住宅ローンへの道 PART15

夏に成る頃最終的な図面が出来上がる。
打ち合わせを重ねて行くうちに有る疑問が沸いたので聞いてみた。
「あの、家造りには関係無いけど入居してゴミはどうなるんでしょうか？」
「えーと、通常は角地の方の所に出すことに成ります」
「じゃー、こちらで清掃局うんぬんかんぬんは無いのですね」
「ええ、心配御無用です」
平面図を見る限りは、ほぼ完璧。
後は、オプション部分の金額のすり合わせ。
これは、僕よりも金融担当大臣に任せた方が安心だ。
先方は、ＦＡＸで流して来るが、その度に「これじゃ駄目です！」
の一点張りでＱ社のＳ氏も困り果ててた。
最後は、妻に押し切られて形で要求通りの見積もりが上がって来た。

この頃になると仲介業者も、セキュリティー会社、引越し業者、床のコーティング
など、様々な資料を持って来て営業が活発に成る。

後悔無いつもりでも、街中で素敵な家など見てしまうと
「あっ！やはり外壁の色はこっちの方が良かったかな？」
なんて、気持ちが揺らぐんです。

郵送で正式図面が送られて来た。
「ああ、これで始まるんだな」

８月になって、週末に現地にこっそり見に行った。
基礎の工事が行われて居た。
最初の感想は「うわー小さい」
あそこが、便所でここがお風呂か。
それで、あそこが「プチ部屋」？
おいおい、こんなスペースでセントバーナードが入るのかよ。

昨年の夏はやたら台風が多く、家の建設状況が心配した。
当初の打ち合わせの中では、引渡しは１１月下旬と言う事で話は進んで居たが
どうなるのかな？？

９月に入り予定通り１１月の最終週には引き渡せそうですと言う連絡が入った。