pacific0035'写真BBS

文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

ティーポット

2012年03月30日 06時20分50秒 | Weblog
 ティーポット。最近、そろえた。コーヒーの湯をそそぐのに、やはり道具。

 揃えようと、考えていた。
 大型店で値段をみたら1280円。「良いではないか」。手にとって、レジへ。
 請求が1980円といわれて、ビックリ。「やむをえないか」。別な値札をみていた。

 薬缶で湯をわかし、容器をあたため、ティポットにそそいで器材を過熱。新しい湯をポットにそそぎ、あらためてコーヒーを落とす。

 やはり、道具。されど道具。コーヒーも丁寧に落ちる。

 今朝は5時半に目ざめ。
 仕事があった。その前に今朝のコーヒーはキリマン、順番のCDはベートーベン曲『運命』。
 出だし好調とほほ笑むも、送ったはずのデータは2本のうち一本だけ。仕事にならず。

 がっかり。送りなおしてもらうメッセージ。幸い、『運命』の分かれ道というほどの、ことでもないが。
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夢 空襲

2012年03月29日 05時22分42秒 | Weblog
 目覚める寸前、いまの時代のマチなかで、「空襲がある」という。

 河あり、鉄道あり、道路あり。どこが安全か?。去る「釧路空襲」時の被災場所を思いめぐらしながら避難準備。あたまのなかでシュミレーションをしていた、が。

 目覚めた。外は暗い。起きだして時計。午前4時、すこし前。「起きるか!!」。昨夜は23時前に寝たと言うのに、今朝は早起き。
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佐々木閑著『ブッダ 真理のことば』

2012年03月28日 08時21分45秒 | Weblog
佐々木閑著『ブッダ 真理のことば』 インド・中国と伝来し多様化した仏教のなか、原始経典を「釈迦の仏教」(7p)と位置づけ、その本質を考え、「真理のことば」を読むことは「非情に意味のあること」とする。

 4話で構成する講座。「一切皆苦」、「諸行無常」、「諸法無我」、「涅槃寂静」を解説。折々示す、比喩引例が意味深。

 「刹那」の解説に映画のフィルム映写。光を透過させるヒトコマを刹那。これから、映る予定のコマは未来、すでに映写されたコマが過去。
 「無明」を「この世で起こっているものごとを正しくとらえる力がない」(42p)、「諸行無常」を理解していないことだと説明(54p)。

 「釈迦の仏教」と科学は、「超越存在を認めず、世界を原因と結果の機械論的因果則でとらえようとする視点で共通」とする。
 仏教はその因果則を精神内部の向上に利用、科学は外界の法則を探究するのに使うという違いはあるが」と(46p)。

 「100分で名著」のNHK番組テキスト。たまたま放送では、苦に二種ある旨の説明があったかと、思う。自分でつくる苦、関係なくせまりくる生老病死で「感ずる苦」。話は一過性のウロオボエながら。(日本放送出版協会 2012年)
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五輪 ハイビスカス

2012年03月27日 08時07分04秒 | Weblog
 26日。朝のハイビスカス。それぞれは小ぶりながら五輪開花。

 正月以来、欠かさず咲いてくれる。連続、100日。まだ、続く。

 室内での管理。水を折々、さすくらいながら。けなげに咲く。

 朝、起きがけに確認して楽しむ。写真を添えておく。
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米町ヒストリート

2012年03月26日 08時20分35秒 | Weblog
Category : 地域
 マチなかで、「釧路歴史ガイドマップ」をつくりたいという動きが立ち上がっている。

 昨秋から相談が寄せられていたけれども、活動予定が示されて、「釧路の歴史講座の開催」、「釧路の歴史の勉強会」、「釧路歴史ガイドマップ」、「DVD等の作成」、「昔の生活文化の体験」、「料理教室」、「昔の着物で仮想パーティ」などなど。
 計画が練り上げられている、ようだ。

 HPを立ち上げてみようかと、考えている。
 題して「米町(よねまち)ヒストリート」。米町は、この事業を考えている人たちの居住区域で、このマチの門前町を形成している。

 ヒシトリートは、市の都市計画部門の職員が考えついた。「歴史=ヒストリー」、「物語り=ストリート」、「街路=ストリート」の造語。

 これで、マチなかの人がまとめあげた情報の開示と定型化をめざしてあげたらどうか?。そんなことを考えている。
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芳賀啓著『地図・場所・記憶―地域資料としての地図をめぐってー』

2012年03月25日 08時58分06秒 | Weblog
 芳賀啓著『地図・場所・記憶―地域資料としての地図をめぐってー』。既存の地図。そこに情報をくわえて図の意味を明確にする作業を経て出版。本書はそうしたライフワークを事としている方の、図書館など資料保存機関職員を対象にした講演録と、受け止めた。

 島崎藤村『夜明け前』に登場する地名をすべてカードにして下図をつくり製図したところ、「(作品を三回も読むと)作者の地理的描写の矛盾も見えてきます」(4p)ということになるらしい。

 2007年8月に施行された「地理的空間情報活用推進基本法」の施行によって、紙製地図の役割がデジタルに切り替えられた結果、「不安定であり、固定されず、どのような変更も可能で、また一挙に消去できる」とする(19p).
それだけでも困るが、「過去は刻々消去される」(21p)とも指摘する。

 歴史学の立場で法令集が追録で利用されることになって、最新の法令に依拠するときは良いが、「あの時点に適用されていた法令内容」という経過を跡付けようとするとき、証明不能となっている。
 地名記録をつくろうとするとき地形図の役割は重要ながら、経過を記録することができなくなるという、重大な欠陥を生ずる。

 著者は言う。「あと何世紀かの後の考古学者が、二一世紀の日本列島を、江戸時代にはるかに劣る広大な無地図あるいは無記録の荒野のように解釈しないとは、誰も断言できないのです」(22p)。

 紙媒体の情報保存。「既刊図は希少化するのですから。図書館では今のうちに該当地域の一万分の一地形図を揃えておいたほうがよいと思います」(44p)とする。(多摩デポブックレット 3 2010年)
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石井妙子著「現代の家系」 第7回

2012年03月25日 06時32分00秒 | Weblog
 24日。ほとんど、横になっていました。さすがに疲労。

 で、石井妙子著「現代の家系」 第7回。『文藝春秋』 2012年4月号に掲載の記載。
 このシリーズも7話目ということらしいが、記憶に残るは堤兄弟くらいか。

 岩手県水沢と小澤一郎。つながりがよくわかった。それだけにこの一年、小澤さんには政治家として、東北復興に獅子奮迅の活躍をしてほしかった。

 ほかに、芳賀啓著『地図・場所・記憶―地域資料としての地図をめぐって』 (多摩デポブックレット 3) 。
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標津羊羹

2012年03月24日 15時11分20秒 | Weblog
 ここのところ日本茶のうけには、標津羊羹。

 自ら購入調達、前後して他所からも頂戴。急速に人気が、評価が高まっている感。

 標津といえば北海道の東部。指さきに国後島が見える。
 「国後おろしの寒風で、練り上げて鍛えています」などとは申されていないが、なかなか硬練りに仕上がっている。

 この標津のマチ。
 ほかに「福住」という蕎麦処がある。小さなマチのなかなかの名物。
 
 標津羊羹。昔は「長谷川菓子鋪」と言っていたとおもうが最近、「標津羊羹本舗」に。
 ブランド化に自信をもった、か。
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日だまり 休日

2012年03月21日 06時58分55秒 | Weblog
 日だまり。休日、家にとじこもりがちで、暫く陽の目にあたっていなかったし、歩行不足。

 コーヒーなどの買い置きもなくなって久しい。そのまま。
 なければ、「さ^たいへん」などとは考えずに、そこは、間をおき、いつもの定番の店へ。
 「売ってる人の素性を問わずして、モノなど買えるか」と、決めているわけではないが、そこは「いつもの、店へ」。日本茶を出してくれる。

 途中、2軒の店に寄って商品価格の比較。結局、買うものはなしで。
 コーヒー、彼岸の供え用菓子を銘菓店から。それに若干の惣菜。

 行きは南の追い風、帰路は向かい風ながら、終始、太陽の微笑あり。3月20日。
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長幸男著『昭和恐慌』

2012年03月20日 16時39分54秒 | Weblog
 長幸男著『昭和恐慌』。冒頭は、小沼正が暴徒となって井上準之助を暗殺するところから、始まる。

 なぜ、そうなのかは昭和恐慌の広がりのなかに、井上準之助が「金輸出解禁」の施策とともに、実はキーマンであったことを示している。

 「金解禁」。この用語は歴史の教科書に登場するが、実は理解の難しい教科書内での位置づけであったとの、思いがある。大正6年に我が国政府が選んだ「金輸出禁止」のことがあまり説明されずに、いきなり浜口内閣が昭和5年1月に金解禁したとあるもので、「それって、どんなこと?」の思いを抱いてきたが。

 本書でそこのところの説明があるのだが、前半はさまざまな経済論説が引用されるため、なかなか難読である。

 ようやく半ばをすぎて、政友会の支持基盤=本州の地主勢力、英米にはるかに遅れて金輸出解禁が実行できない本邦政府、多額の借款処理期限が迫っているのに貨幣の新旧移管をするには浜口政権が少数与党であるため平価切り替えの法改正ができない事情。

 さらには、農業恐慌がしだいに緒についてほどない工業社会に影響を及ぼしてゆく図式。少しずつ、目の前のウロコが取り除かれてゆく、思い。

 昭和49年版。早くから読みたいと買い求めながら、なかなか開くことができなかった。時代の趨勢が難解な書を、読ませてくれているのかも知れない。
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天皇 神秘性と権威

2012年03月20日 06時59分17秒 | Weblog
 天皇 神秘性と権威。天武天皇の時代に確立と「さかのぼり 日本史」。

 「大王(おおきみ)」は「天皇」の呼称に転じ、この時点で神武にまでさかのぼって「天皇」。天皇は「天の王」にして北極星を天の中心とみる世界観。中国にある「天子南面」の思想が内裏形成にも影響を与える。

 代替わりごとに営まれる「大嘗祭」。天武天皇代にさかのぼると、する。天皇の神秘性を体現する神事。他方で天皇は内裏から、国政の執務所に出て天皇は階上、臣下は地に伏す上下関係。

 不破の関は「関ヶ原」。天子は南面、阿弥陀如来は西方浄土を背に東面ということ?。
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曽村保信著『地政学入門―外交戦略の政治学』

2012年03月19日 21時23分34秒 | Weblog
曽村保信著『地政学入門―外交戦略の政治学』。この領域、政治地理学というべきか、マクロにみた世界史像というべきか。

 本書では、地政学の成立史とその学問形成の背景を対談風に述べる。

 イギリスの生んだマッキンガーが、「シーパワー」と「ランドパワー」の見方をしめす。海洋国と大陸国、情報収集で広範にして進歩的な海洋国、ドイツ・ロシアなど海上交通で国際的なひろがりよりも伝統的・権威的な大陸派の対比をこころみる。

 ドイツのうんだハウスフォーヘン。第一次大戦前後の時期に、東アジア、とりわけ日本の国勢に着目。「理想化」しすぎたとの地域観ながら、のちに枢軸国の一員となる伏流水を読み解く感がある。

 ロシアの地政学と言うのもある。現代、地政学は地域振興のキーワードの感があるが、ここで論じられているのは第二次大戦に至る連合国、枢軸国体制の枠組みせつめいということ、か。

 このように読んできたとき、世界の火薬庫というか、世界のオイルマネーがあつまるとして注目をあつめる中近東への視座がないのは、少し残念ということにもなる、が。しかし、それはあまりに直近の地政学を求めすぎるということになるのであろうか。
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英語教育番組

2012年03月19日 06時48分38秒 | Weblog
 早朝の目ざめ、ETVで英語教育番組を視聴することがある。

 寝ながらであるから身に付かないということだけではなく。そもそもが理解できる単語数に加えリスニング能力が低いから難解。
 テキストを買ってみたこともあるが、なかなか身に付かない。

 気がついたことがある。録画しておいて、「何度でも視聴」。どうも、これが効果ありそう。
 
 子供のころ、短波放送で聞いたこともあるが基礎ができていなかったため、「放送が早くおわらないか」とばかり考えていた。
 
 今流、DVDに録画して、何度もなんども視聴をくりかえす。この間に、何度も辞書をひく。音に耳がなれるであろうに。
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五十回忌 祖母

2012年03月18日 19時20分26秒 | Weblog
 父方の祖母の五十回忌。3月22日の祥当を前に妹弟が習合した。

 祖母は1890年、越後国の生まれ。1908年かに北海道へ嫁ぎ、連れあいの死、残された子の養育、長男の死、自宅の火災とあいついだ。

 日中戦争で、三男・四男・五男が応召したが、それぞれ帰還。太平洋戦争から戦後のモノ不足時代をしのいだ。

 学校で裁縫を教えることもあって、同僚となった師範学校出の有識教員のことを、よく覚えていた。地域に人望のあった教員像を話して聞かせて、「勉強が大事」ということであったと、思う。

 祖母の仏事に雪がつきもの。葬儀年回と雪に見舞われてきた。五十回忌を営むと申してきて、空を案じたが、おだやかな春の陽気であった。
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ヒヒ ヒト

2012年03月18日 06時59分05秒 | Weblog
 ヒヒ ヒト。「地球ドラマチック」の一番組。土曜日の夜、横になって眺めていた、が。前夜は眠りが浅く、会議と打ち合わせで帰宅してからは、早々に寝込んで。

 「 ヒヒのギャングがやってきた!、南アフリカ テーブルマウンテン」。地名はコーヒー銘柄から連想。観光地にあらわれるというより、ヒシが観光資源に。

 辺境でクマが冷蔵庫をあけてビールを飲むなどということがあるが、類人猿のなかまは、その上をゆく。

 空砲一発。監視員の最大のツール。ヒトの食事の旨味を記憶したヒシに、ヒトが手をやき自動車にも侵入されていた。

 ヒトと野生の共生を考える時間になったが、睡魔ものその、最後まで眺めた。幸いにもブルーマウンテン=ジャマイカ国に産するコーヒー種。キチンと記憶出来た、そう思う。

 番組の紹介:「南アフリカ・テーブルマウンテン周辺はチャクマヒヒが生息地。そのうち一部が「ギャング団」として街にやってくるようになった!いたずらヒヒと街の攻防、保護活動に密着」。
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