ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

長屋王墓

2008-03-31 21:08:38 | 古墳
長屋王の墓が見つからないので、畑仕事をしていた地元の方に場所を聞いて、やっとたどり着きました。



着いてみると、ハイキングコースになっているのか、ちゃんとトイレまであって綺麗に整備されていました。



長屋王は血筋でいえば天皇になっていてもおかしくない人物ということで、墓も宮内庁の管轄になっています。そのため見ての通り、天皇陵墓と同じ鳥居と塀に囲まれています。




後期の古墳らしく円墳です。でも、はっきりとここが長屋王の墓であると当時の記録に残っている訳ではないそうです。

政権争いに負けた側なので記録に残っていないのかとも思いますが、ちゃんと陵墓は造られたのだし、藤原鎌足の墓がはっきりしていない位なので、この時代は墓に対する気持ちが薄かったのでしょうかねぇ・・・

長屋王墓散策グーグルマップ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紀氏神社

2008-03-30 19:54:47 | 神社
西国巡礼散華収集奈良の旅「悪あがき編」です!
もう諦めてはいるものの、まだ未練が残っているので行って来ました。

今回も着いてからの利便性を考えてスクーターで出発ですが、八時出発の予定が遅れて十時半になってしまいました。早くも黄色信号です・・・

車なら自宅から高速利用で40分もあれば奈良市内に着くのですが、さすがに高速に乗れない我がスクーターでは渋滞にも阻まれ一時間半近くかかってしまいました。
でも思いつきで寄り道が出来てしまうのが良いところで、早速、道案内に長屋王陵墓なんてものを見つけたので寄ってみることにしました。

案内板のあった所から道を曲がると森になっている所がすぐに見えたので、そこだろうと行って見ると神社でした!すぐ立ち去ろうと思ったのですが、由緒書を見るとなんと!式内大社!・・・寄らない訳には行きません!






鳥居をくぐると境内は薄暗くて、これからの虫の多い季節にはあまり入りたくないような雰囲気です。







拝殿の奥の本堂は春日造りの小さなものでした。

式内大社ということで期待したんですが、あまり古そうなものや興味を注がれそうなものは見た感じではありませんでした。
元々は別の場所にあったと言われているらしいのですが、行って見ればその通りという感じです。

紀氏神社と長屋王墓散策グーグルマップ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今城塚古墳

2008-03-27 21:44:59 | 古墳
善峰寺の帰り道に、なんとなく寄ったのは今城塚古墳です。



上の写真じゃ何がなんだか分かりません・・・実は行ってみると公園に整備中で柵があり、中に入れなかったのです。以前は自由に入り放題で、近所の人の憩いの場だったそうなのですが、最近、ここが真の継体天皇陵といわれるようになったこともあり歴史公園になるそうです。なんか一気に格上げされたような感じです。

では、一気に格下げされたみたいになってしまった宮内庁が継体天皇陵としている太田茶臼山古墳に行ってみましょう!



さすがに格下げされてはいないみたいで天皇陵独特の鳥居と柵があります。周囲が堀に囲まれている大きな前方後円墳です。



上の写真は太田茶臼山古墳の倍塚で、私が見ただけでも古墳の周囲に四つありました。

太田茶臼山古墳が継体天皇陵とされたのは江戸時代らしいですが、今見ても倍塚といい、堀といい、こっちのほうが立派に見えます。

今回は行かなかったのですが、この近くの山の中に阿武山古墳というがあります。
戦前に見つかった円墳なのですが、棺が見つかり、衣などとともに遺骨があったそうで、当時、かなり話題になったそうです。で、その遺骨は、あの藤原鎌足!といわれているのです。
すぐに埋め戻されてしまったそうなのですが、今すぐ!掘り出せ!と言いたい!ww
本当に画にあるような格好をしていたのでしょうか?う~~ん!見てみたいっす!

善峰寺散策グーグルマップ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

善峰寺

2008-03-26 19:29:09 | 歴史
西国巡礼京都市内で残っていた善峰寺に行ってきました。
地図を見ると京都市内といっても西のはずれで、大阪府との境にあります。東海自然歩道に近いし、大阪府側からは前から行きたいと思っている神峯山寺と本山寺の古刹からポンポン山を通って歩いて行けそうです。前日まで、そのつもりで道順を調べていたのですが、なんと!またまた寝坊!結局、スクーターで出かけました。

行ってみると市街地から、さほど離れていないにもかかわらず、かなり山奥に入った感じの場所でした。名前もほとんど聴いたことが無かったお寺なのですが、JRの「そうだ!京都へ行こう!」のCMになったことがあるらしいので関東の人の方が知っているかもしれません・・・



おっと、ここは西国の札所では珍しく入山料が必要です。仁王門の金剛力士像は運慶作!伝でん・・・

デンはともかくなかなか立派なもん(門)だなぁ~と思っていたら、それも其の筈!あの大奥の桂昌院様の寄進だそうです!パンフレットによると桂昌院との繋がりの深いお寺で、その他の堂宇も桂昌院の寄進のものが多いそうです。

本堂で朱印を貰ってからグルッと境内を巡拝しました。ここはちゃんと参拝順路までありました。



さすが桂昌院ゆかりのお寺なので、銅像がありました。
お犬様が・・・悪名高き「生類憐みの令」もイメージとは趣旨が実際は違っていたようです・・・


↑桂昌院霊廟

境内の一番日当たりが良くて見晴らしの良い場所にありました。お墓に言うのもなんですが、なんか好感の持てるお墓です。本当の霊廟は関東にあるそうで、ここには遺髪が納められているそうです。


奥の院とされるところに薬師堂があり、桂昌院の両親が祈願したとされる出世薬師(今さらですが逆玉を・・・)があるのですが、その脇持の十二神将がちょっと笑えます・・・



古いところで言うなら「ガキデカ」に出てくる犬にソックリです!


↑経堂と多宝塔

小さいながらも経堂と多宝塔があります。多宝塔は重文です。経堂の手前には咲いたらさぞかし綺麗だろうと思われる桂昌院お手植えといわれる大きな枝垂桜があります。お手植えって!?桂昌院は江戸に行ってから京都に戻ったことがあるのでしょうかねぇ・・・?多宝塔は桂昌院が幼少の時にもあったはずなので、今と同じものを見ていたはずです。


↑「遊龍の松」と言うそうです。これ全部が一本の木です。長すぎます・・・



おまけ



狛犬が獅子なのは分かるけれど、これは如何見てもカタカナのライオンでしょう・・・
そういえば雌ライオンの牙にイボイノシシの骨が挟まり、餌が食べれなくなって死にかけていたのを助けたというのを昔テレビで見たことがありますが、それに似ています。


善峰寺散策グーグルマップ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誘惑

2008-03-16 00:20:16 | その他
先日、家の近くにヤマダ電機のLABIが出来ました!
千中にあんなに人が並んだのは川崎麻世が口パクコンテストに出ていた頃以来ではないでしょうかww

う~~ん・・・私にとっても飲み屋が出来るより大きな誘惑です・・・

結局、二十世紀の遺物として愛用していたコイツ↓



と、ついにオサラバすることになりました。
いや~今まで、コイツ(DSC-S50)を使い続けた人がいるのでしょうか?
コイツの良さはなんといっても、レンズのデカさとバッテリーの持ちでしょう!
シャッタースピードもマニュアルで変えれるので、三脚を使えば夜の撮影は今でも現役でいけるかも知れません!
バッテリーはさすがに今では弱ってしまいましたが、最近のカメラのようにメモリーカードが一杯になるより早くバッテリー切れになるような事はありませんでした。


で、新しい相棒は↓



Xacti DMX-CA65です。
本当は薄い今時のコンパクトデジカメを買おうと思っていたのですが、ふと、これからは静止画よりも動画だろうと思ってしまい、コイツに決めました!
最新機種とは呼べないモデルなのにDSC-S50から比べると画素数は実に3倍!メモリーカードは64Mから4GB(何倍?w)になりました!時代を感じますねぇ~~ww
今回も5年保障を付けたので長く使っていこうと思いますが、時代はフルHDなのでいつまで使えるのでしょうかねぇ・・・


それにしても、こいつを買ってしまったおかげで、メモリーカード以外にもPCのパワーアップのためにメモリーも買っちゃったし、外付けHDも必要になりそうだし、他にも目移りするぐらい欲しいものが並んでいるので、大変です・・・


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長者湯

2008-03-14 20:10:24 | その他
京都の一日はまだ終わりません!

せっかくタイトルにゆっくりを付けたのに・・・京都を一日でこんなにせわしなく周るのは始めてかも・・・

まぁ、さすがに革堂の後に次の札所の善峯寺に行く時間は無かったので、前々から行きたいと目を付けていた所に行ってみることにしました。



まず行ったのが上の写真の場所です。

なんだか解かりますか?

実はここはしょっちゅう時代劇なんかで使われるロケ地なんです!
ドラマなんかで、この家を見たことのある人は多いはずですよ!残念ながら、この時はロケをしていませんでしたが、いつでも使える状態に見えました。


次に行ったのも時代劇のロケ地です!
清涼寺から清滝に向う道路沿いに気をつけないと見逃してしまいそうな鳥居があります。
それが鳥居本八幡宮の鳥居です。


↑鳥居本八幡宮鳥居

鳥居をくぐって進んでいくと二つ目の鳥居と拝殿があります。



拝殿の奥は一段高くなって塀と本殿があります。
鳥居なんかには大正時代の年号が書かれていて新しいし、名前からもそれほど古い神社とは思えないのですが、周りに生えている木の幹が太くて、いい感じに寂れていて由緒ありそうに見えます。

私が最近に見たものでは“新・影の軍団”だかのタイトルの忍者ものに、ここの拝殿で敵の忍者と戦うシーンなんかがありました。そのストーリーでは本殿の裏に洞窟があることになっていたので見に行きましたが、さすがにそんなものはありませんでしたww

で、この日の〆は下の写真!



西陣の長者湯です!
さっぱりした後なので、既に辺りは真っ暗ですww
町屋の細長い建物を更に男湯女湯に半分にしたような形なので、かなり細長く感じます。
この銭湯は映画“舞妓Haaaan!”のロケ地です!普通に行っても風情のあるいい銭湯ですが、DVD見てから行くと、よりいっそう楽しめてお奨めです!

あぁ、正確に言えばロケ地は男湯なので女性の方は残念!!

西国巡礼京都市内散策グーグルマップ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

革堂(行願寺)

2008-03-13 19:27:31 | 歴史
この日、最後の西国札所は行願寺です。
ここも行願寺というよりも革堂の方が通り名です。
街中は街中なのですが六角堂のようにビルに囲まれた雰囲気ではなくて下町といった感じの所です。


↑行願寺山門

本堂は目の前なんですが、納経所に人がいなさそうなので、ちょっと時間つぶしに境内をブラブラ・・・


↑手水鉢


↑石塔


↑鎮守社

そういえば京都にも七福神めぐりがあって、この行願寺には寿老人が奉られています。寿老人の像のあるお堂が在ったんですが、写真を撮るのを忘れてしまいました><


↑本堂

ぐるっと周ってから本堂に戻ってみるとあら不思議!・・・さっきまで消えていた納経所の蛍光灯が点いていましたww

なぜか納経所のおばあちゃんに家族構成なんかを聞かれつつ、しゃべっていると、もう終わりだからあげると言って散華を沢山入れてくれたww

う~ん・・・なんだかよく解からん・・・

西国巡礼京都市内散策グーグルマップ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

六角堂(頂法寺)

2008-03-12 21:02:28 | 歴史
次に訪れたのが頂法寺!まぁ六角堂のほうが通り名です。

京都の町のど真ん中に在ります。ど真ん中の証明とも言うべき“へそ石”と呼ばれる礎石まであります。


↑頂法寺山門

門をくぐると六角堂が目の前に見えているので取り敢えず参拝しましょう!


↑六角堂

近くのビルに登って見ると六角形の屋根が綺麗に見えるそうです。

華道の家元で有名な池坊家は、このお寺がルーツなんだそうです。


↑納経所内部

ここの納経所はお土産が売っていたり、茶店になっていて、冷えた体を温めるには丁度良い感じでした。^^

西国巡礼京都市内散策グーグルマップ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

六波羅蜜寺

2008-03-11 19:25:55 | 歴史
次に行ったのが六波羅蜜寺です。

ここは教科書なんかによく載っている空也上人像や平清盛像があることでも有名です。私も見たかったのですが、この日は他に行く所も多いので今回はパス!

この六波羅蜜寺は現在では山門も庭園もなく、道から塀越しに本堂が見えている状態です。


↑本堂

収蔵庫を見るには拝観料が必要ですが本堂だけなら要りません・・・朱印は本堂内でいただきます。

本堂横には六波羅蜜寺ならではの石塔があります。


↑平清盛供養塔

写真左の石塔が平清盛の供養塔です。

まぁ、やっぱりここは仏像を見ないと面白みがありません!


おまけ



この辺りが六道の辻と呼ばれている所です。
ちょっと怖そうに思えますが、行ってみればごく普通の街中で、ある意味ちょっと拍子抜けしてしまいそうな場所です。


↑六道珍皇寺

ここが小野篁ゆかりの寺といわれる六道珍皇寺です。
急いでいたので今回はパスしましたが、なかなか興味深いお寺です。
盆は夜も開いているそうなので、今年は千本ゑんま堂と六道珍皇寺と両方廻って見よう!

京都というと紅葉だとかの景観に興味が魅かれがちですが、平安時代の歴史や説話に耳を傾けてみるのも良いもんです・・・ちょっとディープかな?


西国巡礼京都市内散策グーグルマップ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八坂の塔

2008-03-10 21:00:54 | 歴史
清水寺の次の札所は六波羅蜜寺!

どうせなので、ほんのちょっと寄り道して八坂の塔へ・・・



う~ん、いつ見ても、なんかの事件の舞台になっていそうです!やっぱりここに合うのは藤田まことさんでしょうかねぇ・・・

この辺りは舞妓さん姿の人に良く会うのですが、ほぼ全て“なんちゃって舞妓はん”です。
まぁ、“なんちゃって”でも良いもんは良いんですけどね(^^;)

この八坂の塔なんですが、ほとんどの観光客は外から見るだけです。かくいう私も、この日は外から見るだけでしたが・・・
でもここは、拝観料を払うと、なんと!重文の塔に登れる(いつも登れるのかどうかは判らないので聞いてみてください・・・)というめったにない嬉しいスポットなのです!お奨めです!

西国巡礼京都市内散策グーグルマップ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする