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pcfx復活ブログ

プラモデルとかフィギュアとか

2011年06月03日 | マンガとかアニメとかほんとか
友人から病気の快気祝いに完成品のプラモをもらった。

モノはランボルギーニ・カウンタックの「イカ娘痛車ver」だ。これをくれた友人はモデラーで、
非常に完成度の高いものだ。pcfxがカウンタック好きでイカ娘好きなのを知っているので、見よう
によっては巨大なイカに見える白いカウンタックにイカ娘のステッカーがこれでもかとデコレート
されている。

カウンタックの魅力は今更語るまでもなく、1970年産まれ前後の世代にとっては憧れ以上の意味を
持つスーパーカーであり、性能はともかくそのスタイルは現在でも右に出るものはない。カウン
タック以降のランボルギーニ車もカウンタックを超えるインパクトを感じ得ない。

一方イカ娘はアニメの2期が決まり今から楽しみだ。ストーリーがあるようでないような、原作の
絵は下手なようで非常にうまいような、話は面白すぎないがつまらなくもなく、キャラクターは
シンプルのようで引き込まれる。なんとも捉え様のないウナギかナマコのようなヌルヌルした作品
である。pcfxはキャラでは浴衣を着て照れる栄子が好きだ。イカ娘本体はカワイイが萌えとは
言いがたく、駄々をこねる子供のような可愛らしさがある。このような微妙な作品を作り上げた
作者と編集部は、現在においてはアニメ化程度の評価に留まってはいるが、後にもっと評価される
と思われる。

さて、これら二つを合体させた「イカウンタック」だが、作った友人によるとプラモデル自体は
我々が幼少期に作った頃のままで、全然進化してないらしい。また塗装がしにくく、塗料が全然
乗らなかったとのことだ。何度もシンナーで洗ったりしたらしい。部品の接着もよくなく、ミラー
などがポロポロとれる。非常に苦労した末に完成したとのことだった。


pcfxも子供の頃は軍艦だのダグラムだのヤマトだののプラモを作ったが、結局「作る喜び」よりも
「完成品で遊ぶ」方に重きを置いたため、プラモの魅力は置いてきぼりだ。現在でも作るのは面倒
なので、欲しいものがあるとその友人に作ってもらう事にしている。近年ではガンプラの
「サイコミュ試験型高機動ザク」のシャア専用モデルや、シーマ専用ゲルググを作ってもらった。
最近は大日本帝国海軍の空母「赤城」が気になっているので、そのうち彼に作ってもらうことに
なるかもしれない。

赤城」は巡洋艦として設計されたが国際的な大人の事情で空母に転用された。
竣工時には3段式の短い甲板だったが、近代化改造によって長い甲板に生まれ変わり、太平洋戦争
で空母機動部隊の旗艦として真珠湾から暴れまわり、ミッドウェーで炎上してその生涯を終えた。
「赤城」の大きな特徴は、元々巡洋艦として作られかけていた経緯があり、20センチ砲6門を
そのまま搭載した空母であった点だ。つまり空母でありながら高い攻撃力をもっており、対艦戦に
も引けを取らない「勇ましい」空母であったところにある。大戦略などで赤城を運用する場合、
洋上の小島などに敵の非常に邪魔な対空砲が設置してある時でも、赤城を接岸して20センチ砲
を打ち込むと一発で破壊できる。これによって航空機は対空砲に悩まされずに動き回れるという
寸法だ。他の空母の豆鉄砲ではこうはいかない。「赤城」様様だ。「加賀」も同様な空母だった
が、全体のスタイルで見ると赤城のほうがカッコイイ。

プラモ屋に置いてある馬鹿でかい「赤城」のプラモを友人に作らせるのが当面のpcfxの夢だ。
自分で作る気はさらさらないが。


子供ころからどこか枯れた所があったpcfxは、小学校高学年になる頃にはガンプラやスーパーカー
よりも「日本の庭園シリーズ」とか「屋台シリーズ」のプラモを愛するヒネたガキになっていた。
東北の農家のプラモなんかは、藁葺き屋根や水車、庭に生えている柿の木に侘び寂びを感じずに
おれず、江戸時代のソバの屋台に郷愁を感じていたものだった。これらとて、本当は自分で作る
のはイヤで、完成品があったならそちらを購入したであろう。
他にも姫路城とか東屋などを作った覚えがある。


さて最近になって「フィギュア」を極たまに購入するようになった。これもプラモを作った友人の
影響ではあるが、気に入ったアニメやキャラのフィギュアをの中で、出来の良い物だけ選んで
買っている。だから数は非常に少ない。
代表的なものでは「地獄少女」の「閻魔あい」、「化物語」の「八九寺真宵」、「初音ミク」の
ねんどろいどなどだ。そして本日、pcfxが天才マンガ家と崇めているkashmirの「百合星人ナオコ
サン」のフィギュアを予約した。
今まで単行本でしか読んでなかったkashmir氏のマンガも、遂に雑誌を購入して読んでしまう
ところまで深入りしてしまった。もう戻れない。


で、フィギュアって、ネットや店頭で見たときには「欲しい!欲すぎる!」という気持ちになる
のだけれど、いざ買って飾ってみると「なんで買っちゃったんだろう」という気になる。それが
分かっているのにまた買ってしまう。不思議な物品ですな。いいオトナが美少女フィギュアを
並べているのもどうかと思うけど、他に欲しい物がない。元々物欲は薄く、旅行などに金を使う
性質だ。



ともあれ、「イカウンタック」は玄関に飾ってあり、家に来た佐川の人やエホバの人にも見える
ようにしてある。


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