ぱきぱきちゃん の Pakipaki 話

ぱきぱきは若年性パーキンソン病の夫Mr.Pakipakiと二人暮らし。介護人生活をご紹介。

コメントの整理ブログ

2007年02月27日 | パーキンソン病の薬
今日はレキップの話。

下のエントリーで取り上げたのは、24時間持続型のレキップの話で、最近やっと日本で発売されたレキップのことじゃない。

そうそう、「レキップ」といえば、最近「レキップ」というキーワードでこのブログにたどり着くひとが多いみたい。でも、私「レキップ」って名前はあまり使っていない。「ロピニロール」で検索してもらえると、レキップに関するエントリーにたどり着くと思う。

おっと脱線。レキップ24時間営業コンビニエンスストア型の話だった。

*********sophiaさんのコメントの引用ここから**********

レキップのextended-release tabletというのは徐放錠controlled releaseと同じ技術で作られたもののようです。
徐放というのは成分がゆっくり溶け出すという意味で、long actingというのは薬効時間が長いということになります。
つまり、薬の成分の溶け出し方に注目しているのと、薬効の持続時間に注目しているのとの違いで、long actingの要素としては
・ゆっくり成分が溶け出す(controlled release)
・血中に長く留まる(代謝されにくい、半減期が長い)
・レセプターでの作用時間が長く持続する
などが考えられます。

*********sophiaさんのコメントの引用ここまで**********

ってわけで、私も extended-releaseという言葉が気になっていたんだけど、これは単に従来のレキップと比べるとextendedというだけだと思う。で、extendedされてlong acting になったわけね。で、さらに徐放錠と同じ技術なわけだからcontrolled releaseってこと。


さらにカバセリル(カバサール)についても、sophiaさんと通りすがりさんに教えて頂いたんだけど、「カバは半減期が長い」のだ。(だからMr.Pakipakiは朝1回飲むだけでいい。)で、私の理解では「カバは徐放じゃなくて、半減するのが遅い」ってことなんだけど。。。。想像がどんどん膨らんじゃって。。。。真夏日なんかに動物のカバが汗をたらたら流しながら60時間もゆっくり減って行くとこを想像したりして。。。。。ああ最後にはミニカバになったりして。。。。こんな想像をするなんて私はバカだなあ。。。とか思うと、もう楽しくてしかたなくなった。

↑↑↑こういうのは、私の記憶術で、こういうことを一度思い浮かべておくと「カバサールは半減期が長い」ってことが記憶に定着するわけよん。

溶けてミニカバになる様子を思い浮かべたところ、今度は数年前に読んだ「カバの汗」の新聞記事を思い出した。検索してみたらココに載っていた。この記事の何がおかしいかと言うと、大の大人が真剣にカバの汗を拭き取って集めているっこと。パーキンがどーのこーのと研究をしている学者もいれば、「カバの汗」に魅せられている学者もいるらしい。あはは。この研究者たちはジリジリと太陽が照りつける真夏日に動物園に出かけて、カバの汗をガーゼで丁寧に拭き取っているんだよ。もうこんな愉快な仕事はないと思うし、こんな仕事をしている人とぜひ友達になりたいと思う。

おっと脱線!薬の話の続きだった。

最後にもうひとつ。。。今後ぜひ使いこなしたい単語は「口内崩壊錠」。。。口の中で溶ける薬は「口内崩壊」なんだね。これはもうセンセー業の私にはたまんなくオカシイ表現なわけよ!崩壊といえば、「学級崩壊」とか「崩壊家庭」を思い出してしまうもの。「口内崩壊」だって、ついつい「校内崩壊」って変換したくなる。ぶはははは。

頂いたコメントの整理

2007年02月25日 | パーキンソン病の薬
えっと、今日は下のブログに頂いたコメントを整理して、メインのページ(このメージ)に貼付けておこうと思う。それがね、今までそんなことはあんまりしてなかったんだけど、このブログの検索機能はコメント欄には使えないようで、せっかくの有益な情報が埋もれてしまうことに。。。つい最近気づいた。それは非常にもったいない!というわけで、できるだけ(←時間に余裕があれば)そういう方向で行きたいと思う。

「ええええ、メインのページに貼付けられちゃー困るう」。。。という人は。。。残念でしたー!ひとりで困ってくださーい!

。。。うそです。そうお知らせください。そしたらサササっと消去しますです。


というわけで、今日はコメント整理エントリー。

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まず、最近のマイブーム「チラミン」について

sophiaさんに教えて頂いたリンク先はココ

チラミンの含有量の情報もあり。

私の気になる薬ナンバーワンのデュオドパに関してのsophiaさんのコメントもこちらに貼付けておくことにした。(sophiaさん、「まあ勝手に移動させないでくれよん」と思っていらっしゃるかもしれませんが。。。)

*********引用ココから**********

Duodopa(Duodenal Infusion of Levodopa)はレボドパのジェル状の懸濁液(完全に溶けてはいない液)を持続的に胃または十二指腸に注入するものでそのためにポータブルポンプを使います。 嚥下障害のある場合にも用いることができますが、ジスキネジアのひどい人に使われるようです。 ジスキネジアの原因がレボドパの血中濃度の変化による考えられるので、Duodopaの形で直接胃腸へ一定量のレボドパを注入することで血中濃度が一定に保たれる状態にしようというものです。

*********引用ココまで**********

で、私は「懸濁液」という言葉を初めて見た!まあ「けんだくえき」って読み方で100%間違いはないとは思ったけど、漢字の読み方は奥が深いので念のため広辞苑で読み方を調べてみた。そしたらやっぱり「けんだくえき」だった。英語ではsuspensionらしい。で、「レボドパのジェル状の懸濁液を持続的に胃または十二指腸に注入」なんてフレーズが口から流れるように出て来たら、かなり「賢い感じ」がするので、このフレーズを手帳にも書き写してみた。

ああ、だれかに「デュオドパって何?」って聞かれたい。

理想の会話:
知り合い「最近、デュオドパって薬の名前を耳にしたんですけど、ぱきぱきさん何かご存知?」
ぱきぱき「ああ、デュオドパですね。あれはたしか『レボドパのジェル状の懸濁液を持続的に胃または十二指腸に注入』するお薬なんですよ。ジスキネジアにお困りの患者さんなんかにはいいらしいですけどね。おほほ。ところで『懸濁液』ってご存知い?ついつい難しい言葉を使っちゃってごめんあそばせ、おほほほほ。」


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通りすがりさんに教えてもらった薬に関するWikipediaのページは

ココココ

で、下に書いた「ロピニロールHCI」の「HCI」も、通りすがりさんに教えてもらった。

*********引用ココから**********

このHClというのは塩酸塩ということ(中学の時、HClは塩酸だって勉強したでしょ)。ペルマックスやパーロデルはメシル酸塩ですね。塩をくっつけて、安定化したり、水に溶けやすくなったりします。

*********引用ココまで**********

で、これを読んで自分の知識のなさにかなり笑えた(落ち込むべきなのかもしれないけど)。そんなこと、平ジイ(←理科のせんせー)教えてくれたっけ?通りすがりさんによると「塩をくっつけて、安定化したり、水に溶けやすくなったり」するらしいんだけど、私の場合、「最後に塩こしょうで味付けをします」レベルなもんだから、何がどう安定するのかイマイチわからんとけどね。

よくわかんないけど、昨日の晩、サケの切り身に塩こしょうを振りながら「塩をくっつけて、安定化」とちょっと思ったりした。そしたら、すんごいソフィストケイトな気分になった。たぶんサケの切り身とは関係がないはずなんだけど、「塩をくっつけて、安定化」ってフレーズが気に入ってしまった。(私、理科の成績は5だったのにね。)

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他にも「レキップ24時間営業コンビニエンスストア型」(←勝手に名前をつけてみた)についてやカバサールについてもいろいろ教えて頂いたので、また次のブログで取り上げようと思う。(でも今週は忙しいので、ぼちぼち書くつもり。。。)

さらに眠れない夜。。。

2007年02月23日 | パーキンソン病の薬
調子に乗って今日も薬の話なんかをちょっと。。。

昨日は我が街の友の会の集まりだった。Mr.Pakipakiも参加するって言ってはいたんだけど、たぶん仕事が忙しくって行けないんだろうな。。。と思ってた。だって平日の2時半からだもんね。

まあ私だけでも顔を出したほうがいいかもね。。。と天気が悪かったんだけど、出かけた。。。会合の場所に着いてビックリ!Mr.Pakipakiが他の患者さんと談笑してた。あはは、ひさしぶりに二人で参加しちゃったよん!40名ほど参加してたんだけど、みなさん「あら、二人が一緒に来るなんて珍しいねえ」だって。そうでしょうね、私もビックリしたもの。

何度も書いているけど、我が街の友の会はほとんどが高齢者。Mr.Pakipakiと同い年の人(ウベさん)もいるんだけど、Mr.Pakipakiはまだその人と会ったことがない。残念ながら昨日も不参加だった。

で、ウベさん、どうして不参加かというと。。。新しい薬に変えるから来れなかったらしい。

新しい薬ってね、ジェル状(胃ろうタイプ)のデュオドパにするんだって!!!でね、今服用中の薬を減らしている途中だから調子が悪くって来れないんだって!!!私、デュオドパって嚥下障害がある患者さんとか、かなり進行した患者さんが使うものかと思っていたんだけど、違うのかな。。。ウベさんって、そんなに進行してるって感じではなかったけど。。。まあジスキネジアはよく出てたけど。。。

デュオドパのことはココにも書いている。

来月の会合では、ウベさんがデュオドパの話をしてくれるらしいから、できるだけ参加しようと思う。それに神経内科の先生が来て、ノイプロ(ニュープロ/ロチゴチン)の話もしてくれるらしいし。

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そうそう、薬の話をもうひとつ。一昨日届いたアメリカの友の会の会報にParcopaという薬のことがちょっとだけ載っていた。これはLドパとカルビドパの合剤らしいんだけど、トローチみたいに水なしで服用できるんだって。ミント味らしい。ふーん、いろいろあるんだね。

Parcopa(パルコパ?日本語名は知らない)のページはココ(英語)。私の理解したところでは、これはSinemet(日本語名はシネメットじゃなくってメネシットだっけ?)の水なしで服用できるタイプ。だよね?

で、ちょっと検索しはじめたら、今度は「シネメットCR(L-ドーパ徐放錠)」ってモノにヒットしちゃったんだけど、このへんで私はもうこんがらがってきた。。。

まず、このCRってcontrolled-releaseだよね?controlled-releaseが「徐放」だよね?前にも一度(もしかしたら何回も!)教えてもらったはずなんだけど、「徐放錠」がわかんなくなってきた。(どこかのコメント欄に説明が書かれていると思うんだけど、コメント欄には検索機能がなくて探せない!!!)

で、この「シネメットCR(L-ドーパ徐放錠)」とパルコパは別の薬だと思うんだけど、私がわかんなくなってきたのは、「徐放錠」って言葉の使い方。。。この水なしで服用できる「パルコパ」って薬は口の中で「徐々に溶ける」と思うんだけど、これは「徐放」とは違う?!?

ノイプロ(ニュープロ)やデュオドパは「徐放」?!?controlled-release?!? カバセリル(日本ではカバサール?)みたいに1日1回の服用で効果が持続する薬は「徐放」?

気になって眠れません。。。

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そうだ、もうひとつ薬の話があったんだった!!!アメリカから届いた会報の目次のところに A New Requip Formulationって書いてあったの。それがね、12ページに記事が載っているはずなんだけど、なぜだか12ページ目が破れてしまっていてなかったの。で、新しいレキップのフォーミュレーションって何だろ?とググってみたら、グラクソさんのページにたどり着いた。

ココ(英語)なんだけど、レキップ(ロピニロールHCI)24-hour formulation って書いてあるので、24時間効果の持続するレキップがあるみたい。知らなかった!24時間持続するってことは。。。上の質問の繰り返しなんだけど。。。「徐放」?!?

ね、なかなか眠れない。

それにさ、ロピニロールの後に「HCI」って書いてあるけど、この「HCI」ってナニ? ropinirole hard-core invention?!?nooooo waaayyyy

パーキンソン病とピザ問題

2007年02月22日 | パーキンソン病の薬
さてさて、今日はちょっと薬の話を書こうかしらん。

Mr.Pakipakiの服用しているラサジリン(ラサギリンかな?)Rasagaline(英語)Rasagilin(独語)の話。この薬はMAO-B阻害薬で、商品名はAzilect(アジレクト)という。

ぱきぱき家は日独米ちゃんぽん生活なので、友の会の会報も日独米バージョンが届く。で、昨日、アメリカからAPDA (The American Parkinson Disease Association) の会報が届いた。この会報にはQ&Aが載っているんだけど、ラサジリンに関する質問があった。

その質問っていうのはこんな感じ↓↓↓

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Q: ラサジリンを服用し始めました。チラミン(tyramine)の摂取はなるべく控えるようにということですが、何をどう控えたらよいやら。「大豆製品は摂らないように」とありますが、パンやクラッカーには大豆油が含まれているとたいてい記載されています。「ピザは大丈夫」という情報もあれば「トマトはよくない」という情報もあります。ピザにトマトソースはつきものですのにね。。。

*****************

これを読んで、不謹慎にも私は笑ってしまいやした。この患者さんはピザを目の前にして... to eat...or... not to eat... って感じになっているんだよ、きっと。ピザを引き合いに出すっていうのが、非常にアメリカ的だなーと思って。

で、この「ピザはどないやねん!」という切実な悩みに対する答えなんだけど。。。

Enrico Fazzini先生(Assoc. Prof. Neurology NY Univ.)ってドクターの答えはこんな感じ↓↓↓

*****************

A: ラサジリンはセレギリン(selegiline:エフピー)より強いMAO-B阻害薬です。MAO-B阻害薬を服用している患者さんが
チラミンを多く含む食品(foods rich in tyramine)や一部の抗うつ剤(antidepressants)や麻酔薬(narcotics: ココでのnarcoticsって違法ドラッグではなくて麻酔薬とか睡眠薬だよね?!?)やその他の薬剤(other medications)を摂取/服用すると、高血圧になる危険性があります。一般的に熟成したチーズや酒類にはチラミンが多く含まれています。

*****************

で、最後はね、「避けるべき食品については担当の薬剤師や主治医と確認するように」で締めくくられていて、ピザについては全然触れられてないの!もちろん、ピザっていうのは「情報に矛盾がある」ってことの例にすぎないわけだけど、こっちとしてはさ、「結局のところ、ピザは食べてもよかとね?」って気になるよう~。

ピッツア、ピッツア、ピッツア、ピッツア、ピッツア pizzzzzaaaaaaaaaaa 。。。。。

以前にKayお姉はんに教えてもらったリンク先(ココ)にも詳しい記述がある。該当の箇所だけ引用しておく(元記事の14段落目)↓↓↓

"In order to prevent a dangerous increase in blood pressure when patients are taking Azilect(R), they should avoid tyramine-rich foods and beverages and dietary supplements such as aged cheeses, air-dried meats, pickled herring, yeast extract, aged red wines, tap/draft beers, sauerkraut, and soy sauce. "

ラサジリン服用時に避けるべき食品例:
aged cheeses 熟成チーズ。。。ああ美味しそう。。。カビ。。。
air-dried meats これはビーフジャーキーみたいに干した肉のことだよね?これは食べられなくても私はダイジョブだけど、Mr.Pakipakiはジャーキー大好き。
pickled herring ニシンのピクルス(酢漬け)これが食べれんでも死なん。
yeast extract イースト(酵母)エキス。。。えっと。。。ってことはパンとかダメ?!?わからん。イーストって発酵させるものには入っているんじゃないの?!?お酒もダメ?
aged red wines 熟成した赤ワイン。じゃあ白ワインを飲めばいい?
tap/draft beers ドラフトビール。。。って「生ビール」かい?
sauerkraut ザウアークラウト あはは。ドイツ人は困るね!
soy sauce 醤油 日本人、これは困る!

*****************

ここまで、必死こいて書いたんだけど、そういえば「チラミン」ってナニ?!?

。。。というわけで、「チラミン」でググってみたら、こんなページにたどり着いた。

。。。で、そこには、上に書いたようなことが全部書いてあって。。。うーん、必死にこのブログを書いて損した気分になってきた。

。。。というわけで、どっと疲れちゃった。まさに徒労ってやつよ、コレ。

それに。。。結局「ピザは食べてもよかとね?」問題は未解決。イーストの入っとるけんダメね?トマトソースはどげんね?やっぱりダメとね?気になって眠れんけん、だれか教えてください。。。(。。。と甘えてみたりする私、うふ!)

ノイプロ

2007年02月20日 | パーキンソン病の薬
英語だけど、EPDA(ヨーロッパのパーキンソン病友の会)のサイトにノイプロ(ニュープロ、ロチゴチン、パーキンソン病パッチ、貼り薬)の詳しい情報が載っている。ココ

ノイプロが認可されている国は:

オーストリー(オーストリア) フィンランド ドイツ ギリシャ アイルランド 
オランダ ノルウェー スペイン スウェーデン スイス イギリス

の11カ国らしい。

理学療法再開!

2007年02月20日 | リハビリ
先週からカーニバルが始まっている。今日はカーニバルのお菓子を買ってみた。→
カーニバルだからね、私は仕事がない。Mr.Pakipakiは働いているけど。
街中ヘンチクリンな仮装をした人で一杯。

************

さてさて、Mr.Pakipaki、長いことサボっていたPT(理学療法)を先週から再開。急に週に2回のペースで通い始めた。まあいつまで続くやらって感じなんだけど、まあいっか。

先週は、月曜日の5時から1時間と水曜日の12時から1時間。今週は火曜日の8時から1時間の予定。

先週の月曜日の5時からの予約の場合、仕事を切り上げて(といっても7時半から働いているので5時半くらいにはいつも退社してるんだけど)理学療法に行った。水曜日は昼休みを利用しての理学療法。で、今週の火曜日は、朝から理学療法に行くから遅めの出勤らしい。

上司のシューマッハーさんも「Mr.Pakipakiの症状の改善につながることなら勤務時間中に理学療法などに通ってもかまわない」って言ってくれているらしい。物わかりのいい上司だ!(←当たり前の対応をしてくれているだけだと思うけど、当たり前のことができない人って案外多いもんだし。)

理学療法を再開したらさぞかし身体の調子もよかろうと思い、Mr.Pakipakiに聞いてみたらさ、「理学療法って何の役に立つのかちっともわからん」とか言うわけ!「リ、リ、リハビリって症状の改善に有効だっていろんなとこに書いてあるじゃん!」と反論してみると、「そりゃそーだけど、どこがどう効いているのかわからん」とぬかす。あかん、こんな態度じゃあかん。いつかホンマにどつかなアカン。

本物を折ってみたくなってきた。。。

2007年02月19日 | 雑談
今日も折り紙がんばった。数えたら、60個も折っていた。凝り性なものでね。。。でもどうしよう。。。捨てるのはもったいないし。。。

友の会の集まりに持っていこうかな。前にも一度友の会の会合に持って行って他の患者さんにプレゼントしたんだよね。また持って行ったら喜んでもらえるかしらん?

60個も折ったら、さすがにあきてきた。で、やっぱりオリジナルの川崎ローズを折ってみたくなってきた。

折り紙夢WORLD 花と動物編

朝日出版社

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どうしよう、この本注文しちゃおうかな。。。

Mr.Pakipakiに折り紙をすすめてみたんだけど、ノーサンキューだって。楽しいのに。

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下のコメントにも書いたんだけど、瀬川病って病気が気になってきた。パーキンソン病に似ているのかな?!?

スキャンの話の続き

2007年02月18日 | パーキンソン病その他いろいろ
下に書いたスキャンの話に通りすがりさんとwanさんからコメントを頂いた。

で、今度友達が受ける "DatSCAN" というものが何なのかだんだん分かってきた。

通りすがりさんから教えてもらったサイトはココ

wanさんのコメントも貼付けておこう↓↓↓↓↓

*******wanさんの書き込み*引用ココカラ*****

DatSCANを体内にチューと入れると、血流に乗って、脳の線条体にたどり着いて、ドパミントランスポータにピタッと結合します。DatSCANには放射線がしっかりと着いています(labeled、標識)ので、それを測定(シンチグラム、スキャン)します。

放射線の量=トランスポータの量=ドパミン産生細胞の数=ドーパミンの量=運動能力=パーキンソン病の進行状況という相関があります。

P病患者でこれを測定することにより、ドパミンを作っている細胞に変性が起こっているという重要な情報を得られます。さらに、毎年行なうと、

「やっぱり減っていたか。」

という重要な情報が毎年得ることができます。らしいです。。。

*******wanさんの書き込み*引用ココマデ*****

で、私の疑問なんだけど、今は重症度をヤールやUPDRS(だよね?)なんかで表しているでしょ。でもパーキンソン病の患者さんには調子の良い時と悪い時があるわけで、この分類法って何だか結構いい加減な感じがするわけ。でね、このDatSCANなんかを使えばより客観的に進行度を測ることができるんじゃないの?ちがうのかな?!?すんごい疑問。

やっぱ貼り薬を。。。

2007年02月17日 | P病患者/家族の悩み、気持ち
パーキンソン病若年性患者さんの掲示板に、ベテラン患者さんがこんな書き込みをしていた。

******引用ココカラ******

・・・パーキンソン病のことは忘れてしまいたいジカンが欲しいのです。
物事に没入し夢中になると目の前に薬を置いていようとポケットに入っていようと飲むのを忘れます、そして気づいたときはもう薬切れなのです。

反対に家にいるときは無動になるのを覚悟に夢中になるものをやっています。自転車の修理もそうです。3年以上かかりましたが掘り炬燵藻も造りました。外出するときはこのようなことはできませんから、せめて家では人らしく生活したいのです。その夢中になっている時間を手放そうとは思いません。

*****引用ココマデ*****

この引用部分だけではわかりづらいんだけど、薬が切れるのを覚悟で家の前で自転車修理をしていたところ、薬が切れて大変だった。。。って話なの。でも、「だから今度からは薬を手の届くところにおいてから作業しよう」ってことではないみたい。

「薬の服用の時間を気にする生活」=「非人間的な生活」で、家にいるときくらい薬のこと(つまりパーキンソン病)のことを忘れる「何かに夢中になれる」時間がほしいし、「人らしい」生活を送りたいということらしい。

ふむ、わかるような気がする。(ちなみに私はこのベテラン患者さんとお会いしたことがある。それはそれは穏やな人格者。)

Mr.Pakipakiがノイプロ(ニュープロ/ロチゴチン/アゴニスト貼り薬)を使用していたときは、お風呂上がりに貼るだけで24時間薬の効果が持続していた。「薬の服用の時間を気にせずに行動できる」=「パーキンソン病を忘れることができる」だったもの。

この患者さんの書き込みを読んで。。。Lドーパの貼り薬が開発されたら、パーキンソン病患者さんの生活の質ってかなり向上すると思う。やっぱ貼り薬だよ。

*************

「人間らしい生活」について考えたりもした。

遠い昔の思い出

2007年02月16日 | 雑談
さてさて、今日は何の話を書こうかな。。。

そうだ、日本でこーこーのせんせーだった時の話を。。。昨日職場の本棚を見ていたら、「少年H」が目にとまった。そうそう、これって思い出の一冊なんだよねー。

少年H〈下巻〉

新潮社

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私が担当していたクラスのひとつに理系クラスっつーものがあった。理系クラスって男子ばっかりなんだよね。私が担当していた理系クラスも男子42名。当時ぱきぱきセンセーはまだ若かった。まあ若いから生徒の気持ちがよりわかるなーんてことも言われるけど、そんなこたーない。若くて、しかもオンナの先生の授業なんて「息抜き」にされちゃう。まあ、私は図太いので泣かされたりはしないんだけど、クラスコントロールは結構たいへんだった。

一番苦手だったのが、変なラクガキ!教室に入ると、オッパイの絵なんかが黒板にでーんと描いてあったりすんの。まるで学園ドラマの世界。。。アセっちゃーいけないと思いながらもアセって消して、誰が描いたのか問いただすんだけど、まあ正直に手を挙げたりしないわけ。なんだかね、その「アセっているセンセー」を見るのが楽しそうなんだよね。

で、動じないようにしようって思うんだけど、やっぱうまくいかないの。若かったし。

こんなこともあった。授業をしながら、ふと教室を見渡すと、教室の隅の掃除道具箱の上にエロビデオが置いてあったの。どう見ても、こっちの反応を楽しもうとわざと置いてあんの。ね、頭に来るでしょ?「君たち、わかいねー、かわいいねー」なんてこたーないの。思いっきりセクハラなんだから、ビシバシ指導したいわけ。でもね、それがうまくいかんのだよ。私の説教は全然少年の心に響かんのだよ。

で、ある日のこと。また生徒の机の上に怪しいビデオを見つけた。それが比較的真面目な生徒、林くんの机の上。ケースに手書きで「少年H」って書いてある。

がーん、ついにキミまで私に嫌がらせをするようになりましたかっ!とちょっと被害妄想気味の私、ここでちょっと小爆発。。。「ナニよ!そのビデオ!またエッチなビデオを学校に持って来て!エロビデオは没収じゃあー」と私なりにすごんでみた。

すると真面目な林くん、すんごい困った顔。「せ、せ、せんせー、昨日放送してたテレビドラマ見ませんでしたか?これ、そ、そ、そのドラマをダビングしたんです。せ、せ、せ、せんそーの話で全然エッチじゃないんれすう。しぇんしぇいも見ましゅかあ」と最後の方では言葉もはっきりしない。

なにゅ~、エロビデオじゃない~?!?戦争のはなし~?!?「何言ってんねん、ばっちり『エッチ』ってケースに書いてあるやんかっ」と問いつめる私。「先生、今晩家で見て来てください」と泣きそうな顔でビデオを私に押し付ける林くん。そこまで言うんやったら、しゃーない、見たるわ。

はい、家に帰って少年Hというテレビドラマを見ました。はい、とっても反省しました。林くんには心から申し訳なかったと謝りました。ぱきぱきセンセーは笑いものになりましたが、自業自得かと。。。

昨日のスキャンの話のつづき

2007年02月15日 | パーキンソン病その他いろいろ
昨日のスキャンの話がどうも気になったので、友達をお昼に誘ってもう一度聞いてみた。

DaTSCANというスキャンらしい。ネット検索してみたら、ココに載っていた。友達が言うには、Mr.Pakipakiもこの検査を受けたに決まっているって。うーん、そうなのかな。帰ってきたら聞いてみよう。

友達が「そんなに興味があるなら、病院についてくる?」だって。あはは、マジでついていこうかな。

DaTSCANに関する日本語の説明を探して見たんだけど、うまく見つけられなかった。もしご存知でしたら教えてください。


ドーパミンをスキャンするって?!?

2007年02月14日 | パーキンソン病その他いろいろ
今日、ドイツ人の友達とドーパミンの話になった。彼女、今度ドーパミンをスキャンすることになったんだって。

 よーわからん。

なんかね、まず注射をして4時間待つ。その後、脳をスキャンする。するとドーパミンの状態がわかるんだって。彼女の場合、ドーパミンが多すぎるらしいので、その多すぎる状態を正確に把握するためのスキャンらしい。

ね、わかんないでしょ?当の本人もどんな検査を受けるかよくわかってなかったんだもん。その彼女から聞いた私が分かるはずはない。

よくわかんないけど、二人で「ドーパミンスキャン」について長々と話した。 つかれた。。。

バラ色の週末

2007年02月13日 | 雑談
日曜日は何だかいろんなことが急に嫌になってきたので、「こりゃいかん」と息抜きをすることにした。

で、ひさしぶりに「川崎ローズ」をたくさん折った。

私は「川崎ローズ」って呼んではいるけど、私が使っているダイアグラムはHinesさんという人が開発したものでオリジナルじゃない。このHinesさんのダイアグラムは最後にバラを作り上げるのに必要な折り目しか折らないというもので、オリジナルよりかなりシンプルらしい。といっても、私はこのバージョンしか知らないんだけどね。

今数えてみたら18個も折っていた。息抜きのつもりだったけど、折りすぎて余計に疲れちゃった。

初めて折った川崎ローズの映像はココ。今回は千代紙を使ったんだけど、やっぱ無地の方がキレイかも。

タグボート

2007年02月12日 | パーキンソン病その他いろいろ
Mr.Pakipaki、自分のことをタイタニック号とか「船」にたとえるのが大好き。難破しそうな船だけど、港に着くまでは沈没しないつもりとか、難破しそうな船だけど「船長」としての誇りは大切にしたいトカナントカ。

先日もまた、沈没しそうな船だけど港につけるまでは頑張らないといけないとか言い始めた。

いつもの話なんだろーなーと思っていたら、ご丁寧に私までも船に例えてくれた。。。

「ぱきぱきちゃんはさ、嵐の中で難破しそうになっている大型船を頑張って引っ張っている brave little tugboatって感じだよねえ。ぶはははは。」



勇敢な小さなタグボート。。。それも嵐の中で大型船を引っ張ってるなんて。。。全然うれしくない。

とはいえ、brave little tugboardっていうのは何だかおかしくて、一緒に笑ってしまった。ぶはははは。あんまり嬉しくはないけど、笑っておこう。ぶはははは。

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いつものことで、教材研究に追われているんだけど、今読んでいるのはコレ↓。

厳粛な綱渡り

講談社

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私にとっての大江健三郎は「おじさん」なんだけど、この本に載っている写真は若くてびっくりした!20代に書かれたエッセイ集なので、写真もその当時のもの。当たり前のことだけど、大江健三郎にも若い頃があったらしい。

そういえば、先日「芽むしり仔撃ち」の話をしていたら、「へえ~、大江健三郎の『あばしり・こういち』って小説は読んだことがないわ」と言われてひっくり返りそうになった。あばしりこういち。。。網走コウイチ?何だか極道小説っぽい。ぶはは。たしかに感化院の話ではあるんだけどね。そういえば、昔「甘えの構造」を「お前の小僧」って思っていたって人の話を読んだことがある。 本屋さんに行って「今話題になっている『お前の小僧』って本はどこにありますか」って聞いたけど、店員に知らないと言われたって話だったと思う。あはは。