ぱきぱきちゃん の Pakipaki 話

ぱきぱきは若年性パーキンソン病の夫Mr.Pakipakiと二人暮らし。介護人生活をご紹介。

献血

2005年09月18日 | 雑談
今日はMr.Pakipakiと買い物。日曜日はスーパーが休みなので土曜日に大量に買いだめ。

近くのスーパーでは、馬用のカバーとレッグウォーマーが目玉商品として売り出してあった。日本では、犬用のグッズがペットコーナーに置いてあったりはするけど、馬用グッズがお店のまん中に積み上げられているこたーないだろーなと思った。

スーパーを出ると、店の前に献血車がとまっていた。お兄さんに声をかけられた。するとMr.Pakipakiは「ボクね、パ-キンソン病だから毎日薬を飲んでいるんですよね~」と答えてる。だれかれかまわず病気を公表するMr.Pakipaki・・・ちょっと薬を飲んでいまして、なんて言葉を濁したりしない主義らしい。かっちょいーよ、Mr.Pakipaki!

で、お兄さん、私に献血をすすめる。もちろん、オッケーですよ!初献血 in Germany!でね、もちろんMr.Pakipakiも一緒にいてくれると信じていたら、「じゃあ、ボクは車で待ってるからね~」と一人取り残された!そんな~~

一人でいろいろと説明を聞き、わかったような気になったところで、病歴や健康状態のチェックリストをわたされた。さすがに、辞書無しで独語のチェックリストは苦しいなとビビっていたら、お兄さん、気を利かせて英語版を探してきてくれた。アリガトウ!それから、しばらく並んでお医者さんのいるブースへ。お医者さん、「日本人はあんまり来ないんだよね~。日本ってマラリアとかなかったよねえ?」と笑いながらマニュアル(たぶん)の日本のページをチェック。で、「問題ないですね」と一言。ホっ。というわけで、まずは血圧測定から。測定後、首をかしげるお医者さん。もう一度血圧測定。さらにもう一回血圧測定。そして一言・・・

「残念だけど血圧が低すぎますね。上が100ないとだめなんです。」



ショック、ショック、ショック!!!

献血後の休憩テントからベルギーワッフルのおいしそうな甘い香り。献血が終わったら、あのワッフルを頂こうとひそかに楽しみにしていたのに・・・

で、Mr.Pakipakiの待つ車へ。Mr.Pakipakiいわく「結局、ボクたち二人とも献血は拒否されるみたいだねえ」めっちゃ疎外感!

家に帰ってきたら、キジがそのへんでウロウロしていた。初めて見る光景ってわけじゃないけど、キジは綺麗だから、見れると嬉しい!まー、献血はできんかったけど、キジが見れたのでイイ日だったのかもしれん。。。