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Joe Pass Memorial Hall 日本語ページ

ジョー・パスに関する話題や、自分の身近な話題を掲載していくつもりです

無伴奏ソロ#2

2019年03月09日 | Joe Pass

ジム・ヒュアートから返事が来た。

60年代、ジムはジョーと幾多のステージを共にした。デュオ、トリオ、カルテット、、、そんなギグでたいていジョーはソロを弾いたが、デュオの時はトリオ、カルテットの時よりも多くソロを弾いたそうだ。

デュオでは、ジムがジョーの要請でエレキ・ベースを弾く事が多かったとの事。

やー、やっとスッキリした。

ジョーは60年代には既にソロ演奏をほぼ完成させていた事が分かった。ただアルバム1枚ソロで作るというアイデアは、ノーマン・グランツに言われるまで出て来なかった訳だし、1枚丸ごとソロで作るとなると、(たいくつさせない為に)より多くのシングル・ノートを入れたり、ベース・ラインを加えたりといった工夫をし、それがその後のスタイルとなったのだろう。


無伴奏ソロ

2019年02月23日 | Joe Pass

ジョー・パスが開拓した分野と言って良い。

Live at the Lighthouseで、僕の知る限り「初」となる無伴奏ソロを弾いているが、こういう事は当時よく有った事なのだろうか? つまりクインテットやカルテットのライブ等で1曲だけギター奏者がソロ演奏をするなんて事は。「あぁ、たまにそういうブレーヤーはいたよ」という事なのだろうか? または

「グルーブでステージに出た時、ジョーが1曲ソロを弾くのはよく有る事だったよ」という事なのだろうか?

ジム・ヒュアートとコリン・ベイリーなら知っているだろうと思い、メールで尋ねているが返事が来ない・・・

ジョーがパブロレコードと契約し、ノーマン・グランツから「ソロで演ってみろ」と言われた時の事をジョーはどこかのインタビョー記事で。「ギター・ソロだけのレコードなんて、誰が買うんだ?ピアノなら分かるが、ギターだけでレコード1枚なんて飽きてしまうだろう」と言っていた。

しかし、「Virtuoso」は爆発的にヒットし、ジョー・パスをいきなり「一流」の仲間入りにしてしまった。

だから、知りたい。

60年代にもよくジョーはステージで何曲かソロを披露する事があったのかどうか。

どちらにせよ、64年にLighthouseで演奏した"Sometime Ago"は、ジョー本人がレコーディングされている事すら知らず弾いているのだ。そのクォリティーは高く、ジョーがこういう演奏を身につけたのは、シナノン時代を遥かさかのぼる10代の頃なんだろうと思う。

故に天才!

 


Lighthouse

2019年02月14日 | Joe Pass

ジョー・パス参加のCD、"20-2.Live At The Lighthouse '64"をディスコグラフィーにアップした。

そこに書いたが、このCDのプロデューサー、ジョルディさんは1990年代前半にライトハウスのオーナー、ハワード・ラムゼイさんから沢山のテープを購入したそうだ。数年前にデジタル化したそうで、この録音もその中の1つとの事。

これはディスコグラフィーにまだ書いていないが、ジョー・パス参加のライトハウスでの録音は、(残念ながら)これ1つだけ。

僕がジョーに会いにLAに行ったのは今からちょうど40年前。

時間が有ったので、あちこち行ったんだけど、ハーモサ・ビーチに「ライトハウス」は有りました。

 


55年ぶり

2019年02月10日 | Joe Pass

考えてみるとこの音源、55年ぶりに日の目を見たという事になる。

Lighthouseのオーナーで元ミュージシャンのハワード・ラムゼイが録音したテープがオリジナルだと思われるが、そのラムゼイ氏は4年前に亡くなっており、彼が取っておいた録音物を出したのだろう。。。(ってp-tanさんに教わる)

まだ他にもそういったものが商品化される可能性はあるし、ジョーの参加しているものもあるかも。こういうのってCDにする時に権利関係とか面倒そうだけれど、ジョーのトレード・マークとなるギター・ソロの初録音盤として、歴史的な1枚と言えますね。

ギターはフェンダー・ソリッド系ではないかと思うけど、自信なしです。どうだろう?


キタ、キターーー

2019年02月09日 | Joe Pass

今日届きましたよ。(早っ!)聞いているとp-tanさんからも連絡が(^0^)/

ビックリしたのはサウンドの良さ。これはちゃんとミキサー通して録音している感じです。

さらに、さらにビックリしたのは、ジョーの無伴奏ソロ「Sometime Ago」が入っているという事。公式録音、非公式録音通じて、これが最初に録音された無伴奏ソロって事になります。

「Sometime Ago」は同時期に録音されたジョーの「Joy Spring」にも収録されているので、聞き比べてみるのも面白いですね。

しかし、しかし、p-tanさん、すごいお手柄でした!座布団バンバン進呈したいところです。