ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

清白寺

2008-05-31 19:12:31 | 国宝の建築
タクシーに乗って清白寺に向かったのですが、道の細さにびっくり!車一台が通るのがやっと・・・タクシーのドライバーのおばちゃんのうまさに驚いた!さすが!



ブドウ農園のど真ん中に細い参道が真っ直ぐに伸びているのが印象的だ!

テクテク進んでいくと仏殿が見えてきました・・・


↑国宝!清白寺仏殿!

どこかで見たことがあると思ったら、屋根の形が少し違うのですが、東京唯一の国宝建造物の正福寺にソックリです!
そういえば距離的にも近いのかもしれませんねぇ・・・



仏殿の前には楼門のようなコンクリート製の鐘楼があったので登ってみました。



誰もいなくて、寂しいというよりは、のどかと言う言葉がピッタリのお寺です。



参道の前は発掘調査中?!人がいなかったので詳細を聞けず残念!


gooブログが遂にニコニコ動画に対応したそうなので試してみました。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

勝沼散策

2008-05-30 20:36:32 | その他
大善寺から清白寺に行くのが困りました。タクシーは帰してしまったし、バスはやっぱり一日二本wwまぁ、時間はあるので、ちょっと勝沼の町を散策してみましょう!

といっても、見渡す限りブドウの棚しかありません!



ブドウはちょうど花が落ちたところなのでしょうかねぇ?この一粒一粒がブドウになるのかな?

この日は天気が良すぎて散策するにはちょっと暑い位でした。



なにやら古い橋が架かっていました。手すりが低くて、真ん中で下を覗いたらヒョェ~!となってしまいww高所恐怖症なのを改めて感じました・・・



知らないうちに甲州街道!



屋敷の跡に行って見ましたが、何も無い・・・新しい地蔵様がポツンと一人・・・

結局、この後、シャトー勝沼なるワイン工場に行き、安売りのワインと引き換えにタクシーを呼んでもらい(冗談ですよ!ww)清白寺に向かいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大善寺

2008-05-29 20:48:28 | 国宝の建築
甲府から帰る日に甲府駅に荷物を預けて、まず向かったのは大善寺です。

大善寺の最寄り駅は勝沼ぶどう郷!なんかすごい名前が付いていますww



駅を降りると周りはブドウの棚が広がっていました。
駅から大善寺へはバスもあるみたいなのですが、一日に二本とか・・・ww素直にタクシーに乗りました。



寺務所に行き拝観料を払うと、順路に沿って本堂に行って下さいとのことだった。
言われたとおりに進んでいくと立派な二層の山門がありました。


↑山門

こんな立派な門をもつお寺はなかなかありません!期待が膨らみます!
門の横に上に登る階段を発見!上には何があるんでしょう?登りたい・・・


↑門の上層への階段

山門から石段を真っ直ぐ登っていくと本堂の薬師堂がありました。




↑国宝!大善寺薬師堂!

今まで見た国宝の大きなお堂は入り母屋造りの屋根がほとんどだったのですが、ここの屋根は寄せ棟造り!変わっていますねぇ~

本堂の前に着くと住職さんらしい方が私の顔を見て今から鍵を開けます!とのこと・・・え?もしかして私のために待っていてくれたのですか?!

恐縮です!

本尊の薬師三尊像(ここの薬師如来はブドウの房を持っているらしい)は秘仏のため見れませんでしたが、脇侍の日光月光菩薩と十二神将はすぐ近くで見せていてだけました。でも、ここの午年の神は因達羅大将で一人だけ仲間はずれのように鬼の顔ww残念!



↑役の行者堂


↑鎮守社?

この大善寺は宿坊があって一般の人も泊まれるそうです。値段も安そうなので私も泊まれば良かった・・・

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山梨行き!

2008-05-28 19:43:29 | その他
先週のことですが、久しぶりに甲府に出張に行くことになりました。
大阪から甲府に行くのは、電車で行っても車で行っても五時間はかかってしまいます。今回の出張は一人なので電車で行くことにしました。電車でも名古屋~塩尻~甲府、静岡~甲府や新横浜~八王子~甲府など色んなバージョンwwがあり、どれも時間は余り変わらないのですが、一番安い名古屋~塩尻~甲府のパターンにしました。


↑ここで乗り換え・・・

行程も、空いているし、山間部を抜けていくので、このパターンが一番雰囲気が良いと思います。


↑上諏訪駅の足湯

駅のホームに足湯!・・・入りたいけど、降りる訳にはいきませんww



やっと甲府に着きました。

今回の出張は短く、最終日は帰るだけなので山梨の二件の国宝建造物に寄って見ることにしました。つづく・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誉田八幡宮

2008-05-27 19:22:21 | 神社
仲哀天皇陵から応神天皇陵にある誉田八幡宮へ行きました。
応神天皇陵の遥拝所は、おそらく前方部にある(行かなかったので、わかりません・・・)と思うのですが、誉田八幡宮は反対側の後円部にあります。応神天皇陵も周囲には細い道ばかりで、迷いながら、なんとか誉田八幡宮の駐車場に到着しました。



車を降りるとすぐに鳥居がありました。

東西に参道があるのですが、鳥居の南側には立派な南門があります。


↑南門

南門の前に真っ直ぐな参道がある訳でもなく、ちょっとチグハグな印象を受けます。パンフレットによると、八幡信仰が盛んになったのちに八幡神の応神天皇ゆかりの地に社を造ったと考えられているそうなので、こんな形になったのでしょうかねぇ・・・



ぬ!場所まで移っている・・・

でも、百メートルほど北にあったとすると、もっと変な位置関係になりそうです。



拝殿等の社殿は江戸時代のものらしく、時代劇に武家屋敷として出てきそう・・・

拝殿の横から応神天皇陵の方へ行くと一つの橋があります。


↑放生橋

秋の例祭では神輿が、この橋を渡って応神天皇陵へ行くそうです。

応神天皇陵は、ここからでは、どこまでが外堤で堀なのかさえ判りませんww

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仲哀天皇陵

2008-05-26 20:30:24 | 古墳
辛国神社から、さらに南に行くと仲哀天皇陵と言われている岡ミサンザイ古墳があります。

仲哀天皇といえば神功皇后の旦那さまで、神様の言う通りにしなかったために急死してしまったと言われていあるお方です。実在自体を疑われているお方ですが、大きな前方後円墳があるので行って見ました。

天皇陵自体は、さすがに大きく木が生い茂っているので迷わずいけたのですが、遥拝所が見つかりません!天皇陵なので、どこかにあると思うのですが・・・結局、堀の片隅にあった案内板を見つけて、そこから覗くことにしました。




↑前方部の東南角からの仲哀天皇陵

といっても、古墳自体が大きいし、土塁と堀に生えた草で、なんだかよく解らない写真になりました・・・堀ふちのところどころに植えられた松の木が、いかにも天皇陵という感じです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

辛国神社

2008-05-25 20:53:42 | 神社
葛井寺のすぐ南にある辛国神社にも立ち寄りました。



辛国=韓国ということなのだろうか?もしくは辛国=秦国?韓国って、いつの頃からの呼び名なのでしょう・・・?秦って、なぜ日本ではハタって読んだのだろう・・・



参道が真っ直ぐに伸びていて、奥まで遠い・・・

参道脇に摂社でもあるのかと覗いてみたら、伊勢遥拝所だった!



日曜日だからなのか参拝客も途切れません・・・


↑拝殿

拝殿前にあった拝殿と本殿の模型が精巧なので本殿を見ないでも良かったくらいですが、一応、横に廻って見てみました。





ここの絵馬はイケてます!八九で厄!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

葛井寺

2008-05-24 22:25:11 | 仏像
先週の日曜日は18日ということで観音様の縁日と休日が重なる数少ない日でした。
そこで西国三十三ヶ所第五番の葛井寺に、ずっと前から見たかった国宝の千手観音像を見に行ってきました。

同じ大阪と言っても離れているので、今回は車で高速を使っての参拝にしました。

駅近くの駐車場に停めて商店街を歩いて行くと、アーケードを抜けた所が西門にあたる重文指定の四脚門です。


↑四脚門



大阪では珍しく戦国時代の兵火を逃れたらしいが、地震などによって、それ以前に倒壊していて、四脚門が一番古い建造物になっている。

西門から入ったので、そのまま本堂に行く事にしました。


↑本堂も重文指定を受けている。

取り敢えず参拝を済ました後で、本尊の千手観音像を拝みに本堂に入ります。拝観料を支払い、厨子の前に進むと国宝の千手観音坐像が開いた扉の奥におられました。見たかったんですよねぇ~大阪だから何時でも行けると思い、行かず終いだったのですが、やっと、お会いすることが出来ました。

いやぁ~写真で見て想像していたものよりも大きいし、なんとも言えない表情をしておられました!当時の最高の技術を駆使して造った仏像なんだということが解るような気がします。

ちょっと気になったのは安土桃山時代に描かれた境内図には、本尊に光背が付いていることです。千手を光背の様にした形から当初から光背が無かったものと思っていたのですが、そうでもないらしい・・・

本堂を出て、境内をウロウロ・・・

すると阿弥陀二十五菩薩堂というのがある!京都の即成院にあった二十五菩薩像が、ここにもありました。江戸時代のものですが、ここのは立像なので、なかなか見応えがありました。


↑これはアリ!?



南側には立派な楼門があり仁王様がおられたのですが・・・



この眼はいかん!ww

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石清水八幡宮

2008-05-14 21:50:58 | 神社
さて、そろそろ当初の目的地!石清水八幡宮に向かいましょう!

男山と呼ばれる山の上にある石清水八幡宮の上院にはケーブルの他、車でも登れるのですが、この日は高良神社の前の駐車場から歩いて登ることにしました。



上院に行くルートは何本もあるみたいなのですが、二の鳥居を通って、一般的な表参道を行くことにしました。


↑大扉稲荷社

もう、四時過ぎなので降りてくる人には出会っても、登って行くのは私ぐらいでした。

山上には真っ直ぐの参道が造られています。


↑手水舎

手水舎はさすがに大きめ!


↑南総門


↑楼門

この日はライトアップがされるらしくて、それ用のロウソク等が準備されていました。
しかも、現在、石清水八幡宮は修復中で御祭神は裏の仮本殿におられます・・・





↑エジソン絵馬、竹製?

エジソンの発明した電球が、ここの竹で作ったフィラメントを使っていたことから、記念碑まで建っています。


↑エジソン記念碑

ライトアップを見たいところですが、一人でライトアップは、ちょっと淋しいwwので、降りることにしました。

帰り道は来た道を少し変えて、松花堂跡を通ることにしました。


↑松花堂跡

松花堂と言えば松花堂弁当を思い浮かべますが、ここで松花堂弁当が作られたわけではなくて、ここでは十字の仕切りのある容器を使っていただけらしい・・・松花堂弁当を初めて作ったのは、今をトキメクww吉兆!wwの創業者なのです!

この松花堂跡や、その周辺は今では歩く人も少ないのか寂れきっていました・・・

高良神社に戻り、お参り!





旧八幡町の氏神社だったそうですが、元来の場所と違うのか?男山との位置や向きが妙にチグハグ・・・

頓宮殿にも行ってみるが、ここには9月15日の石清水祭の時にだけ山上から神様が降りてこられるので、普段はカラッポです!

頓宮殿から裏道のような所を通っていった所にあるのが大きな五輪塔!






本当のことを言うと此処に来たのは、この五輪塔が見たかったからなのですww

我ながら変なものを見に行きたがるwとも思うのですが、本当に大きいのですよ!この五輪塔は・・・



↑流れ橋

流れ橋に寄ってみると川原でバーベキューをする沢山の人で賑わっていました。こうなると、さすがに風情も何もあったものではないですねぇ~見なけりゃ良かった・・・


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

養源院

2008-05-12 22:59:51 | 歴史
同聚院から向かった場所は、三十三間堂の東側にある養源院!



ここへ見に来たのは、仏像ではなくて、その名も「血天井」!

戒光寺の「身代り釈迦」から、大仏つながりで同聚院の「丈六の不動明王」、血つながりで養源院の「血天井」ということです。って!そんな繋がりで良いのか?!・・・

まぁ、とにかく、行ってみましょう!



血天井のほかに俵屋宗達とは・・・なかなか期待が持てますねぇ~

それにしても血天井とはどんなのだろう・・・?真っ赤な血が残っているのでしょうかねぇ~?ちょっとドキドキします!



門をくぐると真っ直ぐに参道が延びていて、以外に広い敷地に驚きました。
参道の両脇には小さなお堂もあります。




↑さすが葵の御紋!

参道にほとんど人がいなかったと思ったのに、中には二十人ぐらいの拝観客がおられました。以外に人気スポットです!皆さん!怖いもの好きなんでしょう!

拝観料を払うと奥に進み、人が集まると廊下に座って案内のテープを聴きます。
宗達や狩野派の襖絵のある部屋にも入れて貰えるのですが、ゆっくり見ていると明かりを消されたりwwと完全に向こうのペースwwどうしようもありません!ww

肝心の血天井と宗達はというと、血天井は冷静に考えれば当たり前なんですが、赤くは無くて黒かった!言われて見れば確かに人の形に見えます・・・宗達は驚きました!宗達といえば風神雷神図が思い浮かぶのですが、ここの絵もさすがに良い!なんとなくピカソに見えた(宗達のほうがずっと先輩ですが)のは私だけでしょうか?

来る前は血天井が目当てだったのですが、宗達の絵のほうがずっと良いですよ!ここは・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする