音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

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ハノンより《3度の音階をレガートに弾く方法》、その記譜法の素晴らしさ♪

2020年10月17日 | 音楽(一般)
 
ハノン、といえば、
楽譜の1番からの、
十六分音符の羅列のイメージがありますが…
 
よく楽譜を一冊見てみると、最後の方は
「第3部」として、
テクニックが抽出されたような練習課題があり、
今更ながら…いや、大人になって
ピアノ演奏の研究をする程に、
これ、
とても有益なもののように思えてきました♪
 
 
画像↑の「3度の音階をレガートでひく方法」なんて、
素晴らしく画期的な記譜の仕方ではありませんか!?!?
 
 
3度のレガート、
完全に2つの声部をつなぐことは不可能…なので、
1声部のみ、レガートにするものなのです。
それが、
「白丸」で書かれていることによって、
なんだか、レガートになるために伸ばしておく、
そうしなければならないよう、見えてくるもののようです♪
 
 
ハノン先生、素晴らしい!!
 
 
★ちなみに、
「5指を3指でまたぐ」テクニックが使われるわけですが…
これは、今日の一般的なピアノ奏法では、
あまり慣れていない人も多いよう、見受けられます…
 
 
練習として、
この楽譜に書かれた「白丸の5指」を「2指にちょっと置き換えて」弾いてみると、
まずは、弾きやすいのではないでしょうか?
 
 
だんだん滑らかに速く弾いているうちに、
5指を2指に置き換える間もなく、でも
2指が次のポジションを目指して待機しようとする
滑らかな指の運びが手に入るかもしれません♪
 
 
お試しくださいませ♪
 
 
 
 
 

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