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石牟礼さんの見方に触発 水俣病患者支援 「こころの時代 小さきものの声を聞く〜思想史家・渡辺京二の遺言〜 nhkETV230108」

2023年01月15日 09時22分40秒 | 放送
石牟礼さんの見方に触発 水俣病患者支援 「こころの時代 小さきものの声を聞く〜思想史家・渡辺京二の遺言〜 nhkETV230108」

 「(石牟礼さんは)患者の味方。市民の生活 秩序が破壊されていた」「石牟礼さんの描いた世界に(自分は)触発された」。
 旧制熊本五高、法政大学を経て『日本読書新聞』に勤めた渡辺京二氏(1930年生まれ)は、同社を2年で退社して故郷の熊本に帰った。
 『熊本風土記』を刊行、日本近代素描。そのシリーズで生涯31冊の著作を残す。

 石牟礼道子氏には『苦海浄土』が著名ながら、初稿は渡辺京二氏が主宰した『熊本風土記』に原稿「海と空のあいだに」を毎号に掲載する。

 『熊本風土記』について調べてみた。
 ネットには「『苦海浄土』の原型は、渡辺さんが編集していた雑誌「熊本風土記」に一九六五年から翌年にかけて連載され、日本近代文学史上、類を見ない豊かな「語り」の世界が展開されていった。」。
 https://pdmagazine.jp/today-book/book-review-177/ があったけれども。


(番組案内)
庶民の視点から近代を問い続けた思想史家・渡辺京二さん(享年92)。大陸で迎えた敗戦、そして水俣病闘争。波乱の末たどり着いた境地と未来を生きる日本人に残す言葉とは

12月25日に亡くなった渡辺京二さん。生前テレビの取材を受けることは少なかったが、昨年、自身の人生を振り返るロングインタビューに応じた。敗戦の衝撃。転機となった思想家・吉本隆明との出会いや作家・石牟礼道子との交流。そして水俣病闘争。波乱の人生の末、晩年たどり着いたある思想とは。困難な時代を生きる人びとに向けて残した最後のメッセージ。
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