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首里城 正殿

2016-11-20 23:37:05 | 日記
首里城正殿は内部も朱漆と金で装飾されており、大変華やかです。

内部を見ていると、中国の冊封(さくほう)を受けた朝貢貿易は
大変儲かったのではないかと想像します。

冊封(さくほう)とは、称号・任命書・印章などの授受を媒介として、
「天子」(中国の歴代王朝の皇帝のこと)と近隣の諸国・諸民族の長
が取り結ぶ名目的な君臣関係(宗属関係/「宗主国」と「朝貢国」の
関係)を伴う、外交関係の一種。


清国皇帝から贈られた扁額


玉座




玉座の部屋は通勤電車並みの混雑です


王冠
中国皇帝より王位継承時に贈られました


琉球王の印鑑
銀に金メッキを施しており約7kg有るそうです、この印鑑も
王位継承時に中国皇帝より贈られます。


正殿1階
中央の華麗な部分が「御差床(うさすか)」と呼ばれ、政治
や儀式の際に国王が出御(しゅつぎょ)する玉座




正殿模型
宮大工が正殿を再建する前に、同じ構造の模型をつくり確認し
ています。



冊封儀式
琉球王になるためには中国の皇帝に認めてもて初めて正式に
王位に就くことができたそうです。これを「冊封」といいます。
皇帝の使者が琉球に来て首里城で国王を任命するのが、冊封儀式
と呼ばれるもので、最も重要な儀式だそうです。

首里城

2016-11-20 00:02:01 | 日記
首里城の無料ガイドツアーに参加しいろいろと教えていただきました。

首里城は赤漆を塗った建物と、白木の建物に分かれています。
まさかお金が無かった為、赤漆を塗れなかったのかと思い、ガイドさん
に、なぜ赤漆の建物と白木の建物があるのかと質問しました。

軍事的には薩摩に従属し、貿易的には中国の朝貢国でした。
その為中国に関係した建物は赤漆をぬり、薩摩に関係した建物は
白木のままだそうです。

中国に関係する建物
「奉神門」


「北殿」
中国よりの冊封使(新国王が誕生すると就任を認める儀式を行うために
中国皇帝より派遣された使節)を歓待した場所。沖縄サミットでも
晩餐会を森首相が開催した。


「正殿」






「正殿大龍柱」




奉神門」
正殿へ入る門


「広福門」




薩摩に関係する建物
「南殿・番所」


系図座・用物座