ともちんたん

☆日記
☆Iラブ鹿島アントラーズ

苦しむ名門鹿島

2012-11-18 11:43:59 | 鹿島アントラーズNEWS
J1第32節
(17日、鹿島3-3仙台、カシマ)
鹿島は1-3から執念のドロー。フル出場したFW興梠が2得点と気を吐き、「後半は相手が引いて自分たちのサッカーができた」と胸をなで下ろしたが、J1残留を決めることができなかった。

ナビスコ杯連覇の勢いを持ち込めない。13位の鹿島から降格圏16位のG大阪まで、勝ち点3差に4チームがひしめく激烈な残留争い。残り2試合で勝ち点を積み重ねるしかない。

(紙面から)


苦しむ名門・鹿島 降格圏に3差…
指揮官「精神面の問題」

J1第32節 鹿島3―3仙台
(11月17日 カシマ) 

鹿島は2点差をはね返してドローに持ち込んだが、J2降格ラインは“1ゲーム差”に迫ってきた。

 前半12、22分に立て続けに失点するなど、前半を終えて1―3。ジョルジーニョ監督はハーフタイムに「技術ではなく精神面の問題だ!」と選手に厳しい言葉を飛ばした。
後半14分までに3人の交代枠を使い切る積極策も実り同点に追いついたが、
14位大宮、15位神戸、16位G大阪は
そろって勝利。J2降格圏の16位G大阪との勝ち点差は3に縮まった。 

2得点の興梠は3年ぶりの2桁得点到達にも「早く残留を決めたい」と厳しい表情。

岩政は「監督から厳しく言われないと戦えないのが今のチームの現状を表している」と嘆いた。

[ 2012年11月18日 08:00 ]

執念ドローも降格圏接近…鹿島 
◆J1第32節 鹿島3―3仙台
(17日・カシマ)

 鹿島は4戦連続未勝利(3分け1敗)でJ2降格圏との差が勝ち点3に縮まった。仙台に2度、2点のリードを許したが、FW興梠の2得点などで追いつき、執念のドロー。ただ、G大阪、神戸が勝利したため、降格圏が接近した。GK曽ケ端は「厳しいことは誰もが理解している。全員が試合で全ての力を出し切ることが大事」と残り2試合での必勝を誓った。

(2012年11月18日06時01分 スポーツ報知)

J1第32節仙台、コメント

2012-11-18 11:35:17 | 鹿島アントラーズNEWS

11月17日(土)
2012 J1リーグ戦 第32節鹿島 3 - 3 仙台
 (14:04/カシマ/15,035人)
得点者:12' 赤嶺真吾(仙台)、
22' ウイルソン(仙台)、
30' 興梠慎三(鹿島)、
39' 赤嶺真吾(仙台)、
47' 大迫勇也(鹿島)、
76' 興梠慎三(鹿島)


●ジョルジーニョ監督(鹿島)

:Q:前半早い段階で選手交代が2人ありましたが、その意図についてお願いします。

「残念ながら早い時間帯で2失点してしまったので、そこで情に流されて決断できないのはあってはいけないことです。流れが相手に行き始めたところだったので、普段交代するときはアシスタントコーチのアイルトンと相談しながら決めたりするのですが、僕は率直に自分が感じたことを相談せずに実行しました。交代をすることで相手の両サイドバックの攻撃参加というものを抑えることができましたし、まず守備の安定性を求めたわけであって、それができましたし、攻撃も迫力ある状況に持っていくことができました。1点取ったところで、残念ながら3失点目をしてしまいましたけど、そのあとも非常に自分たちのやるべきことを示すことができたと思います。特に後半だけで評価してもらえるのであれば勝利に値する内容だったのではないかと思います。本山選手を入れて、前でボールを収める、タメをつくる選手ができて、サイドには速いジュニーニョ選手だったり興梠選手を置くことによって、相手を牽制しつつ攻撃することができたのではないかと思います」

Q:3失点は非常に残念だったと思います。いずれも相手の裏に走る選手に鹿島の選手がスピードで付けなかったということが起こりましたが、どうしてそういうことが起きたと考えていますか?

「確かに仙台はサイドでタメをつくりながら、逆サイドに振って、逆サイドからクロスを入れて、そのサイドに入っていた選手が中に詰めるという形だったんですけど、1失点目が彼らが一番やりたい形での失点でした。例え練習をしたとしても、映像で見せてホワイトボードで説明しても、一瞬のことですので、一瞬の隙を与えてしまったところでした。2失点目もちょうど守から攻への切り替えをしようとしたタイミングでボールを失ってしまっての失点ということでした。ただ、一番は3失点目の失点の仕方です。相手の攻撃参加をした選手、あるいは大外を回った選手はサイドバックが見るというセオリーを守るというところと、あれだけ長い滞空時間のボールに対して、マークの確認をしっかりしなかった。赤嶺選手が恐らく中央あたりから大外のファーに逃げるまでの時間は長くあって、ボールの滞空時間もありました。あれはしてはいけないミスです。どうしても人間がやる以上、ミスはありますが、それを修正できるように取り組んでいきたいなと思います。ただ、
後半の部分だけを見てもらえば圧倒的な力を見せたと思いますし、
勝利に値する内容を後半で示すことができたのではないかと思います」

Q:前半から選手を代えるということは今季あまりないと思いますが、残り2試合で勝利を目指すという意味で、またそういう選手起用をする可能性はあるのでしょうか?

「確かに前半で選手を2人代えるということはあまりないと思います。いま冷静に考えると、非常に勇気のある決断をしたと思います。ああいう状況になってしまったわけで、待って様子を見てハーフタイムにと考えていたら、恐らく3点、4点、5点取られる状況だったと思います。チームを一気に改善しなければいけない、リアクションを起こしてもらわなければいけないという判断で2人の交代をしました。そうなると交代できる枠は残り1人になるわけで、もう選手が怪我しないことを願うしかありませんでした。そのもう1つの交代も早い時間でせざるをえない、と。小笠原選手がカードをもらい、接触のところで怪我をしてしまったので3
枚目のカードを切るしかありませんでした。そこからは選手に気持ちでがんばってもらうしかなかったし、怪我人が出ないことを願うしかありませんでした。あの状況でチームを一気に守備で安定させ、攻撃力をもってやる方法しかなかったので、良い決断をすることができたのではないかと思います。最終的な結果だけは、自分たちが求める結果になりませんでしたけど、やろうとしているリアクションを起こすということは、後半の部分、あるいは交代してからの流れを変える部分は評価できるのではないかと思います」以上


【J1:第32節 鹿島 vs 仙台】
試合終了後の各選手コメント(12.11.17)

●大迫勇也選手(鹿島):

「前半が情けなかったけど、内容はどっちもチャンスがあった。相手のカウンター、そこだけは潰そうという話だった。ただ、後半みたいに前から行くのが鹿島らしいのかと思いました。

(Q:後半に入るときは?)

立ち上がりに点が取れれば、最悪でも追いつけるとみんなで話していた。1点目を取ったときも仙台が慌てているのは見ていたので。いけると話していた。あの状況だとやるしかないという感じだった。

(Q:前半はなぜああいう展開になった?)

失点の仕方とタイミングが悪かった。点は取れる感じはしていた。勝てた内容だったと思う。でも、相手もそう思っているかもしれないけれど。ただ、3-3になったとき勝てると思った。

(Q:首位争いしているチームと差がなかったが?)

関係ない。前半の戦いが悪すぎた。後半は、戦術とかなしにして、自分たちのサッカーをやろうということだった」

●興梠慎三選手(鹿島):

「早い段階から2枚交代しなければならなかった。タクちゃん(本田拓也)と(増田)誓志さんには後半までやらせてあげたかった。いつも以上に前から守備をしたし、2トップになるなと監督からは言われていたけれど、前から行きたいし、無視じゃないけど、いつもよりチャンスが多かったと思う。やっぱり自分たちから仕掛けていかないといけない。ただ、前から行ったから失点がポンポンと続いてしまった。後半、サイドに行ってからはダイアゴナルに走れ、ということだった。

(Q:相手の足が止まったように思ったが?)

2点リードして引いてしまったんだと思う。うちらもガンガン前から行ったから、それでドタバタしたんじゃないかな。2点目のゴールが早かったのが大きかった。

(Q:同点の場面は?)

モトさん(本山)が前を向いてくれると、ああいう場面がつくれる。最近はあそこまで入っていけることがなかったから。やっぱり自分はペナルティエリア内で良さが出る選手だと思うし、もっとあそこに入っていかないと、という感じですね」

●青木剛選手(鹿島):

「自分たちが攻めるなかで、中で奪って速攻という相手の特長が出ていた。相手が先制して鹿島が点を取らなきゃいけない中で、より仙台の特長が出やすかった。

(Q:300試合出場となったが?)

今日の試合は別として、たくさんの人に支えられた。感謝したいと思います。

(Q:後半はどういう気持ちで入ったのか?)

攻撃的な選手が前線にいるので、リスクを負うことになるけれど、これ以上点を与えるわけにはいかない、という気持ちでした。チームが攻めているとき、自分がしっかりケアをしようと思っていた。

(Q:広いスペースを1人で守ることになったが?)

出し切ろうと思っていました。こちらが押し込めていたので、押し込んだときこそケアをしようと思っていた。途中から(柴崎)岳と組むことになったので、岳はある程度自由にやらせて、自分はシンプルにプレーしようと思いました。

(Q:久々のボランチだったが?)

交代選手で(昌子)源が見えた時点で、ある程度は想定していました。仙台は中・中を狙ってきていたので、シンプルにプレーすることを心がけました。諦めずにやった。行くしかない状況を自分たちでつくってしまったので、前半と同じことは許されない、絶対にやってはいけないと思っていた」

●曽ヶ端準選手(鹿島):

「僕自身、失点に絡みましたし、今日は助けてもらった感じです。3失点目は追ったけど届かなかった。イバ(新井場)は僕が行くんだと思ったんだと思います。それにしても態勢を整えるのが遅かった。1点差にして良い流れにしていたので。ハーフタイムに戦術云々じゃなく、戦わないといけないという指示だった。取り返したのはチームとしても良かったと思います。

(Q:後半は久々に鹿島らしいサッカーだったが?)

点差もあったし、相手もより引いてカウンターというところもあった。向こうが引いたからということもあったかもしれない。うまく流れを掴みながらできたらよかった。最初のプランはそういったものだった。厳しい状況から追い付いたのは良かったかもしれないが。ジュニ(ジュニーニョ)が入ったことで菅井が高い位置を取れなくなった。僕のミスで交代させられたタクと誓志には申し訳ない気持ちです。ただ、代わりに入った選手がそうやって活躍してくれた。感謝と申し訳ない気持ちです」


♯14増田誓志

2012-11-18 07:25:01 | 選手名鑑

“ミスターストイック”増田誓志

MFボランチ、オフェンシブハーフ

179センチ75キロ 167試合13得点

山形へ期限付き移籍を経験して大きく成長を遂げ、鹿島に復帰した昨季は、中盤になくてはならない存在となった。屈強なフィジカルで玉際に強さを見せるだけでなく、豊富な運動量でゴール前にも顔をだす。


J1順位表(第32節終了時点)

2012-11-18 01:05:12 | 鹿島アントラーズNEWS
2012年シーズン順位表

(第32節終了時点)
※(数字)は勝ち点、±は得失点差
1.広島(58)+25
2.仙台(57)+21
3.浦和(52)+5
4.名古屋(52)+2
5.鳥栖(50)+8
6.柏(49)+6
7.清水(48)0
8.横浜FM(47)+8
9.川崎F(46)0
10.F東京(44)-1
11.磐田(43)+5
12.C大阪(41)-3
13.鹿島(40)+4
14.大宮(40)-9
15.神戸(39)-7
降16.G大阪(37)+3
降17.新潟(34)-9
降18.★札幌(14)-58

※★は降格決定