Joe Pass Memorial Hall 日本語ページ

ジョー・パスに関する話題や、自分の身近な話題を掲載していくつもりです

升田幸三

2012年09月29日 | Joe Pass

昨日はモーツァルトと対比してジョーの事を書いたが世の中には「コード進行と主旋律」が分かれば、それを自由に難なく即興て弾ける(歌える)人というのがいる訳で、例えばモーツァルトはその一人だし、ジョー・パスもその一人だ。

出来る人には「簡単な事」なのだが、出来ない人にとっては「どうやったらそうできるの?」となる訳です。(これはプロ・アマ問わず)

 

僕の好きな将棋の例でもひとつ。

もう亡くなってしまったが升田幸三という棋士がまだ4段になりたての頃、門下の先輩達と囲碁を見に行って帰って来た時の事。早速兄弟子達が碁石を並べて、今の戦いがどうの、こうのと言うのだが、途中で「あ、これはこう置いたか? いや、どうだっか?」と先程会場で見た棋譜が思い出せないでいると、たしか14才だった升田が、

「なんださっき見たものを、もう忘れてしまったのか! 情けない」

と兄弟子達を尻目に初手から全て棋譜通りに並べたたという。これには升田よりも段位が上の兄弟子も舌を巻いたそうだ。

これなども出来ない人には出来ない事だし、升田の様に出来る人にとっては、雑作も無い事である。

 

ジョーの場合は幼少時に父親から徹底して「教育」されたおかげだし、升田の場合も将棋好きの兄による幼少時の詰め将棋の特訓が影響している思う。

ジョーの場合は9才~、升田は数えで10才だったから、この辺りの年齢にナニカあるんでしょうね!

僕が9才の頃は、近所の友だちを引き連れて、塀の上から、屋根の上、隣の塀を走り抜け、よその家の庭に忍んでみたり、三角ベースをしたりと外で遊びまくっていたからなぁ。。。

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変奏曲

2012年09月28日 | Joe Pass

とクラシックでは言うと思う。

有名なのはモーツァルトの「キラキラ星変奏曲」

誰もが聞いたことのある「キラキラ星」で始まり、次第に変化を加えて、最後には凄い事になる。

 

先日オーストラリア支部のイアンから、ジョーのライブCDが届いた。

 

そこにはコルトレーンの「ジャイアント・ステップス」が入っていた。74年のライヴ録音だから、この曲をジョーが公式に録音する(1976年)より、2年前である。

聴衆のリクエストに応えて、ジョーはよどみなく「ジャイアント・ステップス」を弾いていた。

 

ジョーとコルトレーン。接点が無いと思うのだが、ジョーはこの曲のメロディーとコード進行をしっかりと覚えていたのだろう。あとはコードに合わせてインプロヴァイズすればいいだけだ。正に「変奏曲」!

あらゆる曲に対して、この様に変奏できる(インプロヴァイズできる)ことこそが、ジョーの凄いところだと再認識した。

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あの壷は・・・

2012年09月27日 | 気になるもの

ガンダムは家族みんなが好きだが、今日は息子からの報告が。。。。

シブイな~。。。

 

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日中は

2012年09月26日 | 日記

オークションへレコードを出品する準備をしている訳ですが、全ての検盤、クリーニング、試聴をしている訳で、自分の趣味とは違うものを聞く事がほとんどなのですが、昨日は北島三郎。

ベスト盤の2枚組です。

タイトルを見て行くと、まずは与作から始まって、、、

男の涙(さすが演歌)

帰ろかな(ちょっと弱気)

関東流れ唄(ぉぉ、なんかヤクザっぽい)

喧嘩辰(ますます。。。)

博多の女

ギター仁義(ぅおっ!)

函館の女(。。あちこちにいます)

薩摩の女(ねっ!)

仁義(。。。まんま)

銀座の庄助さん(これは異質)

任侠(ズバッ!)

伊豆の女(4人目)

尾道の女(。。。)

兄弟仁義

ソーラン仁義(「節」ではだめなのか?)

伊予の女、残侠の唄、男人情花、木曽の女、歩、なみだ船、誠、花と狼、加賀の女、三郎太鼓と続くんだけれど、「女」は28曲中8人登場します。

そして、最後の曲のタイトルが、意味深というか、哲学的とさえ言えます!

終着駅は始発駅(。。。意味ふか~い!)

 

演歌の世界は総じて「オ・ト・コ」の世界ですなぁーと思いました。

 

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Latin Rendezvous #2

2012年09月19日 | Joe Pass

ジョージ・シアリングのディスコグラフィーって、中々見つからないのですが、先日見つけたのがこれ。

http://dougpayne.blogspot.jp/2010/12/shearing-in-sixties-part-4.html

このページの一番下にコメントを残しています。またこのページの主、Douglas Payne氏にもメールをしていますが、返事は来ません。

Payne氏はハッキリとLatin Rendezvousについてコンピレーション・アルバムだと書いている訳ですが、この出典が分からないので、他でも調べているのですが、同様の情報(「More」「I Left My Hear In San Francisco」「With Feeling」そして「Quiet NIghts(Corcovado)」は1965年3月のセッション録音で、その2つのトラックは「That Fresh Feeling!」用に作られたものだ)が見つかりません。。。ン?

()内の訳、合ってるのか??

4トラックの内2トラックが「That Fresh Feeling!」用だと言っているのか?

何れにせよ、これだけハッキリ書いているという事は、何かモトがあると思うんだけれど、悩ましいです。

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