
室内楽としての両者対等の面白さが出るものと想像しておりました。
ところが、
この柴田氏のマンドリン・・・・
音が飛んでくるのです。
ピアノの音量を必要以上に抑える必要が、全くありません。
びっくりです。
曲が「ff」で鳴り響く音楽の最高潮においては、
二人そろってありったけの情熱と音でもって
音楽の力を求めるのです。
マンドリンとこんなことができるとは!!楽しい。
楽器の魅力を間近にできたのは貴重な体験でした。
ギターと同じく撥弦楽器であるマンドリンは、
トレモロ奏法により、長い持続音を変幻自在に操ることが
できることを目の当たりにしたときには、驚きを隠せませんでした。
トレモロ奏法を駆使することにより、まるで歌手が朗々と歌うような
効果をすら、この撥弦楽器は演奏することが可能なのです。
ピアノでこのような長い持続音をきかせることは・・・・できません。
さらには、
ヴァイオリンと同じ調弦のg d1 a1 e2(ソレラミ)という音域は
フルートよりも広いものとなります。それだけ可能性が
広がるということもいえましょうか。
正直、
マンドリン奏者も自認していらっしゃるとおり、
マンドリンという楽器はマイナーな楽器でしょう。かくいう自分も
恥ずかしながら、この楽器に関する知識はあまりにも乏しいものでした。
しかし、この楽器を目の当たりにし、その魅力ははかりしれないことを
実感いたしました。

マンドリン、あなどりがたしです。
自分にとって非常に新しい試みがいくつかあります。
ひとつは、
マンドリンという楽器との初めてのアンサンブル。
前の記事にも書きましたように、
小柄な楽器ながらもピアノと対等に渡り合える
楽器のキャパシティーの広さに驚かされました。
初練習の時には、
周囲の助言、先生からの忠告などにより、
ひたすら「音量を抑える」よう、言われました。
楽器の大きさ、そして、
アンサンブルにおけるピアニストとしてあるべきバランス感覚より、
当然、ピアノの音量を抑えてこそ
室内楽としての両者対等の面白さが出るものと想像しておりました。
ところが、
この柴田氏のマンドリン・・・・
音が飛んでくるのです。
ピアノの音量を必要以上に抑える必要が、全くありません。
びっくりです。
曲が「ff」で鳴り響く音楽の最高潮においては、
二人そろってありったけの情熱と音でもって
音楽の力を求めるのです。
マンドリンとこんなことができるとは!!楽しい。
楽器の魅力を間近にできたのは貴重な体験でした。
ギターと同じく撥弦楽器であるマンドリンは、
トレモロ奏法により、長い持続音を変幻自在に操ることが
できることを目の当たりにしたときには、驚きを隠せませんでした。
トレモロ奏法を駆使することにより、まるで歌手が朗々と歌うような
効果をすら、この撥弦楽器は演奏することが可能なのです。
ピアノでこのような長い持続音をきかせることは・・・・できません。
さらには、
ヴァイオリンと同じ調弦のg d1 a1 e2(ソレラミ)という音域は
フルートよりも広いものとなります。それだけ可能性が
広がるということもいえましょうか。
正直、
マンドリン奏者も自認していらっしゃるとおり、
マンドリンという楽器はマイナーな楽器でしょう。かくいう自分も
恥ずかしながら、この楽器に関する知識はあまりにも乏しいものでした。
しかし、この楽器を目の当たりにし、その魅力ははかりしれないことを
実感いたしました。

マンドリン、あなどりがたしです。