ともちんたん

☆日記
☆Iラブ鹿島アントラーズ

J1第34節対柏

2012-12-02 00:07:58 | Jリーグリーグ戦




[12.1 J1第34節 鹿島2-0柏 カシマ] 

鹿島アントラーズはFW大迫勇也の2ゴールによって柏レイソルに2-0で勝利。11月29日に今季限りでの退任が発表されたジョルジーニョ監督に白星をプレゼントした。

 立ち上がりからMF小笠原満男の右足ミドルなどで攻める鹿島は前半41分、敵陣左中間でボールを拾った大迫が正確な左足シュートをゴール右隅へ流し込んで先制。後半23分にもFWジュニーニョの左クロスを大迫が技ありヘッドでゴール右隅へ流し込んだ。

 柏を完封した鹿島は12勝10分12敗の11位で今シーズンを終了。試合後の最終戦セレモニーではクラブにナビスコ杯のタイトルをもたらした指揮官へ向けて「ありがとう ジョルジ また会おう」という横断幕が掲げられる中、ジョルジーニョ監督が「カシマスタジアムの素晴らしい雰囲気を味あわせてくれて感謝している。アントラーズサポーターの皆さん、ありがとうございました」と挨拶した。

 12月15日には磐田との天皇杯4回戦が行われる。大迫は「ジョルジーニョ監督のためにも優勝してブラジルへ送りたい。みんなで力を合わせて優勝できるように頑張ります」と宣言。「苦しい決断」(ジョルジーニョ監督)の末にクラブを去る指揮官とともに、天皇杯を掴む。


J1第33節対名古屋

2012-11-24 19:59:41 | Jリーグリーグ戦


[11.24 J1第33節 名古屋1-2鹿島 豊田ス] 

J1残留争いに巻き込まれているナビスコ王者の鹿島アントラーズが敵地で名古屋グランパスに2-1で勝利した。

開始7分にFWドゥトラの得点で先制した鹿島は、追いつかれて迎えた前半35分にもドゥトラがこの日2点目を奪った。勝ち点を43に伸ばした鹿島。降格圏の16位G大阪が引き分けたため、鹿島のJ1残留が決まった。 

ミスを見逃さなかった。前半7分、名古屋DFダニエルのトラップミスを見逃さなかったドゥトラがボールをかっさらうと、GKと1対1に。ドゥトラは落ち着いてGK楢崎正剛の股間を抜き、ゴールネットを揺らした。さらに同点とされて迎えた同35分、またしてもダニエルの縦パスをMF本田拓也が奪うと、前線の大迫に素早くパス。大迫は粘りながらシュートを放つと、楢崎の弾いたボールに再びドゥトラが詰めて、勝ち越しに成功した。

 前半29分にセットプレーからDF増川隆洋が今季初ゴールを決めて、一度は同点に追いついた名古屋。1点ビハインドで折り返した後半開始からはMF小川佳純に代えてFW永井謙佑、MF藤本淳吾に代えてFW金崎夢生を投入。前半アクシデントで1枚使っていたため、早くも3枚すべてを使いきり勝負に出たが、最後までビハインドを返すことは出来なかった。 

この結果、来季のACL出場を目指す名古屋だが、勝ち点を伸ばせず、順位を落とした。最終節は同一勝ち点で並ぶ浦和との直接対決となっているが、同じく3位を争う鳥栖に勝ち点で1上回られたため、リーグ戦での自力出場権獲得の可能性はなくなった。

2012年シーズン順位表 (第33節終了時点) ※(数字)は勝ち点、±は得失点差1. ☆広島(61)+28 2.仙台(57)+20 3.鳥栖(53)+10 4.柏(52)+7 5.浦和(52)+3 6.名古屋(52)+1 7.横浜FM(50)+10 8.川崎F(49)+1 9.清水(48)-1 10.F東京(45)-1 11.鹿島(43)+5 12.磐田(43)+3 13.大宮(43)-7 14.C大阪(41)-6 15.神戸(39)-8 降16.G大阪(38)+3 降17.新潟(37)-8 降18.★札幌(14)-60 ※★は降格決定

J1第32節対仙台

2012-11-17 22:01:55 | Jリーグリーグ戦



[11.17 J1第32節 鹿島3-3仙台 カシマ] 

2位ベガルタ仙台は2点差を守り切れず、鹿島アントラーズと3-3で引き分けた。この日、首位・広島が浦和に敗れたため、勝てば首位を奪還できたが、3-1で折り返した後半に2失点。3試合連続のドローとなったが、広島との勝ち点差は「1」に縮め、いよいよ残り2節となった。 

逆転優勝を狙う仙台が立ち上がりから主導権を握った。前半5分、MF梁勇基の右CKにFW赤嶺真吾が頭で合わせると、左ポストを直撃。いきなり決定機をつくり、同12分には先制に成功した。中盤のルーズボールを拾った梁がMF角田誠につなぎ、右サイドのスペースに展開。オーバーラップしてきたDF菅井直樹のクロスに赤嶺がフリーで走り込み、ヘディングシュートを突き刺した。 

鹿島も直後の前半13分、FW興梠慎三の右クロスにMF増田誓志が右足ボレーで合わせるが、菅井が体を張ってブロック。すると前半22分、仙台は梁の左FKのセカンドボールを拾った角田のパスにMF太田吉彰がPA内右に飛び出し、右足を振り抜く。グラウンダーのシュートをGK曽ヶ端準が前にこぼしたところにFWウイルソンが詰め、右足で押し込んだ。

 2点ビハインドとなった鹿島は前半26分、9試合ぶりの先発となった増田に代えてFWジュニーニョを投入し、早くもカードを切る。同30分にはDF西大伍の右クロスからこぼれ球を興梠が右足でねじ込み、1-2。同33分、今度はMF本田拓也に代えてMF本山雅志を投入し、2枚目の交代枠を使った。

 反撃ムードを強める鹿島に対し、仙台はエースのゴールで再び突き放す。前半39分、左サイドでボールをキープした梁が背後を駆け上がってきたDF朴柱成にパス。朴のファーサイドへのクロスに赤嶺が角度のない位置からヘディングで折り返すと、これが左ポストを弾いてゴールマウスに吸い込まれた。赤嶺のこの日2得点目で3-1とリードを広げ、前半を折り返した。

 しかし、DF上本大海が右膝前十字靭帯断裂で長期離脱を強いられた仙台守備陣を鹿島が攻め立てる。まずは後半2分、左サイドを突破したジュニーニョの折り返しにFW大迫勇也がニアサイドで合わせ、2-3と1点差に詰め寄った。攻勢を強める鹿島は同14分、小笠原に代えてDF昌子源を投入。最後の交代カードを使い、DF青木剛をボランチに上げた。

 すると後半31分、柴崎からの縦パスを受けた本山がフワリと浮かしたスルーパス。これに反応した興梠が右足ボレーでゴールネットに突き刺し、ついに3-3の同点に追いついた。

一気に逆転を目指す鹿島に対し、仙台は後半39分、MF富田晋伍に代えてMF関口訓充を投入。両チームが勝ち越しゴールを狙って最後まで攻め合ったが、決勝点は生まれず、3-3の引き分けで勝ち点1を分け合った。


J1第31節対大宮戦

2012-11-08 01:26:22 | Jリーグリーグ戦

[11.7 J1第31節 大宮0-0鹿島 NACK] 


15位の大宮アルディージャはホームにナビスコ杯を連覇した鹿島アントラーズを迎え、0-0で引き分けた。

連勝は逃した大宮だが、勝ち点1を積み上げ、これで8試合負けなし(3勝5分)。降格圏となる16位G大阪との勝ち点差は「3」で変わらなかったが、この日、神戸が敗れたため、14位に順位を一つ上げた。

 J1残留へ是が非でも勝ち点3の欲しい大宮は前半8分、MF東慶悟が思い切りの良いミドルシュートを放つが、GK曽ヶ端準が横っ飛びでセーブ。同24分には左CKにDF河本裕之が頭で合わせたが、GKの正面を突いた。鹿島も同29分、セットプレーからチャンスを迎えるが、MF小笠原満男の右CKに合わせたDF岩政大樹のヘディングシュートはクロスバーを直撃した。

 後半も一進一退の攻防が続く。鹿島は後半21分、相手陣内でボールを奪ったMF柴崎岳が右足でミドルシュート。3日のナビスコ杯決勝で2得点を挙げ、MVPに輝いた柴崎だったが、この場面はGK北野貴之の好セーブに阻まれた。

大宮も同29分、左サイドでボールをキープした東がスルーパス。スペースに抜け出したFWズラタンのマイナスの折り返しをMF渡邉大剛が右足で狙ったが、シュートは枠を捉え切れなかった。

 最後まで1点が遠く、スコアレスドローに終わった大宮だが、最近7試合でわずかに2失点。「結果には満足していないが、試合の質はこれまでやってきた中でもベストに近かった」というベルデニック監督の言葉どおり、残留争いの“常連”らしい粘り強さでJ1残留へ一歩一歩前進している。
11月7日発表

2012年シーズン順位表(第31節終了時点)
※(数字)は勝ち点、±は得失点差

1.広島(58)+27
2.仙台(56)+21
3.浦和(49)+3
4.名古屋(49)0
5.清水(48)+2
6.横浜FM(47)+9
7.鳥栖(47)+7
8.柏(46)+5
9.F東京(44)0
10.磐田(43)+7
11.川崎F(43)-1
12.C大阪(41)-1
13.鹿島(39)+4
14.大宮(37)-11
15.神戸(36)-8
降16.G大阪(34)+1
降17.新潟(34)-8
降18.★札幌(14)-57

※★は降格決定