『宇宙の再構成プログラム』

次元変容の旅を通して … 見えてくる世界とは!

時間の壁を超える時期が近づいた!

2011-08-22 19:31:04 | Weblog

古い地球の「内部マトリックス」 ↑

 待ちに待った彼岸として目標にしていた、時間の壁を超える時期が遂に近づいた。この予感を感じたのは、ここ一ヶ月のことであり、過去から行っていた作業として地層の壁を遂に突き破ることに成功した。これにより、地球中心核にあるアメンティーのホールに出ることができたのである。この領域に出ると、地球の制約として何世も付きまとってきたカルマ的な資質として横たわっていた先祖や民族の遺伝的な特性からの影響を受けなくなる。

この影響は、おそらく誰もがこれら時空間の制約として天体地球から宇宙の外である創造の源へ行くことを永い間、阻まれてきたといっても過言ではない。この壁は、地球人類にとっての 「檻」 でもあり、この 「檻」 のことを私は、「子宮内宇宙」 又は、古い地球の 「内部マトリックス」 といった。この象徴が、日本のお祭りで皆が担ぐ 「お神輿」 である。

この領域は、もろに時空間的な因果律から制約を受けるよう、予め設定された空間領域でもあった。何故なら、宇宙のプログラムを実行する神々にとって、地球と人類のエネルギー変容を促進するに当って、魂と霊的身体の成長を目的にしていたからだ。要するに、この時空間領域は学習のための学校でもあった訳であるが、これまでの時代は 「影の時代」 として止まり、人類は宇宙の真の情報や次元領域から遮断され、狭い箱の中で右往左往しながらも、様々な歴史を通して多くの経験(教訓や成功体験)を積み成長し続けてきたのである。

これら、臨界点へ向かうためには、どうしても人類は、時空間的な制約を受ける必要があったことが容易に理解できる。何故なら、この因果律から自らが直接受ける体験を通して、よりリアルに学習を積むことが出来たからである。これらの学習体験から様々な理解が生まれ、同時にエネルギー変換も一緒に促進されていくからである。つまり、一時的な制約を踏むことで、魂と霊的な身体の成長を促進する力になったということである。

予断であるが、体が十分に出来ていない段階で、外の高次な宇宙次元に放り出されたら、殆どの胎児は生きていけない。これは、未熟児の段階で外の世界に出されることと同じで、そのための措置として胎児を一時的に、安全な場に移し保護する必要があったからだ。それが、「保育器」 であり、時空間的な制約を設けることで、逆に胎児にとっては保護される力に取って代わった訳である。この緩やかな成長過程を通して、身体と併せて個性化を育んできた。

しかし、永い間の変容から胎児は心身ともに十分に育ち、いよいよ子宮内の世界から胎児は外の、より高次な世界に生まれ出て更なる成長を遂げようとしている。現在、この臨界点をどれだけの人が感じ取っているのか?これらは、人によって様々持つ特性から、どうしても個人差が出てくることが予想される。しかし、この違いは、どこから来るのか ・・・ !

それは、個人の気質が生み出すカルマ的な要素からカルマ物質を生産し、それがどれくらい地層に堆積物として残しているかである。その量の違いからも個人差が出てくるが、それらがアメンティーへの通路を阻む一種のブロックとなっており、それが通過する上での一番の問題点となってくる。人を外見から見ただけで、その人の持つカルマの量を判断する手掛かりは得られない。私の経験上、蓋を開けて後から分かることは、表に表れているところは氷山の一角であり、まさに表に現れていない水面下にこそ、大量の根のカルマが横たわっていることに何時も驚かされる。

それこそ、一人ひとり蓋を開けてみなければ、判断が付かないところがある。この物質が大量にあると、出産がどうしても 「難産」 になりやすい傾向になる。そのため、予定の時期より、かなり遅れるのは必須である。更には、現在も尚、エゴを暴走している人にとっては、より危険性が出てくることは確実である。これらのカルマ物質とは、消極・否定的な情念体がつくり出した産物である。この情念体を意識的・無意識的に出す習慣のある人は、修道を実践する必要があり、進んでこの時期に実践が出来れば、どうにかギリギリ間に合う。

これらの情念体が放たれた結果、空間に融けて消えることは決してない。それは、そのまま地下に溜まり、幾重にも鍾乳石のように堆積し地下深くまで根を張り成長し続けるところがある。そして、しまいには自らを支える 「生命の樹」 を根こそぎ枯らしてしまう。要するに、そのまま放置すれば、いずれ根腐れを引き起こす原因にもなるからである。「生命の樹」 は、カバラでも象徴されているように、これらを支える根源領域は根の世界に存在し、現在、そこでの浄化作業が急務であり、この作業は非常に困難を極めるからだ。

子宮内宇宙に象徴される 「内部マトリックス」 領域とは、心と感情の織り成す潜象世界であり、神秘学でいうところの 「月下の世界」 に象徴されている。要するに、個々の潜在意識は人類の集合無意識と、直接的・間接的に連動していて、そこを形造る世界と理解すれればよい。ここを 「赤の世界」 といって、宇宙では 「赤の書物」 が存在しており、心や感情に対する学習要項として示されている。

外の世界、つまり 「外部マトリックス」 の世界に出るためには、この赤の領域を完全に自己コントロールするためのライセンスが必要になってくる。この 「赤の書物」 を学習し、完全に卒業しなければ宇宙へのライセンスを神々から戴くことは出来ない。赤の世界の向こう側にある教えこそが、「宇宙の叡智」 であり、この領域は 「青の書物」 として存在している。

因みに、 「赤の書物」 の内容について付け加えれば、自らの心や感情の乱れに対し、自己コントロールする完全なる調整力と併せて、生命にとっての普遍的な愛念、感謝の念、慈悲の念といったものも含まれている。それらは、かつてのキリストや仏陀の残した教えに見られるような、神や宇宙に対する信仰的な要素からなり、全体的にそれら心の発動を促す教えが主眼となっている。そこを橋渡すことで、「外部マトリックス」 領域である 「宇宙の叡智」 へと繋いでいくことができる。

この時期、通常の時間の流れと並行して、過去へと遡る時間の流れも含まれている。そのため、出産の流れに便乗している人は、必然的に過去の出来事に遭遇しやすい傾向にある。これは、すなわちカルマ的な印象に見舞われ易くなるということでもあり、過去に負ったトラウマ的な印象を次々に受け取るため、いわばフラッシュ・バックしやすい状況にあるともいえる。これらは、童謡でも唄われているように、”行きはヨイヨイ、帰りは怖い”と、いうことを物語っている。

そこで、大切なのは心や感情の乱れから自らを見失うことなく、十分に意識的かつ精神的なバランスを保つことが大切である。これらの重要性を現在、少なからず実感している人にとっては、正常な出産への流れに乗っている確認にもなるが、人によっては完全に抜け切った人もいて、一切の感情的な乱れがなくなり、すっきりした感覚が続いている、という人もかなりいる。

前回、人間はややともすると、”猿同然であると神によって示された!” という話をしたが、これは、「三猿」(見ざる・聞かざる・言わざる)として、神が地上に降ろした象徴物の一つであり、まさに、この時期は冷静な自己コントロールを保つ人間こそが、「難産」 を無時に乗り越えていくことが出来ることを示唆され、同時に修道の大切さも示された。

我々の船である、「次元空間船」 は、幸いに時間を逆流している速さが間接的な時間を生きる地上の人たちより、桁外れに出産が早く完了する仕組がある。そのための要素として、「次元空間船」 との同調率を高めることが 『鍵』 になっている。そして、上記で説明したように心の調整と併せて、共同超意識(非局所的な一体感)としての連帯感をそれぞれ持つことが重要になってくる。