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文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

自身を<大切に><褒める><投資する> 親が変われば、子もかわる=nhkG「あさイチ 不登校」。

2023年08月31日 09時13分01秒 | 放送
 自身を<大切に><褒める><投資する> 親が変われば、子もかわる=nhkG「あさイチ 不登校」。

 値段を厭わずに母親は、高価なカフェラテを一杯。
 「(母親)自分はなにをしたいのか」「そこを否定せずに、自身に<投資する、褒める、大切にする>を実行しています」。
 二学期の冒頭、「(子は)学校に行きたくない!!」。母は考えた。「今まで、自身もしたいこと、しないで封印してきた」「ダメだ、自分らしく生きよう」。

 三学期が始まるころ。子供はポツリと「学校に行きたい」「しかし、今までの学校には行きたくない」。
 この間に、母親自身が気がついたこと。それが「自身もしたいこと、しないで封印してきた」。
 nhkG、230830朝の「あさイチ 不登校」。主題は「不登校の親子に聴いた やってよかったこと&後悔していること」。

 1に自身をたいせつにする、2に自身を褒める、3に自身に投資する。本の整理。自身への投資の後始末。
かたわらに「貴兄の投資は、地域の財産になる」。そう申していただくも。
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<辺境の地>担う電源開発、中枢領域の経済&文化支える 問うことに「電源開発地=植民地」論

2023年08月30日 10時04分53秒 | 記録
 <辺境の地>担う電源開発、中枢領域の経済&文化支える 問うことに「電源開発地=植民地」論

 一つの契機は「2011.3.11」に遡る。東北の山形周辺で声をあげた「電源開発地=植民地」論。
 二つ目はコロナ禍に突入した2020年1月以降、地域メディアに「東北=今も植民地」の論が展開されている。
 そもそも「電源開発地=植民地」は東京電力のエリート社員が、社内に沈流している電源開発地=福島を指し、消費地=首都圏の「上から目線」で発した論だ。

 計画樹立期は「阿寒町史」で調べることとして、阿寒湖から当時は、釧路川を経て太平洋にそそぐ阿寒川流域に、4基の発電所が設けられた。
 発電所から50キロメートルは離れた平地に操業予定の紙パルプ工場と石炭採掘の炭鉱に供給する目的があった。
 北海道の水脈利用は、単一目的で導入される。先行した「木材流送=木材が水面にうかぶ特性を利用し、上流の伐採地から下流の集材地に水の流れを利用し移送する」を中止する契機にも。

 水力発電が主で火力発電が従となる時代。つまり「水主火従」の時から、辺境の地に設置の発電が、人口集積地の経済=石炭&製紙と文化=新聞を支えた。
 1965年前後、その典型は「黒部第四発電所」に象徴される。あれだけの巨額な経費、多くの犠牲、人跡未踏の辺境地に発電所。それは後の観光資源ともなっているが。
 原子力発電。その終息にいたるプロセスを、まったく見通せぬまま、事故犠牲、離郷避難、廃棄物処理。いずれもが<辺境の地>の負担。

 設置主体は、「発電で利益をすいあげ、地域に雇用はつくらない」「原発が地場産業を育てることはない」のが明確になった。
 他方で民俗学者は主張する。「再エネはあくまで、内発的に、地産地消をめざすべきだ」。
 「その土地に吹く風や降りそそぐ太陽、河や森からいただくエネルギーは、地域のあすを創るための糧として生かされ、恵みとなり歓びとなる」。

 「自然再生エネルギー」。そのキャッチコピーのもとに「自然破壊がすすむ」。「電源開発地=植民地」は東北はおろか、北海道にも確実に広がっている。そうではないか。

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高齢者が死んだら、経済はどうなる? 若宮&和田両氏の対談「停滞するニッポンを救うのは、高齢者の新たな力」の先にあるモノ&コト230828

2023年08月29日 09時41分58秒 | 記録
 量販店で買い求める煎茶いつの日にか気がついた。一度、煎ずると、二度目が出ない。
 コンビニで売っている線香。灰になったところで、なんとも申しがたい<臭い>が室内に残る。
 地産地消、薬食同源=安全な食べ物、専門店での購入。いつのまにか、「ぜいたく」「高価な買い物」「必要以上の思い入れ」を感ずるように。

 若者が肉店で聴いた。「家ではいつも、スーパーで購入の肉、専門店の肉は食べることがないが」。
 店主は答えたそうで。「スーパーの肉も立派な肉です、しかしどちらの家庭にもある特別な日=誕生日や結婚記念日などには専門店の肉を」、と。
 いつの間にか品ぞろい。それが「売り手の<売れ筋商品、お手頃価格>品から選ばせられている」。そうはなって、いないか。

 そうした世相に、「世界最高齢プログラマー」の若宮正子さん&精神科医の和田秀樹さん(63歳)の対談。

 https://news.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AF%E8%B1%8A%E4%BD%9C%E8%B2%A7%E4%B9%8F%20%E7%94%9F%E7%94%A3%E3%81%9B%E3%81%9A%E3%81%AB%E6%B6%88%E8%B2%BB%E3%81%99%E3%82%8B%E9%AB%98%E9%BD%A2%E8%80%85%E3%81%8C%E6%95%91%E4%B8%96%E4%B8%BB
 その題名も「日本は豊作貧乏。生産せずに消費する高齢者が救世主になる」。
 ネットで読んで、いまや、日本経済はここまで、<ひどい>ことになったか、と。

 二人はどちらかと申すと<非生産年齢階層>を超える位置に。
 「停滞するニッポンを救うのは、高齢者の新たな力」「慢性的な消費不足、<日本は30年成長しなかった代わり>に、30年物価も上がっていない」
 申すはそのとおりながら、いくつかの<深刻な事態>。そうではないか。コンビニ、吉野家、ユニクロ、ホームセンター、介護給食。

 <売り手>が<消費者を規格化>し、<作り手に量産化&遠距離輸送>を求める構図。
 今や<非生産年齢階層>が、<経済成長=物価UP.>に努める過程で、職業教育・家庭教育・環境教育・宗教教育を<学校教育>にゆだねた。
 結果、「本当の旨さ、本来のおいしさ」を知らず、「外部サービス依存」に傾斜して「消費専門の評論家人生」をあゆみ始めた。

 みんなが雇用者で働き、少ない所得でも安価な外部サービスで<面倒>なことには従事しないで「何を食わされているか、知れない」食生活。
 他方で富裕層は<利益の内部留保>。脱炭素&非製造物主義にも背をむけ、国際的批判。雇用者は低賃金長時間労働を余儀なくされて、AI&ロボットで代替可能、と。

 その高齢者が死んだら、経済はどうなる? 若宮&和田両氏の対談「停滞するニッポンを救うのは、高齢者の新たな力」の先にあるモノ&コト230828
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正面に「丸山」、西に「イクルシペ山」ということなりや 屈斜路プリンスホテル桟橋230809

2023年08月28日 09時29分04秒 | 記録
 正面に「丸山」、西に「イクルシペ山」ということなりや 屈斜路プリンスホテル桟橋230809

 オプタテシケヌプリ 藻琴山―オホーツク海虹別の一本木

 (北海道のアイヌ民族伝説に継承の津波伝承。
 「オプタテシケヌプリ」と題する伝承で、弟子屈クッシャロコタンに住んだ弟子勘二エカシが話者となっている。
 その伝承、つまり採話内容を弟子屈町出身の更科源蔵氏が『北海道伝説集・アイヌ編』(楡書房 1955年)に収めた。
 山田秀三氏は「オプタテシケヌプリ」を、「(国道243号)の正面に出てくる緩い円頂の山(504メートル)」と、解釈した11)。
 その語源を「オプタ・テシケ・ヌプリ(op-ta- teshke-nupuri)」と「槍が・そこで・はねかえった・山の意味か」とした12)。
                   (「北海道における津波に関するアイヌ口碑伝説と記録」(抄) 2022年 釧路市発行)
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地区区分に1980年の記録なるや ニーズ情報社『厚岸町戸別明細図』

2023年08月27日 09時41分50秒 | 記録
 地区区分に1980年の記録なるや ニーズ情報社『厚岸町戸別明細図』

 札幌市中央区にあった会社が発行した住宅明細図。
 上尾幌、尾幌、門静、太田、若松・別寒辺牛・糸魚沢、筑紫恋、床譚(サンズイのタン)、末広の集落を記載。
 タイトル、発行者、取次店の記載はあるも、発行年の記載が見当たらない。
 うち、厚岸町上尾幌地区。

 1)保育所=1978年3月落成が完成地に記載。
 2)教員住宅の在勤者一覧から判断
 3)国有鉄道駅員、保線区勤務者の官舎記載が6戸しか記載がない

 図に記載はないが、この集落には「地区別区割」があった・
 A)曙(あけぼの)
 B)末広(すえひろ)
 C)中央
 D)弥生
 E)緑
 F)新栄
 G)豊栄(とよさか)
 うち、F)新栄区は、昭和40年まで存続していた炭鉱住宅=日東(にっとう)区が閉山で消え、移転者たちで形成された地区割。
 
 以上から判断。1980年当時の戸別明細図なりや。
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政治家は「自分の言葉で話し、専門家の論に耳を貸す<ゆとり>」を 慶応高野球部全国制覇「圧倒的教育の質」230825

2023年08月26日 08時51分10秒 | 記録
 政治家は「自分の言葉で話し、専門家の論に耳を貸す<ゆとり>」を 慶応高野球部全国制覇「圧倒的教育の質」230825

 二つのキーワード。そこに意味を感じて、ページを読んでみることに。
 「圧倒的教育の質」「何事にも本腰を入れて取り組む生徒の姿勢」。
 107年ぶり。第二回大会以来の全国制覇。マンガのようなシナリオ(選抜に敗退の仙台育英をやぶり優勝)。

 『東洋経済新報』がネットで配信、
 「慶應高野球部、髪型だけじゃない「圧倒的教育の質」 何事にも本腰を入れて取り組む生徒の姿勢」の一文。
 230825の配信。主題は次の部分に。

 「(慶應高野球部は)野球だけでなく、何事によらず物事に正対して『本格的に、一生懸命に取り組む』姿勢ができている」
 「そして、彼らは『自分の言葉』で話すことができる」。「そこに感じるのは本当の意味での『ゆとり』だ」。

 北海道東部。地域の未来を案じる<向き>が少なくない。
 1)モノ・コト・サービスを<受ける>側ではなく、頼りにされる<提供者>に回りたい。
 2)「何事によらず物事に正対して『本格的に、一生懸命に取り組む』姿勢」を、日常のなかに構築したい。
 3)「『自分の言葉』で話すことができる」日常と。「本当の意味での『ゆとり』」を、信条に選びたい。

 本邦の政治は<おぼり>に満ちていまいか。政治家は「自分の言葉で話し、専門家の論に耳を貸す<ゆとり>」こそ、不可欠。そうではないか。
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洪水・治水、空襲、こんぶ、港、戦争の傷あと もう一つの小学生用副読本『おはなし くしろ物語』1992.03

2023年08月25日 09時32分11秒 | 記録
 洪水・治水、空襲、こんぶ、港、戦争の傷あと もう一つの小学生用副読本『おはなし くしろ物語』1992.03

 五話を収録。B5判横製本 74ページ。
  「釧路川のあゆみ」
  「語りつごう釧路空襲」
  「こんぶのはま」
  「釧路港のあゆみ」
  「子ども襲った戦争の傷あと―共栄小学校炊事遠足爆発事故―」

北教祖釧路市部社会科サークル編『おはなし くしろ物語』 1992年3月発行
 「はじめにー郷土学習、社会科の力を―」の最後に、「四.地域学習でおさえる視点」。そこで4点を示す。
  (1)社会認識(地域の中に生きる民衆の生活、歴史を具体的に学ぶ)
  (2)主権者認識(民衆の変革をめざすさまざまな運動を明らかにする)
  (3)連帯意識(問題解決のため、ともに学び連帯することの大切さを明らかにする)
  (4)現代的課題(常に民衆は、生活、権利のために闘っていること)。
 以上、四観点をおさえ、地理、歴史、社会分野を総合的に、立体的に教材内容を構成することの重要性を追求していかなければなりません。
 洪水・治水、空襲、こんぶ、港、戦争の傷あと もう一つの小学生用副読本『おはなし くしろ物語』1992.03

  五話を収録。B5判横製本 74ページ。
  「釧路川のあゆみ」
  「語りつごう釧路空襲」
  「こんぶのはま」
  「釧路港のあゆみ」
  「子ども襲った戦争の傷あと―共栄小学校炊事遠足爆発事故―」

北教祖釧路市部社会科サークル編『おはなし くしろ物語』 1992年3月発行
 「はじめにー郷土学習、社会科の力を―」の最後に、「四.地域学習でおさえる視点」。そこで4点を示す。
  (1)社会認識(地域の中に生きる民衆の生活、歴史を具体的に学ぶ)
  (2)主権者認識(民衆の変革をめざすさまざまな運動を明らかにする)
  (3)連帯意識(問題解決のため、ともに学び連帯することの大切さを明らかにする)
  (4)現代的課題(常に民衆は、生活、権利のために闘っていること)。
 以上、四観点をおさえ、地理、歴史、社会分野を総合的に、立体的に教材内容を構成することの重要性を追求していかなければなりません。
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自身の口に入れたくないモノ 売るわけにゆきません 「売り手都合」の流通、モノづくり、国民規格化を懸念230823

2023年08月24日 11時11分30秒 | 記録
  自身の口に入れたくないモノ 売るわけにゆきません 「売り手都合」の流通、モノづくり、国民規格化を懸念230823

  「ここの天ぷらかまぼこ、なかなかイケル」。そう教えてくださったのは上尾幌郵便局の局長さん。
  マチの教育委員長を務め、しばしば役場所在地に通っていた。お連れ合いさんが闘病。家で調理の腕も確かな<器用人>。
  連れ合いも女性団体の産地直送品斡旋で、野呂田商店(厚岸町・湖北地区)の品を手にしているようで。

  所要があって訪問の日。昼食後にも路線変更してこちらのお店に。買い求めた一品に「冷凍かまぼこ」。
  その冷凍商品のなかに織り込まれていた写真のリーフ一葉。
  「お店手づくりの為、保存料を使用していませんので解凍後は早めにお召しあがりください」。

  「おいしく食べていただくために」と口添えで忍ばせてもらったリーフ。
  折畳んだ上に、冷凍品特有の湿気もくわわって、スキャンするにも、掲載は見苦しい、が。
  そこを顧みずに、「ただ獲った魚を売る」だけではなく「付加価値をつけて、活かす」の観点に好感がもてる。違っているや。

  人間が最終消費するシナを。これが食資源異恵まれた北海道の悲願。そうではないか。
  栽培&漁獲→加工→流通、最後は消費者の手に。生産者が最終消費者と接触をもてる関係で生産・流通にのせる。
  増やしたい!!。そうした「提案力&開発能力」。加えて「投資する力」。一葉のリーフレットで考えてみた。
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土に刻む京都・琵琶湖旧跡 ぶぶる7th

2023年08月23日 05時55分47秒 | 催事
 土に刻む京都・琵琶湖旧跡 ぶぶる7th

 1)国指定史跡「春採台地竪穴群」
 2)「包丁塚」碑建立地
  →“琵琶湖疏水”設計の田邉朔郎博士建之「北海道鉄道記念塔」旧跡
 3)久保洋青句碑
 4)ゴマ釣り岬→「えりも岬」&佐野孫右衛門
 5)とんぼ池
 6)春採湖ビジターセンター
 7)上田ボート店跡→湖上搬送炭陸揚げ地
 8)国指定史跡チャランケチャシ跡
 9)西国三十三か所霊場札所→
 10)トーンポロ=陸繋島→太湖会建之「釧路港修築碑」旧跡

 「琵琶湖大橋」「近江大橋」「瀬田大橋」=橋所在の絵葉書、公園計画図に橋梁架設
 トンボ池=余呉湖に比定。「近江塩津=長浜市」 対 「石山」
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「春採地内に公園地を豫定して之を標示せしむる」 釧路区長林田則友発 初代釧路郡長宮本千萬樹宛感謝状230821

2023年08月22日 06時39分53秒 | 記録
「春採地内に公園地を豫定して之を標示せしむる」 釧路区長林田則友発 初代釧路郡長宮本千萬樹宛感謝状230821

『春採公園計画』。そうした題名、自身でまとめた複製資料ファイルを取り出すことができた。
 試算するに30年以上は放置していた綴り。直近で取り組んでいる二、三の用務に役立つ。
  なかに佐々木米太郎氏の手になる『釧路郷土史』の複製部分が出てきた。「第二章 釧路市 第六 沿革」の項があり「感謝状 宮本千萬樹殿」に気がついた。

 40字詰め、12行の感謝状。実に<長文>の部類に達する。
  大正9年7月1日を期して釧路町に北海道区制が敷かれた。初代区長となった林田氏が、同年11月27日付けで発している。

  宮本氏の業績を列挙。なかに到底。現代では許されぬ不穏当な表現、表記の記載がある。
  「眞砂町の市区改正を断行」
  「共同墓地移転」
  「市内に雑居せる旧土人を春採及び雪裡集合移転せしめ土地を給して保護の法を定め」
  「現洲崎町海産干場を整理し」
  「或は根室銀行支店より幣舞橋に至る河岸を官費埋立をなし」
  「此等に依り得たる土地を挙げて釧路村の財産に下付編入せしめたり」

  整然と列挙する。そのうえで、宮本氏の業績を結ぶに近く、以下の項目を記す。
  「就中明治二十年に於て字春採地内に公園地を豫定して之を標示せしむる等、其規模の廣大逆賭するに難からず」。

 史実として語り伝えられながら、語りに示された記録に接する点は、限られてきた。
  そうした領域を紡いでゆく営為。その片鱗を垣間見ることが、できる。記載当時の時代ならでは。<不穏当な表現、表記の記載> が含まれる。
  時代を表現するものとして、そのまま、記載しておくも佐々木氏が記載した当時には、氏が読むことのできた「記録」として記載しておく。
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陸相主張、首相ともなれば 通じなかった内大臣の思惑230814

2023年08月21日 06時42分19秒 | 放送
 陸相主張、首相ともなれば 通じなかった内大臣の思惑230814

日米開戦、三つのシナリオ。
1)欧米の主張を入れて臥薪嘗胆
2)日米開戦を視野に引き続き交渉→中国からの撤兵を陸軍に受諾
3)すでに開戦やむなし。

延々、継続。1941年10月の政府&陸海軍との協議。近衛内閣が総辞職した。
時の内大臣は事後の組閣を東条にゆだねる決意。それが「陸相の主張、首相ともなれば」の期待。
のち天皇はポツリ。「(東条ならば)陸軍を抑えることができる、そういうことではなかったのか」。そう申した、とか。どこか、記憶にあったが。

選 日本人はなぜ戦争へと向かったのか 第4回「開戦・リーダーたちの迷走」 初回放送日: 2023年8月14日。
それを録画で視聴。
陸軍と海軍の、戦況魯海と国際分析。番組は「二・二六事件、東条は統制派に位置し、関東軍憲兵隊長として皇道派排除」とする
その一方、「能吏ながら一国の総理の器ではなかった」は、これまでの通説も紹介。識者は「日本が当面していた諸矛盾を、全部、背負わされた人物」とも。

そこで首相を拝命。東条が直面した三つの選択。自身は「(陸軍の主張を淹れて)3)すでに開戦やむなし」を決断するも。

(以下、番組案内)選 日本人はなぜ戦争へと向かったのか 第4回「開戦・リーダーたちの迷走」 初回放送日: 2023年8月14日
太平洋戦争70年の年に問いかける大型シリーズ。当事者たちの戦後の証言テープからは、驚くべきリーダーたちの実態が見えてきた。戦争に勝ち目がないことを知りつつ、それを言いだせずに、各組織が互いに責任を押しつけ合って、重大案件は先送りとなる。その結果、選択肢がなくなり戦争へと追い込まれてゆくという悲劇。日本のリーダーたちは、国策決定の場で勇気を持った決断を下すことは、ついになかった。(2011年放送)
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仲間との出会い、未知の体験、地域への貢献 シニア大学10期入学式

2023年08月20日 09時59分47秒 | 記録
 仲間との出会い、未知の体験、地域への貢献 シニア大学10期入学式。

 本科生48人、専攻科26名、研究科(聴講生)60名。釧路湿原シニア大学は第10期生を迎えました。
 同時に大学院生26名が本科から進学しています。3期生から8期生のうち引き続き学び続ける聴講生は60名にのぼっています。
 1)仲間との出会い、2)未知の体験、3)地域への理解と貢献。学びつづける項目の中核です。

 9期生の方が卒業にあたり詠歌を二首、寄せてくださいました。
 公開の時に、詠みあげてくださって。
 「釧路にて シニア大学 笑顔あり 歳をとっては 青春時代」

 表記をご当人に確かめに参上。「もう一首、あるわ」。メモさせていただいた。
 「エイやんか シニア大学 二年間 釧路に残す 楽しい日々」。
 関西圏から夏~初秋に本市に滞在。継続のうちに、学費を負担して今や3年目。

 地元の受講者と体験滞在者の方を、積極的につないでくださっている。
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保健衛生費 未病&薬食同源の健康管理+友の会型手づくり食品で20年230818

2023年08月19日 08時16分03秒 | 記録
 保健衛生費 未病&薬食同源の健康管理+友の会型手づくり食品で20年230818

 暦年6か月の保健診療費 2022年全期=52000円+2023年半期=26000円
 多額かどうかは不明ながら、診療に要する相当額を「健康管理」に費やす。
 

 <老い>確実に忍び寄る80歳代夫婦 
 ♀=血圧・高脂血、♂=PSA数値、♀・♂=視力・張力減退
 地産地費+免疫力保持+薬剤師助言&健康管理+友の会型手づくり食品
 →今まで有意味性の価値創出を担うことできたが・・・・。

 ●未病 軽いうちに異常を見つけて病気を予防 日本医師会
 日本医師会 https://www.kagoshima.med.or.jp/people/topic/H17/198.htm

●薬食同源  公益財団法人長寿科学振興財団  https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/koureisha-shokuji/ishoku-dogen.html
 <体によい食材で健康を保てば、特に薬など必要なし>の考え=医食同源

 ●免疫力 http://www.e-shigenoya.jp/honey/immune.html Shigenoya Forum
 体内で発生のガン細胞、体外侵入の細菌&ウイルス等を監視・撃退する自己防衛システム.
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目に見えない背景を見えるようにする nhkBS「プロフェショナル 魚屋 焼津」230818

2023年08月18日 10時51分15秒 | 放送
目に見えない背景を見えるようにする nhkBS「プロフェショナル 魚屋 焼津」230818

「おいしく調理することが重要ではない」「もっとも大事なことは、目に見えない背景を見えるようにする」。
焼津で親以来の魚屋を営む、この道、30年のベテラン。
転機は30歳の時にあった。「料理店主に相談をうけ、それまで信用されたり、信頼されたりの機会がなかった」。

「魚の旨さをそのまま、消費者の舌に」「値段の高い魚が貴重なのではない、これまで注目されず、50円の魚でも、調理方法で一万円の価格がついたら」。
氷は12種類。そのブレンドの仕方で、魚を調理する方法と消費者の口に入る時間を<最適な状態>に仕立てる。
天ぷら店を開業しようとする後輩の店頭で、ジーっと手順を見守る。

「観てると、みな同じ手順ではないか!!」。カツを入れる。
手順が同じということは、料理全体にメリハリがない。そういうことではないか、と。
「素材によって異なる水分の量」「おまえが素材を調理する油温度は、何通りかの工夫がみられる」「しかしワシが魚を冷やす氷の温度は、あんたの10倍以上の段階を設けている」。

番組の結語。
「おいしく調理することが重要ではない」「もっとも大事なことは、目に見えない背景を見えるようにする」ことだ。
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炎が立ちあがる知恵&400年持続の伝統 京都五山・大文字送り火230816

2023年08月17日 09時36分21秒 | 放送
 炎が立ちあがる知恵&400年持続の伝統 京都五山・大文字送り火230816

20:00 「大」    如意ヶ嶽
20:05 「妙」「法」 万灯籠・大黒天山
20:10 「船形」   船山
20:15 「大」    大北山
20:20 「鳥居」   曼荼羅山

乾いた藁、良く乾燥させた松枝に、これまた乾燥の行き届いた粗朶木。
すでに来年度使用分は調達済みながら、再来年使用の素材が準備できていない、と。
6月 火床を設営した地点に保存会メンバーが登山する道の手当て。そこに始まる。

7月登山ルートの草刈り。8月6日 保存会メンバーは資材を所定の地点に搬送。
8月16日朝 保存会によってはいつもの寺院で、「火種」を採取する法要。
保存会ごとに「点火」の手順と作法は独自の手法。共通するは、京都盆地のドエライ猛暑。

今年はBS11で中継があった。BSPの番組案内に放送予定がみたらず、いかがしたものか、と。
しかし、催事の催行を疑うことはなかった。
折しも台風7号で、通過コース内にあること承知でも、「中止」はまったく考慮せず。

それほどの伝統と熱情が、こめられた催事なのだ。北海道人には解しがたい伝統かも、トホホ。

(由来に申す)
=https://www2.city.kyoto.lg.jp/somu/rekishi/fm/nenpyou/htmlsheet/bunka30.html
 「(一説に)戦国時代に盛んに行われた万灯会(まんとうえ)が,次第に山腹に点火され,盂蘭盆会(うらぼんえ)の大規模な精霊送りの火となった」
 「(最古の記録)舟橋秀賢(ふなはしふでかた)の日記『慶長日件録』(けいちょうにっけんろく)慶長8(1603)年7月16日の条に見られる「晩に及び冷泉亭に行く,山々灯を焼く,見物に東河原に出でおわんぬ」という記載」
 「(具体的な名称があらわれる比較的早い例)寛文2(1662)年に刊行された中川喜雲(きうん)の『案内者』(あんないしゃ)で,ここには「妙・法」「船形」「大文字」の記載が見られます」。
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