私感・雑感

平和、平穏。

安全、安心。

でもそれらを脅かすものは許さない。

自己理解と他者理解……相互理解と将来への可能性①

2011年02月01日 | 日記
1月29日土曜、堀川ひとみさんhttp://hitomi.livedoor.biz/のライブに行った。

まずはじめに、堀川ひとみさん、そしてスタッフの皆さん、お世話になりありがとうございます。
そして、お疲れさまでした。

また、参加者の方々、素敵な時空を共有できたこと、嬉しく思います。

以前何度かこのサイトの日記、記事で取り上げたことがあるから昨年夏以前から読んで下さっている方々は聞き覚えがあるかと思うが……

堀川ひとみさんは、主に神奈川県川崎市や横浜市、東京都内を中心に、ストリートライブなどで活動されている。

また、発達障害の当事者なのは私と同じなんだが、音楽を通じて発達障害の啓蒙活動を日々繰り広げられているのには頭が下がる。

いつもは関東を活動拠点とされているので、関西に来られることはあまりないのだが、去年のG/W明けに同じ当事者仲間で関西オフ会http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/pai31415/diary/201005#17をするというチャンスに恵まれ、参加した。

だから堀川ひとみさんとお会いするのは半年振りか。

実はそのオフ会のとき以来の発達障害の仲間にも会うことができた。

また、夏に某団体を去ってから久々の顔ぶれも……。

開演前、ちょっとビックリしたのはね、なんとマスコミ(NH○)の取材が入っていたこと。
え~聞いてねぇよ~それやったらもうちょっとえ~服着て来るんやったわ~……
って思ったりしたけど、全国ネットでのオンエアではないとの取材班のスタッフさんのコメントにホッとした。

CDというデジタル音源の中でしか聞いたことがなかったけど、本当のひとみさんのボーカルはまた違う。

最初に、聴覚過敏がある人挙手を、って問いかけがあり、あ、発達障害の当事者も多いということも考慮してくれてはるな、って嬉しく思った。

実はここしばらく気分が落ちていたので、ライブに参加しようかどうしようかちょっとだけ悩んでいたのだが、行ってよかった。

最初少しだけ、「聴く」というか、うたとメッセージを受け止めるエネルギーレベルのチューナーの調子が悪く(^^;、不思議なすわり心地だったんだが、それは直ぐにチューニングが合った。

それまでなかなか文章を綴ること自体が重く感じていた私に、日曜、急に何か回線がバチバチバチッと火花を出して(キカイダーの頭みたいなイメージ)ショートして繋がったような気がして、一気呵成に書こうと思った。

そのときに、しーたさんの本http://shop.gakken.co.jp/shop/order/k_ok/bookdisp.asp?code=1340458400から受け止めたメッセージともスコン!とリンクして、何か一気に書けそうな気がしたのだった。

ただ、それを全て展開しようとすると……先述の「一旦棚上げした問題」を棚から下ろさなくっちゃいけなくなるので、さわりだけ……。

えっと……発達障害の当事者であるとか、定型発達者だとか典型発達者だとか……人はその集合を形成する定義づけ、カテゴライズ、あるいはラベリングをしがちだけれども、でもね、もっと大きな括りでいうと、人間としては同じだ、って……思った。

そう、生きている限り、動植物の命を殺め、自らの栄養とするべく摂取し消化しては出し、そして空気を吸ってはいて、水を飲んで水を出し、宇宙と地球と人と人との関わりの中で生きていく……
ときには人を好きになり、ときには人を嫌いになり、またあるときには人と心を通わせ、あるいは体を通わせ、毎日毎日一定の規則と法則ときまりに則って動き、そして眠る。

何万回の眠りを繰り返した後、再び目覚めることのない眠り……寝・無・裏……につく。

このリンクが、それまでの間を生きること、つまり人生というのは、生きるに値するものだと、そう、思い直すことができる、きっかけ……になりそうな気がする。

人の一生というものは、何事もなさざるには長過ぎるが、何事かをなすには短過ぎる、そう……言われてはきたが、正直なところどうなのか私には分からない。

でも、俺自身はもうちょっとは前向きになっても……いいじゃない、って、ね(^^)

……②へ続く