小牧基地 Ｆ４ファントム離陸

Ｆ４ファントムのエンジンを起動するには、ＳＷ一つという訳には
行かないようで、起動車が必要です。
起動車にはコンプレッサーと交流電源が搭載されています。
コンプレッサーの圧縮空気でジェット・エンジンを片側づつ
起動し、交流電源はＦ４ファントムの整備用電源を供給します。

圧縮空気のホースを引っ張り出しています、火災の備えて消火器も
準備しています。


ホースをジェット・エンジンに接続しています


起動車



離陸前の点検
　整備士の整備点検後、ダブルチェックでパイロットとナビゲーター
が点検します。機体上部を点検するのはＦ４ならではです。













点検が完了しジェット・エンジンが起動しました
　排気口に陽炎がたっています


起動社が撤収しています


準備が間慮し、車輪止めとケーブルを外しています



いよいよ離陸です、滑走路にタキシング開始です










パイロットとナビゲーターが手を振ってくれています







離陸

小牧基地 Ｆ４ファントム

Ｆ4ファントムは自衛隊に1971年～1981年に納入されています。
アメリカ軍では既に1991年に退役していますので、アメリカ軍
の退役後、25年たってもまだ現役で、良く飛んでいるな大丈夫
かいなというのが実感です。

子供のころ、史村翔原作・新谷かおる作画による漫画「ファントム無頼」
を夢中になっていました。Ｆ４ファントムが退役する前に見ておきたいと
百里基地（茨城県小美玉市）まで行こうかと、思っていましたが
今回、見る事が出来て大変ラッキーでした。


手前からＦ４ファントム・Ｆ２・Ｆ１５イーグルのそろい踏みです
　自衛隊への引き渡し開始は　Ｆ４が1971年　Ｆ２が2000年　Ｆ15が
1980年で、Ｆ１５も36年ですので塾年から初老に差し掛かっています。


Ｆ２


Ｆ１５イーグル


Ｆ４ファントム