私感・雑感

平和、平穏。

安全、安心。

でもそれらを脅かすものは許さない。

2011年10月13日 | 日記

私の住む地元では、スーパーに先月から新米が並び始めた。

丁度その頃、私は○ープでもらった無洗米を食べていた。

無洗米のコシヒカリ、5㎏で2,580円もするものだから、多分美味しいんだろうな、と期待していた。

実は1人暮らしを始めて間もない頃、1度だけ、近所の激安量販店で買ったことがあったが、その無洗米は……はっきり言って、口に合わなかった。

ま、言っちゃなんだけど、○ープだし、コシヒカリだし、無洗米とはいえ、多分美味いんだろう、と期待をしていたが……ものの見事に、裏切られた。

米の炊き上がるときの、えもいわれぬ良い香りがしないし、食べてみたら、米の旨みがほとんど感じられない。

米の味をダイレクトに感じなくってすむような、シンプルピラフやチキンライスが多くなった。

いつもよりも麺類とか饂飩とかパンを食する機会が……増えた。
とっとと消費して普通の米にシフトすりゃあええものを、なかなか意欲的にその無洗米を食する気が……起きなかった。

さて、ようやっと米びつから無洗米がなくなり、○ープで、普通のコシヒカリの新米が5㎏1,980円とめっちゃリーズナブルな値段だったんで(普段はコシヒカリは2,300円以上する)、迷わず購入。

やっとこせ、研いで洗う米にありつけた、と……喜んでいた。

新米に切り替わったときは、米を研いでいても手触りが違う……と思っていたのだが、なぜか……その、毎年の、新米の重みを手で感じる喜び度合いが少ない。

あ、切り替わる直前に、研がない米を食べていたからか、と勝手に納得。

新米だから水加減をちょっと減らして(2㎜ほど)……
うん、いい香りがしている。
さぞかしちょっと硬めの美味しいご飯がふっくらと炊き上がっているんだろうな、と……思っていた。

さて、期待に胸を躍らせ、炊飯器の蓋を開けてみると……
んん??

思った以上に……おこわ状態。
確かにちょっと硬めのご飯が好きなんだけど……こんなに水減らしたっけ??って感じだ。

味は……おお、米の旨みがある!
だけど、ちょっと食感が……炊きたてにしては……思った以上に硬い。
ま、おそらく水を減らし過ぎたんだろうなあ、ということで……その場は納得。

その次は、減らし過ぎないように、微妙なところ(1㎜ほど)で減らしたが……
それでも尚ご飯が硬い。
研ぐときも、いわゆる新米らしさを手肌に感じる度合いが少ない。

まさか昨年度産の米を新米と間違えたり偽ったりしていることはあるまい。
だいいち白濁米がほとんどないから、まあ、おそらく今年度産だろう。

あるいは私の部屋が乾燥し過ぎていて米が乾いてしまったのかも……??
いや、それでもそこまでは……ないだろう。

……なんてことを、馴染みの酒屋の女将さんと話していた。
実はこの酒屋さん、元々米穀店として出発した店で、その日に精米した米を売っている。
最小1㎏から売ってくれる。

試しに新米の中で最もお手頃な値段のものを売ってもらった。
近江米の、あきのうた、だそうだ。
とはいえ1㎏398円だから、○ープより割高感は拭えない。

その近江米を研いでみた。
お!?ちゃんと新米の手触りがするじゃん。
水加減……合数より、ちょっとだけ(2mmほど)、減らしてみた。

炊き上がって、開けてみると……
え??っていうくらい、真っ白な、綺麗なご飯(@_@)
それでもちょっと……私の予想よりも、ご飯の水分が多くなってしまった(ように見えた)。

なるほど、つきたてだから、まだ米が乾燥していないのか。

……と思っていたが、見た目は確かに水分が多く感じられたのだが、外見ほどは柔いわけではなかった。
寧ろ多くの人が丁度よしと感じる辺りの、硬すぎず、柔らか過ぎず、という感じか。


○ープは、確かついてから1週間~2週間の商品が多かったように思う。

あ、待てよ?
ひょっとしたら……今年は○ープも節電モードで、精米してから倉庫などに保管するときに、温度や湿度の管理条件が整わなかったのかも知れない。

う~ん、お財布に優しい○ープの米にするか、お口に優しいつきたての米にするか、
ちょっと悩むなぁ……。

もうちょっと別のところを節約して、ほんのちょっと高くても美味しいお米、ってのもいいなぁ、って……思い始めている。