ヤフオクのアラートに「ジョー・パス」を入れているので、つい先日「JAZZ LIFE 2019年3月号」というのがひっかかった。
JAZZ LIFE誌がまだ健在なのに驚いた。ヤフオクで説明を見ると、『ジョー・パス生誕90周年 JOE PASS 卓越した超絶技巧とハイセンスなコードワーク』とある。ページ数は7ページ。これを落札し送料を払うと800円程度。。。んー。しかし、見ておかねばと思い、大田区の図書館に無いか調べると、、ありました。
自転車で20分程度なので、その図書館に足を伸ばし閲覧した。
まずビックリしたのが、雑誌が薄くなっている事。次に、昔と同じ作りだという事。(記事の並びまで)
そして、最終ページに「編集者」として内藤遊人氏の名前が有った事!(昔と一種じゃない!)
その昔、僕が大学4年の時、内藤さんに「ジャズライフに就職したいな」と言うと、あたりをざっと見回し「誰かが辞めないとムリ」と言ってニッコリしたのを覚えている。
その頃はジョー・パス・ネタでいくつか記事を書かせてもらい、就職も脈有りかとひそかに思っていたのだが、結局はかなわなかった。
それはさておき、2019年3月号の記事、見出しにいきなり「アート。ペッパーとま運命的な出会いからアルバム・デビューへの道が開く」とある。
アート・ペッパーとジョーの接点の話は聞いた事がない、読み進めると、ライター氏は「アーノルド・ロス」とアート・ペッパーを間違っている事が判明。(ちなみにアートがシナノン療養所にいたのは1970〜73年でジョーが居た時期とは重ならない)
かと思えば、ジョーが15の時にNYのギタリスト、ハリー・ヴォルプの所に行った等というマニアックな事実を書いている。(*しかしハリー・「ヴォルペ」と書かれているが。。。。)
記事(所々間違いが有るが)はユニバーサルから発売された「アルティメット・ベスト」というジョーの2枚組ベスト盤の解説を兼ねながら時代時代の代表曲を紹介し、後半4ページはライター氏が採譜したコピー譜で終わる。
ん〜〜〜、「生誕90周年」企画としては不完全、もったいないぞ〜〜〜!!