ぱきぱきちゃん の Pakipaki 話

ぱきぱきは若年性パーキンソン病の夫Mr.Pakipakiと二人暮らし。介護人生活をご紹介。

Mr.Pakipaki 帰省中

2005年09月22日 | 雑談
Mr.Pakipaki、アメリカへ帰省。ぱきぱきちゃん、一人でまったり。孤軍奮闘って感じではない。仕事から5時に帰宅。帰るなり、パジャマに着替えて7時までソファで昼寝。。っていうか夕方寝。お腹が空いたので起きて、冷蔵庫の中の残り物をチン!テレビでミスタービーンをやっていたので、テレビを見ながらダラダラ食事。二週間の一人暮らし、かなり好調な滑り出し!ダラダラ全開!

一人でいると時間がゆっくりすぎるような気がする。パーキンソン病の夫を持つ同僚に、今日からMr.Pakipakiが帰省しているって言うと、彼女の夫も今月末からアメリカに一人で帰省する予定なので、楽しみでたまらないって言っていた。楽しみでたまらないっていうのは、夫が一人で帰省してくれるのが楽しみでたまらないってこと。で、二人で大笑い!私達、ワルイよ!

日本人の夫を持つ同僚にも、Mr.Pakipakiの帰省の話をしたら、彼女の夫も単独帰省中らしい。で、「お互い一人の時間をたのしもーねー!」とめっちゃ嬉しそう。誰一人「ひとりで大丈夫?」なーんて心配してくれなかった。笑えるーーー!そんなもんなんかなー?

Mr.Pakipakiと一緒にいることが嫌ってわけじゃなくて、こういう時間があるっていうのもいいなって感じ。やっぱりさ、まだ私の方も、動きの緩慢なMr.Pakipakiに慣れていないところもあるんだよね。だから一緒にいると知らず知らずのうちに気を使ったりしているみたいで、ちょっとストレスを感じないわけでもないんだよね。もう慣れてもいいころなのに、Mr.Pakipakiがボタンを留めたりなど、ちょっとした動作に時間がかかってしまう姿を見ていると、胸が苦しくなったりもするんだよね、正直なところ。

何だか身体が思うように動かないのに、一人で帰るのはやっぱ偉いと思うよ。機内食なんてめっちゃ食べにくいでしょ。狭いスペースで動くのも大変だろうし。自分が病気なら、誰かと一緒に帰省したいって思うかもしれない。

ついさっき、アメリカに無事に着いたって電話があった。最初の飛行機の到着が遅れて、乗り継ぎの時間がスンゴク短かったんだって。シナモンロールを食べる時間がなかったって残念そうだった。でも、無事についてヨカッタ。