ベクトライズ

様々な出来事について、その過程や流れ、方向性を自分なりに探っていきたいと、ベクトルと「分析」をひっかけた造語です。

寝屋川の事件について

2005年02月20日 23時01分08秒 | 暗い事件について
きっと何も見つからなかったんだと思う。ずっと満たされなかったんじゃないかな?

彼にとって行くべき何かがあっても、彼自身の望むものではなかったのか、それなりの結果が出ていたにもかかわらず、とても強い孤独感と閉塞感と、より良い結果を期待する焦りのようなものを感じる。

彼自身は自分の心理状態を理解できていない。それが問題を悪化させたんだろうけど、
やっぱり「仮面」に近い「別の自分」になりたがったように思えるんだ。

多くのこの年代の子たちが、「別の自分」を演じて生きているように思う。「親の求める自分」「仲間に大切にされる自分」「憧れの誰かに似ていく自分」・・・・。

ありのままにいることは難しいことだけど、演じ続けるのはもっと辛いはずなのに、
そうしなければならないのは、なぜなんだろう?  親たちが教える何かなのだろうか?