◆大都会東京の「魂の叫び」がきこえた・・・そして「音楽」の役割は！？

いやはや・・・
お酒が入ると、人間、とんでもないことを
考えることがあります。
僕は、幸か不幸か？そこまで
酒の強いほうでもないのですが、
ほどほどに飲むのはすき、そして
飲みすぎてしまっても、記憶を失ったことは今まで
ありません・・・（これが、とっても苦痛なのです！！
だって、頭は割れるように痛いのに、それを
意識は失うことなく、その苦痛を味わい続ける・・・）


そんな酔いの回ったある日、
電車に乗って帰って、
意気消沈しながら駅のホームのベンチに座って一休み・・・
気分も悪いので、ベンチに横になって、目を閉じてみたら、
通り過ぎる電車の轟音が耳を劈く（つんざく）・・・


一体、この急行列車に、どれほどの人が乗っているのだろう！？
10車両だとして、一車両に数百人乗っていたとしたら、
ひとつの列車には、数千人の人が乗っている・運ばれている・・・


ここは大都会・東京。
電車は絶え間なく行きかい、
それぞれの列車には、数千人の人々が
休み無く行きかう・・・


大都会の大きさ・時間の浪費・心の浪費・
・・・通り過ぎる電車の轟音が、
なんと、我々大都会に住む人間達の
「魂の叫び」
にきこえてしまったのです・・・

涙が止まらない・・・

大声で「やめてくれ～！！」と叫んでしまった・・・



いやはや・・・
都会で生きるということは、
良いこともあり、便利であることもあり、
苦しいこともあるものです。



これはきっと紛れも無い真実。




さて、
では、我々はこの世界を、
どのように生きてゆくのでしょう？


生き方は人それぞれ、それでいいと思います。


私事で恐縮ですが、
自分の携わっている分野は、
クラシック音楽というアナログの世界・・・

「音楽は精神・心の栄養補給」という役割は、
デジタル化の進んだ21世紀の今日においても
我々人間にとって、その存在意義は
変わることがないようです。


音楽が、人々の心の・精神の栄養補給になるとするならば、
ささやかながらも自分の音楽活動が、
大都会の人々の心の支えとして、
少しでも役に立てるのなら・・・
という思いもあり、ドイツ留学を終えて、
あちらにとどまることなく、日本に帰ってきました。


まだまだ微力な自分の活動ですが、
少しずつでも、それが社会の役に立てればと
志をしっかりと持っていたいと思います。

そしてこれは、僕個人の問題では決してなく、
音楽業界としての・クラシック音楽に携わる大勢の人々の
やるべき仕事・遣り甲斐ある音楽活動であることを
今一度、再認識してみたい！！・・・なぞと
大それたことも思ったりするのでした・・・


いやはや・・・今日も頃よく酔っています。




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