ドタバタ主婦の北京駐在妻日記。

オリンピック目前にして北京を離れてしまいました。。。

ぼろぼろフォーション

2007年12月18日 | 中国のモノ
今年4月、鳴り物入りでオープンした「北京三越」。
日本人ママさんの間でも大いに話題になったのですが、そんな波にも乗り遅れて、私は12月にもなったこの週末にようやく子どもたちに「FAUCHONでおいしいパンを買おう!」と言って強引に誘い、行ってみたのでした。
(ちなみに子どもたちは「フォーション」なんて知りません。)

デパート歩きなんか大嫌いな子どもたちをなだめるために、まず地下食料品街へ。
高級和食屋の「松伸」もあれば高級ファーストフード「肯徳基」(=ケンタッキー。中国では「高級」。。。)もありましたが、せっかくだからと(←私の意見)こちらのデパートや大型スーパーの食堂街によくあるフードコートで食べました。
こういうところではまずプリペイドカードを買って、ずらーーっと居並ぶ店から好きなものを選んで注文し、自分で席に運んで食べます。
料理の見本が並んでるので、料理名がわからないけどチャレンジしてみたい庶民料理を注文できていいです。
私は広州料理のビーフン焼きそばと甘い焼き豚料理、あと北京名物「ダーリェン火焼」を(食べすぎ!)、娘は中国風ハンバーガーみたいな「割包」、息子たちは「江戸前寿司」なんて注文してました。

腹ごしらえをしたあと6階からそれぞれのフロアをぐるっと一周しながら順次おりてきました。子どもたちが激しく抵抗するので店で足を止めるのはぐっと我慢。
店内はとにかく広い広い!営業面積12万平方メートルだそうです。

カメラも忘れたし、シャネルだのプラダだの手の届かぬブランドにもあまり関心ないし、お店の様子はほかのブログを見つけたのでご参照ください。
→「新光天地」ブログタイトル「from Beijing」より
※コメントに書き込みできなかったので勝手リンクでごめんなさい!

さて最後に子どもたちに約束した(と言ってもほとんど私自身の目的だったのだけど。)FAUCHONでちょこっと買い物。
FAUCHONの売り場も広~かったです。紅茶、パン、ケーキ、惣菜などの売り場があちこちにポーン、ポーン、と点在してる印象です。

で、遠慮がちにパンを少々買って帰ってきました。
ところがその紙袋が薄くてペラペラ。子供に持たせたら帰ってくるまでに悲惨な状態に!

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/2d/52010aeda5d31fbae6711c9aab060138.jpg

だいたい、パンが熱々のうちならともかく冷めてからも紙袋に入れるというのも気に入りません。翌朝食べようとするときにはカッチカチに干からびてます。日本のように、畳んだビニールを添付してくれるわけでもありません。FAUCHONともあろうにパンのことをわかってないっ!
それでもパンの味はやはり良かったので、次回はぜひ「ビニール袋に入れて!」とゴネてみようと思います。。。


 * * * * *


余談になりますが、日本人が「北京三越」と呼ぶこのデパートは本当は「新光天地」という名で、「三越」の名はどこにもありません。
三越と台湾の合弁会社「新光三越百貨」が中国企業「北京華聯集団」と新たに合弁会社を設立して建てたデパートです。
ところがよくある話で、経営権をめぐってトラブル。そして中国企業が実権を握ってしまったようです。
日本人奥さま方は今でも「三越」と呼びますが、裏事情は一筋縄ではいかぬ中国・・・・。

まったく関係ないけどもう一言だけ。
エスカレーターに乗ったら足元と手すりの速さが微妙に違う。シ○ドラー社のエスカレーターでした。
「三越」だったら許せないけど、中国企業の店なら、ま、こんなこともありかな、と。。。。。