私感・雑感

平和、平穏。

安全、安心。

でもそれらを脅かすものは許さない。

近況など……

2011年10月16日 | 日記
土曜日は、所属する組合の、大阪全体の大会がありました。

発言者はその多くの方々が、自らの労働争議のことや、勤め先でのパワハラや闘いぶりなどに触れるなか、私は……一昨年と同じく、発達障害のことについて話しました。

発言は1人6分という制限時間でしたが、なぜか3分間で話し終えてしまいました。
一昨年は7分の時間をもらっていたところを延々8分くらい喋っていたと思います。

一昨年と同じ顔ぶれは……ざっと6割前後。
なら、簡単におさらいもしておこうかと思い、2年前に喋った内容もサクッと紹介。
つまりそこでは自らの障害についてカミングアウトし、発達障害に優しい社会は結局のところ誰にでも優しい社会であり、色々と変わったところがあって、人付き合いも苦手な人も多いけど、もう少し理解してほしい、もうちょっと見守ってほしい、そんなことを自分自身の特性にも触れる中で話しました。

また、啓蒙……というか、アドボケイト、つまり結局は行政を突き動かすための壮大な運動が大切なのであって、私自身はその所属する発達障害支援団体で運動を組む気はないけど、組合とかとならあるいは障連協や共作連とかなら手を組んでできるのではないか、とも話したと思います。

そこで、なぜ発達障害のことについて労働組合の大会で発言しようと思ったのか、それは、地域労組という、つまり、ひとりでも入れる労組という特徴から、いわゆる企業内労組、例えば、○ナ○ニックとか、あるいは○永○業、N○○、日本○○みたいな大企業ではなく、どちらかといえば中小零細企業で働く(働いていた)方々が多いということ、またそこで働く方々には転職歴が多い方も他の組合より多いだろうし、となると発達障害の人の割合も、これは私の勝手な推測だけど、企業内労組の組合員よりも多いんじゃなかろうか、と思ったので発言通告を出した、と話しました。

若干苦しいこじつけみたいな感がなくはないのですが、今でもその観点は変わっていません。

で、昨年は、見るべき成果がありませんでした(厳密な意味では違うんだけど、詳細を話す時間がないのではしょった)、と話すと、ちょっとウケました。

2年以上にわたって、少しづつ発達障害についてのことや、自己受容、自己肯定などを深めて行き、今は、発達障害の当事者会などで知り合った大切な仲間たちと、私自身が主宰ではないのですが、当事者グループワークの世話人をしています、と……サラリとグループそのままの宣伝?も勢いでしました。

自分が自分でいい、自分が自分らしく、人間が人間らしく生きていける、そんな社会にしたい、私個人はそう思っています、とも言いました。

グループそのままのチラシも、先着10人さま限り!!なんて言ってアオッて!?みましたが……実際には2枚お渡ししました。

発達障害の有無なんか関係なく、あるいは障害の有無それ自体関係なく、誰でもが人として人らしく生きていける……人に優しく、誰にも優しく……。

アスペルガーとかADHDとか、あるいは知的障害とか身体障害とか、内部障害とか心臓肥大とか循環器不全とか、色々とあっても関係なく、誰でもが生きやすい社会は、きっと誰にもでも何にでも優しい社会だし、それは動物にも植物にも地球にもモノにも優しい社会なんじゃないかな、って思います。

障害のない方々でも生きにくい、要は今、誰でも生きにくい、しんどい思いをしてる……

でも、私が多くの人と仲良くしていこうと思うと、発達障害のない人々が当事者の私たちのどんなところを見てイラッとくるのか、あるいはどこにビックリするのか、そのあたりももっと深めて行きたいと思っています。

とりあえず目前の府知事選・市長選、大事だと思います、とチラッと触れて(笑)発言を終わりました。

例年より早いスタートだったからか、あるいは蒸し暑さのせいか、参加した方々の間には少しづつ疲労の色も見え始め、私が登壇するまでは少しざわざわと若干の私語が聞こえてきたのは現実でしたが、私が発言している間、なぜか会場は波を打ったように静まり返っており、私のほうが少しビビリました(苦笑)。

休憩時間中、あるいはアフターで何人かのかたと発達障害について話したのですが、周囲に発達障害の友だちが沢山いる人や、障害者施設などで働く人にとっては、少しはインパクトがあったかのようなコメントを頂戴しました。

で、WAISという知能検査があるのですが、その検査項目での高いところと低いところの差が大きく、多くの人はその高いところにばかり目が行くので、低いところが見えると、サボっているとか手抜きをしていると勘違いしてしまう、ということに触れるのを失念してしまったのがちょっと残念でしたが……。

その後は、何人もの代議員の方々から、熱い闘いぶりやさまざまな頑張りなどについて貴重な経験を聞かせて頂きました。

ブラックが
闘うことで
ホワイトに

土曜の天候は……生憎の雨模様。

翌日つまり日曜にパソコンの試験があるので、アフターは参加せずに帰ろうかと思ったのですが……結局お付き合いしました。
ま、これも年に1度のことですからね。

珍しいドイツ料理のお店……でした。
みんなでピッチャーのビールを回して、底まで飲みました。

目もとを微笑が走ります。

帰り道……金木犀の花が、風雨に打たれて……地面に沢山落花していました。

木犀の
香り地につく
秋の雨
……あんまり上手じゃないですね。

日曜は、パソコンの試験でした。
多分……駄目でしょう。

途中で上に羽織ったシャツがないのに気付き、慌てて今来た道を歩いて駅まで戻って……
そういえば駅のトイレにも行ったからそこも探して……要は自分の動線を逆行して探したんですが、駅から会場までに行く途中のデッキの手摺りに掛けてありました^^

会場に着いたら汗だくで、ちょっとしんどかったです。

PCも、いつも使い慣れたデスクトップではなく、ノートだったので……ちょっとてこずりました。
でも今回駄目だった理由は、明らかに自分の準備不足。こればっかりはしょうがないですね。

ちなみに、帰り道に天一でお昼にこってり大のネギ大……美味かったです^^