*太陽の子歳事記*

てぃだぬふぁさいじき・・YOKOが愛する音楽、沖縄、日々の生活

八重山を思ふ。

2006-07-14 22:02:04 | 琉球閑話
 ♪Acoustic Parsha「つぃんだら」

はぁ・・・。もう夏ではないか。
こんなに暑くて梅雨でいいのか?

どうせ暑い陽射しなら沖縄で受けたいよ。

沖縄友達(これはYOKOが沖縄で知り合った人達のコト)が
ぞくぞくと今年も沖縄に旅立つ中、
未だ自分は行ける見込みが立たない。

しょうがないから音楽だけでも沖縄気分に浸ろう。

このCD『月夜浜』は全曲アコースティック八重山民謡で
聴いててすっごい気持ちイイ。
沖縄民謡聴く人にはめっちゃオススメ
本当に夜の浜辺で波の音を聴いてるような気分になれる。
沖縄好きのみなさんにはぜひ入手してもらいたい一枚。



・・・あたしも行きた~い!!




やえやまやまい。

2006-03-12 21:53:23 | 琉球閑話
はあぁ・・・。
毎年この時期になるとうずうずしてくる。

それは、「花粉症」・・・


ではなく。


それは、「八重山病」!!! である。


あ~、行きたい!今すぐ行きたい!
「めんそ~れ、沖縄」へ!
「おーりとーりぃ、八重山へ!」
あたしを離島に連れてって!!

(こんなうちなーぐちしか知らんのかい!)


もう、もう、限界なの。
このうす汚れた灰色の世界を抜け出して、
自分の全てを包み込んでくれる、
輝く光が眩しいあの世界へ飛んで行きたい。
一人っきりで海を眺めたい。
寝転がって満天の星空を眺めたい。

今月は特に仕事もプライベートもいっぱいいっぱいで
全く余裕がないので、
来月以降は干からびて死んでると思う。
そんな私に潤いを与えてください。

・・でも、今年はいつ頃行けるかわからないけどネ。


琉球フェスティバル'05

2005-09-26 19:34:21 | 琉球閑話
ハイサーイ!
昨日は日比谷野外音楽堂で『琉球フェスティバル'05』があった。
毎年開催されているコンサートで、
沖縄出身のアーティストがたくさん出演する。
自分が行くのは今年で3回目だ。

昨年は BEGIN とか 夏川りみ とか ORENGE RANGE とか
結構メジャーな人達が出ていたので観客も多かったが、
今年は意外と少なかった。
自分的にはこのくらいの人数の方がいいんだけど。

今年の出演者は、

登川誠仁、金城実、前川守賢、ディアマンテス、パーシャクラブ、
TINGARA、D-51、池田卓、琉球ディスコ、URU
等だった。

この中ではTINGARAや池田卓、琉球ディスコを初めて観たのだが、
特に琉球ディスコはカッコよかった。



テクノバンドで双子の兄弟、
音楽は沖縄民謡なんかをサンプリングしてて
すごく心地よい感じだった。

自分たちはステージに向かって左側の席だったのだが、
ステージ左横の階段が出演者たちの通路になっていて、
一緒に行ってたKちゃんと、琉球ディスコを追っかけて
上がったり下がったりしてしまった・・
いや、握手してもらいたくて。
でも気が弱いからなかなか声が掛けられないヘタレでした。
それでも一応一緒に写真撮ってもらった。
双子のどっちかなぁ?わからないけど。



そんなことしてたから、大好きなTINGARAをほとんど
見逃してしまったのは痛恨である。

それと、池田卓もかなりよかった。
「おばあちゃんの唄」とか聴いていると、
なんか鳩間島の青空荘のおばぁが浮かんできて
ちょっと泣きそうになった。

で、今回の自分のお目当てはもちろん
“せいぐぁー”こと登川誠仁だった。
誠小はだいたいいつもトリを飾る。
基本はうちなーぐちでMCするので、
何を言ってるのかほとんど解らないけど、
時々内地の言葉で話すと、なんかおもしろい。

「自分の持ち分は20分と言われているので、
 10分は調弦に使います。」

とか言って笑いをとり、司会のげんちゃん(前川守賢)に、

「先生、次何の曲やろうかって今考えてますでしょ?」

って突っ込まれたりもする。
もう演奏を終わろうとすると、またげんちゃんに、

「先生、後3分残ってますから。」
「・・・。あ、そう?」

と突っ込まれたりしていた。
ホントにとってもかわいいおじぃなのだ。
誠小は六線を弾くことが多い。
フェスではそんな派手なパフォーマンスはしないけど、
かなりすごい。出てくると鳥肌が立つ。
毎回せいぐぁーが観れてよかったぁーと家路に付くのだ。

今年のフェスも楽しかった。
観客の沖縄人(うちなんちゅ)とも仲よく踊ったし。
「いちゃりばちょーでー。」
一度会えばみんな兄弟でしょってコトバ。
来年もまた会いましょうって約束して別れたのだった。

鳩間島の風を感じて。

2005-08-29 21:10:14 | 琉球閑話
先月鳩間島に行った時、同じ宿でお世話になったMさんこと、
“おじぃ”さんから、とってもステキな写真集をいただいた。

このカメラマンの磯和俊宏さんも鳩間島が大好きで、
よく島に渡ってらっしゃるらしい。

写真集を見ていると、自分の実際に見た光景が蘇ってきて、
何か感動してしまった。
今すぐまた行きたい衝動に駆られてしまった。

写真集は自費出版で書店などには置かれていないらしいが、
鳩間島に行ったことある人、興味のある人にはぜひ
目を通してもらいたいなあ、と思う。

以下のHPで注文できるそうなのでリンクはっておきます。

 「磯和俊宏 鳩間島写真集」

ついでに“おじぃ”のBlogにもTBさせていただきますんで、
よろしくね。おじぃ。


八重山の旅*8日目

2005-08-11 20:28:35 | 琉球閑話
  7月8日(金)

とうとう最終日。長くて楽しかった旅もあっという間だった。

この日は朝9:40発の石垣島行き高速船に乗るため、
朝食後は帰り支度を済ませ、
仲よくしてもらった宿泊客の人達に挨拶をして、
宿のヘルパーさんに港まで送ってもらい帰路に着いた。





さようなら、波照間島。必ずまた来ます!

そうして石垣島の『真仁屋そば屋』でまたソバを食べ、
妹や甥っ子とも別れて帰りの飛行機に乗ったのだった。


今回の旅行でも、お世話になった人達や知り合った人達が
本当にいっぱいいた。

石垣島から乗ったタクシーの運ちゃん
鳩間島「青空荘」のおじぃ、おばぁ
「浦崎商店」のねぇね
一緒の宿のTさん、Mさん、Sさん
名前聞いてないけど、ご夫婦とにぃに
石垣島の食堂「岩」のご主人、奥さん
黒島で夜一緒に宴会した人達
「しま宿 南来」のご主人、奥さん
ヘルパーのお姉さんたち
バイクに乗って声かけてくれたにぃに
波照間島に行く船からずっと一緒だったAちゃん、Kくんとお母さん
「民宿 みのる荘」のヘルパーのお兄さんたち
甥っ子の相手をしてくれたねぇね達
果物をくれたおばぁ
「モンパの木」のにぃに
・・・

本当にありがとう。またどこかでお会いしましょう。



八重山の旅*7日目【波照間島】

2005-08-06 23:52:07 | 琉球閑話
  7月7日(木)

さて、八重山の旅も後1日となった。
七夕のこの日は、昨日の失敗を繰り返さないよう、
ゴハンを食べてすばやく自転車レンタルに行った。

まず集落内の売店で飲み物を買い出しして、
そのまま島の南へ向かった。
目指すは日本最南端!





自分は与那国島に行ったことがないので、
未だ日本最西端には立っていない。
日本の端っこといえば、この最南端だけしか知らない。





なんかこの場所はすごく好きだ。
断崖絶壁になっていて、荒々しく波が打ちつける。
じっと見ていると吸い込まれそうになる。
もし自分が死んだらここから灰になった骨を撒いて欲しいなぁ。

そのままひたすら島の西側へと向かった。





冨嘉集落を抜けて『モンパの木』へ。
またお土産を買った後は昼ご飯を食べに『パナヌファ』へ行った。
すると、今回の旅初めての雨が降ってきた。
雷が鳴ってスコールのような大雨。
久々の雨は気持ちよかった。島全体が潤う感じだった。
小降りになってから、甥っ子と水たまりで遊んだ。


雨が止んだので、北浜へ泳ぎに行った。
この浜で遊ぶのも今日で最後なんやなぁ。
今度はいつ来れるんかなぁ。
そんなことを思いながらじゃぶじゃぶ水遊びをした。





たっぷり遊んだ後は、波照間港へソバを食べに行った。
自分も妹も旅客ターミナル内の『海畑(イーノー)』の
八重山そばが大好きなのだ!
ここのソバはなぜかマジで美味しい。
波照間島にきたらここで食べないと気が済まないのだった。

宿に帰ってゆっくりして、晩ご飯を食べた後は、
宿の前の広場で泡盛を飲みながら夜空を眺めた。
そうそう、今日は七夕だ。雲の流れが速いなあ。
織姫と彦星は出会えたのかな・・。
そんなことを考えながら屋上に上がって星を見て、最後の夜を堪能した。

八重山の旅*6日目【波照間島】

2005-07-29 21:43:03 | 琉球閑話
  7月6日(水)

また朝早く目が覚めたので、宿の屋上に出て朝日を待った。
水平線に西表島がうっすらと見える。
西表島は石垣島より大きいらしい。
まだ行ったことない島。いつか行こう。

朝食を食べてゆっくり出掛ける準備をして、
自転車をレンタルしにいったら、何かすごい人で、
恐らく日帰りツアーの人達だと思うのだが、
子どもを乗せられる補助イス付きの自転車が出払っていた。
レンタカーもすべて借りられていたので、
島内の移動手段が徒歩のみになってしまった。
のんびりしすぎた。失敗した。
と思っていたら、宿のヘルパーのお兄さんがいたので、
助けを求めると、車で北浜まで送ってくれると言う。
おまけに帰りも迎えに来てくれると約束してくれた。
すっごく忙しそうだったのに、お言葉に甘えて乗せてもらうことに。

波照間島の北浜(ニシハマ)はものすごく美しかった。
いつ見ても感動する。



遠浅で、沖の方に行くと急に深くなっていて、
その辺りの珊瑚の周りにはものすごい数の魚がいる。
絶好のシュノーケルポイントだ。
もう、夢中になって魚を追いかけてしまう。
何度も絶叫しそうになった。
浅瀬では、甥っ子が同じ宿に泊まってる姉弟の子どもさんに
仲良く遊んでもらっていた。





↑ちなみにこの大人が自分である。(初公開)
この姉弟2人はすごく人なつこくて、めちゃくちゃ可愛かった。
お母さんと3人で、毎年のように八重山に来ているらしい。
夜も宿で一緒に遊んでもらった。甥っ子が大喜びだった。

昼の2時頃に宿のヘルパーさんが迎えに来てくれた。
宿でゆっくりした後、一人で自転車を借りて食堂へ行った。
いつもそうなんだけど、
なぜか波照間で自転車を漕ぐとテンションが上がる(笑)。
必死で飛ばしたり、大声で歌を歌ったりしてしまう。



『青空食堂』で野菜そばを食べ、
お土産屋さん『モンパの木』でお土産を選んだ。
店のお兄さんと少し会話をした。
お兄さんは波照間島出身なんだけど、普段は大阪に住んでるらしい。
夏は島に帰ってくるそうだ。
やっぱり島が一番だって、離れてみてそう思うって言ってた。
島の人達はみんな自分の島がステキだと思ってる。それがステキだと思う。






夕飯を食べた後は、お姉ちゃんたちの部屋で紙粘土(!)で遊んだ。



なんか童心に還って楽しかったなぁ。
ま、泡盛飲みながらやってるから童心もクソもないんだけど。

八重山の旅*5日目【黒島→波照間島】

2005-07-23 16:55:38 | 琉球閑話
  7月5日(火)

残念だが今回黒島は1泊となっていたので、
朝ご飯を食べた後宿をチェックアウトした。
『しま宿 南来』はとても楽しい宿で、
食事も美味しかったし、とても親切だった。

昼頃の高速船に乗るつもりだったので、
それまで自転車を借りて島を巡ることにした。

黒島の真ん中には黒島小中学校があって、
その近くに展望台ができたらしいので、登ってみた。
見渡す限り牧草地でした・・・。





東筋(あがりすじ)から伊古桟橋へ。
それにしても、黒島は集落間の移動が大変だ。
一本道で迷わないしわかりやすいんだけど、なにしろ日陰がない!
車ならいいけど自転車だと暑くて意識朦朧。帽子は必須です。





その後、西の浜でしばらく遊んだ。この浜もまたすごく綺麗。
黒島って本当に海の色が鮮やかだなあ。

さて、ぐずる甥っ子を無理矢理車に乗せ、
12:40発の船に乗るため港まで送ってもらった。
民宿の奥さん、どうもお世話になりました。

石垣島に戻って、波照間島行きの船のチケットを買い、
昼ご飯を食べにあやぱにモールへ。
『真仁屋そば』で八重山そばを食べた。(あ、当然ビールも。)
隣りに座ってるおばぁたちが唄を歌ったりしてて楽しかった。



お土産屋さんでお土産を買い込み、そのまま発送した。
泡盛とか持ち歩くの大変だもんね。

そうして15:30発の波照間島行き高速船に乗り込んだ。
波照間島までは大体1時間位かかるのだが、
この船がすごく揺れるのである。
乗り物酔いしやすい体質なのにそのことをすっかり忘れていて、
エラい目に合ってしまった。
しまった〜、酔い止め薬飲むの忘れた!と思った時は後の祭り。
もう少しで吐きそうだったが、なんとか島に到着。

しかし到着した途端、急にテンションが上がってしまい、
酔ったことなんてすっかり忘れて大はしゃぎしていた。
なにせ波照間島に来るのは6年ぶり位である。
とにかく楽しかった思い出いっぱいの島だ。

宿は『民宿 みのる荘』。もともと部屋数の多い宿だったが、
この日は特に泊まり客が多かったようで、夕食時もすごい人数だった。

ところで、波照間島といえば幻の泡盛「泡波」。



製造元の波照間酒造所が大量生産をしていないので、
結構手に入りにくいお酒だそうだ。
島の売店でも売ってるのはあまり見たことない。
(今回、ミニボトルが売っていたので2瓶買ってみたけど。)
泊まった宿『みのる荘』では夕食時に飲むことができた。
島に滞在したら一度は飲んでみる価値ありだと思う。

今回は星空観測タワーに行くことをパスして、
夜は宿の屋上で星空を眺めながらのんびり過ごした。


八重山の旅*4日目【黒島】

2005-07-15 17:39:09 | 琉球閑話
  7月4日(月)

病み上がりの甥っ子が昨夜なかなか寝てくれなかったので
すごい寝不足だったのだが、なぜか朝早く目が覚めた。
すると、妹もすでに起きてぼーーっとしていた。

「どうしよう、お姉ちゃん、テンション上がってきた。寝られへん。」
・・・島に行く前はなんでかそうなりますねん。
わかる、わかる(笑)。

早々にホテルをチェックアウトして離島桟橋へ向かった。
なぜか離島桟橋は人がやたら多かった。
数年前はこんなたくさんの人は見たことなかったけどなぁ。
9:00発の黒島行きの高速船に乗り込む。



黒島の周りの海は本当にエメラルドグリーンの色だ。
この島に来るのは3回目だけど、毎回感激するんだなぁ。

港には民宿の方が車で迎えにきてくれた。
『しま宿 南来(なんくる)』は港に近い集落保里にある。
西の浜がすぐ近くの所にぽつんとあって、
とても静かなきれいな宿だった。

自転車を借りて島を散策した。
黒島はとにかく牛が多い。
当たり前に牛が多過ぎて写真に撮り忘れたくらいだ(笑)。
(マジで1枚も写真を撮っていなかった >_<;)



仲本海岸でシュノーケリングをした。
この浜がまた、普通に魚が多い。
当たり前に魚が多過ぎて、シュノーケルしながら叫んでしまうくらいだ。
大きくて色とりどりの熱帯魚が無数に泳いでいた。
泳いだ後は、ご飯を食べに『味処はとみ』へ行った。
ボリューム満点ですごく美味しい。ビールも美味い!(そればっかり)



ぶらぶらして宿に戻った後は、ゆっくりした。
(甥っ子がお昼寝の時間なもんで・・。)

宿で夕ご飯をいただいた後、妹と港まで行って星を眺めた。
黒島の夜空も本当に満天の星だった。
天の川はさそり座の左側にあるんやなあ。
星座なんて全然知らないけど、
毎晩こうやって星空を眺める生活をしていたら、
きっといっぱい星座を覚えられるんじゃないかな。

甥っ子を寝かしつけた後は、宿の宴会に少し参加させてもらった。
外のテーブルで泡盛なんかをいただいた。
宿のご主人が三線と唄を聴かせてくれた。



恥ずかしながら、自分も三線で1曲演奏させていただいた。
『安里屋ユンタ』、これしか人前で弾けないんだが。
ご主人が、『安里屋ユンタ』を歌ってくれた。
歌詞は女性の前ではとても歌えない歌詞だそうだ(笑)。
♪ル〜ル〜ル〜〜♪ ばっかりだった。
次回行った時はぜひ歌詞を教えてもらおうと思った。




八重山の旅*3日目【鳩間島→石垣島】

2005-07-13 17:48:13 | 琉球閑話
  7月3日(日)

朝、まだ日が昇る前に目覚めたので、
日の出を見に行こうと部屋をでたら、
宿のおじぃがイスに座って空を眺めていた。

おじぃいわく、
年寄りだから朝の2時に目が覚めて(朝というか夜中?)
集落をぐるーっと散歩して(散歩というより徘徊?)
ここでこうして空を眺めておる。
 とのこと。
雲がピンク色に染まってたので今日は風が吹く、と教えてくれた。
それから、島の唄『浜千鳥』の歌詞は
鳩間島の浜が順番に歌われていると教えてくれた。
そうして、『浜千鳥』の唄を歌ってくれた。
登川誠仁みたいな声で、おじぃは格好よかった。感動した。

それから一人で前の浜に朝日を見に行った。
写真は夕日のように見えるが、一応朝日である。
(夕日と朝日は写真に撮ると違いがわからなくなることを発見!)



さて、ここにくるまでは日曜日は船が出ないと聞いていたので、
本当はもう一日鳩間島にいるつもりだったのだが、
今日は西表島の船浦行き高速船が鳩間島に寄るという情報をうけて、
急遽石垣島へ戻ることにした。
というのは、妹と甥っ子が今日から石垣島にくる予定だったので、
合流できるなら早い方がいいと思ったのだ。
石垣島へ戻ればオリオンビールフェストに行ける!

一緒に宿泊していたSさんと宿を発つことにした。
おばぁに挨拶し、握手を交わした。
おばぁ、またくるからね。いつまでも元気でね。



何時に来るかわからない船を港で待つこと1時間半。
ようやく船浦行きの船が到着。
一緒の宿に泊まってた夫婦とにぃにも見送りにきてくれた。



そうして、無事に石垣島へ渡ることができた。
Sさんとあやぱにモールを散歩し、八重山そばを食べに食堂『岩』へ。
そこに妹と甥っ子が合流した。
昼間からそば食べながらビール。これが最高なんだなぁ。





その後、Sさんとはオリオンビールフェストで再会する約束をして別れた。
妹の宿泊先ホテルミヤヒラで休憩。クーラー効いてる部屋もたまには快適。

夕方になってオリオンビールフェストへ行った。
石垣島の人ってこんな多かったの?ってくらい大勢集まっていた。
オリオンビールが1杯200円。野外で飲むビールは最高だねぇ。
(さっきから「ビール最高!」ばかりだが・・)





毎年沖縄出身のアーティストが出演するそうだが、
今年は『まいふな』『PANA(パナ)』『D-51』が出ていた。
特に最後の『D-51』は盛り上がっていた。
フィナーレに大きな花火が上がって綺麗だった。

3日間一緒だったSさんとはこの日でお別れ。
お互いよい旅を!と手を振って別れた。

八重山の旅*2日目【鳩間島】

2005-07-12 21:36:35 | 琉球閑話
  7月2日(土)

朝、目が覚めたらまず前の浜まで散歩に行った。
昨夜寝たのが遅かったのでもう太陽は昇っていたけど、
朝はまだ比較的涼しかった。海風が心地よかった。



宿で朝ご飯を食べた後、島の東側に有る船原浜(フナバルハマ)へ行った。
一応シュノーケルとマスクは自分で持ってきていたので、
少し泳いで覗いてみた。
そんなに多くはなかったが小さな青い魚たちが泳いでいた。
この浜の砂は『星の砂』が多いとTさんが言っていたので
実際に海底の砂を手ですくってみると、本当に星形の砂がいっぱいあった。





浜から帰る途中ヤギに会った。島にはヤギがたくさんいた。
みんな飼われているみたいで意外と人なつこかった。




お昼前に、同じ宿のTさんとMさんが帰るというので
Sさんと港まで見送りに行った。
昨日出会ったばかりなのに、
一緒に一晩大笑いして過ごして、
またそれぞれバラバラになって帰っていく。
不思議な縁というか、素敵な出会いというか。
いつかまた島で会おうね〜って別れた。

昼ご飯も宿でいただいた。
今日から宿泊する方たちが貨客船で到着。
夫婦1組と男性1名。今日は予定通り船が運航してたようだ。

ご飯の後はまた泳ぎに行くことにした。
Sさんと一緒に島の北側にある島仲浜へ。
海ではシュノーケリングをした。たくさん魚がいた。



夕ご飯を食べた後、島の西側の屋良浜(ヤラハマ)へ夕日を見に行った。



夕日を見た後そのまま前の浜の桟橋に座って、宿のみんなで星を眺めた。
みんなでとりとめのない話をしながら。
今日来た夫婦の奥さんが島の唄を歌ってくれた。
『なんた浜』だったかな。
歌声が、波の音と一緒に夜空に響いて、ちょっと涙が出た。

八重山の旅*1日目【鳩間島】

2005-07-10 17:55:02 | 琉球閑話
  7月1日(金)

8:05羽田発那覇行きANAの便は1時間近く出発が遅れた。
滑走路に、飛び立った飛行機の部品が落ちたため?とか何とか。
自分は11:10那覇発石垣行きの乗り継ぎ便があるんやけどな。
間に合うんでしょうか?
おまけに石垣着いたら、急いで13:00発の鳩間島行き貨客船に乗りたいんやけど。

結局乗り継ぎ便は、自分の乗った便を待っていたので、
石垣島に到着するのが20分程遅れて12:30頃になってしまった。
預けた荷物を取って離島桟橋に行くにはぎりぎりの時間だったので、
とりあえず船会社『安栄観光』に電話を入れてみた。

「鳩間島行きの船に乗りたいんですが、今日は運航してますかぁ?」
「はい、でも13時発予定の便は午前中に出港しましたので・・。」
はい!?それはどういうことで???午前中にでた??
・・・いやいや、これも八重山ではよくあることなんだろうさ(笑)
鳩間島に行く船は1日1便しかないので、
今日は渡るのはもう無理か、と諦めかけたら

「西表島の船浦行き高速船が鳩間島に寄って行きますので、
 その便にご乗船ください。13:30発です。」

と言われて、おもわず空港でひとりガッツポーズを取ってしまった。
ラッキーやん!あたし。
そのままタクシーに飛び乗り離島桟橋へ。
民宿にも連絡をいれて、無事船に乗船することができた。



なんとか瑠璃の島に到着。碧い。とにかく海も空も。
眩しくて目を開けていられないくらい。

民宿『青空荘』までゆっくり歩いていった。
宿に到着するとおばぁが出迎えてくれた。

「あちぃねぇ。船が着いてよかったさあね。
 さっき来た人は西表から船チャーターして来たてよ。」

部屋に荷物を置いて、とりあえずゆっくりした。
『青空荘』は3部屋しかないので相部屋を想定してきたのだが、
この日の女性客は自分ひとりだったので、ひとり部屋だった。
その後、少し島をぶらぶらしてみた。





鳩間島の真ん中には鳩間中森があって高台になっている。
灯台が立っていて、そこからは西表島がよく見えた。

夕方、宿には他の宿泊客が戻ってきていた。
男性が3人。自分より少し早く到着して島を散策していたSさん。
前日より宿泊されてたTさんとMさんは、
宿のおじぃの船でシュノーケリングして帰ってきた。
獲ってきた貝を酒の肴にさっそく飲み出した。



自分とSさんもそのまま参加させてもらい、
夕ご飯を食べながら4人で宴会となった。
宴の模様はここでは公開できないが(笑)、かなり盛り上がった。
自分は久しぶりに涙を流して笑ったくらいだ。

夜中になって、4人で前の浜の桟橋まで行き、
寝転がって満天の星を眺めた。天の川が天頂にあった。
流れ星が無数に流れてきれいだった。
やっとここに戻って来れたなぁって気がした。

波照間島の海。

2005-07-06 13:31:40 | 琉球閑話
波照間島の北浜(にしはま)はすごくきれいだ。
吸い込まれそうになる。

遠浅だが急に深くなったところに無数の魚がいた。
普通に泳いでこんなに魚が見られるなんて、
八重山にくるまでは知らなかった。