ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

法隆寺東大門

2006-07-25 22:18:58 | 国宝の建築
法隆寺東大門です。
夢殿のある東院伽藍に行く途中にあります。写真は内側から撮ったものです。奈良時代の建築で、三棟造りという珍しい建て方なのですが、これは門の下から見上げないとわかりません!普通の観光客にとって、この門は単なる通り道ですので、上を珍しそうに見ていると自分が観光対象になる可能性があります・・・マニアな方は行って下さい・・・
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法隆寺食堂

2006-07-25 22:18:32 | 国宝の建築
法隆寺食堂です。
大宝蔵院のまん前にあります。ここも公開されていないので、横と裏側を見るしかありません。写真は大宝蔵院の入り口から撮った、裏側です。
奈良時代の建築で、文字通り僧侶が食事をするのに使った建物です。よく不思議に思うのは食堂にも本尊があって、仏像があるのですが、なんのためでしょう・・・新薬師寺なんかも、元は食堂だったそうですし、興福寺の国宝館にある千手観音なんか食堂の本尊らしいですが、食堂に入れるには大きすぎでしょう・・・
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法隆寺綱封蔵

2006-07-25 22:18:05 | 国宝の建築
法隆寺綱封蔵です。
妻室の東側にあるのですが、近くに寄れないので見逃しそうになります。が、これも国宝です。大宝蔵院に行く途中が見易いです。二つの蔵が屋根と床だけ繋がった様な形です。写真が見づらくてごめんなさい。奈良時代のものだそうです。

昨日の東室と聖霊院がなぜ国宝指定が別個になっているのか、調べたらすぐに分かっちゃいました。聖霊院は鎌倉時代で東室はもっと前の時代の建築らしいです。それに上からの写真を見ると全く別の建物を繋げてあるのが一目瞭然でした・・・三経院と西室の方は上から見ても同じ建物なんですねぇ・・・
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法隆寺聖霊院と東室

2006-07-24 23:17:34 | 国宝の建築
続いて、法隆寺聖霊院と東室です。
西院伽藍の東側に三経院と対照的に建っています。建造物だけでは、どちらがどちらなのか判らないほどです。なぜか、国宝指定は三経院及び西室となっているのに対し、聖霊院と東室は別個に指定されています。
聖霊院には中に入ることが出来ます。中には秘仏の聖徳太子像などが収められているのですが、お会式の時には公開されるそうです。でも、朱印を貰いながら聞いたところによると、お会式のときはお供え物なんかが多くてよく見えないそうです。それでも、お会式は法隆寺最大のイベントですから行って見る価値はあると思います。
室というのは僧侶の住居だそうです。前に住んでいた所の近所に室町というのがあって、そこの歴史を調べると、室というのはお墓の意味があるとあったのですが、どっちが正しいのでしょう・・・
聖霊院の横に妻室という建物があるのですが、これなんか正面が二間ほどしか無くて、さらに細長い建物です。
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法隆寺西円堂

2006-07-24 23:17:13 | 国宝の建築
法隆寺西円堂です。
これも鎌倉時代の建築です。三経院の奥の小高くなった場所にあります。中には国宝の薬師如来坐像があるのですが、これが奈良時代の乾漆像だそうです。法隆寺っぽくはないですが、いい感じです。柱に一杯貼り付けてあるのは銅鏡だそうで、今も一枚二万五千円で奉納出来るらしいのですが、どうですか?・・・
私が西円堂に行ったときちょうど時刻の鐘を鳴らしているところでした。法隆寺も広いので先を急ぎましょう!
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法隆寺三経院及び西室

2006-07-24 23:16:58 | 国宝の建築
法隆寺三経院及び西室です。
鎌倉時代の建築です。西院伽藍の西隣にあります。横から見るとその細長さに驚かされます。前方の部分が三経院で後ろ部分が西室だそうです。写真で映っているのは、ほとんどが三経院で西室はまだ後ろにずぅ~と続いています。向拝の部分の屋根は檜皮葺になっていて、瓦の部分とうまく組み合わさっています。
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法隆寺鐘楼

2006-07-23 15:32:14 | 国宝の建築
西院伽藍の最後は法隆寺鐘楼です。
大講堂と同時期の平安時代の建築で、回廊の東側に西側の経蔵と対照的に建っています。中の梵鐘は白鳳時代のものです。この形は経蔵に合わせたんでしょうねぇ・・・消失前は違う形だったはずだと勝手に考えています。
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法隆寺大講堂

2006-07-23 15:31:57 | 国宝の建築
法隆寺大講堂です。
平安時代の建築です。内部も公開されていて、本尊の薬師三尊像などが拝めます。
寺院拝観に行くと大抵は人が入る入り口だけが開いていて、中は薄暗いのですが、ここは扉全開なので明るいです。

僧侶が普段、出入りするのが、この講堂です。創建当初は前述の通り、講堂、鐘楼、経蔵は回廊の外なので、回廊内には、人が入れないようにしてあったかもしれませんねぇ・・・
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法隆寺経蔵

2006-07-23 15:31:39 | 国宝の建築
法隆寺経蔵です。西側の回廊の途中にあります。奈良時代の建築です。
今は回廊と一体化していますが、当初は一つの建造物だったみたいです。というのも、経蔵、鐘楼と大講堂は元は回廊の外側にあって、大講堂と鐘楼が火事で消失後、平安時代に再建されたときに、現在の伽藍の形になったそうです。そのため経蔵、大講堂、鐘楼周辺の北側の回廊も南側の回廊より新しく、平安時代に付け足されたものです。
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法隆寺金堂

2006-07-23 15:31:20 | 国宝の建築
法隆寺金堂です。写真は北側からのものです。
法隆寺の現在の伽藍はいつ造られたのか、未だはっきりしていませんが、この金堂が一番古い(つまり世界最古の木造建造物!)と考えられています。木の使い方なんかを見ると、現在では考えられないような大きさの材木を使っていたりして面白いです。龍の彫刻が目立ちますが、あれは鎌倉時代に付けられたものだそうです。
金堂の内部は公開されていて、アルカイックスマイルで有名な釈迦三尊像などの国宝が見れます。残念なのは壁画で、金堂にあるのはパネルに再現されたものです。もとのものは昭和24年に、解体修理中に火事に遭って黒焦げになり、今は収蔵庫の中だそうです。最近では古墳の壁画問題もあったし、今も昔も変りませんねぇ・・・
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