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満島ひかりの女優力について、其の伍拾祿『いやむしろわすれて草』

2014-01-19 20:24:31 | 満島ひかりのむきだしでも、生きてゆく3D

昨年5月、彼女の主演舞台
(「鎌塚氏、~」は主演は三宅弘城で彼女はヒロイン扱い、「100ねこ」はW主演とはいえ森山未來のが先に名前がくる)
そう! 純然たる、
満島ひかり主演舞台芝居!!

ただ、東京・青山円形劇場オンリーで地方公演ナシなんで、新幹線すっとばして東京まで初日を観に(帰りは夜行バス)

この戯曲『いやむしろわすれて草』は今をときめく演劇作家・演出家:前田司郎の代表作とされていて、彼が主宰する劇団「五反田団」で何回も再演されてる名作(らしい)
基本的には小劇団の芝居をメジャーな役者で再演リメイクという企画(演出自体は前田司郎なんでセルフリメイクか)
前田版「若草物語」とも言える四姉妹の物語
長女:菊地亜希子
次女:伊藤あゆみ
三女:満島ひかり
四女:福田麻由子

青山円形劇場はその名とおり、真ん中に舞台があり360度観客が囲んでると特殊な劇場
小さなスペース・客席の後ろまで目一杯使った演出
三女は病弱で基本ベッドにいる
主演の満島ひかりだけが舞台上のベッド上にでずっぱりで、家族は出たり入ったりする
場面転換はないのに時間軸は行ったり来たりする(時間軸前後するのは前田作品の特徴)
ラスト近く彼女がベッドから立ち上がり、かなり長い時間無言で立ち尽くすのが芝居の肝というかハイライト
早口の長セリフよりも、こんな「間の妙」を感じるほうが凄いのかも……
可笑しくも哀しい、前田節全開


この芝居を幸運にも(ちゃんと努力したんだけどね)またまた最前列で観ることが出来た♪

この舞台ビデオシューティングしてないのかなあ
もう一度観てみたい

別に彼女じゃない再演でもみたいかも


ただ、その場限りだからこそ
記録ではなく記憶に残すライブ
それこそが舞台芝居の魅力かも知れないのだけど


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