ともちんたん

☆日記
☆Iラブ鹿島アントラーズ

興梠浦和、新井場C 大阪へ

2012-12-30 14:08:18 | 鹿島アントラーズNEWS


鹿島の元日本代表FW興梠慎三(26)が浦和への移籍を決断したことが29日までに分かった。近日中に両クラブから発表される。鹿島から契約延長オファー、F東京、柏からも獲得オファーが届いたが、成長のために浦和を選択。さらにDF新井場徹(33)もC大阪への移籍を表明。鹿島は最低でも主力2人の移籍が決まった。

 悩み抜いた末の決断だ。興梠は05年のプロ入り後鹿島に8年間所属し、優勝を7度味わった。自らも大きく成長。とりわけ「ゴールを取れない試合が続いても常に声援をくれた」サポーターの存在は大きかった。ただ、今季は先発機会が減少。恩義を感じつつも、環境を変えることを選んだ。関係者によれば、浦和とは3年契約を結ぶ見込みだという。

 不動の左サイドバックの新井場もG大阪戦後、C大阪への移籍を表明した。C大阪が高く評価してくれたことに加え、家族の問題が決断の背景にあった。地元大阪に妻子を残し、08年から5年間の単身赴任生活。「長女が小学生のうちに、父親を必要としている間に戻りたいという思いがあったのは間違いない」と心境を明かした。


天皇杯準決勝対G大阪

2012-12-30 04:25:37 | ナビスコ、天皇杯、その他カップ戦


[12.29 天皇杯準決勝 G大阪 1-0 鹿島 エコパ]

 ガンバ大阪よりも10本も多い19本のシュートを放った鹿島アントラーズだったが、最後までゴールは遠かった。0-1で敗れたこの試合が、チームを指揮する最後の試合となったジョルジーニョ監督は「自分が愛するクラブを去る際に、ACLの出場枠を与えて帰国したかった。その目標を達成できなかったことを、残念に思っている」と、唇を噛んだ。

 後半開始からMFレナトを起用したが「失点した直後に入れようかという思いはあったが、感情的な判断になるといけないので、ハーフライムまで待って、時間を賭けてプランを練った」と、振り返る。後半は狙い通り、中央のレナトを軸に、G大阪を押し込んだ。「レナトが入ることで、ボールポゼッション率を高めることができたし、サイドにジュニーニョとドゥトラを入れることで、スピードを生かすことができた。中央のパサー(レナト)から、いろいろな状況をつくりだすことができたが、結果を出せなかったことが残念」。

 敗戦を悔しがるジョルジーニョ監督は、同時に勝者を称えることも忘れなかった。「G大阪はJ1にいなくてはいけないチーム。それだけの質、能力があります。今回、降格をしましたが、J1で通用する力のあるチームですし、天皇杯の決勝でも成果を出し、ACLを戦いながら1日でも早くJ1に復帰することを願っている」と、エールを送った。

 もちろん、それ以上の期待を鹿島にはかけている。「移籍する選手もいるでしょうし、新たに加入する選手もいると思いますが、土台となる部分は築くことができたと思います。あとは移籍組がいかにフィットできるか。来季、アントラーズがJリーグを勝ち取れるように、そしてまだアントラーズが獲得していないACLのトロフィーを1日でも早くクラブハウスに飾れるように、ブラジルから応援していきたい」と、来季だけでなく、今後のチームに期待をかけた。

 最後にジョルジーニョ監督は「この場を借りて、日本国民のみなさんに感謝を述べたい。素晴らしい国、素晴らしい文化、敬意、尊重、いろんな献身的なサポートを受けました。そのことに感謝します。鈴木(満)常務に『ドアのカギはかけない』と約束してもらったので、またいつかチャンスがもらえると思っています。そのときに、再会できることを心待ちに帰国します。心から感謝します。ありがとうございました」と挨拶をし、会見場を後にした。


柏、増田にオファー

2012-12-28 02:01:20 | 鹿島アントラーズNEWS
柏が鹿島のMF増田誓志(27)の獲得に乗り出していることが26日、分かった。既にクラブを通して、正式オファーを出している。関係者によると、今季リーグ連覇を逃したネルシーニョ監督はボランチを補強ポイントの一つに挙げており、ザックジャパン入りの経験もある増田に白羽の矢を立てたという。 

今季の増田はMF柴崎ら若手の台頭もあり出場機会が激減したが、豊富な運動量と精度の高いプレーは健在。今季限りで鹿島との契約を満了するため、移籍金は発生しない。今季リーグ5位に躍進した鳥栖からもオファーを受けているほか、国内外の複数クラブから獲得に興味を示されている。契約延長オファーを受ける鹿島残留も含めて去就を検討しており、年内に結論を出す意向だ。

天皇杯準々決勝対千葉

2012-12-23 22:03:54 | ナビスコ、天皇杯、その他カップ戦


[12.23 天皇杯準々決勝 千葉 0-1 鹿島 味スタ] 

決勝点を決めたのは、やはりこの男だった。鹿島アントラーズの1トップを務めるFW大迫勇也である。後半19分、右サイドの西大伍からのパスを受けると、一度、自身の左にいたMFドゥトラにボールを預ける。ドリブルで仕掛けようとしたドゥトラにマークが集まると、フリーになった大迫は再びボールを受け、PA内でしっかりとコントロール。得意な形に持ち込み、ゴールネットを揺らして見せた。このゴールが決勝点となり、鹿島は2大会ぶりの4強進出を果たしている。


 現役時代、ブラジル代表として活躍したジョルジーニョ監督も「チームが必要とするタイミングで点を取ることができるのは、ストライカーに必要な要素です」と、絶賛した。「現在は調子も良いですし、持てる力を発揮できています。今シーズン、彼と一緒にやってきて、どういう伸びしろがあり、どういうことに取り組めばもっと成長できるかを話してきました。それを整理して、力、能力を発揮できていると思います」と、その成長に目を細めた。そして、大迫の潜在能力の高さについて「将来的にはフル代表に君臨する力があります。技術的にも素晴らしく、ポストプレーもできる。このままの勢いで成長を続けて、そこに辿りついてほしい」と、熱く語った。

 今季、ナビスコ杯を制した鹿島は、他の追随を許さない16のタイトルを獲得している。その勝者のメンタリティは、大迫にも植え付けられた。「試合前から『難しい試合になるだろう』と、みんなで話していました。その中で、勝ちにつながるゴールを取れてうれしい」と、得点以上に勝利への満足感を口にした22歳は、今季での退任が決まっている指揮官へ2つ目のタイトルを送ることを誓った。「まだ、あと2試合残っているので。タイトルを監督にプレゼントできればと思います。(準決勝の)ガンバ戦も得点にこだわり、みんなで力を合わせて頑張りたいです」と、勝利の喜びに浸る間もなく、すぐに29日のG大阪戦へ気持ちを切り替えた。