『宇宙の再構成プログラム』

次元変容の旅を通して … 見えてくる世界とは!

ジャミッソン・ネルダ博士の第五のインタビュー(その6)

2022-02-13 05:32:54 | ウイングメーカー

ジャミッソン・ネルダ博士の第五のインタビュー(その6)

サラ :録音テープを再び回しました。質問も用意できました。ご準備は宜しいですか?  


ネルダ博士:はい。  


サラ:では、再開しましょう。ラビリンス・グループがタイムトラベル・テクノロジーを開発しようと試み、タイムトラベラーであるウイングメーカーに博士が出会ったことは、奇妙な偶然に思われます。  


ネルダ博士:完全な偶然ではありません-  


サラ:しかし、彼らがエイリアンや他の人間ではない生物でもないということを、博士はどうやって知ったのでしょう?  


ネルダ博士:彼らが自身を詐称する理由を裏付ける証拠がない場合、物事を額面通りに受け入れなくてはならない時があります。  


サラ:博士と私のディスカッションであるこのインタビューは、誰かが自分の家にやってきて、すべての家具の配置を変えてしまうようなものです。このインタビューを読んで、この情報に対して少しパラノイア気味になったり、不安を感じたりする人に対して、どのようなアドバイスがありますか? 読者は、そのような状態になった場合、どうするべきなのでしょうか?  


ネルダ博士:この情報公開は、誰かを怖がらせたり、パラノイアにしたりすることを意図していません。読者を、「無限の存在としての自己」に目覚めさせることをサポートするよう意図しています。本当にそうなのです。それが、この情報の目的なのです。どのような形式のものであれ、それがすべてのウイングメーカーの情報の目的なのです。  


人間の中には、不動のコアが存在しているのですが、生命に対して人工的に意図されたプログラムが反応するため、そのコアが沈黙してしまっています。人間は恐れるようにプログラムされています。その故に、自分の解放を救世主に委ねてしまうのでしょう。では、誰があなたの救世主になりたいと考えているのでしょうか?  


自分たちの力が高潔であることを証明するため、何千人もの子供たちを殺しながら、サダム・フセインをやっきになって怪物に仕立てあげようとしている人でしょうか? 力の背後にいる存在たちは、あなたの前に名乗り出て、あなたを救うと主張する人々です。彼らがどのようにしてそれを行うのかは不明ですが、彼らがそうすることを私は疑っていません。  


そして、彼らがそれを行う度、柵の数が増え続け、柵の中にいる人の数が膨れ上がっていくのです。そのフェンスの高さはどんどん高くなっていきます。柵の外側に残っている人々は、自分たちは独立性や自由を維持するための洞察や特別な情報を持っていると考えているでしょうが、彼らもまた、「ヒューマンVer.2.0・インターフェイス」の内部で活動しているのです。  


私が見る限り、真の質問は二つだけです。ひとつは「自分は真実と幻想のどちらに仕えているのか?」 二つ目は「真実に仕えるのにはどうすれば一番良いのか?」です。  


もし、真実に仕えるための方法とは、抗議や抵抗(レジスタンス)を行い、世界で起きていることに対して認識を構築することであると考えているならば、そうなさってください。しかし、それを行う際、非両極性の視点から行うことを私はお勧めします。更なる分離の視点から分離と闘うことはできないのです。それはただ、分極化を招くだけでしょう。  


あなたが立ち上がるとき、恐怖や他のプログラムされた感情の中ではなく、あなたの生命の本質(ライフ・エッセンス)と調和していることを感じることが大切です。そして、たとえ抗議している時ですらも、あなたの内側に在るソースを表現するのです。  


サヴァリン・インテグラル・プロセスや、サヴァリン・インテグラルのもっと内的な戦略にフォーカスすることを好む方もいるでしょう。この問題には、方程式は存在せず、実際には両方行うことができます。しかし、この情報を知り、それでも受動的であるならば-純粋な傍観者でいることは、それはプログラムされた反応です。そして、それは「真実に仕えるのにはどうすれば一番良いのか?」という質問に対する答えではありません。それは、真実の否定です。  


サラ:博士は、アヌンナキが自分たちのDNAを「ヒューマンVer.2.0」に貸し与えたと仰っていました。それは、彼らのDNAが私たちの中に沢山あるということを示唆しています。この考え方で合っているのでしょうか?  


ネルダ博士:これは非常に込み入った主題になります。そうです。ウイングメーカーによると、アヌンナキは今日わたしたちが体外受精と呼んでいるものを人間の女性と行って、人間のDNAを強化しようとしたそうです。アヌンナキは、世代を超えて自分たちに忠実に仕える亜種を自分たちのDNAを使って創造したかったのです。  


シリウス人も同じことを行いました。DNAの傾向という点では、アヌンナキは征服者であり、シリウス人の子孫は入植者でした。明らかに、これはかなり大雑把な見方であって、アヌンナキやシリウス人のDNAと比較した時、広義では、彼らの血統の性質が備わっていると言えます。  


「ヒューマンVer.2.0」のDNAテンプレートはアヌンナキでしたが、このDNAテンプレートは修正を受けてきました。ここが、この主題が複雑になってくるところなのです。アヌンナキは、物理的な存在ではありません。彼らは、今日わたしたちが知っているような三次元密度の中には存在していませんでした。  


五十万年前の地球は、その密度と地球が浴びている重力場という観点から見た場合、まったく異なる場所でした。アヌンナキは、相互次元生物であり、それが意味するのは、彼らも私たちとまったく同じ様に無限の存在だったということです。ただ、物理的な肉体を持っていませんでした。しかしながら、すべての生命体はDNAを所有しています。それは、量子的な設計図の同等物と言っていいものです。  


そして、彼らは自分たちのアジェンダに合うように機能する物理的な存在を創造する目的で、彼らのDNAを使って実験したのです。そのアジェンダとは、私が述べたように、最初は黄金の採掘でした。しかしその後、その目的はアヌを崇拝する種族を奴隷化することに変わったのです。  


アヌンナキが人間の女性に受精した際、その遺伝子は王家の血統のものでした。そして、それは偶然ではありませんでした。彼らは、その(※)王家の血統を何千世代にも渡って維持したいと望んでいました。そうすることによって、地球での彼らのマスター・プランがより円滑になるからです。


(解説):王家の血統を何千世代にも渡って維持したいと望んでいました。これは、アヌンナキが人間の女性に受精した際、その遺伝子は世界の各王族の血統のものでした。それにより、何千世代にも渡って民衆を支配しやすくするためです。


ヨーロッパ人に多いとされるRH-という血液は、アヌンナキによるものだという。



サラ:それは、国家主義的なものだったのでしょうか?  


ネルダ博士:それはどういう意味でしょうか?  


サラ:アヌンナキの血統は、大半はアラブ人のユダヤ教徒たちに受け継がれたのでしょうか? それとも異教徒の方だったのでしょうか? 物理的な身体に、何か際立って目立つ特徴はあるのでしょうか?  


ネルダ博士:アヌンナキの血統は、最初はバビロニア人とエジプト人だけでしたが、そこから彼らがほとんど全ての人種にその血統を拡散させました。恐らく、今日のこの惑星上のほぼすべての人が、アヌンナキの王家のDNAを微小なパーセンテージではあるものの持っていると言っても過言ではないでしょう。  


サラ:外見という意味ではどうなのでしょう? 彼らは私たちと同じように見えるのでしょうか?  


ネルダ博士:そうです。「ヒューマンVer.1.0」のプロトタイプを作製するために、事実上、アトランティス人とアヌンナキとシリウス人のボディ・スタイルがブレンドされました。それらの存在のすべては、密度はもっと低かったものの、その外見は人間の形と類似したものでした。  


その三つの種族は、自分たちのDNAが混じり合わないよう入念に注意を払っていたため、その遺伝子は混じりあいませんでした。その効果が不確かで、それによって彼らの遺伝子が汚染されたり、突然変異を起こすかもしれないと考えていたからです。しかし忘れて欲しくないのは、人間の物理的な身体とは、実験の産物であったことと、アヌンナキたちは、私たちがちょうど宇宙服を見るのと同じ様に、それを文字通り物理的な保護具として見ていたことです。  


それらの種族のいずれも、地球の密度の中や、地球に似た惑星で生活したことはありません。彼らは、自分たちが創り出したものが地球とどのように相互作用するのか理解していませんでした。そして、その相互作用が生み出す進化の方向は、彼らにはコントロールすることができず、予測することもできなかったのです。地球は、私が前に述べたように、その重力場を通じて人間の身体に影響を与える乱数のようなものだったのです。  


アヌンナキと人間の女性との間の異種交配は、大よそ紀元前六千年に起こりました。そして、これはよくシュメールの文献の中で描写されているような、人間の娘との好色な戯れではなく、計画的に行われたものだったのです。  


その異種交配は、地球の資源を征服し、支配するための亜種を人類の中に配置するための計画の一部でした。それによって、アヌのために資源は一点に一元的に集中され、アヌが帰還した際に、待ち構えていたその両手に世界の富を収めさせることが確実になるわけです。  


サラ: LERM( Light-Encoded Reality Matrix )に関する全体像や、ラビリンス・グループ がLERMを神と見なしていたことを思い起こしているのですが、フィフティーンが博士と同じ情報を読んで、どうしてフィフティーンも博士と同じ結論に達しなかったのかが私には理解できません。  


博士には、ウイングメーカーとのコンタクトがあり、それによって博士はその情報の信憑性に確信を持たれたということは知っています。しかし、なぜフィフティーンは自分の視点にしがみついていると博士は考えますか?  


ネルダ博士: (※)LERMとは、私たちのファンクショナル・インプラントの内部にアヌが構築したホログラムの非物理的な次元と地球次元との間を繋げているものと考えることができます。  




(LERM:ウイングメーカーⅠに書かれた内容を参照!)


博士:LERMとは、意識における遺伝学に相当し、意識とは知覚を備えた生物の現実を構成する設計図に相当するからです。

つまり、LERMが理解出来れば、非時間と非空間で作用している因果関係のシステムを理解することが出来ます。


そのシステムが、時空とエネルギー、そして物質とが構成する現実というフレームワークを基本的に創り上げているのです。


(解説):これは、ヒマラヤ聖者が奇跡現象を起こすように、一般で言う超能力による物品出現のメカニズムを言っています。


LERM内で作用している量子物質は、このテーブルや椅子のような大きな物質とは完全に異なった実在の仕方をしています。


量子物質の真の姿は、人間の目には絶対見えません。科学者たちは、量子物質の効果と、ある程度の特性を目撃してきましたが、その因果を生み出す性質は、科学的な計器を通じては見ることができません・・。

それがどれほど強力であっても。


なぜなら、科学的な計器は物理的なものであるために、時間と空間に関係しているからです。

一方、量子物質は観察者を通して以外には、時空との関係を持っていません。


アン:では、博士はその量子物質という物質の構成ブロックは、誰かがそれを観察しない限り存在しないと言っているのですか・・。

意識がそれを現実として見せ、時間と空間に固定していると?博士がおっしゃっていることはそういう意味でしょうか?


博士:ある意味では。しかし、それは正確ではありません。

こんなふうに説明させて下さい。


意識はエネルギーの一形態として、非時間と非空間にその起源があります。そのエネルギーがLERMの基本的な構成ブロックなのです。


意識は物質化すると特定の空間に局所化されます。

わかりやすく言えば、意識は人間や動物、植物などの物理的な特徴を持った物質になります。ここまではよろしいでしょうか?


アン:はい。


博士:結構です。

意識は物理的な物体へと局所化すると、基本的に、生じた物体の遺伝形質や物理特性の中にコード化されている『現実というマトリックス』に一致するようにLERMを編成します。


つまり、意識は非時間と非空間から移動して物質になります。そして、それはLERMを編成利用して、結果として生じる物体にコード化されている遺伝形質に従った物理的現実を生み出すのです。


もし、物体が人間であれば、人間に特有の遺伝子要因が、その現実を構成するために意識が使う道具になります。


LERMの本質は可能性という無限のフィールドであり、アリストテルスはそれを”ポテンシア”と呼んでいました。

ポテンシアとは、そこから物体が創造される肥沃な大地のようなものです。


自分の意識を応用してLERMを編成できる人々は、単に現実に反応するのではなく、現実そのものを創造することができます。


繰り返しになりますが、量子物質は非時間と非空間を起源に持つため、物質化は瞬時に行うことが可能です。

LERMとは、次元を接続させている「ウェブ」のようなものであり、そしてそれは「双方向」の機能を持っています。「双方向」の機能が意味するものは、どんな生物の意識フレームワークの中にでも、見せたり聞かせたりするものをアヌは投影可能だということです。アヌはまた、個々の存在の生命体験の内容を検知して見ることもできました 。LERMは、「白い光ホワイト・ライト 」とも呼ばれていて、「白色同胞団」がそのガーディアンであると見なされています。  




白色同胞団は、イエスや仏陀を彼らの基本的な支柱として借用しました。 「I AM」のコンセプトを盗んで、それらの要素を「白い光(ホワイト・ライト)」と混ぜこぜにしたのです。そして、その入り混じったものが、歴史を通じてあらゆる宗教、カルト、秘教的な文献の中に織り込まれました。そして、一九五〇年代には、白色同胞団とは実在の組織であると喧伝されました。  


その直後に、アセンデッド・マスターたちが、膨れ上がっていた階層のランクに加わり始め、人間のチャネラーたちが、そういった存在たちのスポークスマンとなり始めたわけです。ウイングメーカーの視点では、そういった存在たちは、分離や気晴らし、幻想の中に人間を強固に固定するための分極化計画の構成要素の一部であると見なされています。  


サラ:それが、フィフティーンの決定とどんな関係があるのですか?  


ネルダ博士:すみません、少し脱線してしまいました … フィフティーンは白色同胞団のことを知っていました。白色同胞団は、階層全体の中で非常に重要な要素だと見なされていました。私がインキュナブラと呼んでいるエリートのキャップストーンに非常に近い位置にいるのです。  


白色同胞団は、惑星にオカルトや秘密の情報をもたらす手段に思えました。そして、それは宗教の俗化運動とバランスするようデザインされていました。宗教の俗化運動とは、本質的に「宗教の惑星」から「科学の惑星」へとそのステージを移行させるものでした。  


フィフティーンは、インキュナブラと白色同胞団から分離するのに十分な確信が持てませんでした。フィフティーンは、LERMを神の証拠であると見なし、彼の世界観を保持しようとしました。  


ついでながら、このフィフティーンの反応は、この情報に対して見られる珍しいものではありません。そして、フィフティーン程の輝かしい知性の持ち主は、未知の世界に踏み込むよりも、既知の世界に留まるという選択を行うのでしょう。フィフティーンの場合、彼には失うものがあまりにも多すぎたのです。  


サラ:何故エリートたちは、宗教を取り除きたいのでしょうか?  


ネルダ博士:まず、あなたの言葉の選択を訂正させて頂きたいです。それはエリートたちではありません。大半の人々は彼らがそう思っているのでしょうけれども。エリートたちの大多数は、企業に勤めていたり、財務を管理していたり、政府の役人であったり、政界の重鎮であったり、軍の司令などをしている人々です。  


そういった人々は、宗教を取り除くといったような決定を行っていません。大多数が、誰がどのようなアジェンダを持っているのか分からないのです。それが、私が「エリートのキャップストーン」と呼んでいる理由なのです。「エリートのキャップストーン」が、アヌの帰還のための準備をしている人々です。  


あなたのご質問に戻れば、宗教は世界秩序にとって障害であると見なされていました。量子物理学の科学は、宗教の教義を反証するキー・エレメントとなり、宗教の影響力に影を落としています。そして、仮にそれが管理できなければ、ホログラムの正体が判明してしまうのです。それでは幻想ではなくなってしまいます。  


白色同胞団は、一九五〇年代に世間に名乗り出ましたが、それはちょうど量子世界の研究が成長の兆を見せ始めた時です。しかし、白色同胞団の起源は十八世紀にまで遡り、その当時は「光の評議会」と呼ばれ、十八世紀以前ですらも、多くの秘密組織の中で概念として存在していました。  


アセンデッド・マスターが互いにテレパシーで通信し合い、人間が抱える諸問題に指導を行うというアイディアは、組織化された宗教に幻滅した人々に一定の人気を獲得しました。  


公平を期して言うと、チャネリング情報の中には、平均的な人間よりも相当な情報を持った存在からのものもありました。そして、その存在たちは、宇宙の秩序や神に関する物事の構造についての優れた知識をもって多くの人々を幻惑しました。しかし、彼らの描写と説明は、幻想のホログラムの中に見出されたものだったのです。  


恐らく、そういったマスターたちが秘密の隠された知識を選ばれた生徒たちにチャネリングを通じて伝え、その生徒たちがその後で本を書き、組織を作るわけですが、その一方で、その情報が、世界を光と闇、善と悪、知っている者と知らない者とに分離させ続けています。  


彼らは、愛、アセンション、真理、神などの言葉を組織化された宗教よりも自由に使い、神は常に愛が凝結したフォースとして描かれました。天使や宇宙存在などもまた、彼らの組織と関連付けられました。  


彼らは、魂や永遠の命といったような構成物やシンボルを借用しただけではなく、彼らは無限に伸びる意識の梯子も創り出し、生徒はその梯子の更なる高みを目指そうと、永遠に学ぼうとしています。  


「高み」が、ある梯子の上に更に存在しているのです。これが、白色同胞団と、率直に言えばすべての秘密結社の、分離戦術のキー・コンセプトだったのです。知識の分割を生み、儀式をひとつ、またひとつと加え、道を歩む生徒たちの更なるパワーと目覚めを約束するわけです。彼らは、分離から目覚める方法を話すことはなく、代わりに分離を強化しているのです。  


サラ:博士は、以前のインタビューの中で(※)セントラルレイスについての情報をシェアされました。 


解説(※):ウイングメーカーはセントラルレイスの代表者たちであると考えられ、それを全宇宙の創造者と定義付けています。ウイングメーカーとは、宇宙でも最古の種族であるセントラルレイスのことを指しており、また他の全ての銀河の生命を生み出した伝説上の神々のことをいう。セントラルレイスは、全宇宙の遺伝子の創造者であり、遥か太古に人類と相互作用した際に、彼らがDNAを人類にブループリントとして仕込んだとされる。

サラ:私のノートを見ると、博士はセントラルレイスは、私たちのDNAに関与していると言っていました。彼らはアヌンナキなのですか? 


ネルダ博士:いいえ、それは違います。DNAを二通りに定義しないといけません。ひとつ目は、人間という装置、ヒューマン・インストゥルメント 、すなわち肉体、感情、マインド・システムに関するもので、それらはDNAというひとつのシステムから発生しているもので、その大半はアヌンナキやシリウス人に起源を持っています。  


二つ目は、人間という装置(ヒューマン・インストゥルメント)の内部にいる無限の存在に関するもので、それもまたDNAに基づいているのですが、それは、サヴァリン・インテグラルの意識の量子的なブループリントです。後者が、セントラルレイスが発展させたDNAです。  


(考察): DNAを二通りに分けると、先ずアヌンナキの方は、人間という装置、ヒューマン・インストゥルメントに関するもので、肉体、感情、マインド・システムの改良に生物学的な側面からDNAを施したと言えます。一方のセントラルレイスの方は、より高次の意識であるサヴァリン・インテグラルの量子的なブループリントに関するもので、イデア的な側面からDNAを施したと言えます。  


サラ:第二のインタビューの中で、博士はウイングメーカーの七つの遺跡は防衛兵器であるという非常に大胆な主張をされました。そして、それが何らかの方法でウイングメーカー・マテリアルの個人的な体験と関係があると。今夜のこの情報開示の見地から、それがどのように働くのか説明して頂けないでしょうか?      


ネルダ博士:ウイングメーカーの情報開示の全体的な趣旨は、サヴァリン・インテグラルについてであり、その意識状態が人間の表現の中に腰を下した際に人類にどんな恩恵があるかについてです。この情報開示を、サイエンス・フィクションと神話の中に留めておく必要性があったのは、私が言及したその防衛兵器の持つある理由からなのです ─      


サラ:では、博士はこれが、ただの物語だと仰るおつもりなのでしょうか?     


ネルダ博士:部分的にはそうです。お分かりのように、ウイングメーカー・マテリアルは、多くの情報の「より糸」から構成されるようデザインされています。あるストランドは物語で、あるものは芸術的なものであり、またあるものはスピリチュアルなものであったり、陰謀論的なものもあります。そして、本当に私たちの世界の中で起こった物事の首尾一貫とした情報公開としてのノン・フィクションのものもあります。ストーリーテリングのストランドが、他のストランドを内包しています。 ある意味で、それが他の内側のストランドを保護していると言えます。      


何故、このような方法が取られたかについては、私は既に説明しました。そして、ある人は単純に事実を公開した方が容易ではなかったのかと感じるかもしれませんが、今夜ここで公開した事実を仮に初めに明かしたとしたならば、誰もこの情報に目を通し、耳を傾けることはなかったでしょう。ウイングメーカー・マテリアルは、検閲を受けるか、こき下ろされ、信用を得ることはなかったでしょう。      


なにはともあれ、良い処方だと私は確信しています。もしも、このインタビューが公開されるとするならば、物語というストランドは、サヴァリン・インテグラル・プロセスをリリースするために受容可能な「容器」を提供するための必需品となるはずです。      


サラ:しかし、私が懸念するのは、博士が前に提供された四つのインタビューは作り話で、少なくても部分的には物語であるということです。どうやって、私はそれを真実として、どこかのニュース・ソースに提示すればいいのでしょうか?     


ネルダ博士:それは不可能でしょうね。      


サラ:では、私はどうすればいいのですか?      


ネルダ博士:あなたは、それを「物語」としてリリースすることができますし、私もそうするでしょう。仮にあなたがそれを好まなかったとしても、それは仕方がありません。      


サラ:どの部分が物語で、どの部分が真実であるのか教えてくれないでしょうか?     


ネルダ博士:それは可能ですが、私がこの情報を公開する方法として依頼されたものではありません。      


サラ:しかし、私は既に多くの時間を費やしてきました。そして自分の評判を保つには、真実の部分に私はフォーカスする必要があります。さもなければ、これは私の意見ですが、本当の話であるかと訊ねられた時に、私は何も立証することができません。     


ネルダ博士:誰もが、絶対的な真実を知ることを望んでいます。このフレーズや、あの教訓、この教義を指して、「これ」は真実で、信じるべきであると説明したいのです。      


それが、この惑星上で行われてきたゲームであり、それは人類が哲学的な手法でこの宇宙を考えるようになってきて以来、ずっと続いてきたものです。そのすべての共有されてきた「真実」は、私たちをどこへ連れてきましたか? 指導者を処罰するために、子供たちを殺すという考え方でしょうか?      


指導者たちが民衆を死の収容所に閉じ込めるという考え方ですか? 宗教指導者たちによる子供たちの虐待ですか? そして、私はあなたにお訊きしたいです。集合的に人類をここへ連れてきた情報の価値とは一体、何なのでしょうか?      


あなたは真実という標識が欲しいのです。しかし、それは誰にもできませんし、あなたが欲しがっている証拠も、誰も持っていないのです。      


サラ:それは何故でしょうか?      


ネルダ博士:私たちは、主権を持った存在だからです。そして、私たちは主権を持った存在として自身を経験しなくてはなりません。他の人々に対して、信じるべきものや、信じてはいけないもの、つまり真偽を決定することはできません。私は、人々が幻想のホログラムの中に生きて欲しくはありません。しかし、それが私たちの現実であり、それに対して愚痴を言っても、それによってその現実を微塵も変えることはありません。マスターとみなされている人について学んだとしても、それもこの現実を変えることはできないでしょう。      


秘教的な情報について詳しく説明した本の一覧をあなたに示すことはできます。その本の内、何冊かはノン・フィクションとして書かれたもので、その内容のすべてにおいて、信頼でき、洞察に富んでいるように見えます。しかし、それでもその言葉に注意深く耳を傾けると、彼らがあなたを別の誰かと分離しているさまが分かると思います。      


彼らが階層をどのように定義しているかが分かるのです。魂は常に学び、人間は常に罪深くて弱い存在であると彼らが定義している様を。無限に階層化された宇宙を彼らが描写する様を。特定の訓練に従事する人々を、光が照らしだす様を。このような説明は、実に巧妙な場合もあります。     


彼らはワンネスについて語りますが、その言葉の中には「裁定(ジャッジメント)」があります。つまり、適切にその訓練を行わない者に対しては非難し、その訓練と他のものを混在させてはならないという指示があり、そうしないとその効果が縮小するといって、別の道を歩んでいる人に自分たちの道に加わるよう勧誘するのです。     


サヴァリン・インテグラル・プロセスには、自分自身を信じることを可能とさせるものは何なのかを識別する訓練がその一部としてあります。その信じる対象は、宇宙やマスター、教えではありません。信じる対象は「あなた自身」であり、それは、信念、思考パターン、恐れ、罪悪感、人から聞いた物語、判断基準、非難、欺瞞など、過去から引きずってきたあらゆるものを脱ぎ捨てた「あなた自身」です。      


それらすべて、あなたが教えられてきた、信じるようにプログラムされてきたすべてを捨て去ることができたならば、何がそこに残されて、あなたの耳に聞えるでしょうか? それは静寂です。(※)深く、クリアな静寂です。それがあなた自身なのです。  


※(考察):深く、クリアな静寂こそが宇宙の中心であり、それが神としての実態、あなた自身の本質でもあるのです。そこには、単純な静寂さがあるだけです。


多くのスピリチュアルや宗教教義で見るような複雑さは不要であり、いかなる階層も存在しないのです。


    


あなたがそれを見つけたとき、あなたは次に、誰もがそれを持っていることに気付くでしょう。アヌも、ルシファーも、イエスも、あなたの隣人も、あなたの配偶者もそれを持っているのです。すべてのものが持っているのです。なのに、どんな証拠をあなたは見つける必要があるというのでしょうか? それをあなたに与えるために、私がどんな証拠をあなたに示し、教えることができるというのでしょう? 私にはそれはできないのです。      


あなたがもし、それを実行されるのであれば、私はプロセスをお伝えすることができます。そのプロセスの中で、自分自身の内部でその体験を見出すことができるかもしれません。しかし、それがすべてです。そのプロセスには、お金はかからず、時間だけが必要とされます。そのプロセスは、誰かによって所有されるものではありません。このプロセスは、あなた以外の何ものの一部分ではありません。あなたがそのプロセスの出発点に立ったならば、それを実行するか拒否するかは、あなた次第なのです。     


誰もが、ワンネスと等価性への認識を地球上での人生の中で達成しなくてはなりません。それが、種族として私たちに行動するよう促されているものなのです。そして、これは私の個人的な意見ですが、そうでなければ、あなたを教える人も教えるものも、何もかもが浪費されてしまいます。      


更に言えば、「物語のストランド」は、人によって、サヴァリン・インテグラル・プロセスを活性化させる媒体としてピッタリかもしれません。そして、それがウイングメーカーが彼らの情報を飲み込ませる上でとったコツなのだと思います。彼らの作品のすべてが、サヴァリン・インテグラル・プロセスとグランド・ポータルへの気づきを個人に示しているのです。      


サラ:アヌがこれまで私が神であると教えられてきたものであるとすれば、ルシファーとは誰なのですか?      


ネルダ博士:それがまさしく、あなたが主権を持たなくてはならない理由なのです。何故なら、アヌが神である世界の中では、ルシファーこそが真に光を纏った者であることが容易に推定できます。しかし、私が何度も何度も言ってきたことを思い出して欲しいのです。誰もが幻想のホログラムの中で彷徨っているということを。      


全員が彷徨っているとするならば、一体誰が真実へとあなたを導くことができるというのでしょうか? 誰にもそれはできないのです。真実とは、地球上で人間として、無限の存在としての自己を表現することです。それが、私が知っている真実の最も近い定義です。これは、あなたや未来にこれを読む方のそれと同じではないかもしれませんが、これが私の真実の定義なのです。     


ルシファーは、それを提唱しましたか? 私が認識する限り、彼はそんな提唱はしていません。誰も私の真実とする対象を支持していないとするならば、誰かが一インチでも他の方向へ私を動かすことができるというのでしょうか?     


あなたは、ルシファーとは誰なのかと私に訊ねました。その質問にお答えする方法は、何千と存在し、その幾つかを私は既に知っています。別の定義を加えると、ルシファーはアヌと対極にある存在でも、アヌの操り人形でもありません。基本的なレベルでは、ルシファーは私たちと同じように等価性とワンネスの中に住んでいます。彼は目覚めた存在なのでしょうか? 私には分かりません。    私は彼と会ったことはありませんし、彼と話をしたこともありません。仮に私が彼と会って話す機会があれば、私が今しがた定義したような形で、彼が人類の自由を支援するかどうかを訊ねるでしょう。そして、彼が「イエス」というのであれば、その反証を見るまでは私は彼の言葉を受け入れるでしょう。彼が「ノー」と言うのであれば、私は彼の前から立ち去るでしょう。彼が「メイビー」と言うのであれば、彼と対話を続け、この活動を支援してくれるように彼を招き入れるでしょう。      


誰もが目覚め始めています。この活性化が超スローモーションで動いているように見えるかもしれないことを私は分かっていますが、七十年か八十年の内に巨大なシフトが起こり、この世界で実際に起きていることとして人類に認識される可能性があります。それを隠す方法は存在しません。それは既に無意識のレイヤーで起こっており、壁を押し倒すまで波及し続けるでしょう。      


サラ:これは質問というよりは、意見や感想に近いものですが、サヴァリン・インテグラル・プロセスは、超越論的なものではなく、存在論的なものに見えます。また、お互いに支え合える仲間がいる組織的なグループで行うというよりも、孤独な旅のように感じます。私の考え方で合っているのでしょうか?      


ネルダ博士:部分的にはイエスと言えます。「サヴァリンの側面」については、あなたが指摘したものだと私は思います。それは個人にとって、自分の内部で発達させる必要がある内的なプロセスです。しかし、「インテグラルの側面」は集合的なものなのですが、私はそれを組織構造的なものとして言うつもりはありません。      


このプロセスは、いかなる組織や特定の個人の手の外側にいることが必要とされます。組織的な構造の中で、このプロセスを所有したりコントロールしたりすることは不可能です。インターネットや電子メールを使って、お互いにサポートすることは可能であると私は思います。人によっては、この種のサポートを望むでしょう。自分の自己裁量に任せるのを好む人もいるかもしれません。      


相対的に、このプロセスが存在論的なものであるというのは、その通りですね。このプロセスは、あなたの仲間たちが彷徨い、奴隷化されたままでどんどん狭くなっていく囲いの中に閉じ込められている傍らで、自分だけが天国の高い場所に次元上昇し、完璧な世界の中に留まるといったものではありません。このプロセスは、ハートの美徳をシェアし、あなたが行動の中で真実を表現することです。そして、それを行う場所は、ここ、地球です。      


このプロセスとは、アヌのハードウェアとマルドゥークのソフトウェアの干渉を排除して、この地球上に人間が自分たちの生命の本質(ライフ・エッセンス)を表現する場所を作ることです。そして、それは私たちの両親の恐怖と分離を生み出し、すべての子供たちの自己中心主義と世界を嫌悪するような性質を生み出してきた外的なプログラムを解体することです。      


サラ:私がこの情報を公開すると決めた場合、私もそのプロセスを実践しなくてはならないのでしょうか?      


ネルダ博士:そんなことはありません。      


サラ:そのことについて、少し考える時間をもらってもいいでしょうか?      


ネルダ博士:どれくらい、時間が必要ですか?      


サラ:たぶん、一週間ぐらいです…      


ネルダ博士:問題ありません。もっと時間が必要であれば、もっと時間をかけてもらっても構いません。      


サラ:博士は自分が捕まるかもしれないと諦めてはいらっしゃらないのですか?      


ネルダ博士:私は現実主義者です。私は、ACIOが何かを焦っているとは考えていません。彼らは単に、私を隔離するのに全力を尽くすだけでしょう。      


サラ:それはどういう意味ですか?      


ネルダ博士:社会から断絶された個室の中に閉じ込められるという意味です。      


サラ:アヌについては、どうなのですか?     


ネルダ博士:アヌとは、アヌンナキという種族の王家の指導者の名前に過ぎません。彼の名は、ある一人の存在というよりも、シンボリックなもので、それはエリートのキャップストーンのシンボルです。そしてアヌはまた、プログラムされた存在としての人類としても見ることもできます。彼は、ある程度において誰の中にも存在しているのです。      


アヌは、自分自身を全知の遍在する存在として表明しています。そして、これはある意味では本当のことであるため、私はその現実に対処しなくてはなりません。目覚めて、このプロセスを実践している人は誰しもが、その抵抗に何らかの形で出会うでしょう。   


サラ:しかし、アヌに対処しなくてはならないと人々が耳にしたら、そこから逃げてしまわないでしょうか? 誰がそれと闘おうとするのでしょうか … そんな機械マシーンと?      


ネルダ博士:ウイングメーカーの見立てでは、何千人も出現するでしょう。その後、何万人となり、それが何百万人となるのです。臨界点に達したとき、壁は一瞬で崩壊します。      


サラ:しかし、それにはヒステリーやパニックが伴わないでしょうか? ある時期、私はグランド・ポータルとはテクノロジーによる魂の発見で、それは自宅で寛ぎながら誰もがインターネットでそれを見たり、体験したりするものだと考えていました。しかし、そのようなものではないのですね?      


ネルダ博士:ええ。それは、リアリティの大規模な崩壊と言った方が近いです。※ 突然、無限の存在がヒューマン・ユニフォームの内部で目を覚まして、何が起こっているのか驚くのです。


  


地球の硬質化が臨界点に達し、幻想の壁は一瞬で崩壊する

↓ これと同じ原理で進行している。



※(考察):突然、無限の存在がヒューマン・ユニフォームの内部で目を覚まして、何が起こっているのか驚くのです。 この話は、2012年の終わりに起こると予言したゲリー・ボーネルの話を思い出します。彼は未来の情報をアカシックレコードから読み取り、本には、それと似た現象が書かれているからです。その本とは、『光の12日間』というタイトルで、ある日突然、無限の光がシャワーのように降り注ぎ、見るものすべてが光り輝く、という奇跡体験を小説という形で綴っています。それが一個人に限らず、全人類に起こる現象として紹介されていました。私が思うに、これは2012年の終わりではなく、ウイングメーカーがいう、西暦2075年以降に地球の高密度化が進んで臨界点に達し、遂に壁が押し倒されグランド・ポータルが人類に発見されることと重なってきます。その時、グランド・ポータルから無限の光が降り注ぎ、人類は永い奴隷状態から解放されると予言しています。彼は、その現象をトランス状態で垣間見、60年以上も早い2012年の終わりに起こると予言してしまったのではないかと思ったからです。 




『光の12日間』ゲリー・ボーネル著


サラ:それが起こらなかった場合は、どうなるのでしょうか? 仮に、「トランスヒューマニズム、Ver.3.0」が勝利し、新たな人類が分離主義の世界の中に閉じ込められたとしたら、どうなるのでしょうか?      


ネルダ博士:その質問には、どんな風にお答えすればよいのか分かりません。ただ、ウイングメーカーから提供された情報によると、新しいインセプション・ポイントが存在し、それは必然的に新たな道があることを意味します。恐らく、それにはかなりの時間を要するでしょう。しかし、それは起きるはずです。そうあるべきです。私たちは無限の存在で、この事実を無期限に封じ込めておくことはできないのです。      


サラ:分かりました。ただ、無限の存在という概念そのものなのですが、それは永劫の時間の中にいるということだと思います。魂も、コンセプトとして永劫の時間の中にあるものです。この二者の間に、どのような違いがあるのでしょうか?      


ネルダ博士:ええ、魂は永劫の時間の中にいます。しかし、それは三つの経路の中へと閉じ込められてきたのです。一つ目の経路は、輪廻転生とカルマです。二つ目は、善良で従順なる者は、天国に入ることができるという考えです。三つ目は、高次元へとアセンドし、最終的に階層の教師となるという考え方です。魂に関するものではありませんが、これとは別の四つ目の道もあります。それは私たちには魂などはなく、ただの肉と血であるという考えです。      


自分が魂であると思っているものと仮定した場合、人の魂はこの三つのうちのひとつの経路から出来上がっているのです。この三つの経路は、私がもう既に述べているように、幻想のホログラムの中に存在するものです。この三つの経路は、(※)壁の外側へは連れていってくれませんし、壁を少しも揺るがすことはないのです。  


※(考察):壁の外側へは連れていってくれませんし、壁を少しも揺るがすことはないのです。このことは、以前に私は壁の内側、幻想のホログラムの内部のことを「内部マトリックス」、又の名を「子宮内宇宙」という表現で説明していました。三つの経路も、この内側に存在しています。壁の崩壊と同時に、壁の外側の宇宙が顕現する場所として「外部マトリックス」、別名「イデア・マトリックス」という表現で説明していました。   


「ヒューマンVer.2.0・インターフェイス」から切り離され、地球上で人間の肉体を纏ったまま、無限の存在として自己を認識することが、五つ目の経路です。「四つの扉のうちから、一つを選んでください」とアナウンサーが繰り返し続けるゲーム・ショーの中に私たちはずっと生きてきたのです。(※)その一方、第五の扉は完全にその存在を無視されてきました。   


※(考察):五つ目の経路である第五の扉とは、幻想のホログラムである「子宮内宇宙」から外宇宙への旅立ち、つまり「宇宙の出産」を意味しています。   

この新たなインセプション・ポイントが、「第五の扉」という選択肢を付け加えるのです。それが違いです。      


サラ:もっとご質問を続けることができればいいと思うのですが、たぶんここが止め時だと思います。      


ネルダ博士:そうですね、サラ。      


サラ:では、このインタビューを終わりにしたいと思います。でも、終わりの前に、結びの言葉をお願いしたいのですが。      


ネルダ博士:そうですね、まずはこの二週間、私と寛容にお付き合いくださって有難うございました。あなたのご質問が素晴らしい水先案内となり、その謙虚な姿勢によって、あなたはこの情報を無理なく自然に理解してくれました。そのことによって、私は心を開いて話すことができました。あなたはこれを読む人々の役に立つように良く尽くしてくれました。感謝致します。     


私は自分が提供するように依頼されたものをすべてお話することができたと思います。このインタビューを始めた当初は、随分ぎこちなかったと自覚しています。この話をどうやって話していくべきか分からなかったのです。私はまた、もっと情報が欲しいと思っている人もいらっしゃることを知っていますが、決定的なマテリアルは、ここにある、このインタビューです。      


もっと詳細で、様々なニュアンスを含んだものを提供できたかもしれませんが、どんなに詳しい内容であっても、人によってはそれでも十分なものにはならないでしょう。これは、本を読んだり、他の人から知識を吸収したりするものではなく、行動に関するものが、そのすべてです。私が提示したものに、ざっと目を通してそれをスタートとしてください。そして、それがインセプション・ポイントに本当に必要とされるすべてです。      


この話が、架空の人物によるファンタジックな旅のように見え、真剣に考える必要のない、あり得ない出来事のように感じるかもしれませんが、私の視点では、これがウイングメーカーの情報の中で最も重要なものです。      


サラ:ありがとうございました、ネルダ博士。      


セッション終了      


私たちの内部に在るものは、宇宙が創造される前から存在していました。私たちの内部に在る、超量子プレ・クォンタム コアは、時空よりも先に存在していました。私たちを奴隷化した、いかなる異次元の種族よりも前から存在していたのです。私たちは、弱くも無防備でもありません。私たちは、八十年の寿命に縛られた、ただの人間ではないのです。私たちは、無限の存在です。私たちに必要とされるすべては、私たちが真実に仕えることができるように世界を変容させることです。何故なら、私たちは真実を見ているからです。私たちが騙され易い子供ではないのと同じように、地球は遊び場でも教室でもありません。ニューエイジも、時の終りも存在しません。私たちすべてが属している無限のプラットフォームだけが存在しています。そこで、私たちは地球の上でサヴァリン・インテグラルとして立ち上がるのです。  


ジェームズ・マヒュー  




(完)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿