■平泉へ

2009年04月19日 | Weblog
角館をほぼ1日満喫しましたが、せっかくだからと「平泉・中尊寺」を見に行こうと昨日の夜ネットを調べて決定しました。
昔は私もばっちりと予定を立てて旅行する派でしたが、今はあまりきっちり決めないで旅行するようになってしまいました。

朝、田沢湖畔をサイクリングしました。
石英でできている浜辺は、白くてキラキラ輝いています。
砂を水に投げ入れると「シャーーーー」というきれいな音がします。


平泉まで、在来線を乗り継いで2時間弱でしょうか。
2両編成。手動ドア。のんびりしたものです。


平泉の駅でも「ここで、よかったんだよね。。?」と思うほどのまばらな人。巡回バスにて中尊寺へ参ります。


長い参道、それも坂道を登っていきます。


中尊寺本堂です。


あの有名な金色堂は撮影禁止でした。
でも覆堂(おおいどう)の中にある金色堂は、光り輝くお堂でした。
それをはじめて目にした人々の驚きはどれほどであったろう、と想像しました。
山の奥に、突然現れた極楽浄土のイメージでしょうか。
夜光貝、象牙など当時でも貴重な品々を使って、大変手の込んだ装飾のしてある
金色堂です。ナレーションの説明を3度も4度も聞いていましたが、
待ちきれないちびっ子に手を引かれ、金色堂を後にしました。
小さな彼は「お寺はもうやだ」と言っていましたが(笑)。


この地に、奥州藤原氏の治める時代があり、秀衡の言いつけどおり義経を奉じて頼朝と一戦交えていたらどうたったのだろう? などとついつい考えてしまいます。私、鎌倉時代好きですし。
この目の前にある木造建築が、テーマパークの作り物ではなく、その時代から存在する建物だということが不思議な気持ちにさせます。

3Dめがねをかけると、その時代の説明とともに面前にその時代にワープした建造物を見せてくれる観光システムを早く開発してくれないものでしょうか。
目の前に広がる鎌倉時代・・・見てみたい。