ぱきぱきちゃん の Pakipaki 話

ぱきぱきは若年性パーキンソン病の夫Mr.Pakipakiと二人暮らし。介護人生活をご紹介。

言葉の壁

2005年09月10日 | 雑談
私とMr.Pakipaki、共通言語は英語。時々単語が浮かんでこなくてもどかしい思いをすることはあるけど、コミュニケーションには困っていない。時々口げんかをするんだけど、私、めっちゃ流暢!普段もこんなに流暢に英語をしゃべれたらいいのになあと思うほど。でもね、どうしてもうまく伝えられないことが時々ある!これってかなり苦しい。

最近、とある方から絵手紙を頂いている。最近送って頂いたものはヒマワリの絵。添えられていたのは、生命科学者の柳澤桂子さんの歌。

私はこの柳澤さんのことを知らなかった。というわけで、ご親切に甘えて柳澤さんの本まで送って頂いてしまった。今日届いたばかりなので、パラパラめくって見ただけだけど、どうやらこの方も闘病生活を送っていらっしゃるみたい。

話を、絵手紙に添えられていた歌にもどす。その歌は
「病まざれば かくありなむと 思わるる 生に劣らぬ 生を生きたし」というもので、私は感動して、何度も何度も読み返した。

横でMr.Pakipakiが「ひまわりの下には何が書いてあんの?」と呑気に聞く。さー困った。これを英語でうまく伝えられない。もちろん内容は簡単に言える。でもね、「病気にかかんなかったら歩んでいたであろう人生に劣らないような人生を送りたいって書いてあるんだよ!」じゃーどうも違う!あー言葉の壁だ。。。