住宅ローンへの道 PART13

家造りも起動に乗ると、そろそろ融資先の銀行とどのような
形で契約するか悩む事になる。

我が家は仲介業者の斡旋で、某３銀行で内示を貰って居るが
精神衛生的に仲介業者に意のままと言う感じで気分が悪い。
数千万円の借金となると、金利０．０１％違うと結構違う。
駄目元で、数行自分達で探してみた。

個人でやるとなると、審査に結構時間が掛かる。
結論から言えば、あと３００万円と言う部分で審査に至る前で
没になった。
じゃー何故？某３銀行はＯＫしてくれたか。

銀行それぞれ、○月○日までに契約された方！金利０，７％３５年優遇
とか、殆どの銀行がやっている。
我が家は、３００万円多い分優遇を０．５％でどうでしょう？
さすが銀行！商売が上手だ。
言い方変えれば、あと３００万円自己資金でも有れば買主の我々が主導権を握り
借主の気持ちで、銀行を選べたとも言える。

「おーい！誰か３０００万円貸してくれないか？３５年付き合って
儲けさせてやるぞ」こんなイメージでしょうか。

早々に保険屋のＫ氏を呼び出した。
と言うか奴は本当にくるのだろうか？と言う疑問も有ったから。
「もしもしＫさん！１１月に某３銀行と本契約になるのですが？
相談に乗ってくれません」
驚いた事に彼は快く承諾してくれた。

夜になり、Ｋ氏による今後の景気、銀行の裏側とう色々
御教授を授かった。
景気に関しては、未だ数ヶ月あるので契約直前に長期固定で望むか
短期で望むか決めれば良い。
後は、銀行にとって良いお客に成らない事。彼らに取って髪の毛では無いが
長い付き合いをしてくれる客が大好きらしい。

その中で、面白いと思ったのは。
どの銀行でも、３年５年の固定金利は余り大差が無いのだが、
１０年固定と成ると銀行が数字に差が生じてくる。
この、数字で各銀行が将来景気をどのように読んで居るか分かるらしい。
高い数字の所は、景気上向き。低い所は景気は伸び悩みと言う感じらしい。
払う身になれば安いに越した事が無いが、景気伸び悩みも困った課題だ。

現段階では、我が家に愛の手を差し伸べてくれた某３銀行
だけなので、感謝の気持ちは有るのだが。出来れば余り長い付き合いはしたくないよね。