*太陽の子歳事記*

てぃだぬふぁさいじき・・YOKOが愛する音楽、沖縄、日々の生活

顎関節症治療。一旦終了。

2006-10-22 13:38:01 | 歯列矯正奮闘記
最近、本当によく風邪を引いてしまう。
先週からずっと具合悪くて未だに咳が止まらない。
忙しいからか、抵抗力が落ちてるからか、歳のせいか・・。

でも体調はあまり良くないが、顎の調子はすごくいい。
このところ痛みも全然無いし口もかなり開く。
そういえば、アイドルの松浦亜弥さんが
顎関節症でコンサートを中止したとか
ニュースがあったように思うんだけど、
歌を歌う人にとってはツライだろうなあと
その辛さが解るだけに本気で同情してしまう。
自分も症状が重い時は、家で歌を歌おうとして
痛くて断念した覚えがある(笑)。
別に家で大声で歌を歌う必要なんて無いんだけど、
どうしても歌いたかったのに。無念だった。


先日、久しぶりに口腔外科で診てもらった。

「調子はどうですか?変わらない?」

「いや、かなりイイです。もうほとんど痛みがないし。
 関節の音はまだ鳴りますけど。」

「大きく口開けてみて。・・・(ぽきっ!)
 あ、すごいいい音鳴ったね、今(笑)。」

で、音が鳴りにくい口の開け方を教えてもらって、
練習するように言われた。
下顎を前に出してからゆっくり開けると音が鳴らないので、
顎にその動きを覚えさせるといいそうだ。

開口は36mmになっていたので、思わず拍手。
指が縦に三本入る位まで開くようになった。

「よし、これで完治した?かな?」

「・・・・。え?
 それは私が決めてもいいことなんですかね?(笑)
 先生が判断してくれることなんじゃ・・?」

「(笑)ごめん、ごめん。
 まあ正確には顎関節症って完治とは言えないんだけど。
 でも今は症状が治まってる状態なんで、
 一度今やってる治療を全部止めてみようか。」

今やってる治療は、レーザー治療とスプリント。
レーザーは2週間に1度ペースで麻酔科で受けていて、
スプリントは就寝時や痛みが出た時に装着している。
柳下先生の考えでは、これらの治療をストップしてみて、
普通の生活をした上で症状が出なければベストだというコト。

結局、麻酔科の石井先生にも相談して、
レーザー治療も今月いっぱいで止めてみることになった。


なんか素晴らしくないですか?
治療を始めて約9ヶ月。
完治はしないと言われ、痛いし口は開かないし、
もうダメなんだろうなぁと諦めていた時期もあったけど、
こうして徐々に回復してきて。
やっぱりちゃんとした病院でいい先生に治療を受ければ
それなりに良くなるっていう事だ。
顎関節症で悩んでる人も多くいると思うけど、
自分に合った治療がきっとあるはずなので、
諦めずに頑張れば必ずよくなるはず!
と経験者のYOKOは思ったのでした。

今度ビッグマック食べてみよう。



リテーナーの定期検診。

2006-08-01 20:37:42 | 歯列矯正奮闘記
今日も昨日も関東はとっても涼しい。
もう8月に入ったなんて信じられないくらい過ごしやすい。
夏好きのYOKOには少し物足りないくらい。
そういえば、ウチの近所はまだ蝉も鳴いてないなぁ。


先週、半年ぶりに矯正歯科に行ってきた。
昨年11月に矯正装置をはずしてもらい、
リテーナー生活になって8ヶ月。
定期検診の時期が来たのだった。

「こんにちは~。お久しぶりです。
 調子はいかがですか?」

院長の広瀬先生がにこやかに診てくださった。

「はい、歯の方はとっても調子いいです♪」

「『歯の方は』?ってことは他に問題が?」

「顎の関節の調子がまだちょっと良くないので
 大学病院の口腔外科にはまだ通ってるんです。」

「そうですか。先生は誰に診てもらってますか?」

「引き続き柳下先生に。」

「そうですか。」

特に追求はなく、そのままリテーナーと噛み合わせのチェック。

YOKOのリテーナーは固定式のモノで、
歯の裏側に針金が接着剤で引っ付けてある形式なので、
他人から見ても絶対分からない。
着脱式のリテーナーは喋りにくいとか目立つとか色々あるらしいが、
コレは歯磨き以外なんの不便もないのですごく楽だ。

リテーナーに関しては破損もなく問題なかったようだが、
噛み合わせは奥歯がずれてきていたらしく、

「ちょっと削りますね~。」

と、いきなりガリガリガリ・・ッと何本か削られた。
削るといっても虫歯治療みたいに掘られる訳ではなく、
歯の表面を削るだけなので痛くはないのだが、
やっぱりあの歯医者さん特有の機械音は恐怖・・。
イヤ~な汗が出てくる感じ。

「どうですか?以前よりカッチリ噛み合った感じしませんか?」

うう~ん・・。
そう言われれば、左側ばかり当たってた歯が
ちょっと両方にバランス良くなったような気が・・・
でも言われないと分かんない(笑)

その後、衛生士の金田先生が削った歯の表面を
滑らかに研磨してくださり、治療は終了。

「それにしても、すごく口が大きく開くようになりましたね。
 前は全然開かなかったですもんね。」

「そうなんです~。最近だいぶ開くようになって。」

「良かったですよね~♪訓練の成果でしょうね。」

・・いや、訓練はサボってましたが・・(笑)
確かに開口は30mm以上だし今はハンバーガーも食べられるよ

「奥歯はまだまだズレてくると思います。
 次回は1年半後にまた来てください。
 それまでに装置が外れたりしたらすぐ来てくださいね。」
えぇ?1年半後?再来年の年明け頃ってこと?
すっごい先の話でびっくり。
リテーナーって一体何年くらい付けてるモノなの?

その日は治療費も支払うことなく帰った。
一番最初に払った歯列矯正代に含まれてるってことかな?
歯医者さんの治療料金って未だによく解らない。
入交先生んところでも虫歯チェックと
歯のクリーニングしてもらってるのにタダだったりするし、
大学病院でも麻酔科のレーザー治療は点数取れないからって
窓口では再診料の170円しか支払わないし。
安くつくなら患者にとってはありがたい話だけどネ。

まあとりあえず歯並びは問題なく維持されてるってことね。
ちょっと安心した。
あとは顎関節症と口唇部の痺れが改善されれば
カ・ン・ペ・キってことで。
なんとかならないかなぁ。
・・前向きにがんばりまっす!


ガムを噛んでみた。

2006-07-16 22:58:54 | 歯列矯正奮闘記
歯列矯正を始めてからここ何年も、
ガムというものを噛んだことなかった。

矯正してる人には分かると思うが、
ガムは矯正器具に引っ付くので矯正中は食べられない。
おまけに自分の場合、歯列矯正が終了してから
顎関節症がヒドくなったので、
噛めるようになるとは思ってもみなかった。

でも最近顎の調子もかなり良くなったし、
このガムは同じ味のキャンディがすごく美味しかったので、
試しに噛んでみた。

お、痛くないぞ。
よしよし。よかった。


先週、また口腔外科で診察を受けた。
多少日によって痛い日もあるが
概ね調子がいいコトを先生に伝えると、

「後1週間スプリントをはめてみて調子が良かったら、
 今度ははずして様子をみようか。」

ということになった。
結局、自然の状態で症状が出ないことが一番好ましいので、
スプリントはあくまで調子の悪い時に装着するという形が
望ましいと先生は考えているそうだ。

「どんな時が痛いんだろう?
 また長時間喋り過ぎたりしたの?(笑)」

「(笑)違いますよ!フランスパン食べたの!
 そうしたらメキッ!って痛くなったんです。」

「・・・。フランスパンかぁ。・・。」

先生的にはリハビリのためにも固いモノを
食べるようにした方がいいと思ってるみたいだが、
YOKOの顎はどうやら固いモノには弱いらしく、
引き千切るような食べ物はダメみたい。
でも固いモノを食べなければ調子がいいので、
これは数ヶ月前に比べるとすこぶる回復傾向なのでは。

まだ大きな口を開けたら顎関節は音が鳴るけれど、
開口もかなり広がってるので、
(普通の人に比べれば全然開いてないけど)
日常生活には差し支えない程度になったと思う。
もしかしたらもう治療も終了かな。

あとは、また酷くならないよう願うばかりだネ。
どうかこのまま完治しますように。 




顎関節症治療。その7。

2006-07-04 19:40:21 | 歯列矯正奮闘記
早いものでもう今年も半年が過ぎた。
思えば去年の今頃は沖縄の八重山で夏を満喫!!してたのに・・
今年は今の仕事と転職活動で気持ちが落ち着かないので、
もう少し余裕ができたら秋頃に行こうかと企んでいる。

そういえば顎関節症の治療も半年位になるかも。
先週はやっとスプリントの調整をしてもらった。
以前作ったスプリントは厚みが1mmなのだが、
それに肉付けをしてもらった。







こーんな感じ。これで約4~5mmの高さになるらしい。
この半透明の素材はレジンらしいのだが、作成は少々苦しかった。
片側に盛った後、口の中に装着してもう片側に盛っていくのだが、
これがもうなんとも臭い!

「ひぃ~。くひゃ~~い!(くさぁい!)」

「はぁい、あ~ん。がまんしてね~。
 シンナーじゃないから大丈夫だからね~。
 あ、舌に落ちちゃった(笑)。」(←笑い事じゃねぇ!)

匂いが鼻から抜けて涙出そう。
乾いたら無味無臭なんだけど。
で、ガチガチと噛み合わせて削ってもらって完成。
これから毎晩就寝時に装着することになった。

通常健康な顎の人は2~3mmの開口状態が安定位置らしいが、
顎関節症の人は大体4~5mm開けた方が
顎の筋肉の緊張が安まって楽になる、らしい。

で、装着感はというと、最初はすごい違和感があった。
なんだか逆に顎がダルい感じで辛かったが、
何日かすると慣れてきた。
でもこれで顎の痛みが退いたかといえばそうじゃなく、
日によって痛かったり疼いたりは相変わらずだし、
全く何ともない調子いい日もあるし・・って感じ。
効果があるのか全然分からないなぁ。

来週にまた診てもらって微調整をするコトになっている。
自分的にはもうちょっと低い方が楽な気がするんだけど。
丁度いい高さは個人差があるって先生もおっしゃってたので
相談してみようかと思う。

でも最初の頃よりは確実に良くなってるので、
このまま症状が段々と治まればいいなぁ。

今月末には久しぶりに矯正歯科にも行くことになった。
リテーナーを着けて半年。
歯並びがずれてなければいいけど。
まだまだ歯医者通いの日々は続く・・。

顎関節症治療。その6。

2006-06-09 22:54:07 | 歯列矯正奮闘記
あら、顎関節症の治療を始めてからもう5ヶ月か。
昨年末からずっと調子悪くて、
顎を動かすと関節は痛いし、
関節が擦れて音はギシギシ鳴るし、
相変わらず口は開かないし・・
って三重苦だったんだけどね。
ここ最近は随分調子が良くなってきた。

で、先日また大学病院で診察を受けてきた。
この頃は麻酔科と口腔外科をハシゴすることが多い。

麻酔科では近赤外線を顎関節に当てる治療をしている。
もともと顎変形症手術の後遺症で左下口唇部に痺れが残り、
その治療のために通っていたのだが、
顎関節症の症状が出てからは
レーザーを神経麻痺の患部に当てるのではなく、
両顎関節に当ててもらっている。

口腔外科の柳下先生が、

「ところで痺れの方はどうなの?取れてきてるの?」

と聞いてきたので、自分も逆に聞いてみた。

「いえ。全然相変わらず痺れてるんですけど・・。
 でも検査数値では正常範囲内って出てましたから、
 もうしょうがないんですかね?
 痺れの回復はもう諦めた方がいいですか?」

・・・。(ちょっとの沈黙。)「そうだね。」
・・・、ひそかに、、 あ・き・ら・め・ろ、と?そう仰る?
・・ドクターに見捨てられると患者って落ち込むんすよね。

「もう、手術して1年以上経つからねえ。
 徐々に治ってはいくだろうけど・・。
 どの時点で完治と言うのかは僕らも判断は難しいな。」

ふ~ん。そうですか。今の状態でもう治った事にしますか?(笑)
まぁ別に日常生活に差し支えないからいいけどね。
もうほとんど気にもならないし。

でも、そのレーザー治療は顎関節にはかなり効果があるみたいで、
麻酔科の石井先生も

「これは確かに効果あるんだよね。
 実際他の患者さんでも開口がどんどん良くなってる人いるし。」

と言っていた。

で、口腔外科で開口数値を測ってもらうと
なんと32mmまで開くようになっていた。 すごい!
今までで最高だ。手術前より大きく開いている。ウソみたい。
さすがにあまり開けると顎に痛みはあるけどね。
毎週のように病院に通ってレーザー当ててる介があったかも。

柳下先生も

「おお、すごい。開くようになったねー。良かった!
 僕もすごくうれしい

って喜んでくれてたし。

ただ口を開ける時にやはり左に下顎がカクッと歪む。
右の顎はちゃんと動いてるけど、左の顎はロックしてしまってるそうだ。
いつまた調子悪くなるか分からない状態。
痛みも完全に取れたわけではないし。

ということで、次回スプリントの調整をすることになった。
 ※ スプリント・・マウスピースのこと
今は約1mmの厚さのスプリントを就寝時装着しているが、
厚さを4~5mm位まで上げてみるらしい。
ちょっと口を半開きにしたくらいの状態が
顎関節の一番安まる位置だと言われているらしく、
スプリントでその状態をキープさせるそうだ。
それでもし症状がもっと改善されればステキね
なんか、いい調子なんちゃうの?あたし。



顎関節症治療。回復の兆し。

2006-05-17 23:45:12 | 歯列矯正奮闘記
最近、顎の調子がいい。
痛みもほとんど無くなってきたし、関節の音もあまり鳴らなくなった。
さすがにアクビとか大きく口を開けると少し痛いけど。
一体どうしたことか。
寝る時にはめているスプリントのおかげだろうか。
それとも大学病院の麻酔科で受けているレーザー治療のおかげかな。

先週、大学病院の口腔外科で診察を受けてきたが、
理由はともあれ症状が回復傾向なので、
特にスプリントの調節等も行わずに経過観察することになった。

驚いたのが開口で、測定したら30mm開いていた。
これは自分の手術前の開口数値と同じ。
30mmというと指が2本半位入る程度なのだが、
手術してこの1年以上では28mmが最高だったので、
やっと元に戻ったというわけだ。
やっぱり痛みがないと口も大きく開けるわけだなぁ。

このままの調子がずっと続いてくれるといいな。
顎関節症って再発しやすいらしいので、
またいつ何時痛くなるか分からないけどね。
先日友達と晩ご飯を食べに行って、
3時間以上食べながら喋り続けてたら、
すっごい顎が痛くなって帰りは結構ブルーになったのよね。
でも先生にその話をしたら
「それは顎も疲れるよね。」
って笑って済まされたけど。

とりあえずレーザー治療とスプリント装着は続けてみて、
痛みが出なければ良し ってコトで。

・・・でも一生固いモノ食べられないんだよねぇ、きっと。
フランスパンとかスルメはYOKOに与えるべからず。



顎関節症治療。一進一退。

2006-04-20 22:38:03 | 歯列矯正奮闘記
1月から勉強して先日受験した資格取得の検定試験
昨日郵送で合格通知が届きました!!
やっと少し落ち着きを取り戻しつつある今日この頃・・。

春やなぁ~・・新緑の美しい季節。
東京は人だらけ。大学生とか新入社員とか。
4月の通勤電車は毎年地獄絵図のようだ(笑)。
でもフレッシュパワーあふれまくり。華やかである。

ところがそれとはウラハラに自分の顎の調子はイマイチ。
2週間くらい前から痛みがまたひどくなってきて、
特にゴハンを食べる時がかなり痛くて辛かった。
もしかして寝る時装着してるスプリントのせい?
顎の位置を今までと違うところで噛み締めてたからかな?
朝起きると左の顎がすごく怠い。

で、先週大学病院で診てもらったら、
やっぱり先生も
「もしかしてコレのせいかなぁ・・。
 これから楽な位置に調節していこうと思ってるんだけど。
 また炎症起こしてるんだな。」
と少し頭を抱えて悩み気味。

結局、炎症と痛みを取らないことには先に進めないので、
また消炎鎮痛剤を処方されて服用することになった。
以前の治療に逆戻りである。
スプリント装着もとりあえずお休み。
痛みが取れたら再開することとなった。

正に一進一退・・
もうこれ以上良くならないのかな・・と諦め半分だったが、
「顎関節症の治療は時間が掛かっても仕方ないから。
 良くなったり、治療が合わなかったりもあるし。
 気長にゆっくりやっていこうね。」

と先生に諭され、とりあえず納得。
自分が諦めた時点で終わってしまうものだしね。
長期決戦のつもりでがんばっていこう。

で、薬を飲んで一週間。
相変わらずポンタールカプセルはよく効く。
かなり痛みは取れてきた。
これなら少しは治療もまた進めるかも。
淡い期待を抱きつつ、また今週病院いってきます。


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顎関節症の治療。その3。

2006-03-30 11:35:40 | 歯列矯正奮闘記

「先生、あたし発見したんですけど。」
「何?」
「上を向いて口を大きく開けると、痛みが激しいんですよ。」
「なんでわざわざ上向いて口開けたりするの?
 そんな痛くなるようなことしなくていいよ。」
「だって!ガラガラうがいとかするもん。」(なぜか子ども口調。)
「・・ああ、うがいねぇ。なるほど。」


・・・なんてアホな会話をしながら口腔外科の診察。
相変わらず左顎関節の痛みは引かず、
先々週に歯型を取ってもらって、
昨日はマウスピースを作ってもらった。

↑上の写真がそのマウスピースで、
プラスティックでできてるらしい。
これを就寝時のみ上の歯に装着することになった。



厚みが1mmほどあるだろうか。
これを着けることによって少し上下の歯と歯に隙間が空いて、
顎関節への負担が和らぐ・・そうだ。
その関節を安定させる一番いい位置というのが
人によって違うらしいので、
また2週間後に行って調整してもらうことになった。

で、着け心地はというと、なかなか良い。
思ったよりあんまり違和感がない。
これは続けられそうである。
材質がプラスティックなので、
お湯で洗ったりすると変形するそうだ。
熱に弱いので気をつけるように言われた。

「もっと質のいいスプリントを作成してもいいんだけど、
 お金が掛かるしとりあえずこれで。
 痛みが無くなればあまり着ける必要ないから。」

顎関節症の治療方法って
ほんとに色々な考え方があるみたいだけど、
柳下先生自身も顎関節症を持っているらしいので、
経験上で診てもらえるから一応信頼はしている。
先生は、あまりスプリントに頼るのもちょっとね・・
って感じだった。

なにはともあれ、がんばって装着します。
これで少しでも痛みが引けばいいんだけどねぇ・・


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顎関節症の治療。その2。

2006-02-18 18:43:49 | 歯列矯正奮闘記
ウチの近所でもう梅が開花していた。
もうすぐ暖かくなるかなぁ。着実に春はきてるね。

ところで、先日また大学病院で顎関節症の診察を受けてきた。
顎関節の炎症止めの薬を2週間飲んで、
かなり効き目があり痛みが引いてきたので、
先週1週間は薬をストップして様子をみていたのだが。

「どうー?痛み出なかったー?」
「・・・。いえ、それが・・。
 実はだんだんまた痛みが出てきて、
 がんばって耐えてたんですけど、やっぱり耐えきれなくて、
 2、3日前くらいからまた薬飲んじゃいました。」

「そうかぁ・・。また痛いのかぁ・・・。
 う~~ん。どうしようかなぁ。」


先生はかなり悩んでいた。どうしようか、どうしようか。
そうなの、やっぱり痛いのです・・
薬を服用していた時は調子良くて、
開口も29mm以上開いていたというのに、
薬を止めたらまた日に日に痛みが増してきたのである。

結局、もう一度薬を1週間きっちり服用し、
その後また1週間ストップしてみて、
痛みが出るようならマウスピースを作る事になった。
マウスピースは就寝時に装着する物で、
下顎の一番安まる位置で噛み合うようにして、
(この位置が個人個人それぞれ違うので、測定するのが難しいらしい)
顎に負担がかからない場所で固定するという感じだそうだ(?)。
(かなり曖昧な知識。ちゃんと先生の話を聞けよ!←自分ツッコミ)
それにしても、いい加減自分の顎ながらうんざりしてきた。
一体いつになったら何も気にせず食事できるの?
・・いや、解ってます。もう一生無理なんだよね。
あ、でも顎関節の固まった靭帯を引っぱがす手術もあるんだって。

「まぁそこまでする必要ないと思うけどね。
 顔面神経が通ってる所触るし、結構大変だし。」

と先生は言ってたけど。
あたしもそう思う。
ってか、絶対、イヤ!!!
もう顔面を切るのは勘弁してくれって感じ。
口が全く開かなくなったりするとそういう処置もあるらしい。

とりあえず、みなさま顎は大切にしましょう。
一度悪くすると、なっかなか大変ですよ、コレは。


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顎関節症の治療。

2006-01-28 22:48:04 | 歯列矯正奮闘記
今週はちょっと忙しかった。
実は最近ある資格を取ろうと思っていて、
教室に通い始めたのでバタバタしている。

ところで、今週の25日に大学病院の口腔外科に行ってきた。
先日書いたように、近頃顎の左関節がかなり痛くて
ゴハン食べる時もうまく開かないし、
ゴリゴリと骨の擦れるような音がして不快なのである。
正確に言うと、顎変形症の手術をした時からずっと
調子は良くないのだが、それでもこんなに痛くなかったし。

麻酔科の先生には前から痛いことを訴えていたので、
レーザー治療もここ最近は関節に当ててもらっている。

で、口腔外科での診察。

「痛いのかぁ。開口訓練やりすぎたかなぁ。
 口開ける練習やってる?」

「いえ、痛いんで。全然やってません!
 もうそんなに口開かなくてもいいです・・。」
(かなり諦め入ってる。)
「うん、僕もそう思うよ。もともと30mmしか開いてないんだし。
 今指2本分くらい開くもんね。
 これ位開けばそんな困らないでしょ?」

いや困らない訳じゃないけど、痛みに比べりゃなんてことないっす

「もともと関節症持ってたんだよなぁ・・。
 音鳴ってる?ギシギシって感じの音。」


鳴ってます、耳元で。動かす度に。
先生曰く、普通は顎を動かすと関節の靭帯も一緒に動くけど、
関節の靭帯が固まってしまうと動かなくなって、
それが骨と擦れて音が鳴ってしまうそうだ。

「それって固まってしまうとどうなるんですか?
 もう動かないんですか?」

「うん、動かない。」
・・・ 一生っすか!?

「とにかく痛みを取ろう。薬出すね。炎症を抑える薬。」

先生が言うには、顎関節症の治療っていうのはそれこそ色々あって、
ドクターによって考え方も違うし治療方法もそれぞれだそうだ。
マウスピースを作って噛み合わせを調整したりって方法もあるけど、
先生の場合は今の段階でそこまですることはないとの判断みたい。
例えば肘の関節とかなら動かさないように
関節を休めたりできるけど、顎関節はそうはいかない。
食べたり話したり、眠ってても常に動かしてるし。
だから薬で炎症を治めれば痛みが取れるってことだ。

「でも、また痛くなったりしないの?」
だって、関節の位置は今のままなんだし、
ずっと擦れたまんまってことだよね・・

「それは分からない。2ヶ月後、半年後にまた痛みでることもあれば、
 何年も大丈夫な人もいるし。人それぞれだしね。」


そんなぁ~・・ そんなものなのか。
じゃあ、痛み出ないように気をつけるしかないってことか。
一生?それはツライぞ。

で、薬を飲み始めて3日。
とりあえず痛みには効いている。 
やるじゃん、ポンタールカプセル!(薬の名前)
でも大きく口が開けられないし、音も相変わらずゴリゴリ鳴ってます。
薬が切れたらまだ痛いし。まったく難儀やなぁ。
もう一生治らないのかなぁ。
誰かいい治療方法知りませんか?


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リテーナーになって1ヶ月。

2006-01-17 15:26:43 | 歯列矯正奮闘記
実はここ最近、顎関節の調子がかなり悪い。
年末頃から左関節の痛みがひどくなってきて、
日に日に痛みが増してきている気がする。
口をちょっと大きく開けようとしたり、
固い物を噛んだりするとすごく痛くなって、
しばらく動かすのが億劫になるくらいなのである。

そんな中、昨日は約1ヶ月ぶりに矯正歯科へ行ってきた。
リテーナーと噛み合わせのチェックをしてもらった。
矯正器具を外してからやはり奥歯は若干動いているようで、
上の歯左5,6番と右も5番辺りを少し削られた。
すると上下の噛み合わせがカッチリしたような感じに。
治療はそれで終了で、次回は半年後に様子を診てもらうことになった。

で、例の顎関節の痛みを訴えたところ、
今はまだ噛み合わせが安定していないし、
元々自分の場合、最初から顎関節が悪かったから
痛みが出てしまうのかも知れないとのこと。
なるべく無理に顎を使わないように、
関節を休めるよう気をつけてみてください、と言われた。

確かに顎を動かさずにじっとしている時は痛まないし、
休めた方がいいならそうするけど・・。
開口訓練が全くできないんだよね~。痛くて。

結局歯列矯正しても顎関節症は治らないのかな。
このまま痛みが一生続くのかなぁ。
どうか、これ以上痛みがひどくなりませんように・・

今週末にはまた大学病院へいってきます。


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神経麻痺が回復傾向。

2005-11-27 18:24:22 | 歯列矯正奮闘記
18日に歯列矯正の装置が取れてリテーナーに移行し、
矯正歯科は来年まで行かなくて良いのだが、
実は顎変形症手術の後遺症がまだ残っているので、
引き続き大学病院へは通って行かなければいけない。

 術後の症状 その①「左下口唇部が神経麻痺している」
       その②「顎関節が大きく開かない」


その①では現在も麻酔科でレーザー治療を行っていて、
ほぼ毎週のように病院通いをしてきたのだが、
自分ではちっとも症状に改善が見られない気がしていたので、
先生にも何度か相談してみた。
すると、口腔外科の柳下先生と麻酔科の石井先生が
話し合いをして下さったようで、
一度また器械で数値を測定し、もし回復が全く見られないようなら、
治療を続けるかどうか考えましょうということになった。
つまり結果によっては、
最終的に続けるかどうするかは自分の判断に任せるが、
これ以上回復は望めないと判断を下しますよということになったのだ。

それで、先週その器械での測定を行ってもらった。
「ニューロメーター」というPCに繋がった装置で、
電極を患部に当てて電流を流し、電気を感じる速度を測定する。
それを数値化して正常範囲かどうか判断するというものだ。
前回の時は『重度の神経鈍磨状態』と結果が出た。
そして、今回の結果・・なんと数値全てが『正常範囲内』だった!!
自分でもびっくりした。うそ、良くなってるやん!
だって、自分で触ってみた感触とか前と全然変わらないし、
なんとなくぼや~っと痺れてる感じだったので、
感覚が戻ってきてる自覚は本当に無かったのだ。
それがこの結果である。何かの間違いでは?と思ってしまった(笑)。
石井先生もすごく喜んでくださって、

「ここまで回復してるんだし、もうちょっと頑張って
 治療受けてもらった方がいいよ。」

とおっしゃった。どうやら治療の効果はあったようだ。
せっかくなので今後も治療を続けて行く事にした。


それから症状その②、顎の開口に関しては、
今までの測定で26mm位しか開かなくて、口腔外科でも
せめて30mmは開くようにしたいなあと言われてきた。
ただ、歯列矯正の一環でずっとゴムを掛けていたので、
口を開ける訓練がなかなかできずそのままになっていたのである。
矯正が終了したらリハビリをやっていこうと主治医の
柳下先生も以前おっしゃってたので、
次回から開口訓練を始めることになった。
しかし結構痛いらしいので今からかなり不安である・・。
無理に開けて顎関節症がひどくなったりしたらどうしょう。
でも、口が開かないってホントは不便なのだ。
アクビなんかするたびに顎が痛いし、
ハンバーガーとかサンドイッチとかおにぎりとか、
かぶりつく物が食べにくくてしょうがない。
できれば後もう少し開いて欲しいもんである。
だから、リハビリもがんばって受けてみようと思っている。


手術してからもうすぐ9ヶ月。
普通はもっと回復してる人が多いみたいだけど、
自分の場合はきっと性格と同じで身体ももったりしてるんやろう。
・・ゆっくり、ゆっくり、頑張っていこうかなと。
のんびり考えるYOKOであった。


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とりあえず歯列矯正終了!

2005-11-21 22:13:59 | 歯列矯正奮闘記
 
 じゃぁ~ん!!
ついにワイヤーとブラケット取れました。
苦節2年半。思えば長かった。

乱杭歯(犬歯が2本とも八重歯でおまけに1本は捻れて生えてた)で
開咬(奥歯を噛み合わせると前歯に隙間が空く状態)だった上に、
顎変形症でムチャクチャな歯並びと噛み合わせだったところが、
ここまでキレイに並んでいるなんて夢のようだ。
もちろん外科手術があってのこの状態だが、
思ったより早く装置が取れたので、かなりうれしかった。

わかりにくいけど矯正前             矯正後
      


18日に矯正歯科へ行って、すぐ装置を除去してもらった。

「一気に取りますから、ちょっと骨に響いたりするかも知れません。
 痛かったら言ってくださいねー。」

いつもは丁寧に繊細に作業してくださる金田先生が、
いきなりペンチを持ってバキッ、バキィッとものすごい勢いで
装置をあっという間に壊してしまった。
その後、歯の表面に付いた接着剤を研磨。
これが一本一本磨くので意外と時間がかかった。

一旦口を濯いでから、リテーナーの装着。
リテーナー(固定装置)とは、矯正終了後そのまま放っておくと
歯は元の位置に戻ろうと動いたりするので、
その形がずれたりしないように固定させる器具だ。
色んな種類があって、よく使われるのは
着脱式のマウスピースのようなはめ込む物らしいが、
自分の場合は自分で外せない固定式の装置になった。
歯の裏側に細いワイヤーを接着剤で固定した物だ。


 ← 写真は歯の裏側を鏡で撮ったのだが、
 なんとなく細いワイヤーが引っ付いているのが
 わかるだろうか。

 これが上下の歯の前歯に付けられた。
 このまましばらく(恐らく何年も)付けた状態になる。
 歯磨きはしっかりするように指導された。

 

最後に院長の広瀬先生が再度チェックをしてくださって完了。

「本当に長い間お疲れさまでした。
 おめでとうございます。よく頑張りましたね。
 辛かったでしょうけど、今後のYOKOさんの人生に
 とってもいい影響が出ると思います。
 これも一つの病気が完治したのと同じだと考えてください。
 我々もいつもそう思って治療にあたってますよ。」

うーん、病気だったのね、あたしって(笑)。
確かに歯並びとか噛み合わせってすごく大事だ。
骨の歪みとか、肩こりとか、内臓に影響もあるだろうし。
お金はかかったけど将来的に考えると
決して高くはないのかな・・とも思う。
ちなみにリテーナーのお値段は52,500円だった。

しかしこれで完全に終了ではなく、
次回はリテーナーのチェックで
2ヶ月後に診てもらうことになった。
いずれ歯のホワイトニングもやりましょうと言われた。

装置が取れて何よりも最初にしたかったコト・・
それは歯の表面を舌で舐めることだった。
久しぶりのツルツルの感触が堪らなかった!
それから鏡で何度も歯をチェック。
なんだか自分の口元じゃないみたいだ。
こんなに普通の状態がうれしいなんて。
今後は今まで以上に歯を大切にしよう。そんな気分だった。


矯正歯科の帰りにかかりつけの歯医者へ寄った。
矯正歯科の方から診断依頼書を預かっていたので、
虫歯チェックをしてもらってきたのだ。
特に虫歯はできていなかったのでホッとした。
歯医者での処置は、知覚過敏で根元が削れている歯が2本と、
昔にぶつけて欠けている前歯が1本あったので、
その部分を埋めてもらった。
院長の入交先生も興味深げに自分の歯を眺め、

「あんなに捻れて生えていたのに、キレイになりましたね。
 顔の輪郭も少し変わってますしね。」

とおしゃっていた。
顔の輪郭も変わってますか?まぁ、骨削ったしねー。
でもホント、入交先生のおかげです。
ありがとうございました。

・・・・

さあ、とりあえずはスッキリ!
まだ完璧ではないけどようやくここまでこれた。
ご協力や励ましていただいた皆様に感謝です!
YOKOはこんなに元気になりましたっ!

この日は友達と晩ご飯に中華料理を食べに行った。
歯と矯正器具の間に食べ物が挟まらないのが楽だったし、
酢豚の肉もしっかり噛み切れてうれしかったデス。



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ついに次回はリテーナー。

2005-10-25 16:53:23 | 歯列矯正奮闘記
昨日は広瀬矯正歯科へ診察に行ってきた。

プレート除去手術の影響で、今自分の顔はかなりの下膨れ状態である。
おまけに顎を殴られたみたいな感じに鬱血していて、ちょっと痛々しい。
まぁ、腫れてるだけで日常生活に支障はないのだが。

矯正歯科の衛生士、金田先生が腫れた顔を見て、

「あぁ・・かわいそう。痛そうですねぇ。辛かったでしょう。」

と慰めの言葉をかけて下さった。
その後、院長先生が歯並びをチェック。

うん、いいじゃない。
 これで今日は上の歯型を取って終了です。
 次回来ていただいた時に器具をはずしてリテーナーにします。」

おおぉー、やったぁ~!!
ついに、ついに、ワイヤーとブラケットとおさらばできるのだ!
よかったぁ~、ちゃんとゴム掛けてた介があったよ! 

それから、顎の腫れを見ながら、

「かなり痛かったですか?
 でもこれで顔のトラブルは無くなりますからね。
 これからはずっと歯や顎のトラブルから解放されますよ。」

とおっしゃったので、

「そうだとうれしいです。」

と言ったら、院長先生は、

「大丈夫です。そうなりますよ。
 そのために今まで苦労して治してきたんですから。」
と確信に満ちた笑顔で答えてくださった。

そうして、上顎の歯型を取ってもらい、
引き続きゴムは毎日掛けておくように指導を受け、診察終了。
次回の予約は来月の半ばになった。

次回ブラケット除去した後すぐに歯医者へ行くように言われた。
虫歯のチェックをするべきなんだそうだ。
矯正器具と歯の隙間などに虫歯ができていることがたまにあるらしい。

ああ、かかりつけの入交歯科の先生にも終了の報告をしないと。
苦節2年半、とうとうここまで来たか。うれしいなぁ。
とりあえず来月が楽しみである。


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プレート除去手術・入院体験

2005-10-22 17:21:22 | 歯列矯正奮闘記
今年3月に受けた顎変形症手術の後処置でプレートの除去をしてきた。

10月19日、午前10時に入院手続きのためN歯科大附属病院へ。
7Fの病棟に行き、ベッド周りで自分の荷物を整理したり、
看護師さんとスケジュールの確認をしたり、熱や血圧を測ったりした。

プレート除去は午後2時頃からの予定で、
朝7時以降は食事をしてはいけなくて、
10時以降は水分も摂ってはいけなかったので、
その時点でかなり辛くなってきていた。

11時30分に外来の麻酔科へ行って神経麻痺のレーザー治療を受けた。
そこで麻酔科の石井先生に喉が渇いたよ~と訴えてみた。

「しょーがないなぁ。じゃあ、これ終わったら
 一口だけ、水かお茶飲んでもいいよ。」

お許しが出たので、病室に戻って水を一口。

その後、再度石井先生から手術の説明を受ける。
点滴で静脈に眠くなる薬を入れた後、
口の中に部分麻酔を打って、プレートを除去。
手術時間は30分くらいの予定だとのこと。
それから主治医の柳下先生からも軽い説明があった。
普通のプレートより少し長いのが入っているから、
切開は多少大きめになるだろうとのこと。
顔もちょっと腫れるよ。とおっしゃった。

午後2時頃、手術着に着替えて看護師さんと手術部屋へ歩いていった。
診察台に横になり、指にクリップを付けられたり
血圧計を巻かれたり、点滴の針を刺されたり、
鼻に呼吸器を突っ込まれたりした。
その後はなんとなくぼーーっとしてきてよくわからなかった。
でも先生たちの会話や口の中を触られてるのはわかった。

「これ、すごい。ネジがバカになってるな。
 プレート取れないよ。」

とかいいながらガツガツと骨を押されているのがわかった。
眠くなるっていったくせに、全部聞こえてるぞー、
意識あるやん、先生の嘘つきー、
とか考えていた。
右側のプレートが先に除去され縫合された後、
左側も同じように取ってもらい、
なんとなく意識がはっきりしてきて時計を見たら2時50分だった。

顔にテープを貼付けられた状態で起こされて、
立ち上がって車イスに自分で移動した。
点滴はそのまま刺さっていた。
病棟の看護師さんが迎えにきてくれて病室へ。
柳下先生が、

「右側のプレートが変形しててネジもバカになってたよ。
 時間も右側だけで25分くらいかかった。」

とおっしゃっていた。



これが自分の顎の骨に付いていたプレートとネジである。↑
すごく軽くて小さい。
小さな小壜に入れて渡された時は何か感激した。
こいつが自分の体内に入っていたんやなぁ、すごいなぁって。
なんとなく愛おしい感じだった。大切にしよう。

さて、手術後はベッドで安静にしていたが、
前回の手術と比べると自分は全然元気で疲れてもいなかった。
とりあえず腹減った~ぁぁって感じだったが、
段々と顔が腫れてきて、なんとなく痛みもあったので、
晩ご飯食べられるかなぁって心配だった。

午後6時に夕飯。
メニューはお粥に味噌汁に白身魚に煮物。
噛むと顎に響くのと、縫合部が痛くてなかなか食べにくかった。

消灯後の午後10時に抗生物質の点滴を受けた。
点滴は次の日の午前中も打ってもらった。

そのまま2泊3日入院をしていたのだが、
術後はとにかく顔が思ったより腫れてきてかなり不満だった。
だって、『飴玉舐めてる程度に腫れる感じ』って聞いてたのに、
どっこい前回の手術後くらい腫れてきたのだ。
先生も不思議そう(?)に、

「結構腫れちゃったねぇ。なんでこんなに腫れたんだろう?」
とか言うし。うっそ~ん、である。
格好悪いので退院時はでっかいマスクを付けて帰ってきた。

はぁ~、しかしもう顔を傷つけるのはこりごりだ。
痛いし眠れないし憂鬱になる。
顔面の手術なんてするもんじゃないね、全く。
明日は仕事に行かなきゃいけないのに、まだ腫れてるし。

さてさて、これでやっと顎は完成に近づいた。
後は来週に縫合部の抜糸をしてもらって口腔外科の治療はお終い。
次はまた半年後にレントゲンを撮りにいけばいいらしい。
左口唇部の神経異常はまだ残っているので、
麻酔科は引き続き通っていくつもりだけど。
顎があまり開かないのも気にはしているが、
これは自分でリハビリするしかないのかなと思うし。

そんなこんなで、無事にプレート除去手術は終了。
更なる美しい歯並び、噛み合わせにまた一歩近づいたのである。


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