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『宇宙の再構成プログラム』

次元変容の旅を通して … 見えてくる世界とは!

「カゴメの原理」イラスト2

2009-10-24 06:18:01 | Weblog
「一厘の仕組」とは、新たな太陽(日の出の大神)の誕生を意味する!

それは、地球の大地という母体から胎児である「新たな時代の太陽=地球の夜明け」が幕を開ける!
これは、象徴的に見て(火の鳥が飛び立つ)姿として捉えることができる。

『2001年宇宙の旅』
2001 A Space Odyssey Opening

宇宙神から伝えられた「カゴメ唄」の謎!

2009-10-09 08:11:31 | Weblog
 悠久の過去へと遡る旅路は、遠い過去の記憶を修正する旅路でもあるが、その働きは根の世界への下降を意味し、地層の記憶を次々と地球中心部へと突き進んでいる。その働きは、現在も尚続けれれている。
人の持っている記憶は現世の記憶に以上に、過去からの記憶に大きく影響を受けている事実があるが、ほとんどの人たちは、気づいていないのも現状である。

その記憶とは、無意識の領域に収まっているアカシック的記憶であり、前世の物語りもあるが、それは情報だけでなく感覚と印象を伴うものである。しかし、この記憶をすべて一つの現在意識が保持しているかというと、実際はそうではない。これらの記憶を複数の人格が保持し、自分の中の記憶因子として持ち続けている。この複数の人格を我々は、「複体」といって、およそ一人の人間の中に12体存在していると云われている。この「複体」のことを「前世の人格=前世霊」といってもいい。

注目すべきことは、「複体」の中で、活発に機能している「複体」もあれば、うなだれて弱っている「複体」もある。例えば、よく人間関係で、Aさんと関わりを持つ時、前世でAさんと深い関わりがあった「複体」が現在意識に登場して関わりを持つようになる。このように、「複体」は、関わる人によって、複数入れ替わる特徴を持っている。

地上のエネルギーが高まっている現在、さまざまな形で、問題のあった「複体」を修正・修復するプログラムが活発化している。この時期に、修正を図りすべての「複体」が一同に介せば(12体の複体)、前回、本ブログで紹介した「クリスタル・スカル」同様、一気に神々の住まう光の世界に、大ジャンプが出来る時期に来ている。この機能は、宇宙のシステムでもあると同時に、人間の中にも同じシステムが覚醒する時を待って眠っているのである。

この修正には、過去世に縁のあった人物が、再び今世で出会いある出来事を引っさげて登場してくる。この出来事とは、大概、大きな問題事を伴っている場合が多い。その多くは、裏切り行為だったり、あるいはお金にまつわる問題事だったりする。このような人間関係は、自分の中で機能していない「不活発な複体」、あるいは「弱体化した複体」を修正するため出会わせたものであり、良きチャンスと捉えた方のが良い。同じ失敗を何世も生まれ変わる度に、繰り返してきたが今回が最後のチャンスである。

このような出来事は、宇宙の修正プログラムでもあるが、その力の正体は七次元の意思が「外在神」という形をとって人間に働きかけ、触発を行なっている行為と見てよい。この「外在神」は、主にユダヤ・キリスト教圏の父なる神 (唯一絶対の神=一神教の神)と同一の意思である。
(例)アブラハムの信仰を確かめるために神は、アブラハムに自分の一人息子のイサクを生贄の捧げものとして出すように命じられた。


この一神教の神は、「外在神」として、環境を通して人間に、「試練」を与える神でもあるが、その「試練」を無事に乗り越えることで、魂は成長し目覚める。それとは逆に、わが国の精神文化の柱である古神道の神は、実のところ「内在神」として、神本来の真を吾が内に見出すよう働きかける神である。このように、同じ七次元の意思でも、人間の内奥から入ってくる場合と、環境を通じて人間に働きかける場合とがある。

現在、「外在神」と、「内在神」の働きかけによって、人間の中に宿る「複体」の修正プログラムを執り行っている最中であるが、そこに、「カゴメの原理」が登場してくる。「カゴメの原理」とは、童歌にある ・・・ ”カゴメ、カゴメ籠の中の鳥は、いついつ出ある!”・・・ のあの唄である。始めになぜカゴメ、カゴメと二回も表現するのか?カゴメとはヘキサグラムを象った六角形であり、これら鏡で出来た万華鏡の世界に閉じ込められた哀れな人類を唄で表現している。

仏教でも「六道輪廻」といって、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天界(有頂天=自分のみの幸福)の六つであるが、おおよそ人間世界は、最悪の「地獄」から、果ては「有頂天」まで上がったり、下がったりし一向に止まることを知らず、六つの世界をグルグルと輪廻し続けているという。釈迦も、この「六道」からの解脱を仏教の教えとして説いてきた。

しかし、超自然的な原理として、「外在神」、「内在神」の働きかけにより、過去と同じ失敗を繰り返えさないよう今回が修正する最後の機会であり、問題のある「複体」よって引き寄せられた縁のある同類魂が、「カゴメの輪」を形成する。

このように、七次元の宇宙神が「外在神」、「内在神」という形をとって我々の前に進化のきっかけを投げかけて来るが、因みに、伊勢神宮の「外宮」、「内宮」はその下位構造として祭られたもの。この伊勢神宮の働きは、大和(ヤマト) ⇒ 神の元で、大いなる輪=「カゴメの輪」を実現する精神として日本民族の使命が与えられた。

そして、そこでの様々な人間模様を形作るが、カゴメの輪に加わった一人ひとりは、自己の鏡として様々な局面に位置づけられた同朋であり、他人を通して悩む問題事は、そのまま自身の「複体」を修正するヒントとして、問題解決の「鍵」が隠されていることに気付く。

このように、「カゴメの原理」は、試練として神から与えれた問題点を解く訳であるが、自己と縁があり問題を含んだ相手も、実はもう一方の自己の鏡として同じ位置にあることから、悩み苦しむことそれ自体に、何かを気付くヒントとしての「鍵」が含まれている。

この「六道」とは、まさしく籠の中の鳥状態で、外の世界に出て自由に羽ばたくことが出来ない閉鎖空間に押し込められているさまをいっている。これについても、前回のブログで、”宇宙の高位者が設定した「地球人類の保育器」”として紹介した「子宮内宇宙」でもあり、これも同じ意味合いが含まれている。

「カゴメ唄」の遊びは子供の頃、複数の子供が輪になって手をつなぎグルグルと廻りながら、鬼なった子供が輪の中央にしゃがみ込んで目をふさぎ、停止した真後ろの子の名前を当てるゲームである。中央の鬼になった子供のしゃがみ込んだ姿は、まさしく「胎児」の姿を象徴している。おぼつかない者のことを、雛=ひよっ子というが、この表現もここから来ているように思う。

江戸庶民の暮らしの中で、籠に入れられた鳥といえば、「鶏」を連想されるが、「鶏」の習性は、翼を持っているにもかかわらず、空を飛ぶ能力が備わっていない。そして、「鶏」にはトサカがあり、朝一番に、”コケ~コッコウ~”と太陽に向かって鳴き叫ぶ。

これも、ある象徴的意味が込められている。それは、本来人間は大昔、神と共にあった頃は、宇宙と交信が出来て、どんな次元にでも自由に羽ばたくことが出来た。しかし、時が経ち次第に自己にこだわるあまり、自由に羽ばたく能力を失ってしまったと神話でも語られている。

この人間本来の姿を神は、「火の鳥」=「鳳凰」=「太陽の鳥」に喩え、後の飛べなくなった人間のことを「鶏」に喩えた。「鶏」は大昔に飛ぶことが出来た「鳳凰」のなれの果ての哀れな姿でもある。それで「鶏」は、朝一番に太陽に向かって自由に飛ぶことが出来た頃を思い出し、”コケ~コッコウ~”と衝動に駆られて鳴き叫ぶ習性が出来たという。

この「カゴメ唄」の童唄といい「遊び方」といい、すべては過去からこの時期のために用意され降ろされた神仕組みである。”籠の中の鳥は、いついつ出ある、夜明けの晩”とは、来るべき2012年を目前にし、今まさにこの時期を指す。「夜明けの晩」は、”陰極まって陽に転じる” 直前の真っ暗闇に覆われた世界(暗夜)を意味し、子宮内の胎児が今まさに産まれ出る直前の状態をいう。

次に来るのが、”鶴と亀が滑った(統べった)”というフレーズがあるが、この謎は、「鶴」は飛翔の象徴であり、「亀」は潜伏の象徴である。飛翔の象徴である「鶴」は未来志向として、前向きに希望に満ち、生命力溢れて生きる生き方である。一方、潜伏の象徴である「亀」は、過去への回想を通して潜在的に内省する生き方である。

この理想とする超未来の自己像は、同時に失った能力を取り戻す超過去の自分像でもあり、両者はつまるところ、同じ円環的時間に辿り着く。両者が交叉し出会う地点は、すなわち時間の円環的法則が完了する地点(マヤ暦の時間の終わり=2012年)でもあり、それが即ち、”後ろの正面”として人類が外宇宙に出産する時ということになる。

その自己像に気付くこと、想い出すことが、重要であり、その意味から「鬼」である子供は目をふさぎ、「後ろの正面」である真の自己を必死に想い出そうとして悩んでいる姿を象っている。超未来に辿り着くであろう高自我(ハイヤー・セルフ)は、同時に無限過去へと遡ることで、親、先祖を辿り遂に人間の創造以前の宇宙神と合一している地点にまで辿り着く。これらは、円環的時間のパラドックスを垣間見る。

因みに鶴と亀の文化でいうと、鶴=ヤマト民族は、(祭り=飛翔)の文化であり、快活な「生」を謳歌し、祭りの衣装である(白装束)に身を包み「生」を存分に表現する。一方、亀=ユダヤ民族は、人間は原罪を背負って生まれてきたことを前提に「嘆きの壁」に向かって、ひたすら(贖い=潜伏)の祈りを捧げ、彼らユダヤ民族の衣装も(黒装束)に身を包み「死」を象徴している。

また、亀であるユダヤ民族(イスラエル)の国旗は、亀甲模様である六角形の図形を象徴している。一方、ヤマト民族(日本)の国旗は白地に赤であり、鶴も頭に赤い斑点があり全身白い羽で覆われている、これも白地に赤である。

これらは、「日ユ同祖論=ヤマトとユダヤは合せ鏡」として、古くから天地の和合の象徴とされ、その結びの結果、新しい時代の子供が産まれ出る仕組みが隠されている。出産時の胎児は母体から見て、頭を下に向け螺旋状に降りてくる。そして胎児から見ると降りる方向は、まさしく”後ろの正面”ということになる。

今、胎児である人類は出産目前の状態にあり、それぞれに何がしかの悩みを抱えている。問題は神から与えられた試練と捉え、その問題となる意味合いを考えつつも、前向きに生きることが大切である。釈迦が説いた仏教でも「煩悩即菩提」といって、悩みは即菩提=悟りに通じるといっている。

神社の構造も鳥居の門をくぐると参道(産道)があり、その先には本殿としてのお宮(子ノ宮)に行き着く、そのお宮の中には、御神体である「御鏡」が据え付けられている。面白いことに、「カゴメの原理」は、産まれ出るための原理であるため、神社を参拝する通常のルートとは逆のルートを辿る構造であることが分かる。

つまり、問題を含んだ相手は、もう一方の自己として位置づけられているため、その間に「御鏡」が存在している。そして、それを取り囲む「カゴメの輪」は、母体としての本殿=御宮=子宮に喩えられ、その中で胎児はうずくまり悩む。

そして、「後ろの正面が誰か・・・?」という問いに対し、悩みつつも心の「御鏡」を通して、「見るものと、見れられるもの」の観察が盛んに行き来する。まさしく、鶴と亀は「鏡」を挟んで異なった時間の矢が相互に交叉する(すべる)。その結果、自己の修正すべき問題点に気付き、同時に過去失った神である真の自己を見出すことに成功する。

これにより、目出度く問題となる「鍵」が解かれたことで、出産のための産道(参道)を通り、外の世界に出るための「扉=門」が開かれる。その門のことを「鳥居の門」といって、文字通り「鳥が居る門」と書かれている。

これら、「超未来」と「超過去」、または「生」と「死」は極限の地点まで来ると、その二つを超越し、「永遠性」という名の存在に変貌してしまう。伝説として語られている「火の鳥」、「不死鳥」はそのような存在であり、宇宙を自由に羽ばたくことの出来る光り輝く実在である。

人体&意識の再構成!

2009-09-04 03:45:29 | Weblog
 2008年から続くエネルギー変容は集合意識的に見て、今年は既に第二波の年にきてしまったが、その周期に合わせて我々も何らかの計画を実行していくことが、この時期もっとも懸命な過し方であると見ている。

数字順列的な意味合からいって、分かりやすくまとめると下記の通りになる。
2008年 → 2+0+0+8=10 (タロットの運命の輪)→ 1+0=〔1〕
2009年 → 2+0+0+9=11 (タロットの正義)→ 1+1=〔2〕
2010年 → 2+0+1+0=〔3〕
2012年 → 2+0+1+2=〔5〕
2013年 → 2+0+1+3=〔6〕

2009年は特に、巨大な二つの力の対峙するバランスが鍵を握る年といえるだろう。この二つの力とは、大きくは光と闇といった宇宙レベルの範囲にから、地上においては最近の選挙戦で見るような二つの政党の形勢逆転といった 『政権交代』 を果たしたように、大きく変化する年でもあった。

※(今後は逆転したの二つの政党間とのバランス、更には外国とのやり取りをどのようにうまく舵を切って行くかに焦点が絞られていくだろう。→ タロット・カードの「正義」)

※(更には今回、注目すべき点として上げられるのは、政権交代に勝利した民主党の党首である鳩山由紀夫は、代々フリーメーソン一家であり、自身の唱える ”友愛” とうキャッチ・フレーズも、フリーメーソンの「自由・平等・博愛」の「博愛=(友愛)=同胞愛」からきた合言葉として広く知られており、小沢一郎と並んで過去にフリーメーソンの儀式を受けた経歴を持つ。しかし、鳩山由紀夫自身、今の奥さんとの出会いを境に状況が一変してしまった。というのも、奥さんが過去世に、どうも金星人だったらしく、自身も20年前に、幽体離脱の状態でUFOに乗って金星に行ってきたという、仰天発言をメディア(テレビ・雑誌等)を通して告白している。

それによると、金星はとても大自然が豊かで瑞々しい場所であり、特徴のある綺麗な建物が建ち並んでいたという。このようなことから判るように、鳩山由紀夫の考え方が一変してしまった背景には、宇宙連合の関与があり、フリーメーソンの幻想を振り払うかのごとく、正しい理念へと彼らが盛んに働きかけを行なった結果、彼自身が徐々に目覚めてきた。今後は、アメリカとのやり取りを通して、イルミナティーの毒饅頭を食わされないように、さすがの宇宙連合も気が気ではないようである。そのような背景から鑑みると、タロットの「正義」のカードが示す、外交という働きを通し、光と闇の二つの勢力構造のバランスが重要な「鍵」を握るといえるだろう。)

今回の政権交代に見られる大変化で、私は日本の雛形的な特徴、ないしは日本人の集合意識がもたらす変化の特徴がもろに出たように思ったからである。というのも、これらの変化は始めから徐々に、その兆しが目で見える形では確認することが出来なかったが、最終的に一気に大変化したからである。この変化の特徴は日本の、ないしは日本人の意識の変化(メタモルフォーゼ)のパターン的特徴として、始めは混沌とした粘性状態から徐々に水面下で変化しつつ九割高、変化した段階で一気に全体が一大変化(結晶化)する要素を持っているからである。

これは、何も今回の選挙戦だけに止まらず、日本の雛形的位置づけの変容的特徴と見た方のが良さそうだからである。この変化の特徴は、大本系の預言書に出てくる 『 日月神示 』 にも、 「国常立の神」 が仕掛けたという 「一厘の仕組」 がこのように一大変化する特徴をもっているとはっきり書かれているからである。

この『 日月神示 』 には、「九部九厘」 対、「一厘」 の構図と見立て、ぎりぎりのせっぱ詰まった 「九部九厘」 の段階で、一気に形勢が逆転する仕組みといっている。この変化をもたらした 「一厘」 とは、いうまでもなく宇宙の絶対的意思にもとづく力(真理)からくる。

上記の数字順列の話に戻すが、昨年の2008年は、2012年以降の意識の第一歩として目的を定める年であり、いうなれば存在の目覚めといったもの。更には、意識や身体の変容がその目的の力として定着した年であった。この年が示す「10」というナンバーは、タロット・カードでは 「運命の輪」 であり、マルセイユ版の絵柄を見ると輪の周囲に四大元素を司る天使が囲んでおり、回転の結果次第ではどのように運命が転ぶか、今後の地球の運命を占う要素として捉えることもできる。

それを占う要素の中で、特に重要なのが集合意識の目覚めであった訳だが、同時に忘れてはならないのが「次元変容船」の働きである。「次元変容船」 は、この年に活発化し、主に人類が過去から今日まで蓄積してきた 「根のカルマ」 の一斉除去が本格的に始まった年でもあった。

「運命の輪」 では、良き運命をもたらす決め手となるのは「光」であり、この「光」をもたらす決め手となるのが「根のカルマの一斉除去」でもある訳だ。その意味で、輪の周囲を取り囲む四大元素を司る天使もメルカバーの項で説明したように、錬金術的なプロセスにはこれら四大元素が必要不可欠な要素であり、これにより変容効果が完璧な形で達成されるからである。

※(錬金術では、数段階の変容を経て卑金属=容易に酸化する金属から、最終的に黄金を生成する秘術とされる。これを直訳すると、カルマに覆われた朽ちる身体から、永遠に朽ちることのない光り輝く黄金の身体に変容する秘術ということができる。)

現在でも、その変容効果は健在であり、この先も「21」のタロット・カードの「世界」へ目指し、完成まで永延と続いていく働きであることには変わりはない。この「世界のカード」の意味は、2012年以降の世界として位置づけられる別次元の世界へ入るために必要な体。つまり、完成された身体ということでもある。

これを手に入れるために、我々が現在活動している 「次元変容船」 が大きな助けとなるからである。一般的に見て、ここ数年で大幅な次元変容を効果的に促進することはどう見ても不可能に等しく、巨大な 「次元変容船」 の助けなくしては、到底無理だからである。

宇宙の高位者が設定した「地球人類の保育器」

2009-03-19 00:44:26 | Weblog
宇宙のフナブ・クたる創造者(神々)は、地球を一定期間宇宙から隔離し、人類が自己確立できる時期まで、子宮内宇宙という内部閉鎖空間に閉じ込めた。これは、ちょうど母体の中にいる胎児が母親の子宮内に十月十日育てられることに似ている。

図では、四次元立方体の内側に入子状の立方体(赤い格子状のマトリックス)があり、ここを我々は「子宮内宇宙」と呼んでいる。この「子宮内宇宙」の特徴に、「時空間因果律」の作用が働くことが上げられる。この、「時空間因果律」を体験することによって、魂は体験を通して、様々な学習をすることとなる。

このように、魂は自由意志の元で、様々な行為を試し、その結果、得た手応えから、魂は喜びを感じたり、その反対に苦い経験をしたりする。そこから反省したり、新たな認識を得ることで意識は成長し、自己確立へと向かうことになる。

ここには、大昔に外宇宙から地球に侵入したダークサイドの連中たちも地球人に憑依し、様々な権力・支配・暴力・虚偽や隠し事・自己中心的な感情(自尊心と強欲)、等の悪意に満ちた行為を自由意志の元で、背後から助長してきた歴史がある。そして、その支配は今現在も、相変わらず、国家の上層部・指導層に憑依し、人類を支配ているという現実がある。

我々地球人類は、永い間この「善・悪」を見極めるための学習として、許される範囲の悪事も「必要悪」として、宇宙から愛情を持って見守られ、様々な経験値を積みつつ学習してきた訳だ。この学校も、目出度く卒業の日を迎えようとしているのである。

また、別の見方をすれば、この宇宙の保育器である「子宮内宇宙」で一定期間、置かれたので、(胎児も子宮内で十月十日が経ったので)、十分に胎児(地球人類)も育つことができた。それで、いよいよ出産の時期(2012年以降)が間近に迫り、地球も本格的に「外部宇宙」へと旅出って行かなくてはならない。

この来るべき時に、地球と人類の出産は、無事に「安産」として迎えることができるのか。あるいは、「難産」が予想されるのか?はたまた、最悪のケースとして「死産」になってしまうのか?「母体」と「赤子」の運命はいかに・・・!。我々に残された時間は極僅かであり、この間に地球人類の意識の目覚めと併せて、根のカルマの大浄化を果たし「次元移行」をある程度、達成させなくては地球と人類を安全な領域まで持っていくことはできない。

この「次元移行」が促進するにつれ、徐々に「外部宇宙」領域に出ることになるが、ここでは、以前のような「時空間因果律」の作用がまったく存在しない時空間領域なので、慣れるまで多少の時間がかかることが予想される。我々が以前に学習を通して感覚で体験してきた 『 因果の法則 』 が2012年以降、年を追う毎に、年々希薄になっていくという現象を体感することになる。

この頃から、電気製品の不具合が目立つようになり、最終的には、地球上の電気製品が一切使うことができなくなる。この原因について、世界中の科学者がみな首をひねる事態に陥ることになる。何故なら、この「次元移行」に伴い、時空間が、「電子レベル」から、「光子レベル」に切り換わるからである。

それを、うまい表現で言い表しているのに、「マヤの時間工学」がある。以前の「子宮内宇宙」では、「時空間因果律」の作用により、時間は一定(リニア)な時間感覚であったが、これから訪れる時間領域は、銀河の「放射状時間」に切り換わるという表現をしている。なぜなら、そこには時空間が因果律によって跳ね返るための「内部障壁」すなわち「檻(おり)」がない。

そのため、時空間は因果律の制約を受けずに、一気に宇宙に放たれることになる。そこでの時間感覚は、以前に体験したこともないような感覚領域に突入することが予想される。

前回の 「クリスタル・スカルに隠された暗号」〔TEXT-Ⅱ〕 の所でも書いたように、チャネリングによる宇宙の高位者からのメッセージに以下のようなメッセージが記されている。それによると、地球人類に対し、一定期間「檻(おり)」を設けたことを初めて明かされた。

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”「人間たちは今も、我々が宇宙のどこにいるのかを知りたがっている。三次元に固執するあまり、時空の相違性を超えた次元に我々がいるということが理解できないからだ」

「時空の本質は錯覚だ。時間とは、より高い知性によって、脳と肉体機能をコントロールするために作り出されたものに過ぎない。物質腐敗の防護壁とはなるが、本質的には存在しないものだ。

肉体と脳とから独立して存在するが、時間は物質の創造物だ。想念は時間無しに存在する。メカニズムとしての時間は、人間を三次元にそして地球にとどめておくために、物質と人間の心にもたらされたのだ。脳が理解できるものではなく、心が理解できるものを探求せよ」

「時間は数として人間にか関わっている。数も時間も、人間を時空にとどめておくための防護壁としてプログラムされたもので、深みのないものだ。

心によってではなく、脳によって機能している。人間を三次元の物質次元に繋ぎ止めるための脳の機能異常だと言ってもいい。

『数』とか『時間』とか『空間』とか名付けられている相対的なものは、三次元だけに関わる脳の機能で、人間はそれらによって現実という物質世界に囚われの身となっている。この時間の幻想はいつか消えていまう」”

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ここからも解かるように、地球は「宇宙の高位者」が、あらかじめ人類を「地球に止めて置くための防御壁」として設定したことにより、脳内感覚に支配されるようプログラムされたことを明かされた。このことにより、物質的な感覚は、主に「大脳の新皮質」によって捉えるため、宇宙の真実を映す世界から見ると、すべてが「錯覚」であり、この「錯覚」が地球人にリアリティーを作り出してきたともいった。

この『数』 とか 『時間』 とか 『空間』 とか名付けられている相対的なものは、三次元だけに関わる脳の機能で、これらは物質に囚われる現況ともなっている。何故なら、”時は金なり”という「諺」にも象徴されるように、『数』は、地球人の共通な品定めのスケールとして定着し、「モノ」や「金銭」を獲得するこが、自らにとって自由な人生を生きることができる、ということに直結しているからである。

この人生ドラマを生きることで、より感覚をエンジョイでき、それら様々な刺激を追い求めることで、より生きているという実感が強く得られるのである。そのことからも、 『物質』 や 『時空』 に強い結びつきを持ってしまう。

これら、「モノ」や「金銭」を獲得することが、人生の最大の目的という人にとって、その強い欲心から、時に、それが手段を選ばなくなると、たちまちダークサイドの力に憑依される危険性があるので、地球人は何よりも「欲心」や「自尊心」をコントロールする「理性」と「謙虚さ」を十分に学ぶ必要がある。

この「錯覚世界」に閉じ込められてきた地球人を喩えて言うなら、映画館に入った ”観客” に等しく、館内のスクリーンに映し出された映像世界にリアリティーを見出してしまうのである。これは、一種の「集団催眠」であるが、それにより、一時的であれ、映画の持つ臨場感を体感する訳であるが、映画の終了と同時に映画館を出て、現実世界に引き戻される。

そして、今やっと外の現実世界に自分が戻り、何時ものように楽しく会話を交わし、街を歩いていくが、ここでも尚、眠りから覚めることなく「錯覚世界」は永延と続くことになる。それは、単に場面が変っただけ!というナンセンスな「幻想世界」に自分たちが置かれているということに誰一人、気付く者、疑う者はいない。

感覚の奴隷は、外部のリアクション的な刺激(感覚による快・不快)に彩られており、その自動反応から多くの人々は、深い眠りに陥っている。とグルジェフは言っている。ようするに、何らかのストレスを抱えながらも、そのストレスを外部の刺激で、紛らわそうとする「夢遊病者」のごとく、軽い「陶酔状態」にいるようなものであり、このような状態に自分たちが置かれていることすら、気付かない状態ということである。

これを、かのプラトンも 『 洞窟の比喩 』 でうまい表現している。ちょうど、我々は洞窟の内側にいて、その奥の壁面に映し出された「人影」を真実の世界だと思い込んでいるという。プラトンいわく、「真実」は、「人影」を映し出す背後に存在する光源としての「太陽」に他ならないと・・・!。その光源である「太陽」の存在を人は、一向に気付いていない!ともいっている。

映画 『 マトリックス三部作 』 は、正しくこのテーマを扱った作品になっている。いみじくも 『 マトリックス 』 は、「母体」という意味があり、私はこの映画を見る度に、日本に昔からある童謡の 『カゴメ唄』 をつい思い出してしまうのである。

”カゴメ、カゴメ、かごの中の鳥は、いついつ出ある、夜明けの晩に、鶴と亀が、すべった、後ろの正面、だあれ?”

クリスタル・スカルに隠された暗号〔TEXT-Ⅱ〕

2009-03-19 00:22:30 | Weblog
「キャロル・ウィルソン」が受信した内容!

「クリスタル・スカル」は、人類の未来に対する警告や預言を「暗号」という形で、様々な謎を提示してきた。
今回紹介するのは、カナダ在住の自称、女性超能力者である「キャロル・ウィルソン」が、「クリスタル・スカル」を通じて、初めて「クリスタル・スカル」の提示者とチャネリングに成功する。この「クリスタル・スカル」の提示者とは、銀河系最高位者=フナブ・クであり、このチャネリングに登場する異次元の取次的な意識(代理的意識)が明かした人類に対する警告をここに紹介し、最後に私なりのコメントを付け加えたいと思う。

キャロルは目を閉じ、低くハミングを始めた。キャロルが動くに従って部屋には降霊会特有の神秘的な空気が流れ始めた。突然キャロルのハミングのピッチが速くなった。彼女は奇妙な途切れ途切れの声で多少不自然な英語を喋り始めた。

「喋り出したスカル」(チャネリングの情報)

「おまえたちは、おまえたちが『クリスタル・スカル』と呼ぶこの容器の起源を知りたがっている・・・ならば教えよう。
これは何万年も昔に高い知性を持つある存在によって作られた・・・人類が『マヤ』と呼ぶ文明より以前に作られた。
我々の文明のレベルは、多くの点において、人類の現在の文明より遥かに進んだものだった」

「この容器には多くの人類の記憶が容(はい)っている。そして、一なるものの記憶が容っている・・・これは人間が『物質』と呼ぶもので出来ているのではない。想念によって出来ている。想念と知識とが結晶してこの容器となった・・・この容器には情報が結晶している・・・。
人間が『クリスタル・スカル』と呼ぶこの容器の中で、我々は思考を純粋言語に変えた。我々が創造した世界の大部分を、我々は想念によって作った。想念が物質を作る。人間はいずれこれを理解するようになり、クリスタルテクノロジーの詳細は、それを理解できる者たちに与えられるだろう・・・。クリスタル・スカルは生きており、想念に物質を吹き込むことが出来る・・・。

【立会人の疑問】・・・ある高度に発達した文明が「想念」によって作ったものが、クリスタル・スカルらしい。が、今一つ分からない。なぜ頭蓋骨の形なのか・・・、そう思った途端、声が聞こえてきた。

「三次元に存在する人間は目で見、耳で聞き、手で触れる必要がある。それゆえ、容器は結晶となった・・・想念が想念に近付くには、人間が『人格』と呼ぶものがない方がむしろやさしい・・・しかし人間は人格・頭・脳に敬意を払う・・・そのため、頭蓋骨の形をしたこの容器は長い年月、大切に守られたのだ・・・地上に生まれて1万7千年・・・ずっと砂と髪とで磨かれ続けてきた・・・今後も傷むことはないだろう」

【立会人の疑問】・・・なるほど、水晶が頭蓋骨に形造られた理由は、それが大切にされ手入れされるためなのだ。次に私は、伝説にあるように、スカルは他にもあるのか聞こうとした。ところがまたもや、私が口を開くよりも前に、声は喋り始めた。

「・・・容器は幾つもある・・・。他にも容器が発見されるだろう・・・、一人の人間、一つの心がすべての知恵を授けられることはないからだ・・・。それぞれの容器には他の容器の所在についての情報がある・・・。
所在を教えよう。我々は地上に『印』を残した(この印はペルーのナスカの地上絵だという人々もいるが、他の様々な可能性も考えられるだろう)。高い山の中に一つ・・・、『南アメリカ』と呼ばれる地域に一つ・・・、失われた文明アトランティスが甦る時にさらに一つ・・・、海の中を探せ・・・、『ビキニ』を探せ・・・、『神殿』に案内しよう・・・。それは地上と異次元との交流の場だった・・・。

すべての容器を一堂に集めた時、人間は驚くべき知恵を持つ・・・、光と音が鍵だ・・・、正しい振動によって必要な情報が得られる。・・・しかしその時はまだ来ていない・・・、まだ形を与えられていないもの・・・、まだ海に眠っているもの・・・、人間はすべてを見つけることはない。・・・人間はこの情報を持つことは危険だ・・・、人間はまだその進化段階に達していない。・・・人間はいまだ、我々の時代に起こった滅亡を求めているのだから」

【立会人の疑問】・・・謎めいていてよく分からない、というのが正直のところだった。が、そもそもなぜクリスタル・スカルが作られたのかを聞いてみたいと思った時だ。またもやスカルは私の質問を先取りして答え始めた。

「容器に形を与えられたのは、『一であること』を奨励し、分離志向を排除するためだ・・・。我々はおまえたち人間に『一であること』を教えようとした。しかし、人間の心は分離を求める・・・『求めよ、さらば与えられん』と人間は言う。分離は既に始まっている。さらに進むだろう。分離志向は滅亡につながる・・・、分離は滅亡と死とをもたらす。暴力という形で既にその予兆が現れている・・・、地上は暴力に満ちている。人に対する暴力・・・、自然に対する暴力・・・、地球に対する暴力・・・」

【立会人の疑問】・・・なんだか訳の分からないメッセージはもういい、それよりも、スカルが人類の歴史について何か知っているのか、ということの方が重要に思えた。答えはすぐさま返ってきた。

「おまえたちは人類の起源を知りたくてここに来た。ならば教えよう。
人類の起源は形をとった想念だ。上を見よ。下を見よ。今後五年、十年、十五年のうちに私の言葉を裏付ける多くの事実が見出されるだろう・・・。
文明の始まりはアトランティス文明よりもさらに一万五千年前以上も以前なのだ。我々の文明の痕跡は海底に眠っている。ビキニ近辺での発見は既になされたが、今後五年、十年、十五年のうちに、より多くの発見があるだろう・・・。南アメリカ、オーストラリア、そしてエジプトで、発見がある。砂漠で多くが発見される。我々の痕跡は地上にもあるが、その多くは実は海底にある。大西洋、インド洋、死海の海底にある。・・・それらの発見は混乱と不協和音とを人類にもたらすだろう。しかし、分離を排除するにはそれらは必要なものだ。

今、発見されるのは、人類を混乱させない程度のものに限られる。我々は別の世界から、異次元から、地球に来た。密度を経験するために来た。我々は『肉体』の密度を持たなかった。地球の人間は原始的だった。我々は人間にも分かるように肉体という形をとったのだ。我々が欲したのは、密度を経験すること、知恵と啓蒙とを地上にもたらすこと。我々は地上の特定の場所にだけ来たのではない。それゆえ、我々の痕跡はこの地球の地上に海底に今も残されている」

「人間たちは今も、我々が宇宙のどこにいるのかを知りたがっている。三次元に固執するあまり、時空の相違性を超えた次元に我々がいるということが理解できないからだ」
「時空の本質は錯覚だ。時間とは、より高い知性によって、脳と肉体機能をコントロールするために作り出されたものに過ぎない。物質腐敗の防護壁とはなるが、本質的には存在しないものだ。肉体と脳とから独立して存在するが、時間は物質の創造物だ。想念は時間無しに存在する。メカニズムとしての時間は、人間を三次元にそして地球にとどめておくために、物質と人間の心にもたらされたのだ。脳が理解できるものではなく、心が理解できるものを探求せよ」

「時間は数として人間にか関わっている。数も時間も、人間を時空にとどめておくための防護壁としてプログラムされたもので、深みのないものだ。心によってではなく、脳によって機能している。人間を三次元の物質次元に繫ぎ止めるための脳の機能異常だと言ってもいい。『数』とか『時間』とか『空間』とか名付けられている相対的なものは、三次元だけに関わる脳の機能で、人間はそれらによって現実という物質世界に囚われの身となっている。この時間の幻想はいつか消えていまう」

【立会人の疑問】・・・私はまだ、スカルは何者であり、なぜ作られたのかという点に拘っていた。

「我々が人類の警告のためにやってきたのは、分離が既に始まっているからだ。崩壊が既に始まっている。事態は深刻だ。人類はその原始的知恵に振り回されて取り返しの付かないことを始めてしまった。事の始まりは、科学者たちが音波と光とを弄びねじ曲げ、いわゆる『粒子』を大気中に持ち込んだことだ。人類は地球に破壊の音波・光線が降り注いでいることにまもなく気付くだろう。環境破壊・異常気象・気候変化などによって、破壊は一層ひどくなる。地殻変動も起こるだろう」

「文明は光と音と物質との使用方法を間違えた」
「科学者や国家は、遊び方を知らない玩具を手にしている子供だ。彼らは光と音と粒子と放射線とを弄び、地球に崩壊をもたらす。結果は直ぐに出ない。そのため地球が滅びるまでその愚かな振る舞いを止めることをしない」
「人間の心は分離を追い求める。この分離志向は地球崩壊を招く。かつて、大洪水をもたらし大地の滅亡の原因となったのもこの分離志向だった。新たな破壊がもう始まっている。人間はそれに気付いていない。我々は警告する。地球は大変動を起こす・・・」

「気候の変化と共に、地球の本体に、そしてそのすべてに変動が起こる。人類も動植物も陸地も環境もすべてがその形を変える」
「大破壊が起こる。それは既に始まっている。地球上の生命の多くは死ぬ。地中で育つものは変化し、地上で生きるものの多くは死ぬ。空を飛ぶものの間では疫病が蔓延する。放射線が原因となる大破壊が起こるだろう。気候が大きく変動する。強風が吹く・・・家畜の多くが死ぬだろう。水位が上がり、大地が水の底に沈む。大陸が消え、海が地球を覆う」

「地球が割れる・・・内部から割れる。磁場が変動する。その変動は既に起こっている。地球がバラバラに割れ、割れ目から吹き出したものが地表を覆い、空気中を漂う。空気は既に汚染されている。これが今、人間が地球にしている仕打ちなのだ」
「物質的次元に肉体を持って存在することの本来の意味を、人間が忘れてしまった『遥か昔』を、後の時代の人間に知らせるために、この容器を我々は残したのだ。人間の分離志向が顕著となり、地球滅亡が避け難いと分かった時、我々は我々の次元に戻る決心をした。そして我々の心を、人類に遺産として遣わした。生き残る人類の中からいつかこの遺産を見つけ出す者が現れることが分かっていた。叡智も希望もなく狂った世界、滅亡の火が猛り狂う地球・・・・それを愛し癒すために、人間再生の記憶を取り戻す者がいなければならないということが分かっていた」

「時が満ちれば、地軸が動く時を人々に教えるのが、スカルの叡智を探求する者たちの義務だ。この容器は、および我々が遣わした他の容器には、おまえたちに必要な情報がある。水晶として結晶した我々の叡智は、その時が来れば知らされる。その時、一なるものの記憶は必ず顕される。そして今、ここが、その時の始まりなのだ。母なる地球の変動は始まっている。さあ、我々が与える情報を全人類に知らしめよ。人類滅亡は避けられる。運命は変えられない。しかし被害の軽減は可能なのだ」

【 キャロルの肉体的疲労はピークに来たようなので、これで終わる・・・・とスカルの声は言った。再びハミングが響き、それが徐々に消えてゆき、キャロルは椅子に沈み込んだ。】


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ここに来て、「暗号の内容」がかなり悲観的になってしまったが、地球の未来には実際、二通りの未来像がある。
すなわち、昨今騒がれている地球環境破壊による地球滅亡のシナリオと、光の次元にアセンションするシナリオである。両者は天地の差があり、まさしく「光と闇」に彩られている未来像といわざるをえない。

前者の滅亡説は、世界中でも現実に深刻な環境被害が年々加速度的に拡大し、この先地球は大変な事態に突入することが誰の目からも明らかとなった。実際、人類をはじめすべての生命は死に絶えると統計学的観点から科学者は言い切っている。
一方、精神世界を熱心に学ぶ人たちの間では、「フォトンベルト説」をはじめ、「マヤ暦」の預言に見られるような2013年、地球はアセンションし光の次元に入るという説がある。
これら二通りの未来像は、地球という場で同時に起こっている現実であり、どちらも避けて通れない地球の未来像である。
これら、真っ二つに分かれた未来像から、それを引き起こす原因となるテーマが浮上してくる。それが、「分離志向」による地球滅亡のシナリオと、「一なる統合場」を果たすことで、無事にアセンションを迎えるシナリオである。

注目は、前回の頁で説明した「イシス・オシリス神話」の中で、オシリスは悪神セトの罠にはまり殺害されてしまった。その後、遺体を13の肉片にバラバラにして、ナイル川一帯に捨てた。という話と、大昔、地球に外宇宙からダークサイドの連中が大量に地球に侵入し、地球人類を背後から支配してきた歴史がある。それ以降、地球人の思考パターンが目先の欲と自尊心さらには、自己保存のための恐怖心に翻弄され「分離志向」に陥ってしまった。それが今日までエスカレートしてきて、遂に地球滅亡の危機迫るところまでまで来てしまった。

人類は、この愚かな「分離志向」の歴史に終止符を打ち、一気に「一なる源」への統合を図ることで新たな方向転換を果たさなければならない時期に来た。これこそが最優先されるべき「道」である。
この「一なる源」への統合こそ、妻である「イシス」がバラバラに分離された夫「オシリス」の肉片を拾い集める作業に対応し、無事に13の肉片を拾い集めることに成功し、元の一なる源(体)に統合できた時、初めてそこに新たな光の世界(子)が誕生するシナリオが待っている。

チャネリングでは、その他にも多くの「クリスタル・スカル」の所在が世界中にあることが示された訳だが、これもオシリスの13の肉片と捉えることができる。人類は未だ、それを拾い集め統合できるだけの進化過程に達していないことも同時に示された訳だ。

また、「クリスタル・スカル」は、大昔に宇宙の高次元の者たちによってもたらされたものであり、想念が物質化したものである。という表現があり、同時に、「クリスタル・スカル」は、高次元の情報が結晶化したものであるとも言った。これらイデア情報が結晶化されたものは、多くの情報が詰まっているデータ・ベースでもあり、個々別々の情報を持ったスカルが13個集められ統合された時、とてつもない力を発揮するということをチャネリングで示唆された。

クリスタル・スカルに隠された暗号〔TEXT-Ⅰ〕

2009-02-27 03:26:27 | Weblog
最近、「クリスタル・スカル」の情報が以前にも増して、巷に出始めている気がする。映画でもインディー・ジョーンズの『クリスタル・スカルの王国』が上映されたことも相俟って、徐々にその謎を解明する動きが俄かに出始め、現在そのような次期に来ているようにも感じるのである。

「クリスタル・スカル」のルーツは、マヤ・インカ・アステカを始めとした古代文明の遺産であり、当時の神官たちが儀式用に用いられていたことまでは分かっている。しかし、「クリスタル・スカル」は単なるシャーマニックなアイテムに止まる代物ではないことも徐々に気付きはじめてきている。

今日、「クリスタル・スカル」には、人類に対する極めてメッセージ性の強い情報(1012年以降の宇宙的天位転換・人類への警告と預言・新たな方向性への示唆)が秘められていることがようやく分かってきた。これも、タイムリーな宇宙のプログラムの一環と考えればよいと思う。この情報は、当然ながら「銀河の神々」から齎された情報であることには変わりはない。

その主な発信源は、時間管理者として名高い古代マヤの宇宙民族が仕掛けたプログラムということになるが、更にその上の「銀河13の主宰神=銀河の最高位者(フナブ・ク)」から齎されたものである。

「クリスタル・スカル」は全部で「13個」あり、「13」は死の暗号であり、同時に最高位の次元ということでもある。この次期に、「クリスタル・スカル」が表に出ることも、マヤの仕掛けたタイムリーな時間操作による共時的現象と捉えることができる。

「クリスタル・スカル」には、これら1万2千年にわたる長期的プログラムと神々の意思が込められている。前回、「地球は銀河の要石」という表現をしたが、この「クリスタル・スカル」こそが「要石の中の要石」。いわば中核的な力を具えている代物といっても過言ではない。正に、地球に齎された「銀河の要石的象徴」でもある。ここには、銀河の神々が埋め込んだ宇宙の情報(銀河の頭脳)がインプットされており、”人類の起源が銀河の星々にあることを物語っている”。

これら「13=1」は、アカシック・フィールドが持つ、「雛形の単位」を構成している「数」でもあるからだ。これは、ようするに「13」でもある「1」こそが「要石=雛型」の単位であるということ。

これと同時に、人類を設計する上で、神々が大昔に取り組んだ144000種の銀河人類の異なったプロトタイプを地球という一点に集約した全ての情報が記されているのである。これは、「カバラ生命の樹」の中に登場する人類を設計する時の元となった(人のテンプレート=人型)を「アダム・カドモン」というが、これらの情報が「クリスタル・スカル」の中には網羅されているのだ。

「クリスタル・スカル」は全部で「13個」あり、その単位は周辺の12個と中心に1個(13個目)という構成体になっている。この構成体を更に分析すると、周辺の12の個々の中に更に12分割という単位が存在し、中心の[ 1=13 ]の力が「フナブ・ク」という1000という数に凝縮されている。

この「フナブ・ク」は、銀河中心太陽=セントラル・サンに存在し、その用はオリオンの三ツ星に神々の意思の中枢たる座が置かれている。
(数秘術的にいうと、1000 → 1に0が三つあるのは、このオリオンの三ツ星とも深く関係している。)

実は、エジプトの三大ピラミッドの配置と、テオティワカンの三大ピラミッドの配置は一致しており、いずれもオリオンの三ツ星と同一の配置になっている。このオリオンの三ツ星が、統一者(フナブ・ク)13=1の暗号であり、これを1000とも表現するのである。

例の〔12×12×1000=144000〕であり、その内、最初の12は(プレアデス)、次の12は(シリウス)、最後の1000は(オリオン)という単位で構成されている。これが、即ち144000種の銀河人類の異なったプロトタイプを構成する単位であり、そのまま地球人類の身体のエネルギー・フィールドを形造る有機的原材料ともなっている。そして、中心の「13」は神と直結した純粋意識としての本質・霊・魂そのものである。

そのことは、マヤ暦が人類に提示した2012年以降に地球は、「通常の時間」から銀河の「放射状時間」に切り換わるという預言があるが、これとどこか共通する題材が見え隠れする。つまり、永い間地球は外の宇宙から閉ざされ「9つの暗黒の時代」を経てきた。

しかし、2012年以降は目出度く、銀河とつながれ「13の天国の時代」が益々佳境に入り、「地上の閉ざされた時間=通常の時間」から「宇宙に開かれた時間=放射状時間」になるとされる。そのための準備を地球は現在、整えている最中であり、そこに古代マヤの仕掛けた「クリスタル・スカル」が今後、益々クローズ・アップされてくる。

「クリスタル・スカル」が構成する単位 → 12+1のシステムは同時に、「メルカバー船」を構成する「アカシック・フィールドの皮膜=共振電磁場」を創り出す単位にもなっており、そこには人類の起源を記録した地球の歴史=地球アカシック情報が含まれている。

この13を構成する「クリスタル・スカル」の介入により、銀河系との触媒効果が齎される。つまり、銀河系中枢としての「高次元コンピューター」=「銀河の頭脳」とも連動する仕組みが隠されている。マヤが齎した「クリスタル・スカル」の預言=暗号では、時が来て13個の「クリスタル・スカル」が一同に会することで、銀河の最高主宰神(フナブ・ク)が管理する「高次元コンピューター」の情報を受信し始める。

それにより、「銀河の歴史的叡智=高次元情報」を直接、地球のアカシック・フィールド(エネルギー)の場に、銀河情報が転写(同期)されることになる。そうなると、地球に銀河の意思が目覚め始め、「リスタル・スカル」を通して、神々の意思が反映されることになる。これは以前、大本系(教派神道)の霊能者が、”もうじき「石がもの言う=石の発動」の時期が来る”と、国常立ノ神から預言された内容とも共通してくるのである。

それは同時に、地球のアセンションを促す「メルカバー船」のアカシック・フィールドにも直接、銀河情報が転写されることとなり、その後の地球の統一場を支える役割を果たす。この時点で、地球は「神の国の千年紀」を迎えることとなる。

ここで、古代エジプトの「イシス・オシリス神話」に触れるが、この「クリスタル・スカル」と非常に密接な関係を持っていることに気付く。

その神話は、ある時、夫オシリスが悪心セトの罠にはまり、殺害されてしまった。その亡骸を悪心セトは、13に切り刻み、ナイル川のいたる所にばらばらに捨てたのである。それを知った妻であるイシスは涙ながら必死になって亡き夫の遺体をナイル川じゅう歩き回り、一つひとつ拾い集めたのである。

そして、ついに13個の切り刻まれた身体全部を拾い集めることに成功したのである。(※ おそらく、オシリスの13番目の身体は頭部であったと思う。その象徴として、「クリスタル・スカル」も文字通り頭部であり、頭部は最も神聖な神の意思を反映している部位だからである。)

そして妻イシスは、トキの神官であるトートに頼んで復活の儀式を執り行ったのである。そして遂に夫オシリスは復活に成就し、この時、もう一つ身体の一部である14番目の黄金の生殖器をトートによって再生してもらった。そして、これを夫オシリスに装着し、イシスはオシリスと性交することで儀式は終了する。それにより、新たな「鷹の神=ホルス神」が誕生するのである。これは、新たな時代の到来となる太陽の象徴となった。

【 この中にも三位一体が存在している。 → (父・天:オシリス神=オリオン、母・地:イシス神=プレアデス、子・人・太陽:ホルス神=シリウス) 】

【 因みに、エジプト=オリオン、マヤ=プレアデス、日本=シリウスに対応している。 我が国日本は太陽の国でもあり、ホルス神に対応したミロク(弥勒菩薩)の誕生は、新たな時代の到来を意味し、それを大本系の預言書には「日の出の大神」という名で登場する。「ミロク」をペルシャでは別名「ミトラ」ともいわれ、釈迦の預言では、56億7千万年後に出現される仏となっている。この「56億7千万年後」を「五六七」といい、これを→ ”未来仏”を直訳し、”未だ渡来していない仏” → 「未渡来仏」=「ミトラ仏」となった。 】

話を「イシス・オシリス神話」に戻すが、この神話には、人類を設計したトータルな「13という単位」が中心的なテーマになっており、それは人型の設計図としての「アダム・カドモン」を象徴し、その肉片を拾い集めることで「アダム・カドモン」を地球上で再構築させる神々のプログラムが置かれている。それは、同時に銀河の雛形を完成させる「秘儀」でもあるのだ。ようするに、13個の「クリスタル・スカル」が一箇所に集められることと、この神話は密接に絡んでくるのである。

ここでは、ドクロの象徴としての(13=死)の暗号が、そのまま「冥土の死神=オシリス神」になっている点が興味深い。これは、何を意味するかといえば、13個の「クリスタル・スカル」が一箇所に集められることで、そこに、子としてのホルスが誕生する。すなわち「新たな光=太陽」の出現は、直接「新たな銀河次元」の幕開けにも通じてくるのである!

「死と再生」は、そのまま「オシリス神と新たに誕生したホルス神」に対応しており、これこそが、国常立神の「一厘の仕組」の全貌である。すなわち「一厘の仕組」は、死を通して新たな太陽を誕生させる大いなる神の業=仕組みが隠されている。この「死と再生」の変換作用のことを国常立神は、”裏が表になり、表が裏になる仕組み”といった。

これは普段、我々が「生」と思っていた日常感覚(地上の時間)は、宇宙の「無限時間」から見ると実は、「死」んでいた自分(色あせた自分)だったことが分かり、新たに開かれる自我を超えた「死」の世界こそが、魂を振わすほどの新鮮な「生」に満ちあふれた世界だったことに気付く。本来の自分を取り戻すことが、こんなにも歓びに満ちていて、自由に宇宙に羽ばく開放感を感じられることに心から驚くだろう。

この「一厘の仕組」には、「ガイア・アセンションを誘発させる儀式的装置」が仕掛けられている。まさしく、この装置は「5次元の太陽を点火させるための起爆剤」ともなっており、これこそが「セントラル・サン」との連動関係で起こる次元変換作用である。

この「5次元の銀河中心太陽」には、神(フナブ・ク)の「頭部」→「13のクリスタル・スカル」の持つ「三位一体」の用が含まれている。即ち、(愛・叡智・意志)が存在し、①愛=銀河系太陽ロゴス、②叡智=銀河系高次元コンピューター、③意志=フナブ・クの直接の意志が含まれている。

これは、13番目のキリストと12使徒という関係からも明らかである。つまり、キリストの肉片をパンに喩え、血をブドウ酒に喩えてキリストは、「最後の晩餐」の席で、象徴的な儀式を執り行ったとこでも知られている。
【 この儀式=「最後の晩餐」は、マヤ語のインラ・ケチ=分かち合いの行為であり同時に、〔12×12×1000=144000〕の銀河の144000種のブレンドを「13」の象徴であるキリストが統一し、12使徒と共に血と肉との調合を図った儀式=象徴行為とも見て取れるのである。】

その後キリストは、ユダの裏切りにより十字架上に磔になった。これを「受難」といい、キリストは人類の罪を背負い人柱(アダム・カドモン化と死の通過儀礼)となった。そして、三日後キリストは遂に復活を果たし、人類の上に輝ける永遠の太陽となった。

ここで、これまで語ってきた内容を整理すると、「クリスタル・スカル」には様々な暗号が秘められていることが分かる。その主なものを挙げると・・・・

①【ドクロ】 → (死、13の数、神聖な頭部、最高位の意思=フナブ・ク、銀河系中心太陽=目覚めた魂、オシリス神)
②【クリスタル】 → (浄化、光、水、純粋意識、生命の永遠性、生命の花、地球中心核、情報を記録する媒体)
③【生贄】 → (十字架、受難、試練、犠牲、苦しみ、陣痛と出産、変容、異次元の移行、通過儀礼、死と再生)

その意味で、「クリスタル・スカル」はキリストの「死」・「受難」とも重なり、古代マヤでは「生贄」の象徴として儀式に用いられてきた。それは、儀式により「死」を通過することで、人は利己的な存在を越えて、究極的な存在へと変容させる意味が込められている。近い将来、人類は「死の扉」をくぐり抜け、新たな次元へと至る神々のプログラムが用意されている。「死」は単なる肉体の死に止まらず、死は異世界への扉=異なった次元への移行を可能にするイニシエーション(通過儀礼)ともなっているからである。

実は、銀河の神々は地球人一人ひとりの全情報を銀河系中心太陽にある高次元コンピューターによって把握している事実がある。これは、一人ひとりの過去から未来までの運命的な流れとして、刻一刻変化する心、感情、魂の傾向性としての在り方や価値観、行動までの一部始終の情報を掌握し、タイムリーなデータを録っているという。

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(※)ここで、ひとこと、付け加えておきたいことがある。
上記に書かれた「クリスタル・スカル」の情報は、あくまでメタファー(象徴的な比喩)であって、その本質は、上記の謎を解読することによって初めて見えてくるものがある。
(極端なことをいうと、実際にこの先、13個の「クリスタル・スカル」が見つからなくても、その謎を解明し「クリスタル・スカル」の本質を理解することで、自らの中に内的変容を起こすことができる。それにより、宇宙の次元間スター・ゲートが開き、つながれることが多々あるのだ。つまり、メタファーにより本質を理解することで、宇宙の「イデア」を導く仕組みがあるからである。このように宇宙は「イデア」により、次元間チャネルが簡単に切り換わる仕組みがある。)

〔続く〕

銀河系の再構成プロジェクト!

2009-02-12 19:32:26 | Weblog
[ 新しい地球の彼岸として機能 ]

2008/05/20 22:43

地球は特別な惑星として、神々が創造した惑星である。

地球は宇宙間の中で、最も力が一点に集まる位置(集中固体化できる特異点)にあり、これは同時に(四大元素=風・火・水・土)がバランスよく配置された統一場を形成している地点ということでもある。これを宇宙の表記では「円に十字」で表されている。

このことは同時に、地球という星は宇宙の中で最も、物質の極みに達しやすい位置を占め、物質生成の進化系からいえば一番進んだ惑星を形成できる地点ということになる。そこで、地球は永い永い時間をかけて、ついに銀河中で一番重い星に進化させることが出来た唯一の惑星である。地球はある種、銀河系の中での「雛型的役割」を担っている惑星といってもいい。「雛型」ということは即ち、「統一場」であり、それは銀河系全体を支えるための「要石」ないしは、「重心」ともなっている。

この、『物質生成の進化系からいえば一番進んだ惑星』ということには、もう一つここには、神々の秘密が隠されている。それは、地球の物質創造に費やしたエネルギー的な観点からいえば、低次元の物質は、0点を境に一番下弦であり、その反対方向へ均等に同じ長さ(エネルギー・ポテンシャル量)の上弦へ向かう、光のラインが未顕現の状態として止まっている。
(つまり、地球の物質生成は、0点から下弦へ伸びる「実線」として既に完成しており、一方0点から上弦の光へ向かうラインは未顕現の状態として止まっており、これを「可能態」としての「点線」に喩えられる。)

これは、一番低次元の物質は、同時に一番高次元の光の高みへと上昇(アセンション)する可能性が内在していることを物語っている。ようするに、しっかりとした土台が出来れば、それだけ高い世界にジャンプすることが可能となる仕組みがそこにはあるのだ。

その意味で、地球は多くの神々から、それだけ注目されてきた理由がここにある。それは、来たるべき時代に光へ上昇させ銀河全体のエネルギー的な水準での底上げを図り、一挙に高次元へジャンプさせるための期待が込められているからである。つまり、銀河の中で一番低次な地球が光へ上昇できれば、銀河全体の底上げが図れて、銀河全体が一挙に光の世界へ上昇できる。

更に、神々が地球で取り組んだ仕組みがもう一つある。それは、銀河民族全体の集合的なエネルギーの質を再構成させるためのプロジェクトである。先ず、そのための手始めにとして神々は、銀河系じゅうから異なった民族を地球に、大量に入植させることが前提条件であった。そして、実行に移されたのである。ざっと、その総数=144000種の異なった銀河民族のプロトタイプ(原型)を地球に一挙、入植させたのである。

そのことで、銀河民族の集合的な意識の統一場を地球上で完成させることが出来れば、銀化全体のバランスを取り戻すことが出来、強いては銀河全体のエネルギー的質を再構成させることが出来ると踏んだのである。
そのことから地球は、集合的な異なった144000種の民族を一つのブレンドとして造り出す実験場となり、更にそのブレンドを5次元の光に変容させる計画を立てたのである。地球はこのための、「錬金術」でいうところの「フラスコ的な役割」を果たす場ともなった。

しかし、時間が経過すると共に神々のプロジェクトは、予想外の展開が次々と待ち受けていたのである。
当初、想定していたとはいっても異質な144000種の民族を地球という一点の場に集めることは、当然ながら調和を果たすための相互理解が極めて困難であり、やはり何時の時代でも争いが絶えなかったのである。
異なった民族同士の統一ではなく、それぞれの民族が争うことで分離・分裂の歴史を経ていった。この分離・分裂の歴史はある意味、地球を物質化(物質生成の過程)させる手段にもなった。

そうこうしていく内に、更に大きな問題が出始めたのである。それは、外宇宙から凶悪なダークサイドの軍団が大量に地球に押し寄せてきたのである。彼らの狙いは、地球が銀河系の中の「統一場」という「神々の秘密」をどこからか聴きつけ、もし自分たちが地球を支配することに成功したなら、銀河系全体を支配できると踏んだのである。

そこで、神々はこれらの問題を踏まえ更に、一つの 『大きな賭け』 に出たのである。
なぜなら地球は、潜在的にジャンプする可能性はあっても現在、極めて矛盾と混乱の極みに達し、更に外宇宙から危険な連中達のたむろす場ともなり、このような状況下、神々にとって当初のプロジェクトを完成させることは、正に 『大きな賭け』 ともなってしまった。

この壮大なプロジェクトは、宇宙の神々が地球に仕掛けた「銀河宇宙の錬金術」であり、強いていうならば宇宙版 「国常立神」の「一厘の仕組」の全貌である。
この「一厘の仕組」を順調に果たすためのシステムが、隠された形で地球には存在している。
実は、これが 「メルカバー変容船」 の持つ重要な働きであり、現在 無限過去=原初世界へ向けて順調に航行を果たしている。

この 「メルカバー変容船」 の回転エネルギーが、地球に集められた144000種の異なった民族のブレンドの生成を図り、更にそのブレンドを5次元の光へと上昇さるシステム(装置)として機能している。
これらは、今後の地球と人類、更には神々を含めた銀河宇宙全体の運命をも左右する程、「大きな鍵」ともなっているのだ。