土日と岩手県は盛岡市へ日本木材青壮年団体連合会の全国大会へ行ってきました。
ここで1年に1度しか会えない方もいますし、ここで初めて会う方も大勢います。
入会して5年ほどしか経っていないのに「圓道さん」と声をかけていただけます。
また、新たな出会いやフェイスブックで繋がっていてここで「始めまして」の方とお会いできる貴重な場です。
が・・・今回は東北という事で被災地へ訪れさせていただきました。
支援物資や義捐金は送らせていただきましたが、恥ずかしながら訪問するのは初めてです。
まずは石巻市へ。
福井県木材青壮年会のニコモコさんの大学時代の友人の方が被災され、学生時代に訪問した家の場所へ行くというのでお供させていただきました。
あまり多くの写真は載せませんが、タクシーの運転手さんが言っていた言葉が印象に残りました。
鉄筋コンクリートなどの雑居ビルなどの多くが解体待ちですべて終わるのにあと10年はかかるそうです。 それからが復興だと。
何にも無くなってしまった。 人もいなくなってしまった。
私は聞くことしかできませんし、興味本位に来たと思われているかなと・・・
しかし、タクシーを降りる時に「今度、ゆっくり来てください」と言われた時に、来る事だけでも復興の役にたっているかもしれないと思いました。
何も出来なくても行くことだけでも・・・
次に行ったのが女川町
未だにビルが解体されずにそのままです。
鉄筋コンクリートは木造に比べて強いと思われがちですが・・・こうなると厄介な代物ですね。
こちらでは直接住んでいる方のお話は伺えませんでした。
この周りにはもちろん家が一件もありません。
あらためて何が出来るか考えさせられた1日でした。
福井の良材屋の明日はどっちだ!
福井の無垢フローリングショールーム「圓木屋 えん木や えんぎや」