ドタバタ主婦の北京駐在妻日記。

オリンピック目前にして北京を離れてしまいました。。。

消え行く旧式庶民住宅地

2007年12月03日 | 中国のコト
去年北京に来た当初はまだまだ我が家の周りはちょっと行くとレンガ造りの昔ながらの平屋住宅が密集した居住区や同業の店が密集した市場が点々とありました。
それから1年半経った今、それらはことごとく壊されて消えていってます。

うちのマンション前から一直線に市中心部に向かう道沿いに残っていた住宅地と、北京には珍しい大型バイク店街も突然取り壊されてしまいました!
サイドカー付きバイクが主に欧米人に大人気だったのに。
取り壊しは付近一帯一気に進み、跡形なく消えうせてただの平地になります。
この写真はそれでも家を取り壊した直後にまだ使えるレンガを積み上げた状態に遭遇できたところ。
建設ラッシュの北京では建物や塀に使われるレンガ不足がはなはだしく、中古レンガも貴重です。

images ←庶民の平屋居住区(別の場所ですが。)

images ←取り壊しが済んでレンガだけ積み上げてある。
 
images ←積み上げられたレンガは馬車が回収に来ます。

images ←これから取り壊される建物には「折」に「ヽ」が付いた字が目印に付けられます。

拡大しないと見づらい写真ですいません。

こうしてあっという間に広大な土地ができるので次々と素晴らしい近代的な大規模再開発が実現していく北京です。

でもここに住んでいた人たちはどこへ行って、このあとはどんな生活が待っているのでしょうか。。。