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モモ、ウマにのる

クルマにものる

石都々古和気神社(福島)

2012-08-23 10:00:00 | 北海道・東北の寺社/ご朱印
塩竈神社でオットが買ったガイドブック『全国一の宮めぐり』に
陸奥国一の宮(つつこわけ神社3社)のことが載っていたので、
最終日にお詣りすることに。



まずは、石都々古和気神社(いわつつこわけじんじゃ)。



車から歩いてきただけで全身大汗なのに… 水がない!



ちび狛犬さまが…



ちび狛犬さまが! きゃわゆい。



後ろ姿。
ケンシロウに秘孔を突かれたみたいにボコボコしている…



鳥居までのこの階段におそれをなしてはいけない。
鳥居をくぐったら左折して山頂まで続くのだ。



だんだん険しくなる。

途中 赤外線センサーのように蜘蛛の糸が張られていて、
神社の境内で蜘蛛の巣を破壊したら申し訳ない気がして
フウフでくぐる!



まだまだ登る。



石門(鳥居)。






や、やっと拝殿が見えてきた…



はい… がんばって下ります…



本殿の屋根の上にもう一つ屋根があった。
貴重な建物だから保護しているのだろうか。



本殿の右側にあった五重塔。



てっぺんに龍。



もう栗が落ちていた。



社務所では女性の方が応対してくださった。
上がりがまちに腰掛けさせていただいて、旅の話などを少々。
脇には当社が紹介されたパワースポット特集の雑誌が何誌も置かれていた。

馬場都々古別神社(福島)

2012-08-23 09:00:00 | 北海道・東北の寺社/ご朱印
続いて馬場都々古別神社にお詣り。


手水鉢にラップが貼ってあるのは初めて見た。ぼうふら対策?



門がりっぱ!






ぎりぎりの木陰で涼むぎん太2号。
写真の右手前が宮司さんのお宅へ通じる道。

「ご朱印・ご祈祷は社務所で受付。要事前連絡」
とあったので、お留守かも…と思いながら伺うと、
宮司さんとそのお母さまがとても丁重に応対してくださった。

冷たいアクエリアスを出してくださり、生き返る気持ちだった。



つつこわけ神社は3社ありますけど、
過日あった天皇陛下主催の催し(?)では 馬場都々古別神社がいちばんに呼ばれたので
うちがいちばん格が高いと認識されているようです
と 謙虚な宮司さんが矜持を覗かせていた。

こんなに長居してご迷惑ではなかったかしら…
とこちらが心配になるほど長い間、神社や歴史の話をしてくださった。

本当にありがとうございました。


先日来られた 神社の撮影を趣味にしていらっしゃる方が
「この神社で撮った写真に不思議な影のようなものが写った」
とおっしゃっていたと聞き、
宮司さんのお宅をおいとましてからもう一度お詣りしてみた。


震災で倒れてしまった灯籠。
この灯籠以外に被害はなかったのだそう。







来てよかった。
とても印象に残る神社だった。

八槻都々古別神社(福島)

2012-08-23 08:00:00 | 北海道・東北の寺社/ご朱印

最後は八槻都々古別神社にお詣り。


  
将棋盤のような石が土台に載っているだけ…?
震災でも無事だったところを見ると、固定されているのだろうか。
(少うしずれているような気もする)



ちび狛犬さまは どこでもかわいらしい。



馬場都々古別神社に比べてずいぶん新しく感じた。



えっ、タコ?



こちらは、おサカナさん。

門の彫刻で海のものを見るのは珍しいのでは…


  
裏側(拝殿側)には迫力の狛犬さま。












女性の方が押してくださった。


*



5泊6日の旅を終えて家路につく。

とってもとっても楽しい旅だった!
来年は秋田、山形… と西側を旅しよう
なんて言っているけれど、実現するかどうかは神のみぞ知る。

五大堂(宮城)

2012-08-22 10:00:00 | 北海道・東北の寺社/ご朱印

5日めは、まず松島へ。



坂上田村麻呂が東征の際に建て、伊達政宗が再建したお堂、五大堂を目指す。



しかしこの「すかし橋」… かなり勇気がいる!!



「五大堂への参詣には身も心も乱れのないように
脚下をよく照顧して気を引き締めさせるための配慮」ですって!
あざーっす!



どんなにがんばっても鳴らない鉦(かね)。





*



町はきれいになっていたけれど、
お店の壁の私の肩ぐらいの位置に
「津波がここまで来ました」
という張り紙がしてあった。

瑞巌寺(宮城)

2012-08-22 09:00:00 | 北海道・東北の寺社/ご朱印
続いて伊達政宗公の菩提寺、瑞巌寺へ。
朝からうだるような暑さ。



特別公開中の国宝、庫裡。
傘立てがいっぱい。

庫裡の前の日がさんさんと差す場所に警備員さんが汗だくで立っていた。
中へお入りになっては… だめなのか。



御霊屋へ続く岩のトンネル。



苔むした岩壁。



本堂は平成28年まで修理中で入れず残念ー
と思っていたら、
代わりに普段は入れない大書院でご本尊や伊達家代々のお位牌が公開されていた。

本堂は暗いし、大書院ほど近くでご本尊を拝めなかっただろうし、
何より大書院は冷房が効いていたので、
ちょっと得した気分だね
とオットと言いあった。



ここの寺務所のお方がコワモテで、
五大堂のご朱印もくださいと言うのをうっかり忘れてしまった。


*


宝物殿には
伊達綱宗公が描いた「双駒図」という馬の絵があって、とてもよかった。

熊耳耕年(クマガミコウネン)という人が 依頼主の大宮司に
「ご依頼の構図ですと主役が目立たなくなってしまいます」
と別の構図を提案する手紙が残っていて、興味深いと思った。
それももちろん馬の絵なんだけど。
大宮司コレクション 「宇田川先陣争い図 下絵」

どちらも、検索しても出てこない… どこかに写真はないかなぁ。


*



境内にあった洞窟群。
逆からまわってしまったので何が何だかわからなかった。



「元来 納骨や供養のための施設で
 造営は鎌倉時代に遡り、江戸時代まで続いた。
 松島は古来「奥州の高野」と呼ばれ
 浄土往生を祈念する神聖な霊場であった」



西国三十三観音巡拝所におられた馬頭観音さま。



「これみんな気づかないで素通りしてるけど、カエルだよね」
うなずきあうフウフ。

塩竈神社/志波彦神社(宮城)

2012-08-22 08:00:00 | 北海道・東北の寺社/ご朱印
お次は、陸奥国一の宮塩竈神社へ。


売店の下に、おネコさま。



明治7年に塩竈神社の別宮本殿に遷祀された志波彦神社とセットになっていた。



厳重な手水舎。


塩竈神社へ向かう途中 ふと左に目をやると、

ぎょーー


  
歯がたくましい狛犬さま。   …宇宙人?








  
おひげ(?)が室内犬ふうの狛犬さま。



見開きで押してくださった。


*



塩竈神社には、実際にご神馬がいらしたようす。



金龍号… 会いたかった。

馬齢28歳が人間にして112歳だったら、
33歳まで生きたノーザンテーストは132歳だったという計算になる。


ご神馬とは
(1)神のお使い
(2)幸福をもたらす瑞相の馬
(3)神の乗用に供する馬
神社に奉納した馬、を総称する。

ご神馬の条件は
白の七文の瑞相を持ち
乗馬、挽馬に使用したことのない清浄な馬で、
二歳馬のとき奉納される。

金龍号は
鼻すじ、下唇、四肢、尾の計7白文
だったのだそうで、
「白の七文の瑞相」に強く惹かれたオットは
「今後の馬選びの参考にする」
と「御神馬略記」を撮影するようツマに頼んだのであった。

瑞鳳寺(宮城)

2012-08-22 06:00:00 | 北海道・東北の寺社/ご朱印
塩竈神社の後は、伊達政宗公を祀る霊廟瑞鳳殿へ。



坂の途中にあった鹿児島県人墓地。

西南戦争で政治犯として捕らえられた人たちが、服役で仙台に移され、
志願して開墾や築港に参加し、この地で亡くなったのだそう。



瑞鳳寺ご位牌安置所。



土足はいけない

このほかにも、宮城県で見た注意書きは独特の口調だった。



お顔のとても大きなお地蔵さまがいらした。



参拝後 出てきてからこの看板が見えた。
徴収するところはなかったけど…?



相馬の野馬追いの後 仙台で見た「むすび丸」くん
今も仙台で熱心にアピールしていた。



この石段は 戦争による焼失を免れた藩政時代からのもので、
段数は伊達家の禄高(62万石)を表したものと言われている。

杉並木は樹齢370年余。

「藩政時代の空気を感じてください」というようなことが書いてあった。



涅槃門。この門(の脇)を抜けると、



伊達政宗公の墓所瑞鳳殿がある。きらびやかー
1945年の戦災で焼失し、1979年に再建されたものだそう。



猛暑日にこたえる高低差。

大崎八幡宮(宮城)

2012-08-22 05:00:00 | 北海道・東北の寺社/ご朱印

旅程に入れていた青葉城は、戦争で焼けてしまって残っていない。
実際に行ってみると「このへん一帯」と言うしかないぐらい広大だし、
駐車場も見つからないしで、近くを通り過ぎただけ。

昨日のニュースで
震災で崩れた石垣の補修工事がようやく始まったと言っていた。



冬 雪深いから?
交差点の真ん中に設置された信号機に
車両用の信号も歩行者用の信号もついていた。
(ぎん太2号のフロントガラスが汚れていてうまく撮れてない)


その後、仙台総鎮守大崎八幡宮にお詣り。


楽天イーグルスがシーズン前に必勝祈願に来るらしい。



また見つけた神馬舎。



馬房は小さめに感じたけれど、在来馬だったらちょうどいいのかも。

東松山の妙安寺に行ったときには
お寺で馬が飼われている
という絵がどうしても想像できなかったものだけど、
生きた馬がご神馬として奉納されていることはよくあるのだね。






社務所前にたたずんでいらした狛犬さま。
柏手を打つとお囃子が鳴り、狛犬さまが踊り出す。



たけなわで急停止した狛犬さま。
お疲れさまでした。


中尊寺(岩手) その1

2012-08-21 08:00:00 | 北海道・東北の寺社/ご朱印
東北ドライブの第2の目的は、中尊寺だった。

浅草の祖母が遺した御朱印帳に中尊寺のご朱印がいくつもあったので
それほど何度も訪れたくなるような場所なのかと気になっていたのと、
ちょっと前にNHKの歴史番組で中尊寺を見て興味を持っていたので。


入ってすぐにお詣りした弁慶堂では、なぜかリラックマの絵馬がずらり。






杉並木



薬師堂のご朱印。

「貼るタイプですけど、よろしければお貼りしますよ」
と言われたのでお願いしたら ごっつはみ出していて、
気ーにーなーるーー…



本堂のご朱印。
拝観前に御朱印帳を預けて出るときに受け取る方式だということに出るとき気づき、
入り直して2回拝観。

ご朱印は参拝を終えてからいただくもの
と私は思っているので、
参拝前に預けるシステム(観光地の寺社に多い)にはいつまでも慣れない。



峯薬師堂。
こちらも貼るタイプ。
貼りましょうかと言われるも今回は丁重にお断りした。



大日堂。



讃衡蔵(さんこうぞう)。
現存する3千点以上の国宝・重要文化財のほとんどがここに収蔵されている。

仏像一体一体がとても神々しかったので
モモフウフはいちいち手を合わせていたのだけど、
周りを見たら拝んでいる人はほとんどいなくて
ちょっぴり気恥ずかしくなった。


その2へ続く

中尊寺(岩手) その2

2012-08-21 07:00:00 | 北海道・東北の寺社/ご朱印

金色堂。

モモ  「金色堂と言えばこの建物の写真が出てくるけど、金色じゃないよね」
オット 「この中に入ってるんだよ! 外にそのままあるわけないだろ」
モモ  「え、知ってたの!?」(あほ)



中は人だかり。(撮影禁止)

度重なる火災によって多くの堂塔が焼失した中
金色堂だけが創建当時の姿のまま残っているのだそう。
そのきらびやかさは筆舌に尽くしがたい。
一見の価値ありですよ!


御朱印帳を預ける場所でページを開こうとしていたら
「開かなくていいです」
とぴしゃりと言われてびびった…
日に何十枚(何百枚!?)とご朱印を押していて大変なのだろう…。



旧覆堂。
現在の覆堂ができるまで5百年間金色堂を守っていた。



旧覆堂内部。



弁財天堂。



経蔵。






阿弥陀堂。


写真をたくさん撮ったつもりだったのに、全然撮っていなかった!
暑さに体力を奪われていたからかもしれない。