タイの学校の新学期が始まってまだ半月。
連日 汗をかくせいで白い制服の襟元は茶色いシミができ始め、
Mちゃんの膝っこぞうは両足ともは痛々しいことになってます。
朝礼前と、お昼休みの数十分時間の許す限り思い切り遊んでいるらしく青あざ&生傷が絶えません。
まだカザブタにもなっていない生々しい傷の上に更に新しい
傷をこさえてきた日には、痛みがこちらにも伝播したような気になりました。
幼稚園では行動範囲をかなり制限されていたため
小中高の広い校舎での"自由な広さ"がたまらないようです。
骨だけは折らんでくれぇと願うばかり。
破傷風の注射 打とうかな…。(念のため)
と、そんな自分の膝っこぞうを見ながら、
「これは…何て言うんだっけ。日本語ではね…えーっと
きぃ…何とかって。あっ! キモイだ!」
できたての擦り傷が膿み始め、じゅくじゅくと
今まで見たこともない白い物が傷を覆い始め
とっても気持ち悪かったようです。
キモイ…。彼女にとっては、進出語彙だな。
日本にいた一ヶ月半で、そんな言葉も覚えたかぁ。
そういえば中1になる従姉妹のお姉ちゃんと
いつも一緒だったので、いち早く
「超ー たのし~!」
「まじ 怖い」
「さむっ!」
「うっま!」
などと"超"や"まじ"をつけたり、
形容詞を短めに言う真似っこしてたっけ。
「キモイ傷を洗ってもらいに学校の保健室に行ってるの」
と、Mちゃんは保健室に入り浸っているらしい。
日本の小学校に入学して一ヶ月は
とにかく保健室での色々…が続いていたことを思い出します。
内科、耳鼻科の校医が訪れ、授業の間に
子供達は順々に検査を受けたそうです。
尿検査もあり。
Mちゃんから
「今日は手足に洗濯バサミを付けて胸んとこに
いっぱい🐙タコさんが吸いついたよ。」
と聞いた時何のこっちゃと思ったけど
"心電図検査" だったんですね。☺
日本の学校も残り数日になった時も
「今日はお尻にシール貼るんだって。」
とギョウ虫検査のテープを持ってきました。
提出できないから、しなくてもいいよと言っても
いんや!どうしても貼ってくれ! 言って聞かず
貼ってくれないなら…シール帳に貼っておくとまでいうので
仕方なく、体験まで…ぺったん。
本人ご満悦。
皆と同じことがしたかったんでしょう。
さて、先日のこと
Mちゃんが日本のA小学校の同じクラスで
仲良しだったUちゃんから お手紙が届きました(^^)
Mちゃんは、A小学校最後の日にUちゃんと担任の先生にお手紙を
書いていたんです。
お返事くるとイイなぁ、
と淡い期待を寄せていたら、
Uちゃんから可愛い写真入りのお手紙が到着!
Mの顔も忘れないように。と
写真をしたため、どどーっと一気にお返事を書いてました。
Uちゃーん、待っててねー!
ちょっと覗いてみたら、所々に
「Uちゃん すき」って、まるで💓ラブレター💓のようです。
Mちゃん
「日本にいるUちゃん、Kちゃんでしょう、(いとこの)Pでしょう、それからバンコクのAちゃん…あぁお手紙書くお友達いっぱいよぉ~!!」
大丈夫です!
そのために可愛い便箋 山ほど買ってきてますよ!
これを機に、しっかり鏡文字直しましょ! by母。
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「キモイ」、いいます、いいます
実は、うちのチビ二人も4月に帰国しまして、変な日本語を沢山仕入れてきました。
「うんてい」っていうんですか?あれにもハマってて、手のひらに血豆を沢山作りました。今では皮が厚くなってカチカチです。タイよりも体を使った遊びが多いのでしょうか、ずい分とワイルドになったような気も?
下の子はMちゃんと同じ歳ですから、人生初の一年生は日本からってことで、ずい分と肩身の狭い?思いをしたことでしょう。
でも、すっかり九州弁が板に着いたようで、「なんしよーと?(何してるの?)」とか、「漢字も覚えないかんとバイ」なんて真顔で言うので、笑っちゃいました。
日本語を話すと、ストレートに感情が伝わってくるので、可愛い~~!と思いますね。
日本のお友達からお手紙も来ましたが、「大好き♡」なんて書いてありますね、昔と違うなぁ~‥(遠い目)
今ではすっかりチェンマイ弁、「ボダ~イカチャ~ゥ」に戻りましたけどね
四月に日本で過ごすのは季節的にも色々感じることが出来て、イイですよね。
学校でも、お兄ちゃんは編入、Mは堂々入学という感覚だったみたいです。
九州弁!~~バイ、~~とっとは、聞いていて和みますネェ。
「うんてい」、「鉄棒」は必ず学校にありますよね。
血豆からカチカチになるまで頑張ったなんてスゴイ!
そのままいたら、すぐに逆上がりとかもできそうな勢いでしたね!
広い校庭で休み時間に遊ぶのが、本当に楽しかったみたいです。
今でも、「日本の学校は校庭が広いし、綺麗だったのに…」(タイは…)
と続けてます。タイ、日本を比較する良い機会となりました。