また飯田線に乗ってきた。
これまで「飯田線に乗って小和田で降りる」「車で飯田線の秘境駅を巡る」という旅をしてきたが、
今回は「飯田線に乗って中井侍と金野で降りる」という旅程だった。
飯田線の旅は1日ではどうにもならない。電車の本数が少なく、秘境駅と呼ばれる駅をじっくり
回っていると時間がたりないのだ。
朝9時に家を出たのはいいが、豊橋駅に到着したのは昼前。ところが昼の時間帯は飯田線が出てない
のだ。それで午後からの電車に乗って中井侍についたら夕方。金野についた時間はもう日が暮れる
頃だ。時刻表を調べていかなかったのが悪いのだが、動くなら早朝からでないときつい。
中井侍で下車し、駅から写真を取りながら坂を登っていく。耕作面積など殆ど無く、今は茶畑が
あるだけだが、昔はここで水田や畑を作ったところで自給自足は難しかったろうと思える。明治の
頃は人口2000人が住んでいたと聞いたが、その生活は大変だったろうと推察できる。
茶畑で働く老人に挨拶したが、プィッと横を向くだけで応えてはくれなかった。過去の風習の影響
なのかどうかは定かではないが、他所者を警戒しているようだ。



次の電車に乗り、今度は金野へ向かう。中井侍駅では切符を販売していないので、電車に乗ってから
切符を買う。何も言わなくても車掌が来る。「金野まで」というと、鉄道ファンと思われたのか、
「切符は持って帰られますか?」と聞かれた。秘境駅から秘境駅までの切符を記念に欲しいという
ファンが多いのだろう。さすがはJR、気がきいている。無論切符は記念にもらった。
途中地元の高校生が大勢乗り込んできた。日が暮れるような時間に金野で降りるpcfxを見て、後ろ
から「おい、あいつ金野で降りるぞ」「どこいくんだろ」などと声が聞こえてきた。
金野で降りて、先日車でここへ来たときに見た集落に行ってみる。次に乗る電車まであまり時間の
余裕がないので早足で山を昇り、集落を散歩してみたが誰も外にいない。ここの名物「金野卵」
(きんのたまご)を買おうかと思っていたのだが、時間が遅すぎたらしい。


さて飯田線の旅といえば起点は豊橋駅になるが、pcfxは今まで豊橋の市電に乗ったことが
なかった。それほど遠くない所に住んでいるのだが、豊橋に用事など今までなかったのだ。
飯田線に乗るまでの間2時間ほどあったので市電にも乗ってみた。


子供の頃住んでいた博多にも市電はあったが、小学生の内に廃止になってしまった。それ以来
だから30年ぶりくらいに市電に乗る。もっとクラシカルなものを想像していたが、豊橋の市電は
割と近代的だ。料金は均一で¥150。豊橋駅から運動公園まで行き、また引き返した。道路を
電車が走る光景は久しぶりだったので楽しかった。
また近いうちに飯田線の旅を続けようと思う。
これまで「飯田線に乗って小和田で降りる」「車で飯田線の秘境駅を巡る」という旅をしてきたが、
今回は「飯田線に乗って中井侍と金野で降りる」という旅程だった。
飯田線の旅は1日ではどうにもならない。電車の本数が少なく、秘境駅と呼ばれる駅をじっくり
回っていると時間がたりないのだ。
朝9時に家を出たのはいいが、豊橋駅に到着したのは昼前。ところが昼の時間帯は飯田線が出てない
のだ。それで午後からの電車に乗って中井侍についたら夕方。金野についた時間はもう日が暮れる
頃だ。時刻表を調べていかなかったのが悪いのだが、動くなら早朝からでないときつい。
中井侍で下車し、駅から写真を取りながら坂を登っていく。耕作面積など殆ど無く、今は茶畑が
あるだけだが、昔はここで水田や畑を作ったところで自給自足は難しかったろうと思える。明治の
頃は人口2000人が住んでいたと聞いたが、その生活は大変だったろうと推察できる。
茶畑で働く老人に挨拶したが、プィッと横を向くだけで応えてはくれなかった。過去の風習の影響
なのかどうかは定かではないが、他所者を警戒しているようだ。



次の電車に乗り、今度は金野へ向かう。中井侍駅では切符を販売していないので、電車に乗ってから
切符を買う。何も言わなくても車掌が来る。「金野まで」というと、鉄道ファンと思われたのか、
「切符は持って帰られますか?」と聞かれた。秘境駅から秘境駅までの切符を記念に欲しいという
ファンが多いのだろう。さすがはJR、気がきいている。無論切符は記念にもらった。
途中地元の高校生が大勢乗り込んできた。日が暮れるような時間に金野で降りるpcfxを見て、後ろ
から「おい、あいつ金野で降りるぞ」「どこいくんだろ」などと声が聞こえてきた。
金野で降りて、先日車でここへ来たときに見た集落に行ってみる。次に乗る電車まであまり時間の
余裕がないので早足で山を昇り、集落を散歩してみたが誰も外にいない。ここの名物「金野卵」
(きんのたまご)を買おうかと思っていたのだが、時間が遅すぎたらしい。


さて飯田線の旅といえば起点は豊橋駅になるが、pcfxは今まで豊橋の市電に乗ったことが
なかった。それほど遠くない所に住んでいるのだが、豊橋に用事など今までなかったのだ。
飯田線に乗るまでの間2時間ほどあったので市電にも乗ってみた。


子供の頃住んでいた博多にも市電はあったが、小学生の内に廃止になってしまった。それ以来
だから30年ぶりくらいに市電に乗る。もっとクラシカルなものを想像していたが、豊橋の市電は
割と近代的だ。料金は均一で¥150。豊橋駅から運動公園まで行き、また引き返した。道路を
電車が走る光景は久しぶりだったので楽しかった。
また近いうちに飯田線の旅を続けようと思う。