Blog=「Sawacchi抄」

日々の出来事をニュース&コラム形式で「Sawacchi!」がお伝えします。

秋の催し各種

2004年10月30日 | Weblog
11月3日は分化の日。
カシオペア連邦、津々浦々様々な催しが行われている。
写真は福岡工業高校の文化祭「福工祭」の表看板。
二戸市は今日から文化祭。
福岡小学校は明日が学習発表会。またバザーも併せて行われる。
福岡山好会のテント収めは今夜。

来週はそれらを一挙まとめてお知らせしようと思う。


災害と環境問題(新潟県中越地震と台風による水害に際して)

2004年10月28日 | Weblog
急に秋の気配が訪れた馬仙峡公園(岩手県カシオペア連邦)。
思わず持っていたデジカメのシャッターを押したのがこの写真である。
のどかな日々に感謝しながら仕事を終え家に帰る。しかしテレビには生々しい震災の様子がつぶさに映し出される。
何とも言えない複雑な心境は私ばかりではないだろう。

さて水害や地震など、災害の後には必ずごみ問題が登場する。
この度の各地の災害も例外ではなく、早くもゴミの処理に神経がピリピリし始めたようだ。
ちょうど5年前の今ごろ、軽米の水害の際も大量のゴミが発生し、その処理の過程で問題は起きた。一部業者による不手際が原因だったが、いずれ監視の強化と行方に注目しなければならない。
万が一にも不法投棄されたなら、それはもはや二次災害である。

ここ岩手県北は既に産廃問題の被害の地でもある。だからこそ一掃真剣にならなければならない。
11月28日は環境シンポジウム「豊かな暮らしが生み出し続けているゴミのゆくえ」という長い名前の催しがある。この土地のことでもあり、また災害の関連事項としてもゴミの事を考えて頂く好い機会だ。

どうか多数のご参加を期待している。


環境シンポジウムのご案内(pdfファイル)

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高齢化と災害対策

2004年10月26日 | Weblog
新潟県中越地震から4日目を迎えた訳だが、依然として先の見とおしが立たない事に、当事者ならずとも苛立ちを覚えてきた。
あれほどパフォーマンスのお好きな小泉首相は、こんな時こそ「政府の全責任で取り組んでいる所なので、ご安心下さい!」と一言是非言って欲しい。

さて、これとは違う次元の話になるが、将来今以上の高齢社会になった場合、災害に対応する事が今以上に困難になるのではないかと、ふとひらめいた。
現在の日本の高齢化率は約19%であるが、これは田舎へいけば行くほど高くなり、今回の被災地域の一つである「山古志村」の高齢化率は36.2%である。
いくら自衛隊など外部の応援があるといっても自助努力も必要だ。
ところが高齢化率の違いで自助努力の内容にも差が出てくるのではないだろうか。

政府の推計によると平成27(2015)年の高齢化率は26%。高齢者人口がピークと思われる平成32(2020)年ごろは30%近いのではないだろうか。
もっともこれは全国平均なので先ほどの山古志村や我がカシオペア連邦などは、軒並み高くなり40%前後かそれ以上になるだろうか。
いずれにしても超高齢社会が到来するのは事実で、それに対応した社会の仕組み作りや生産性の確保など考えることは急務となってきた。

しかし超高齢社会における災害への対応といった分野では、今と比較にならないほど悪くなると思う。
今でさえ万全とは言えない災害への対応で、高齢社会に突入すれば逆に負担が大きくなる訳で、その観点からの対策も必要である。

いや、「災害を契機に少子化に歯止めが掛かるかも知れない」なんていう想像もしてみたが、意味のない想像かもしれない。



秋葉神社

2004年10月23日 | Weblog
地域住民の憩いの場でもあり、火の神様など様々のご利益があるとして親しまれている秋葉神社(岩手県二戸市)。
中心市街地にある小高い丘にご遷宮してから二百年。この場所に鎮座してから福岡では火事がめっきり少なくなったと資料には記されている。

そんな秋葉神社でこの程、地元7区の子供会による清掃活動が行われた。
目っきり冷えた早朝?7:30、境内に辿りつくと既に竹ぼうきは無く、代わりの道具で掃除を行った。境内から公園まで隙間無く敷詰められた落ち葉を目にして、秋の訪れを肌で感じる事が出来た。
大人でさえ季節感を喪失するこの頃、テレビゲームにかじりつく多くの子供達は尚更のことだ。
このような体験は、人間本来の感性を高めてくれることであろう。

古くからこの神社の講中を努められている久慈鉄蔵氏(88歳)から、最後に感謝の言葉を頂戴した。「感謝の気持ちを込めて清掃活動をして頂きありがとう」と。

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台風の影響が・・・「県境産廃」

2004年10月22日 | Weblog
全国的にも有名になりすぎた「岩手青森県境産廃」。8月からスタートした岩手県側の有害廃棄物の撤去が、なんと台風22号の影響により10月4日から15日まで停止されていた。
浄法寺地区の一部道路で地すべりが発生し、代替ルートへの切り替え手続きが原因なようだ。
これは昨日開催された住民への「説明会」で明かにされたもの。


岩手県によるこの日の説明会には、市民約50名が参加。何度も足を運んだ中で、始めて小学生の姿も見られ、関心の高さと事の重大さをあらためて認識した。
県はかねてから「県境産廃いわてだより」というチラシを作成し、積極的な情報開示に務めてきた。特に地元である根森地区や、搬出ルートにあたる御返地地区には回覧板による告知をするほどの念の入れようだ。

ただこのチラシは、「お知らせ」という目的以外に、学校の児童生徒にも配布して環境教育に役立てたら如何だろうか。孫子の代に残す「知恵」という財産になるような気がする。さらに子供が家に帰りチラシを話題にして家族全員が知ることで、産廃問題に限らず広い意味で環境問題を気にする社会が構築される。


さて本題の中身だが、「今後の展開」の説明や来場者から出された質問を聞く限りでは、まだまだ多くの問題点を抱えている。
特に年度内に建設される選別プラントでは、万一その真下に有害廃棄物が存在していた場合、将来忘れられる恐れがある。また選別プラントの建設予定地に隣接する既存の建物では、その床であるコンクリートの下に、「有害物質を埋めたという証言を聞いた事がある」という話も飛び出した。

この点も含め、県は十分な調査や研究を行い、徹底した管理と情報開示に努めながら問題の解決にあたって欲しいと願う。大変根気のいる仕事であるが、これまで同様その正義感を継続して頂くことは、市民の幸せに必ずつながる。

「県境産廃いわてだより」はこちら

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「岡村精二」講演会

2004年10月20日 | Weblog
岡村精二氏の講演会が、この程二戸市で開催され約2百名の聴衆と共にお話を拝聴した。
ユーモアと人情味に溢れ、かつテンポ良く展開するお話に魅了され、充実したひとときを過ごすことが出来た。

出会いの大切さや、目標を決めて夢に向かうこと、さらに
『夢をゆめのままにせず、
その実現に向かって努力することが
生きることだ。』
という言葉を会場の全員で唱和する場面など、解りやすさ抜群である。
また飾り気のない本音の話が聴衆を魅了させる訳だが、以前聴いた時(昭和58年)は、もっと恰好よかった気がする。お互い20代と40代という共通した時間経過を辿っているからだろうか。

この日は、いつものデジカメを忘れてしまい携帯電話のカメラで撮影したが顔がはっきりしない。しかし岡村氏は有名だからその辺は勘弁してくれるだろう。


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アテネの感動をもう一度!

2004年10月18日 | Weblog
アテネオリンピックの余韻が今だ残るこの頃、「アテネの感動をもう一度!」という訳で田町町内会の運動会が行われた。

会場は町内会を見下ろす小高い森にある秋葉児童公園。ここに鎮座する秋葉神社に見守られ、素晴らしい秋晴れのもと運動会は行われた。

田町町内会の運動会はこちら

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「祝」岩手県立福岡工業高校40周年

2004年10月16日 | Weblog
福岡工業高校が昭和39年の開校以来、めでたく40周年を迎え、昨日はその式典と祝賀会が行われた。
写真は式典で式辞を述べる大和田校長。開校当時の先人達の苦労に対する感謝の言葉や、その気持ちを今後も持ちつづけて欲しい願いの言葉が述べられた。さらに「今日多様化した時代へと変化はしたが、一つ一つの基本的な点は昔と同じであり、その積み重ねが重要である。」と基本姿勢の大切さにも触れられた。

また、夜の懇親会では実に多用な方々と懇談でき有意義なひとときを満喫出来た。
PTAという立場とOBという立場だったが、いずれにしてもめったにない空間を経験した。
なかでも卒業以来の中村先生お久しぶりでした。近いうちにクラスの仲間が一同に会する機会を何とかしましょう。
梅垣文夫先輩、FMがだんだん近づいてます?!今後も宜しくお願いします。
山根先生、今後も息子を宜しく願いします。
校長先生、出世を期待してます。
他にも杉山先生、今野先生、上平先生、三澤先生、
中奥先輩、藤原先輩、えーととにかく皆様、今後も宜しくお願いします。

ワーキングG会議「二戸市男女共同参画」

2004年10月14日 | Weblog
「二戸市男女共同参画社会行動計画」策定のための会議が昨日行われた。
11月に行う予定の市民アンケートの内容を精査するのが主な内容だ。
第二回目となるこの日はアンケート内容を確定して、今後行われる懇話会(市内有識者で構成される諮問機関)の会儀に諮られ実行に移される。
その後は、アンケートの集計結果に基づき、行動計画策定に向けた課題がピックアップされ、17年度中には行動計画そのものが策定される。そして二戸市議会の審議を経た上で計画が実施される。

これまでの男女共同参画の国内の動きでは、女性の権利保護の観点から早い時期からの性教育が求められてるとし、小学低学年から過激な性教育が行われたりした。またある行政では男らしさ女らしさを否定するという「ジェンダーフリー」の考えからパンフレットにも「ジェンダーフリー教育の推進」と書かれたり、性差を否定するような不自然な絵柄が良くあった。
つまり男らしさや女らしさを否定するようなジェンダーフリーと、本来の「男女共同参画」は違うはずだが、なぜか何処かで「はき違い」が生ずる。

また産経新聞では「ジェンダーフリー教育現場から全廃 東京都、男女混合名簿も禁止」と題したの最近の記事もある。依然として混乱が生じている実態を、多くの方が知ることも必要なのではないだろうか。
そして二戸市(岩手県)においては、上のような問題に発展しないことを祈る。

※産経新聞の記事はここを クリック。

※上の写真は、昨日の会議風景。中央は挨拶に立つ二戸市まちづくり推進課の田口博之課長。

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