Leica M11 のレンジファインダー調整をライカカメラジャパンカスタマーケアさんへ頼みました
というのは先日、Summilux-M 50mmF1.4 ASPH.とM11で撮影した際、近接でのレンジファインダーでのフォーカスの精度に疑問を持ったからです
まず検証してみよう!
atacolor Spyder LensCal のターゲットを撮影します ↓↓
Summilux-M 50mmF1.4 ASPH.を開放F1.4で
↑↑レンジファインダーで最短70cm
やや前ピンでした(汗)
次に、
↑↑もう一回同様にレンジファインダーで最短70cm
やはり前ピン(汗)
では、外付けライブビューでは??
↑↑ライブビューで最短50cm
これはジャスピンです!
よって、レンジファインダーの2重像合わせが正確ではないでは?っと思いました
調べて見ると、レンジファインダーはなかなか厳密なフォーカス合わせは困難な面があるとか
YouTubeの IGEMO / 写真機のある風景 - Leicaを使う さん
『M型ライカ 距離計チェックの方法 - ピント無限遠・最短側での測距精度を確認する -』
にもわかりやすく説明があります 興味ある方はご参考ください
レンジファインダーは遠景で焦点あわせるのが原則で、最短距離では正確な調整はむつかしいとか。。
各レンズでも微妙に変わってくるし、距離計調整地獄にはまらないようにとの事でした
だからレンジファインダーでは今回ぐらいの近接での前ピンはしょうがないのかもしれないと思い出しました
でも、気になるので一応点検して頂こうと、M11とSummilux-M 50mmF1.4 ASPH.をライカカメラジャパンさんに送りました
【結果】
・距離計 二重像にズレは確認出来ませんでした。
・レンズピントに関しまして許容範囲内でしたが、少々前ピン傾向のため今回は保証適用により 無償にてピント微弱整を行います。
・絞りを絞り込むほど後ろ側にピント移動しますので、開放時は少々前ピン側が基準値となります。精密なピントを求められる際にはライプビュー撮影機能のご使用をお勧めいたします。
ということで正常範囲内だったみたいです
イメージセンサークリーニング含め無料でした
重要なのは、「絞りを絞り込むほど後ろ側にピント移動しますので、開放時は少々前ピン側が基準値となります」の点ですね!
【点検・修理後】
ライカさんの仕事早く、宮古島に約10日間で返送されてきました
一応確認撮影↓↓ 絞りF1.4開放です
わずかに前ピンも点検前より修正されており、前述の理由から開放絞りではやや前ピンが正解なのでこれでOKです!
しかし、ライカカメラジャパンカスタマーケアさんは修理や点検出したときの対応が毎回早く丁寧ですね〜
ほんと感心します
器材到着したとき、作業始まったとき、点検初期の見込み、作業開始時、終了時、器材返却時、と常に迅速にメールで連絡して下さいます
また、作業工程がある程度Webで確認できるようなシステムになっています
気になるところは保証期間内に点検してもらうべきでしょうね
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