ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

法隆寺五重塔

2006-07-23 15:30:57 | 国宝の建築
法隆寺五重塔です。
飛鳥時代の建築で、もちろん日本最古の五重塔です。木の組み方なんか時代を感じさせます。
この五重塔で有名なのが、北面に安置されいる釈迦涅槃の場面をあらわした塑像です。作られたときから今までずぅ~と泣き叫んでおられます。前に来た時は、もっとよく見えたような気がしたんですが・・・目が悪くなったかなぁ・・・
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法隆寺回廊

2006-07-23 15:30:27 | 国宝の建築
続きで、法隆寺回廊です。これまた飛鳥時代の建築です。
現在は中門からは入れないので、西院伽藍の西南の角から入ることになります。中に入ると、もうそこは見える建造物の全てが国宝なんです。五重塔や金堂がすぐに目に飛び込んでくるのですが、はやる気持ちを抑えつつ、まずは回廊を見なければいけません!写真は西側の回廊です。まさにこの柱が、昔、学校で習ったエンタシスの柱です。シルクロードを渡って来たギリシャ文化の影響といわれています。柱を撫で撫でしたくなる気持ちを抑えて、人のいない回廊を歩くだけでも来た甲斐があります。
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法隆寺中門

2006-07-23 15:29:57 | 国宝の建築
法隆寺中門です。
飛鳥時代の二重門ですが、まぁ、すごいの一言です。中をくぐれないのが残念ですが、飛鳥時代の建物が、ここに今もあるだけでもすごいのに、後世の門と比べても存在感はピカ一です。金剛力士像もいいですねぇ~修復が多くて国宝にはなっていませんが、姿なんかその辺のものよりずっと良いし、塑像でこんな大きな像を作るなんて飛鳥の人はすばらしい!
さて、この中門にはいろんな書物なんかで書かれている謎があります。写真の通り正面四間の建築なので、門なのに真ん中に柱がきて、通せんぼをしている様な造りになっています。なんでこんな造りにしたのでしょう・・・?よく言われているのが、法隆寺は聖徳太子の霊を閉じ込めるために作られた寺で、その霊が出て行けないようにしているという説です。少年時代にこういう話を聞いた私はワクワクしながら見ていたもんです。
まぁ、私はそんなことはないと考えていますが、みなさんはどうでしょう・・・
とにかく、この門が世界最古の木造建築物の集合体である法隆寺西院伽藍の入り口になります。次はいよいよ西院伽藍の中に入ります。

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法隆寺南大門

2006-07-22 23:06:31 | 国宝の建築
今日は法隆寺に行ってきました。私が以前に行ったのは一体いつの事やら、二十年もしかすると三十年近く前かもしれません・・・それでも法隆寺は記憶のままの姿でした。
まずは法隆寺の入り口である南大門です。写真は入って内側から撮ったものです。室町時代の建築で法隆寺の国宝建造物の中では一番新しい建築物です。この門の前まで来るともう西院の伽藍が見えていて、さあ!ここからだ!という気になります・・・(俺だけかも・・・)
南大門自体は中門の印象があまりにも強烈なので、感想は・・・質素です・・・でも、さすがによく見ると、姿形の美しい門です。

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園城寺 新羅善神堂

2006-07-10 23:36:21 | 国宝の建築
新羅善神堂です。
私が行った時には門が閉まっていて近くに寄れませんでした。いつも通り行くのが遅かったみたいです。写真の通り、お堂というかお社です。現在の建物は足利尊氏の寄進によるものだそうです。中には国宝の新羅明神坐像が収められて、この像の前で源義光が元服したことで知られています。新羅明神坐像は平安時代の製作らしいので、別の建物がここにあったのでしょう。
神様のいるお社を、お堂として祭っているなんて、神仏習合の最たるものですねぇ・・・そもそもこの新羅明神というのは園城寺の開祖知証大師の守り神だそうなのですが、この知証大師はもとは和気姓を名乗っていて、和気氏といえば渡来系の秦氏との関係もいろいろ言われているし、それより昔は神功皇后の新羅遠征なんかも関係してきて、そこに新羅明神がいるとは・・・興味は尽きません・・・
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園城寺(三井寺) 金堂

2006-07-09 22:36:27 | 国宝の建築
園城寺(三井寺)に行って来ました。
今日は思ったより天気がよくて、暑い日でした。どこに行こうか迷った末に三井寺に行く事にしました。写真は三井寺の金堂なんですが、現在、屋根の修理中(平成20年まで)でこんな写真しか撮れませんでした。蛙股が素敵でしょう・・・まぁ、中には入れるのでよしとしましょう!この金堂は北政所によって再建されたもので桃山時代の代表作だそうです。パンフレットの写真で見ると屋根が大きくて、この前に行ったの醍醐寺金堂の屋根に似ています。醍醐寺の方は瓦葺で、三井寺の方は桧皮葺ですが・・・やっぱりこの頃は北政所といえども、あんまりお金が無かったのかもしれませんねぇ・・・
ところで金堂の内部なんですが、内陣の周りにこれでもかというくらい色々な仏像が置かれています。時代も様々で平安時代のものから円空仏まであります。

三井寺は国宝建築だけでなく、そのほかにも面白い見所がたくさんあります。弁慶の引き摺り鐘や左甚五郎の龍の彫刻、一切経蔵なんかも楽しいです!
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