ともちんたん

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J1第32節仙台、コメント

2012-11-18 11:35:17 | 鹿島アントラーズNEWS

11月17日(土)
2012 J1リーグ戦 第32節鹿島 3 - 3 仙台
 (14:04/カシマ/15,035人)
得点者:12' 赤嶺真吾(仙台)、
22' ウイルソン(仙台)、
30' 興梠慎三(鹿島)、
39' 赤嶺真吾(仙台)、
47' 大迫勇也(鹿島)、
76' 興梠慎三(鹿島)


●ジョルジーニョ監督(鹿島)

:Q:前半早い段階で選手交代が2人ありましたが、その意図についてお願いします。

「残念ながら早い時間帯で2失点してしまったので、そこで情に流されて決断できないのはあってはいけないことです。流れが相手に行き始めたところだったので、普段交代するときはアシスタントコーチのアイルトンと相談しながら決めたりするのですが、僕は率直に自分が感じたことを相談せずに実行しました。交代をすることで相手の両サイドバックの攻撃参加というものを抑えることができましたし、まず守備の安定性を求めたわけであって、それができましたし、攻撃も迫力ある状況に持っていくことができました。1点取ったところで、残念ながら3失点目をしてしまいましたけど、そのあとも非常に自分たちのやるべきことを示すことができたと思います。特に後半だけで評価してもらえるのであれば勝利に値する内容だったのではないかと思います。本山選手を入れて、前でボールを収める、タメをつくる選手ができて、サイドには速いジュニーニョ選手だったり興梠選手を置くことによって、相手を牽制しつつ攻撃することができたのではないかと思います」

Q:3失点は非常に残念だったと思います。いずれも相手の裏に走る選手に鹿島の選手がスピードで付けなかったということが起こりましたが、どうしてそういうことが起きたと考えていますか?

「確かに仙台はサイドでタメをつくりながら、逆サイドに振って、逆サイドからクロスを入れて、そのサイドに入っていた選手が中に詰めるという形だったんですけど、1失点目が彼らが一番やりたい形での失点でした。例え練習をしたとしても、映像で見せてホワイトボードで説明しても、一瞬のことですので、一瞬の隙を与えてしまったところでした。2失点目もちょうど守から攻への切り替えをしようとしたタイミングでボールを失ってしまっての失点ということでした。ただ、一番は3失点目の失点の仕方です。相手の攻撃参加をした選手、あるいは大外を回った選手はサイドバックが見るというセオリーを守るというところと、あれだけ長い滞空時間のボールに対して、マークの確認をしっかりしなかった。赤嶺選手が恐らく中央あたりから大外のファーに逃げるまでの時間は長くあって、ボールの滞空時間もありました。あれはしてはいけないミスです。どうしても人間がやる以上、ミスはありますが、それを修正できるように取り組んでいきたいなと思います。ただ、
後半の部分だけを見てもらえば圧倒的な力を見せたと思いますし、
勝利に値する内容を後半で示すことができたのではないかと思います」

Q:前半から選手を代えるということは今季あまりないと思いますが、残り2試合で勝利を目指すという意味で、またそういう選手起用をする可能性はあるのでしょうか?

「確かに前半で選手を2人代えるということはあまりないと思います。いま冷静に考えると、非常に勇気のある決断をしたと思います。ああいう状況になってしまったわけで、待って様子を見てハーフタイムにと考えていたら、恐らく3点、4点、5点取られる状況だったと思います。チームを一気に改善しなければいけない、リアクションを起こしてもらわなければいけないという判断で2人の交代をしました。そうなると交代できる枠は残り1人になるわけで、もう選手が怪我しないことを願うしかありませんでした。そのもう1つの交代も早い時間でせざるをえない、と。小笠原選手がカードをもらい、接触のところで怪我をしてしまったので3
枚目のカードを切るしかありませんでした。そこからは選手に気持ちでがんばってもらうしかなかったし、怪我人が出ないことを願うしかありませんでした。あの状況でチームを一気に守備で安定させ、攻撃力をもってやる方法しかなかったので、良い決断をすることができたのではないかと思います。最終的な結果だけは、自分たちが求める結果になりませんでしたけど、やろうとしているリアクションを起こすということは、後半の部分、あるいは交代してからの流れを変える部分は評価できるのではないかと思います」以上


【J1:第32節 鹿島 vs 仙台】
試合終了後の各選手コメント(12.11.17)

●大迫勇也選手(鹿島):

「前半が情けなかったけど、内容はどっちもチャンスがあった。相手のカウンター、そこだけは潰そうという話だった。ただ、後半みたいに前から行くのが鹿島らしいのかと思いました。

(Q:後半に入るときは?)

立ち上がりに点が取れれば、最悪でも追いつけるとみんなで話していた。1点目を取ったときも仙台が慌てているのは見ていたので。いけると話していた。あの状況だとやるしかないという感じだった。

(Q:前半はなぜああいう展開になった?)

失点の仕方とタイミングが悪かった。点は取れる感じはしていた。勝てた内容だったと思う。でも、相手もそう思っているかもしれないけれど。ただ、3-3になったとき勝てると思った。

(Q:首位争いしているチームと差がなかったが?)

関係ない。前半の戦いが悪すぎた。後半は、戦術とかなしにして、自分たちのサッカーをやろうということだった」

●興梠慎三選手(鹿島):

「早い段階から2枚交代しなければならなかった。タクちゃん(本田拓也)と(増田)誓志さんには後半までやらせてあげたかった。いつも以上に前から守備をしたし、2トップになるなと監督からは言われていたけれど、前から行きたいし、無視じゃないけど、いつもよりチャンスが多かったと思う。やっぱり自分たちから仕掛けていかないといけない。ただ、前から行ったから失点がポンポンと続いてしまった。後半、サイドに行ってからはダイアゴナルに走れ、ということだった。

(Q:相手の足が止まったように思ったが?)

2点リードして引いてしまったんだと思う。うちらもガンガン前から行ったから、それでドタバタしたんじゃないかな。2点目のゴールが早かったのが大きかった。

(Q:同点の場面は?)

モトさん(本山)が前を向いてくれると、ああいう場面がつくれる。最近はあそこまで入っていけることがなかったから。やっぱり自分はペナルティエリア内で良さが出る選手だと思うし、もっとあそこに入っていかないと、という感じですね」

●青木剛選手(鹿島):

「自分たちが攻めるなかで、中で奪って速攻という相手の特長が出ていた。相手が先制して鹿島が点を取らなきゃいけない中で、より仙台の特長が出やすかった。

(Q:300試合出場となったが?)

今日の試合は別として、たくさんの人に支えられた。感謝したいと思います。

(Q:後半はどういう気持ちで入ったのか?)

攻撃的な選手が前線にいるので、リスクを負うことになるけれど、これ以上点を与えるわけにはいかない、という気持ちでした。チームが攻めているとき、自分がしっかりケアをしようと思っていた。

(Q:広いスペースを1人で守ることになったが?)

出し切ろうと思っていました。こちらが押し込めていたので、押し込んだときこそケアをしようと思っていた。途中から(柴崎)岳と組むことになったので、岳はある程度自由にやらせて、自分はシンプルにプレーしようと思いました。

(Q:久々のボランチだったが?)

交代選手で(昌子)源が見えた時点で、ある程度は想定していました。仙台は中・中を狙ってきていたので、シンプルにプレーすることを心がけました。諦めずにやった。行くしかない状況を自分たちでつくってしまったので、前半と同じことは許されない、絶対にやってはいけないと思っていた」

●曽ヶ端準選手(鹿島):

「僕自身、失点に絡みましたし、今日は助けてもらった感じです。3失点目は追ったけど届かなかった。イバ(新井場)は僕が行くんだと思ったんだと思います。それにしても態勢を整えるのが遅かった。1点差にして良い流れにしていたので。ハーフタイムに戦術云々じゃなく、戦わないといけないという指示だった。取り返したのはチームとしても良かったと思います。

(Q:後半は久々に鹿島らしいサッカーだったが?)

点差もあったし、相手もより引いてカウンターというところもあった。向こうが引いたからということもあったかもしれない。うまく流れを掴みながらできたらよかった。最初のプランはそういったものだった。厳しい状況から追い付いたのは良かったかもしれないが。ジュニ(ジュニーニョ)が入ったことで菅井が高い位置を取れなくなった。僕のミスで交代させられたタクと誓志には申し訳ない気持ちです。ただ、代わりに入った選手がそうやって活躍してくれた。感謝と申し訳ない気持ちです」


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