『宇宙の再構成プログラム』

次元変容の旅を通して … 見えてくる世界とは!

2013年の前準備としての金環日食

2012-05-20 03:28:00 | Weblog
 日食という現象は、月が新月であるため、太陽のエネルギーを月が吸収し、次期創造のために充電という形でパワーをチャージする現象である。この太陽エネルギーとは、いわば創造に必要な生命力であるが、そのパワーを月が吸収することで、後々の地球人類の集合無意識のレベルに変化をもたらし、様々な創造的イマジネーションを何年もかけて創出する原動力となる。

実は、この集合無意識の働きと、月の作用とは密接に絡み合い、人々の無意識に潜む願望だったり、夢やイマジネーションを次々に想像力豊かに膨らます母体ともなっている。これをアニマ・ムンディといって世界霊魂の総称ともなっているが、今回の金環日食は今までの日食と違い、大きなサイクルでの質的変換という、人類の意識にとってかつて無いほどの大がかりな入れ替えが起きる前兆と捉えることができる。すなわち、今までの物質的な価値から、新たな時代に向けての精神的な価値へと大きくシフトしていく起爆剤ともなる。

入れ替えといって思い出したが、伊勢神宮には「式年遷宮」という習わしがあり、20年に一度、8年という歳月をかけてお宮毎一式、用意された新しい場所に移し替える儀式がある。更に、出雲大社にも60年に1回のペースで「遷宮」があり、来年の2013年には、日本を代表するこの二つの神社の「遷宮」(神様のお引越し)が重なる年であり、これは極めて特別な年ということから、何か重要な意味が隠されている。

伊勢神宮は、東の位置にあり太陽を神格化した「天照大御神」をご祭神に祀る皇大神宮がある神社である。この神の系列は、「天津神系= 天の神々(太陽)」を代表する神社である。これに対し、出雲大社の方は、国譲りの後、国づくりを任された「大国主大神」の住まう地は西に位置し、太陽の沈む場所ということから「黄泉の国」とも言われている。このご祭神を祀る神の系列は、「国津神系= 地の神々(月)」を代表する神社である。

この二社は、日本神界を代表する天と地の神々が集う総本山的な神社であるが、来年は、この天地の神々が「遷宮」という形で一致する大変に珍しい年で、過去にこのような形で両社の「遷宮」が重なったことはなかったという。今回の金環日食も2012年という1年早い時期に起きる現象であるが、これも太陽と月の合一であり、これを平たく言えば、天地の神々が合一するサインということから、以前に本ブログでも「内在神」と「外在神」という表現で紹介したが、この「内外の神々」が目出度く2013年には、揃って新しい場所に移り替わる重要な年となる。

この新しい場所とは、すなわち新しく創造された、新生「内部マトリックス」へ遷移されるのである。この時空は、以前地球に残されていた根のカルマや時空の歪みが、一切無い新しい神聖な場ということになる。このことから、2013年は、新生「内部マトリックス」ヘ、地球で働かれる神々様がすべて遷移される年になる。その意味で、地球も生まれ変わるし、人類を含む自然界の全ての生物も質的変換が起きるのである。

もうその変化は、既に始まっており、早い段階では終盤に差し掛かっている人もいる。このことは、以前にも言っていたように、新しい地球の誕生を意味するが、この新しい地球という時、新しい時空が先ず最初に誕生したことを意味する。そして、この時空に地球が遷移することで、地球は新しい時空に徐々に入れ替わっていく。

この新生「内部マトリックス」は、これからの人類にとって価値ある創造を創出していくための重要な場になっていく。その意味から、これからの地球は、人々にとって、本来の自由意思が発揮でき、豊かな創造を膨らましていく活動が以前よりも、より活発に展開しやすくなっていく。今回の2012年、5月21日の金環日食も、2013年の前準備として、1年早く人類の大規模な意識の質的変換をもたらすためのパワー充電と考えることができる。その意味もあって、新生「内部マトリックス」内に蓄えられるパワーは絶大である。

私も、前回の皆既日食が起きた年、確か1997年3月9日だったと思うが、じかにこの目で確かめるため、近所の高台にある公園のベンチに寝そべり、それが起きるのを待った。そして、日食が始まった途端、周囲の空気の変化をいち早く感じ取った。そして、完全な形になった時、意識で月をシンクロしていたこともあって、自分の胸にその膨大なエネルギーを受け止めたのである。そのエネルギーとは、創造に必要な磁気を帯びた透明で新鮮なエネルギーであった。そのエネルギーは数日間、胸の奥にジンジンとくる感触で止まっていたのを今も覚えている。

今回も、以前と同じように胸でそのエネルギーを受け止めてみようと思っている。今回のようなチャンスはめったにないので、以前、私がやったようにトライしてみるのも良いだろう。日食というのは、月に太陽のパワーがチャージされる現象だが、それを目撃するときに、どれだけ胸の奥で月とシンクロ出来るかが成功への「鍵」になると思う。当日は地域によっては、生憎、曇り空になることもあるようだが、じかに目で確認できなくても、月とシンクロすることを忘れなければ、違った効果が得られるはずである。その効果とは、自身の今後に向けての創造的なパワーのチャージと創造能力の向上である。