Blog=「Sawacchi抄」

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不支持宣言「小泉内閣」本日より転換します

2004年10月01日 | Weblog
平成13年の内閣発足以来、自分としては指示してきた「小泉内閣」だが、ついに今日から不支持に回る。本当は昨日に表明の予定だったが、折からの台風に振り回され本日になった。

さて、そもそも最初に指示をした理由だが、低迷を続け閉塞しきった日本の現状に風穴を明けてくれると信じたからである。そして確かに風穴は開いた。
派閥優先人事からの脱却、官主導の政治から政治家主導へ転換、構造改革推進による各種改革、靖国参拝、自衛隊国際貢献などなど。
9.11の米中枢同時多発テロでは、早期に支援を表明し、テロ特措法をいち早く成立させアフガン攻撃の後方支援を行った。小泉首相だから出来た訳で、ある意味このとき彼で良かったと思った。

しかし今回不支持に廻った理由は、
1.拉致問題解決に対する首相の姿勢。
2.郵政民営化への国民に対する説明不足と与党への対処不充分。
3.米を重要視し過ぎる国際政策。
4.本腰を入れない年金改革。

まず拉致問題だが中山参与が抜け「山崎・川口」で解決できるのか甚だ疑問だ。今後国交正常化を優先させるようなら、この人事も政策も大変許しがたい。
また既に成立しているにもかかわらず、今だ発動しない北朝鮮経済制裁は理解に苦しむ。
先の食料支援25万トンのうち未執行の12万トン分は当面見送るらしいが、これなど当たり前の話であり、国交正常化を急ぐ理由を聞きたいものだ。
またアフガン攻撃やイラク攻撃に賛同した小泉内閣を指示した時も、六カ国協議を意識し米から北朝鮮への圧力を期待してのものだったのだ。
アフガンは今干ばつの被害に泣きイラクは自爆テロで混乱している。大東亜戦争(太平洋戦争)後の日本占領統治はイスラム国家占領の手本にならなかったようだ。
したがって米の失敗政策に何時までも付き合ってる暇はない。イラク政策を早く転換しアフガンもNGO支援に注力し日本の信用を取り戻すべきではないだろうか。

そして小泉よ、早く北朝鮮から「未帰還者」を取り戻せ。
さもなくば、早く辞めよ!

※理由2~4は次回に。